
CONTROLはアクションシューティングゲームになります。NVIDIA RTX対応タイトルでレイトレーシングとDLSSに対応しています。実際のゲームで動作確認を行いましたので参考にしてみて下さい。
レイトレーシング対応


レイトレーシングを有効にする事でリアルな照明効果を得る事が可能になります。
レイトレーシングをオフの状態では反射がありませんが、レイトレーシングを有効にすると自身の影がガラスに反射しています。
このようによりリアルな照明効果を得られるのでゲームにより没入して映像体験を向上させる効果が期待できるのがリアルタイムレイトレーシングテクノロジーになります。
テクノロジーの進化によって没入感が高くリッチな映像体験を感じられるソフトがRTX対応タイトルのCONTROLです。
NVIDIA DLSS対応

3840×2160(4K)にレンダリング解像度を2560×1440に設定した際のフレームレート比較が上図となります。
NVIDIA DLSSはレイトレーシング実行時でもパフォーマンスの低下を防ぎます。明瞭さを保ちつつパフォーマンスを向上させる効果が期待できるのがNVIDIA DLSSです。管理人が計測した際には86%パフォーマンスが増加した事を確認しました。
NVIDIA公式サイトにはGPU負荷が高い状況でDLSSを有効にすると最大89%、低解像度を選択すると最大191%増加すると記載があります。
- 3840×2160:2560×1440 / 1920×1080
- 2560×1440:1706×960 / 1280×720
- 1920×1080:1280×720 / 960×540

3840×2160(4K)にレンダリング解像度を1920×1080に設定した場合にはパフォーマンスも更に出ますが高画質とパフォーマンスを求める場合には2つのオプションの内高い解像度を選択するのが良いでしょう。
CONTROLにおいて特に超高解像度の場合にはDLSSを選択しないというのは現実的とは言えません。
CONTROLの画質比較


