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ゲーミングPCの電気代は高い?実測データで月いくらか解説【2026年版】

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ゲーミングPCの電気代は高い?実測データで月いくらか解説【2026年版】

ゲーミングPCの電気代って、実際どのくらいかかるのか気になる方は多いと思います。

ネットで調べると「電源ユニットが750Wだから、750W × 31円で……」といった計算をよく見かけますが、実はこの計算は現実とかなりズレています。電源容量と実際の消費電力はまったくの別物です。

当サイトでは300台以上のゲーミングPCを実機レビューし、ワットチェッカーで消費電力を計測しています。この記事では、その実測データをもとにゲーミングPCの電気代をリアルな数字で解説します。

目次

ゲーミングPCの電気代、実際は月いくら?【結論から】

先に結論をまとめます。

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クラスGPU例ゲーム中の実測消費電力1日4時間の月額電気代
エントリーRTX 5050 / RTX 4060150〜200W前後約560〜740円
ミドルRTX 5060 / RTX 5060 Ti200〜280W前後約740〜1,040円
ミドルハイRTX 5070 / RTX 5070 Ti280〜350W前後約1,040〜1,300円
ハイエンドRTX 5080350〜400W前後約1,300〜1,490円

※電力料金単価31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」)で計算。モニターは含まず。

ポイントは「電源ユニットの容量=消費電力ではない」ということです。750Wの電源を積んでいても、ゲーム中に実際に使う電力はその半分以下というケースがほとんどです。

ゲーミングPCの電気代は「高い」というイメージが先行しがちですが、実測ベースでみると月500〜1,500円程度に収まることが多く、想像より安いと感じる方が大半ではないでしょうか。

電気代の計算方法をわかりやすく解説

計算式はシンプル

ゲーミングPCの電気代は、以下の式で計算できます。

消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電力料金単価(円/kWh) = 電気代

たとえば消費電力250W(0.25kW)のPCを1日4時間使う場合は、0.25 × 4 × 31 = 31円/日。月に換算すると31 × 30 = 月930円になります。

電源ユニットの容量と実際の消費電力は違う

ここが最も誤解されやすいポイントです。

電源ユニットの「750W」「850W」という数字は、そのPCが供給できる電力の最大値です。常に750Wを消費しているわけではありません。

実際にワットチェッカーで計測すると、ゲーム中でもシステム全体の消費電力は電源容量の30〜50%程度に収まるケースが大半です。

当サイトのレビューでは、ワットチェッカーを使い、アイドル時とベンチマーク時の高負荷環境で消費電力を計測しています。各レビュー記事に実測値を掲載しているので、気になるモデルがあれば個別にチェックしてみてください。

ゲーミングPC実機レビュー一覧

【実測】GPU別の消費電力と電気代一覧

当サイトのレビュー記事から、GPU別のゲーム中の消費電力(システム全体)と、それをもとに算出した電気代の目安をまとめました。

RTX 50シリーズ(デスクトップ)

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GPUレビュー機アイドル時ゲーム中月額(1日4h)
RTX 5060NEXTGEAR JG-A7G60約40W~70W約180W~220W約670円〜820円
RTX 5060 TiNEXTGEAR JG-A7G6T約50W~80W約220W~226W約820円〜840円
RTX 5070NEXTGEAR JG-A7G70約60W~90W約300W~340W約1,120円〜1,265円
RTX 5070 TiNEXTGEAR HD-A7G7T約60W~90W約300W~340W約1,120円〜1,265円
RTX 5080G TUNE FG-A7G80約100W~130W約320〜370W約1,190円〜1,380円

※高負荷時は3DMARKのFireStrikeを開始した序盤の消費電力の計測です。数値の変動があるので参考程度に見てみて下さい。

ゲーミングノートPC

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GPUレビュー機アイドル時ゲーム中月額(1日4h)
RTX 5050(ノート)NEXTGEAR J6-A7G50WT-B約15〜30W約120〜160W約446円〜595円
RTX 5060(ノート)G TUNE P5-I7G60BK-C約15〜30W約140〜180W約521円〜670円
RTX 5070 Ti(ノート)G TUNE H6-I9G7TBK-C約30〜60W約200〜250W約744円〜930円

