
マウスコンピューターさんから「NEXTGEAR JG-A7G60」の実機をお借りしたのでレビューをしていきます。
「NEXTGEAR JG-A7G60」は、CPUに「Ryzen 7 7700」or「Ryzen 7 5700X」を搭載し、ゲームで重要なグラフィックスボードにはNVIDIAの「RTX 5060(8GB)」を搭載したゲーミングPCです。
グラフィックボードにRTX 5060が搭載しているので最新ゲームを快適に楽しみたい方におすすめのゲーミングPCです。
NEXTGEAR JG-A7G60のスペック

| スペック | |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
| グラフィック | RTX 5060(8GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
NEXTGEAR JG-A7G60は、2026年3月時点では複数モデルがあります。主な違いはCPUです。「Ryzen 7 7700」「Ryzen 7 5700X」搭載モデルがあります。
今回お借りしたモデルは「Ryzen 7 5700X」搭載モデルになります。
NEXTGEARとは?

- 価格を抑えたブランド
- AMD CPUのみ採用(執筆時点)
NEXTGEAR(ネクストギア)ブランドは、マウスコンピューター「G TUNE」とは別のブランドになります。
初心者の方のはじめてのゲーミングPCや、コストパフォーマンスを求める方におすすめのブランドになります。
外観デザイン


PCケースはNEXTGEAR専用ミニタワーケースです。左側面は標準で強化ガラス仕様。今回お借りしたモデルのカラーはホワイト色になります。
フロントパネルはX字(クロス)をモチーフにした独自デザイン。新筐体では左右上下にマゼンタカラーを取り入れ、従来よりもスポーティでダイナミックな印象を強めています。
全モデルに強化ガラス製のサイドパネルを標準搭載しており、LEDライティングが美しく映えます。カラー変更もワンタッチで行えるため、気分に合わせた演出が可能です。


天板インターフェース部は電源ボタン、LEDボタン、USB×2、ヘッドセット端子、Type-Cが配置されています。
LEDボタンは長押しするとオフにする事も可能です。光らせたくない人にもおすすめのモデルです。


背面の映像出力端子は「HDMI端子、DisplayPort端子x2」となっています。複数のモニターを繋ぐ用途でも活用出来ます。背面にType-C端子が装備されているのも良い点です。
内観


左側面のパネルを開けると内部にアクセスできます。ケース全体のファン搭載数が多い点がNEXTGEARの筐体の特徴です。 冷却性能は高い機構です。
右側面のパネルを開けると電源ユニットとストレージベイにアクセスできます。 ストレージはSSDを最大2基まで搭載可能ですが、HDDには対応していません。 PCケースの特徴を以下にまとめました。
- ミニタワー型なのでコンパクト
- 天板と底面にダストフィルターが付いている
- LED&強化ガラス標準装備
- ファンの搭載可能数が多い
- 強化ガラスの開閉はネジを開ける必要がある
ゲーム性能
ベンチマークソフトを使用してゲームのパフォーマンスをチェックしました。
3DMARK
Steel Nomad

TimeSpy

3DMARKのSteel NomadとTimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークソフトです。
RTX 5060の立ち位置をまずサクッと把握しておきましょう。前世代のRTX 4060と比較して約25%程度性能が高いです。性能的にはRTX 3070やRTX 4060 Tiに匹敵する性能です。
最新ゲームをフルHD解像度で楽しみたい方におすすめのグラフィクスボードです。
ファイナルファンタジー15

| 解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 高 | 5872 / 58 fps【やや快適】 |
| WQHD 2560×1440 | 高 | 9987 / 99 fps【とても快適】 |
| フルHD 1920×1080 | 高 | 13794 / 137 fps【非常に快適】 |
ファイナルファンタジー15は、スコアの評価としては6,000スコアで「快適」、12,000スコアで「非常に快適」になります。
フルHD解像度、WQHD解像度の最高設定で6,000スコアを超えて「快適評価」以上が出ています。
FF14 黄金のレガシー

| 解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高 | 10321 / 68 fps【快適】 |
| WQHD 2560×1440 | 最高 | 12984 / 92 fps【とても快適】 |
| フルHD 1920×1080 | 最高 | 17647 / 127 fps【非常に快適】 |
ファイナルファンタジー14 黄金のレガシーは、15,000スコアで「非常に快適」評価となります。
フルHDでは15,000超のスコアを記録し、「非常に快適」評価となっています。WQHDでも「とても快適」評価を維持しており、高画質設定で安定したプレイが可能です。
ストリートファイター6

| 解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高 | 100 / 59 fps【快適】 |
| WQHD 2560×1440 | 最高 | 100 / 59 fps【快適】 |
| フルHD 1920×1080 | 最高 | 100 / 59 fps【快適】 |
ストリートファイター6の公式ベンチマークでは「90〜100」のスコアを記録し、いずれも「快適」評価となりました。
最高設定でもフルHDおよびWQHD解像度では安定した動作が可能です。対戦プレイに求められる安定性は十分確保できる性能と言えます。
Apex Legends

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高 | 90 fps |
| 最低 | 147 fps | |
| WQHD 2560×1440 | 最高 | 157 fps |
| 最低 | 247 fps | |
| フルHD 1920×1080 | 最高 | 201 fps |
| 最低 | 284 fps |
Apex Legendsでは、フルHD最高画質で平均200fps前後を記録しました。画質を下げた場合は240fps超も狙えるため、高リフレッシュレート環境にも十分対応できます。
Cities: Skylines II

