ドスパラから販売されている「GALLERIA GCL1650TGF」とマウスコンピューターから販売されている「G-Tune P5」を徹底比較していきます。
スペック比較
- Core i7-10750H
- GTX1650
- 1,920×1,080(60Hz)
- 約 2.02kg
- 約 10時間
- 119,800円(+税)
- Core i5-10300H
- GTX 1650Ti
- 1,920×1,080(60Hz)
- 約2.1kg
- 約6.5時間
- 99,980 円(+税)
スペックを比較するとCPUとグラフィックスの性能が違います。CPUはP5の方が上でグラフィックスはGCL1650TGFの方が上です。
価格は記事公開時点の価格で2万円違います。G-Tune P5の方はCPU性能が高いのでクリエイティブ寄りな印象、GCL1650TGFはコスパ良くゲームもプレイしたい方向けなモデルという印象があります。
液晶比較
液晶を比較するとGCL1650TGFの方が少しだけ黄色っぽい気がします。G-Tune P5の方はIPSパネルなので液晶の質は良いと思います。個人的に毎日使っているガレリア GCR1660TGF-QC-GとG-Tune P5は液晶の見た目は近い印象です。
静音性比較
G-Tune P5 | 54.5 |
---|---|
GCL1650TGF | 50.5 |
CPUが違うという事もありますが、GALLERIA GCL1650TGFの方が静かでした。
温度比較
高負荷(FireStrike)を実行時の数値。温度に関してはどちらも全く問題無いです。G-Tune P5はCore i7搭載でこの温度はかなり優秀な気がします。GCL1650TGFでも必要十分な冷却です。
話が脱線してしまうのですが、私物のOculus GoとMacBook Proが冷却が足りなくてシステムエラーになったり壊れてしまったので(Apple Careの加入は必須)、冷却面でWindows10PCは優秀だと最近感じます。
Oculus Goに関してはヒートシンクを付けたり、スマホのファンのような装置を付けるなどの冷却対策で動作はするようですが、改造するのも大変なので次作の最新スタンドアローンVR機器に期待してます。
その点WindowsPCで壊れた経験は一度も無いので冷却システムがしっかりしてて耐久性が凄く高いと思います。
ゲーミング性能比較
話を戻して、ゲーミング性能を比較していきましょう。実際にゲームのフレームレート計測と同じような数値の伸びになる事が多いのでグラフィックボードの性能比較、ゲーミングパフォーマンステストとして用いられるのが3DMARKのスコアです。
更にゲームベンチマークとしてFF15とFF14でどちらも実機レビューしているので数値比較しました。
FireStrike
GPU | 3DMARK Fire Strike |
---|---|
GCL1650TGF | |
G-Tune P5 |
3DMARK TimeSpy
GPU | 3DMARK TimeSpy |
---|---|
GCL1650TGF | |
G-Tune P5 |
ファイナルファンタジー XV
GPU | FF15高品質 |
---|---|
ガレリア GCR1660TGF-QC | |
G-Tune P5 |
ファイナルファンタジー XIV 漆黒のヴィランズ
GPU | FF14最高品質 |
---|---|
ガレリア GCR1660TGF-QC | |
G-Tune P5 |
比較するとどちらも大体同じ位の性能ですが、グラボ性能が高いGCR1660TGF-QCの方がゲーミングパフォーマンスとしては一歩リードしている印象です。
CPU性能比較
CPUに関してはCore i7-10750Hの方が高いパフォーマンスとなります。
まとめ
まとまるとコスト重視でゲーム性能を重視したい方は「GALLERIA GCL1650TGF」がおすすめです。
液晶の質はIPSパネルなので「G-Tune P5」の方が良いです。細かい点ですが、G-Tune P5は天板は片手で開閉可能ですが、「GALLERIA GCL1650TGF」は片手で開閉すると筐体が浮きます。
おすすめとしてはゲームメインなら「GALLERIA GCL1650TGF」。CPU性能を重視なら「G-Tune P5」です。