※高負荷時は3DMARKのFireStrikeを開始した序盤の消費電力の計測です。数値の変動があるので参考程度に見てみて下さい。

ゲーミングノートPCはバッテリー駆動を前提に設計されているため、デスクトップの半分〜3分の1程度の消費電力です。電気代を最優先で考えるなら、ノートPCは有力な選択肢になります。

ゲーミングノートPCのおすすめランキング

消費電力が気になる方へ

ランニングコストと性能のバランスで考えると、RTX 5060〜RTX 5070クラスが実用的なゾーンです。フルHDからWQHDまで快適に遊べて、電気代は月1,000円前後に収まります。

消費電力の低さで選ぶならRTX 5060搭載モデル、性能を優先するならRTX 5070搭載モデルが有力候補です。

おすすめのゲーミングPCランキング

1日何時間使うと月いくら?早見表

使用時間別の月額電気代の目安表です。自分のプレイ時間に合わせてチェックしてみてください。

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ゲーム中の消費電力1日2時間1日4時間1日6時間1日8時間
150W(エントリー)約279円約558円約837円約1,116円
200W(ミドル)約372円約744円約1,116円約1,488円
250W(ミドル)約465円約930円約1,395円約1,860円
300W(ミドルハイ)約558円約1,116円約1,674円約2,232円
400W(ハイエンド)約744円約1,488円約2,232円約2,976円

※31円/kWh × 30日で計算

1日4時間プレイする一般的なユーザーであれば、月500〜1,500円程度がリアルな目安です。

「ゲーミングPCは電気代がヤバい」というネットの声もありますが、実測ベースで見ればエアコン1台分よりはるかに安い金額です。

ゲーミングPCとPS5、電気代はどっちが高い?

ゲーミングPCの電気代を語るうえで、比較対象として気になるのがPS5です。

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機器ゲーム中の消費電力月額電気代(1日4h)
PS5約200〜220W約744〜818円
PS5 Pro約220〜240W約818〜893円
RTX 5060搭載PC約200〜250W約744〜930円
RTX 5070搭載PC約260〜320W約968〜1,190円

PS5の消費電力は約200W前後で、RTX 5060搭載のミドルクラスPCとほぼ同等です。電気代に関してはコンソール(家庭用ゲーム機)と大きな差がないことがわかります。

RTX 5070以上になるとPS5より月200〜400円ほど高くなりますが、フレームレートや解像度の自由度を考えればコストパフォーマンスは十分です。

GPU性能とコンソールとの性能比較については、GPUランク早見表でPS5 / PS5 Pro相当のラインを確認できます。

GPUランク早見表(PS5/PS5 Pro相当の性能ラインを掲載)

つけっぱなし・スリープ時の電気代は?

つけっぱなし・スリープ時の電気代は?

「つけっぱなしにしたら電気代がすごいことになるのでは?」と心配する方も多いです。

アイドル時の消費電力(実測)

ゲーミングPCはゲームをプレイしていないとき(デスクトップ画面で放置した状態)は、消費電力が大幅に下がります。

当サイトの計測では、デスクトップ型のアイドル時は60〜80W程度が一般的です。ゲーム中の3分の1〜4分の1程度まで落ちます。

スリープ時の消費電力

スリープ状態での消費電力は2〜5W程度です。ほぼゼロに近いため、電気代を気にする必要はありません。

つけっぱなしにした場合の月額目安

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状態消費電力24時間つけっぱなしの月額
アイドル(デスクトップ放置)約70W約1,562円
スリープ約3W約67円
シャットダウン(電源オフ)約1W約22円

「使わないときはつけっぱなしのほうがPCに優しい」という説がありますが、消費電力の観点からは明確に損です。

起動時に消費電力が跳ね上がるのは数秒間のことで、電気代への影響は誤差レベルです。使わない時間が2時間以上空くなら、シャットダウンするのがおすすめです。

ゲーミングノートPCの電気代はどのくらい?