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 高 | 24 fps |
| WQHD 2560×1440 | 高 | 37 fps |
| フルHD 1920×1080 | 高 | 39 fps |
Cities: Skylines IIは非常に負荷の高いシミュレーションゲームですが、フルHD環境では平均30fps以上を確保しています。
サイバーパンク2077

| 解像度 | 設定 | FPS / FSR生成 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | レイトレ:オーバードライブ | 0 fps / 10 fps |
| WQHD 2560×1440 | レイトレ:オーバードライブ | 6 fps / 23 fps |
| フルHD 1920×1080 | レイトレ:オーバードライブ | 23 fps / 142 fps |
サイバーパンク2077のレイトレーシング:オーバードライブ設定は極めて重いです。しかし、最新のRTX 50シリーズ搭載モデルなので、NVIDIA DLSS 4(マルチフレーム生成)対応でフレームレートを向上させる事が可能。
フルHDに関してはマルチフレーム生成適用で140fpsという結果でした。最新ドライバーの595.79だと数値が伸びないため、581.57ドライバーを使用しています。ただ、後述するバイオハザードレクイエムなど最新タイトルでは最新ドライバーが必須なので、その辺りはご注意下さい。
バイオハザードレクイエム

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | パストレーシング最高画質 | – |
| レイトレ高画質 | – | |
| WQHD 2560×1440 | パストレーシング最高画質 | – |
| レイトレ高画質 | 85 fps | |
| フルHD 1920×1080 | パストレーシング最高画質 | 14 fps |
| レイトレ高画質 | 148 fps |
近年のバイオハザードシリーズは最高画質のVRAM消費が大きいです。過去作でもVRAMが少ないと計測が出来ない、もしくは著しくパフォーマンスが低下していました。
今作もVRAM容量が求められるタイトルなので、最高画質を狙いたい方はVRAM 12GB以上のグラフィックスボードをおすすめします。
一方でパストレーシングやレイトレーシングを切ってプレイするなら十分なパフォーマンスが出ています。最高画質を求めるかどうかでグラボ選びも変わってきます。
ゲーム性能まとめ
| 解像度 | 評価 |
|---|---|
| 4K解像度 | |
| WQHD解像度 | |
| フルHD解像度 |
「NEXTGEAR JG-A7G60」のゲーム性能は、最新ゲームを中画質~高画質で快適に楽しめる性能を持っています。
最新ゲームではVRAM要件として8GBを超えるタイトルもあるため、最高画質で快適に楽しみたい方にはVRAM 16GBを搭載したRTX 5060 Ti以上をおすすめします。
一方で、画質設定を適切に調整すれば最新タイトルでも十分快適に遊べるため、コストを抑えたい場合はRTX 5060は魅力的な選択肢です。
- ★★★★★:非常に快適にプレイ可能
- ★★★★☆:快適にプレイ可能
- ★★★☆☆:普通にプレイ可能
- ★★☆☆☆:プレイはやや厳しい
- ★☆☆☆☆:プレイ困難
CPU性能
CPU性能をチェックしました。NEXTGEAR JG-A7G60ではRyzen 7 7700とRyzen 7 5700Xの2つが選択可能なので、どちらもレビューしているので性能を比較していきます。
Ryzen 7 7700はZen 4世代の8コア16スレッドCPUで、前世代のRyzen 7 5700Xより性能が向上しています。ゲームではフレームレートの安定性が高く、最低fpsの改善にもつながりやすい点が特徴です。
一方、Ryzen 7 5700Xも同じく8コア16スレッド構成で、フルHDゲーミング用途であれば十分な性能を発揮します。コストを抑えたい場合は5700Xが有力な選択肢ですが、将来性や長期的な使用を重視するなら7700の方が適しています。
CINEBENCH


「CINEBENCH 2024」はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。
過去のレビューした製品の数値比較です。Ryzen 7 7700のマルチコアスコアは「1032pts」を記録。Ryzen 7 5700Xと比較すると、高いスコアとなっており、世代差によるマルチスレッド性能の向上が確認できます。
シングルコア性能も向上しており、ゲーム時のフレーム安定性や最低fpsの改善につながります。
ストレージの速度

ゲームではSSDにインストールするとロード時間が短縮される効果や、カクつきを抑える効果が見込めます。
「NEXTGEAR JG-A7G60」には1TBのNVMe SSDが搭載されていました。 パソコンの動作がサクサクで、ゲームでもストレスフリーです。
消費電力
| アイドル時 | 高負荷時 |
|---|---|
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消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。高負荷時は3DMARKのFireStrikeを開始した序盤の消費電力の計測です。数値の変動があるので参考程度に見てみて下さい。
温度

室温24℃環境での計測になります。計測ソフトは「HWMonitor」を用いて、アイドル時と3DMARKのFireStrikeおよびCINEBENCH 2024およびCINEBENCH 2026を実行した際の最大温度になります。
極めて冷却性能が高く、高負荷時でも安定した動作が期待できます。
静音性
| アイドル時 | 3DMARK |
|---|---|
| 43.7 db | 45.1 db |
アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に見てみて下さい。
FireStrike実行時の中で最も動作音の大きい数値です。環境の下限は40db前後です。
NEXTGEAR JG-A7G60のレビューまとめ

- フルHDで快適なゲーム性能
- コスパは良好
- 冷却&静音性能が優秀
- 標準3年保証×365日電話サポート
- VRAM 8GB
「NEXTGEAR JG-A7G60」は、フルHDで快適にゲームを楽しみたい方にとって、コスパに優れた一台です。 冷却性能・静音性も高く、普段使いから中〜高画質のゲーミングまで幅広く対応できます。
一方で、VRAM 8GBは今後のタイトルを考えると気になるポイントです。 最高画質やレイトレを重視する方は、 VRAM 16GB搭載のRTX 5060 TiやRTX 5070搭載モデルを検討してください。
「画質設定を調整しながらコスパよくゲームを楽しみたい」 そんな方にはおすすめできるモデルです。