CONTROLの必要と推奨スペック
最低 | 推奨 | レイトレーシング | |
OS | Windows 7、64ビット | Windows 10、64ビット | |
CPU | Intel Core i5-4690 / AMD FX 4350 | Intel Core i5-7600K / AMD Ryzen 5 1600X | |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 780 / AMD Radeon R9 280X | NVIDIA GeForce GTX 1660/1060 / AMD Radeon RX 580 AMD | GeForce RTX 2060 |
メモリ | 8GB | 16GB | |
DirectX | 11 | 11 / 12 | |
その他の機能 | ワイドスクリーンサポート21:9 / リマップ可能な操作 / フレームレート上限なし / G-Sync / Freesyncサポート |
DirectX 11はレイトレーシングは使用出来ないのでレイトレーシングを体験したい方はDirectX 12を選択しましょう。最初にDirectX 11かDirectX 12かを選択可能な画面が出現するので選べるようになっています。
推奨スペックの情報元はストアページになります。
フルHD解像度のベンチマーク
![]() | |||
GPU | 最高 | 中間 | 最低 |
---|---|---|---|
RTX2080Ti | 91 FPS | 109 FPS | 171 FPS |
RTX2080 SUPER | 78 FPS | 100 FPS | 176 FPS |
RTX2080 | 80 FPS | 110 FPS | 188 FPS |
RTX2070 SUPER | 72 FPS | 102 FPS | 171 FPS |
RTX2070 | 64 FPS | 91 FPS | 162 FPS |
RTX2060 SUPER | 64 FPS | 91 FPS | 160 FPS |
RTX2060 | 60 FPS | 85 FPS | 168 FPS |
GTX1660Ti | 16 FPS | 25 FPS | 107 FPS |
ドライバー:GEFORCE GAME READY DRIVER 436.15、DLSS適用
CONTROLにはゲーム内ベンチマークが存在しません。DIRECTORS OFFICEで計測した数値になります。環境はCPU:Core i7-9700K / メモリ16GB。
CONTROLの画質設定は『高・中・低』、レイトレシーングの『高・中・オフ』になります。
- 一番重いのが高設定+レイトレーシングの高設定になるので最高設定としています。
- 一番軽いのが低設定+レイトレーシングオフになるのでそちらを最低設定としています。
- その中間が中設定+レイトレーシング中設定になるので中間設定としています。
最高設定を見てみましょう。RTX20シリーズであればフルHDは快適に動作していましたが、2回目に再度計測した時にはRTX2060だけ数値が出てこなかったので時間を置いて再度計測してみようと思います。(追加完了しました。)戦闘シーンも含んでいるので数値にバラツキがある一度目の計測データはこちらになります。
中間設定は一番おすすめの設定ですが、RTX20シリーズですとパフォーマンスに余裕が感じられます。
最低設定はレイトレーシングがオフになるのでGTX16シリーズやGTX10シリーズでも快適に動作するでしょう。
参考:NVIDIA
NVIDIAさん計測ですとRTX2060で60fps付近で管理人が計測した中間設定の場合には更に20fps前後稼げているのでRTX2060 SUPERであればプレイする際に安心感があるかと思います。
WQHD解像度のベンチマーク
![]() | |||
GPU | 最高 | 中間 | 最低 |
---|---|---|---|
RTX2080Ti | 70 FPS | 94 FPS | 152 FPS |
RTX2080 SUPER | 58 FPS | 77 FPS | 156 FPS |
RTX2080 | 57 FPS | 83 FPS | 153 FPS |
RTX2070 SUPER | 52 FPS | 74 FPS | 147 FPS |
RTX2070 | 46 FPS | 65 FPS | 130 FPS |
RTX2060 SUPER | 45 FPS | 65 FPS | 127 FPS |
RTX2060 | 40 FPS | 59 FPS | 116 FPS |
GTX1660Ti | 9 FPS | 15 FPS | 67 FPS |
ドライバー:GEFORCE GAME READY DRIVER 436.15、DLSS適用
最高設定と中間設定のフレームレート計測になります。管理人が計測した場所では上記のようなフレームレートとなりました。環境はCPU:Core i7-9700K / メモリ16GB。戦闘シーンも含む一度目の計測データはこちら
参考:NVIDIA
NVIDIAさん計測ですとRTX2070 SUPERで60fps付近で管理人が計測した中間設定の場合には更に20fps前後稼げているのでRTX2070 SUPERであればプレイする際に安心感があるかと思います。
4K解像度のベンチマーク
![]() | |||
GPU | 最高 | 中間 | 最低 |
---|---|---|---|
RTX2080Ti | 41 FPS | 57 FPS | 104 FPS |
RTX2080 SUPER | 34 FPS | 49 FPS | 90 FPS |
RTX2080 | 33 FPS | 48 FPS | 89 FPS |
RTX2070 SUPER | 29 FPS | 43 FPS | 82 FPS |
RTX2070 | 26 FPS | 36 FPS | 69 FPS |
RTX2060 SUPER | 25 FPS | 36 FPS | 69 FPS |
RTX2060 | 22 FPS | 33 FPS | 60 FPS |
GTX1660Ti | 1 FPS | 5 FPS | 23 FPS |
ドライバー:GEFORCE GAME READY DRIVER 436.15、DLSS適用
最高設定だとRTX2080Tiでも厳しいです。中間設定にして4K×DLSSでギリギリ60fps近いパフォーマンスとなります。環境はCPU:Core i7-9700K / メモリ16GB。戦闘シーンも含む一度目の計測データはこちら
参考:NVIDIA
4KでNVIDIAさんが計測した数値も掲載しておきます。RTX2080Tiのパフォーマンスの伸びが凄いですね。
画質よりパフォーマンスを重視してDLSSの解像度を1920×1080に落とすとNVIDIAさんの言う通り大幅なパフォーマンスアップが期待出来ます。レイトレシーングをオフにする事でこちらも大幅なパフォーマンスアップができます。
4K:レイトレーシングのパフォーマンス比較
4K+DLSS(2560×1440) | 高設定+レイトレ高 | 高設定+レイトレオフ |
47 fps | 78 fps | |
中設定+レイトレ中 | 中設定+レイトレオフ | |
65 fps | 97 fps | |
低設定+レイトレオフ | ||
124 fps |
RTX2080Tiで比較してみるとレイトレーシングを無効にすると最大65%のパフォーマンス向上が見られました。
4K:DLSSのパフォーマンス比較
4K DLSS(1920×1080) | 高設定+レイトレ高 |
78 fps | |
中設定+レイトレ中 | |
94 fps | |
低設定+レイトレオフ | |
184 fps |
DLSSのレンダリング解像度をフルHDに落とすとWQHDと比較して最大65%のパフォーマンス向上が見られました。低設定+レイトレオフでレンダリング解像度をフルHDにした場合には4K解像度で184 fpsとなりますが、画質もある程度確保し、パフォーマンスも求める場合には4K+DLSS(2560×1440)中設定+レイトレ中が最適解でしょう。
おすすめのゲーミングPC
ガレリア XA7C-R70S | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i7-10700 |
グラフィック | RTX2070 SUPER(8GB) | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | NVMe SSD 512GB | |
ケース | ミドルタワー(ATX) |
第10世代インテルCPUのCore i7-10700(8コア16スレッド)と最新のグラフィックボードのRTX2070 SUPERを搭載したモデルです。
RTX2070 SUPERは重量級ゲームを楽しむのにおすすめな性能です。最新ゲームやレイトレーシング、NVIDIA DLSS対応タイトルでのパフォーマンスにも期待出来ます。
G-Tune HN-Z-AF | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i7-10700K |
グラフィック | RTX2070 SUPER(8GB) | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | SSD 512GB HDD 2TB | |
ケース | ミドルタワー(ATX) |
インテル第10世代の高性能CPUを搭載しているのでゲームに最適です。SSDが搭載しているのでサクサク動作し、ビデオカードはRTX2070 SUPERのハイスペックモデルなので最新ゲームでも十分快適に動作する性能です。

4K解像度で快適にプレイしたい方におすすめ
ガレリア ZA9C-R38 | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i9-10850K |
グラフィック | RTX 3080(10GB) | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | 1TB NVMe SSD | |
ケース | ミドルタワー(ATX) |
ミドルタワー型の人気のゲーミングPCがガレリアのZシリーズです。RTX3080搭載機としてコストパフォーマンスが高いのでおすすめです。最新の重量級ゲームも4K解像度や高画質設定で楽しめるハイエンドモデルです。
G-Tune XN-Z | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i7-10700K |
CPUファン | 水冷 | |
グラフィック | RTX 3080(10GB) | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | 512GB NVMe対応 HDD 2TB | |
ケース | ミドルタワー(ATX) |
最新のRTX3080を搭載したハイエンドゲーミングPCです。4K解像度の重量級ゲームも快適な性能を持っています。筐体のメンテナンス性が高くダストフィルターが完備。強化ガラスにカスタマイズも可能です。