ゲーミングノートPCは省電力設計のため、デスクトップPCの半分〜3分の1程度の電気代で済みます。

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項目デスクトップ(RTX 5060)ノート(RTX 5060)
アイドル時約60W約15〜20W
ゲーム中約200〜250W約100〜150W
月額(1日4h)約744〜930円約372〜558円

デスクトップと比べて電気代は約半分。ただし、ノートPC用のGPUはデスクトップ用と比べてクロックや電力リミットが絞られているため、同じ「RTX 5060」でもゲーム中のフレームレートはデスクトップのほうが高くなります。

電気代の安さとデスク周りの省スペース性を重視するならノート、パフォーマンスと拡張性を重視するならデスクトップという選び方が基本です。

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電気代を抑える5つのコツ

①NVIDIAコントロールパネルで電力管理を「最適電力」に設定する

NVIDIAコントロールパネルの「3D設定の管理」→「電力管理モード」を「最適電力」や「標準」にすると、アイドル時やGPU負荷が低い場面でクロックが下がり、消費電力を抑えられます。ゲーム中のパフォーマンスへの影響はほぼありません。

②フレームレートの上限を設定する

NVIDIAコントロールパネルの「最大フレームレート」でfpsの上限を設定すると、GPUが余計に働かなくなり消費電力が下がります。

たとえば144Hzモニターを使っているなら上限を144fpsに設定するのが合理的です。300fps出せる性能があっても、モニターのリフレッシュレートを超えたフレームは表示されないため、電力のムダになります。

③使わないときはシャットダウンする

先述のとおり、起動時の瞬間的な電力上昇は誤差レベルです。2時間以上離席するならシャットダウン、短い休憩ならスリープが効率的です。

④80PLUS認証の電源ユニットを選ぶ

BTOパソコンの多くは80PLUS BRONZE以上の電源を搭載していますが、上位グレード(GOLD / PLATINUM)の電源は電力変換効率が高く、同じ消費電力でもムダに捨てる電力が少なくなります。

BTO購入時にカスタマイズで電源グレードを選べる場合は、GOLD以上を選んでおくとランニングコストの面で有利です。

⑤LEDイルミネーションは消さなくてOK

「光るPCは電気代が高い」と思われがちですが、LED自体の消費電力は数W程度です。ファン10基分のRGBをフル点灯しても、月の電気代への影響は10〜20円程度。電気代の観点からLEDを消す必要はありません。

消費電力の確認方法

自分のPCの消費電力を正確に知りたい場合は、ワットチェッカーを使うのが確実です。

Amazonで1,500〜3,000円程度で購入でき、PCの電源ケーブルとコンセントの間に挟むだけで、リアルタイムの消費電力を表示してくれます。

ソフトウェアで簡易的にチェックする方法もあります。「HWiNFO」というフリーソフトを使えば、CPUとGPUの消費電力をモニタリングできます。ただしシステム全体(マザーボード、ファン、ストレージ等)の電力は含まれないため、ワットチェッカーのほうがより正確です。

ベンチマークデータまとめ(各GPUの計測環境も詳細ページに掲載)

まとめ:ゲーミングPCの電気代は思ったほど高くない

ゲーミングPCの電気代について、実測データをもとに解説しました。

要点をまとめると以下のとおりです。

  • ミドルクラス(RTX 5060〜5060 Ti)なら月500〜1,000円程度が目安
  • ハイエンド(RTX 5080)でも月1,300〜1,500円程度
  • 電源ユニットの容量(750Wや850W)がそのまま消費電力になるわけではない
  • PS5と同等クラスのPCなら、電気代もPS5とほぼ同じ
  • ゲーミングノートPCはデスクトップの約半分の電気代
  • LED・RGB照明の消費電力は無視できるレベル

「電気代が心配でゲーミングPCに手が出せない」という方もいるかもしれませんが、実際のランニングコストはそこまで大きくありません。それよりも、GPU選びやスペック構成のほうがトータルの満足度に直結します。

電気代も含めたトータルコストで選びたい方は、セール情報もチェックしてみてください。

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ゲーミングPCの選び方やスペックの見方がまだよくわからないという方は、初心者向けガイドも参考にしてみてください。

初心者におすすめのゲーミングPCの選び方

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