MENU
はじめてゲームPC
ゲーミングPCやゲーミングノートPCの実機レビューを200台以上行いました。
最新ハードウェアのゲーム検証やベンチマーク検証もしているので、ゲーミングPC選びの参考にしてみて下さい。
はじめてゲームPCおすすめ限定モデル詳しくはこちら

「GALLERIA XA7C-R46T」の実機レビュー RTX4060Ti搭載

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!
筐体の右側面

サードウェーブさんから「GALLERIA XA7C-R46T」の実機をお借りしたのでレビューをしていきます。

「GALLERIA XA7C-R46T」は、CPUに「Core i7-13700F」を搭載し、ゲームで重要なグラフィックスボードにはNVIDIAの「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載しています。

FPS / TPSゲームで高fpsを出したい方や最新ゲームを快適に楽しみたい方におすすめです。

目次

GALLERIA XA7C-R46Tのスペック

GALLERIA XA7C-R36T
スペック
CPUCore i7-13700F
グラフィックRTX 4060 Ti(8GB)
メモリ16GB
ストレージ1TB NVMe SSD
ケースミドルタワー

レビュー時のスペックになります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。

外観デザイン

筐体の左側面

PCケースはガレリア専用のSKケース (ATX) です。質感の良い筐体で、左側面はクリアパネル。ガンメタリック塗装の外装はスタイリッシュなデザインです。

電源を投入すると電源ボタンと前面がLEDライトで光ります。RGB-LEDライトの設定については公式サイトでご確認下さい。

コンソールパネル

コンソールパネルの質感が良く、USBが4つ接続出来ます。斜めになっていてアクセスしやすいです。

背面

背面の映像出力端子は「HDMI端子、DisplayPort端子x3」となっています。複数のモニターを繋ぐ用途でも活用出来ます。

ダストフィルター

天板と底面にはダストフィルターが付いています。底面のダストフィルターはワンタッチで取り外せてメンテナンス性が高いです。

内観

左側面

左側面のパネルを取り外すと内部にアクセス出来ます。右上に光学ドライブ、マザーボード下のエリアにHDD×2台の格納というレイアウトです。

光学ドライブ、HDDはカスタマイズで追加選択可能です。

ケースファンは14cmなので、送風量アップと静音性能の向上の効果に貢献。

右側面

右側面のパネルを取り外すと2.5インチ(SSD)、3.5インチ(HDD)の増設が可能です。最下部は電源の格納スペースとなっています。

PCケースの特徴を以下にまとめました。

  • ケースの質感が良い
  • 歴代ガレリア最高の冷却機構
  • ケースがLEDで光る(オフも可能)
  • ケースの拡張性が高い(HDD×2・SSD×2搭載可能)
  • コンソールパネルが斜めで使いやすくて良い

ゲーム性能

ベンチマークソフトを使用してゲームのパフォーマンスをチェックしました。

3DMARK

FireStrike

FireStrike

TimeSpy

TimeSpy

3DMARKのFireStrikeはDirectX 11、TimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークソフトです。

3DMARK TimeSpy
Core i7-13700KF/RTX 4070 Ti
21461
Core i9-12900K/RTX 4070
17459
Core i7-12700KF/RTX 3070 Ti
14652
Core i7-13700KF/RTX 3070
13753
Core i7-13700F/RTX 4060 Ti
13065
Core i7-12700/RTX 3060 Ti
11359
Core i7-12700K/RTX 3060
9220
Core i7-12700K/RTX 3050
6713

TimeSpyの参考スコア比較です。「GALLERIA XA7C-R46T」は、RTX 3070搭載モデルに近い性能を持っています。

ファイナルファンタジー15

FF15のベンチマーク
スクロールできます
解像度設定スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
5166 / 51 fps【やや快適
WQHD
2560×1440
9400 / 94 fps【とても快適
フルHD
1920×1080
12497 / 124 fps【非常に快適

フレームレートはスコアから算出した数値です。

ファイナルファンタジー15は、スコアの評価としては6,000スコアで「快適」、12,000スコアで「非常に快適」になります。

フルHD解像度、WQHD解像度の最高設定で6,000スコアを超えて「快適評価」以上が出ています。

PSO2:NGS

PSO2:NGSのベンチマーク
スクロールできます
解像度設定スコア / 評価
4K
3840×2160
ウルトラ5754【標準的
WQHD
2560×1440
ウルトラ20732【快適
フルHD
1920×1080
ウルトラ34325【快適

設定は最高設定のウルトラ(設定6)です。

PSO2:NGSは「10,001以上」のスコアで「快適」評価です。「5,001~10,000」で標準的な動作、「5,000未満」で重い動作判定となります。

フルHD解像度、WQHD解像度で「快適評価」です。

BLUE PROTOCOL

BLUE PROTOCOLのベンチマーク
スクロールできます
解像度設定スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
最高7744 / 56 fps【やや快適
WQHD
2560×1440
最高15886 / 112 fps【極めて快適
フルHD
1920×1080
最高23966 / 169 fps【極めて快適

フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値です。

BLUE PROTOCOLは、「8000~8999」スコアで「快適」、「10000スコア以上」で「極めて快適」評価になります。

フルHD解像度、WQHD解像度で「極めて快適」に楽しめます。

ファイナルファンタジー14

F14のベンチマーク
スクロールできます
解像度設定スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
最高9234 / 63 fps【快適
WQHD
2560×1440
最高19524 / 133 fps【非常に快適
フルHD
1920×1080
最高25800 / 183 fps【非常に快適

フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値です。

ファイナルファンタジー14 暁月のフィナーレは、15,000スコアで「非常に快適」評価となります。

フルHD解像度、WQHD解像度で「非常に快適」に楽しめます。

ストリートファイター6

ストリートファイター6のベンチマーク
スクロールできます
解像度設定スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
最高100 / 58 fps【快適
WQHD
2560×1440
最高100 / 59 fps【快適
フルHD
1920×1080
最高100 / 59 fps【快適

フレームレートはFIGHTING GROUNDの平均フレームレートの数値です。

ストリートファイター6は「90~100」スコアで「快適」評価です。

フルHD解像度、WQHD解像度、4K解像度で「快適」に楽しめます。

サイバーパンク2077

サイバーパンク2077のベンチマーク
スクロールできます
解像度設定FPS
4K
3840×2160
レイトレウルトラ28 fps
WQHD
2560×1440
レイトレウルトラ72 fps
フルHD
1920×1080
レイトレウルトラ119 fps

フレームレートはベンチマークの平均fpsです。フレーム生成&DLSSクオリティを有効。

サイバーパンク2077は、NVIDIA DLSS 3対応ゲームです。「GALLERIA XA7C-R46T」は最新のRTX 40シリーズ搭載モデルなので、NVIDIA DLSS 3に対応しています。

サイバーパンク2077でもフルHD解像度、WQHD解像度で「快適」に楽しめます。

Apex Legends

最高設定

Apexの最高画質fps

最低設定

Apexの最低画質fps

人気FPSゲームのApexLegendsでは最高画質210fps前後、最低では270fps前後を記録しました。

Apex Legendsで高フレームレートを出して快適に楽しめるゲーミングPCです。144Hz/240Hzなどの高リフレッシュレート液晶モニターと組み合わせるのがおすすめです。

設定を下げると240fps以上は安定して出る印象です。

ApexLegends/フルHD
最高
213
最低
271

計測場所:シーズン17のワールズエッジ「モニュメント」。計測日:2023/6/9。

フォートナイト

最高設定

フォートナイトの最高画質fps

最低設定

フォートナイトの最低画質fps

人気TPSゲームのフォートナイトは、最高画質では80fps前後。最低では170fps前後を記録しました。フォートナイトも高fpsを出して快適に楽しめます。

フォートナイト/フルHD
最高
81
最低
173

「スラッピーショア」周辺の平均fps。DLSS:クオリティを有効。ハードウェアレイトレーシング:オフ。DirectX12を有効。計測日:2023/06/9。チャプター4シーズン2。

ゲーム性能まとめ

ここまでをまとめます。

RTX4060Tiは描画負荷の高い重いゲームや、FPS/TPSゲーム等で高フレームレートを出したい場面で活躍する高性能グラフィックスを搭載しています。

性能的にはフルHD/WQHD解像度の重量級ゲームも楽しめる性能を持っています。

解像度評価
4K解像度
WQHD解像度
フルHD解像度

CPU性能

CPU性能をチェックしました。

この項目のみ、BIOSの設定を変更する事で性能が変わるので両方掲載しています。

「GALLERIA XA7C-R46T」で行った手順は以下の通りです。

  1. PCの電源を入れて、「Delete」or 「F2」キーを連打。
  2. BIOSが起動します。
  3. Advanced Mode(F6)を開きます。
  4. OC Tweakerタブを選択。
  5. CPU Configurationを選択。
  6. Long Duration Powe Limitを65W(デフォルト)から125Wに変更

「OC Tweaker」→「CPU Configuration」→「Long Duration Powe Limit」の値を65W or 125Wに設定して両方計測しています。通常は65Wです。

デメリットとして、性能は高くなりますが消費電力や発熱が増えます。場合によっては冷却対策も必要になるので参考程度に見てみて下さい。

CINEBENCH

通常(65W)

CINEBENCH R23の65W

125W

CINEBENCH R23の125W

「CINEBENCH R23」はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。

CINEBENCH R23(マルチ)
Core i9-13900K
39447
Core i7-13700KF
30018
Core i9-12900K
26849
Core i7-13700F(125W)
26187
Ryzen 9 5950X
24830
Core i7-12700K
22819
Ryzen 9 5900X
21369
Core i7-12700(125W)
21148
Core i7-13700F
20174
Core i7-12700
16619
Core i5-13400F
16223
Core i9-11900K
15913
Ryzen 7 5800X
15388
Core i7-11700K
14225
Core i5-12400F
11805
Ryzen 5 5600X
11270
Ryzen 5 4500
8746
Core i5-11400F
8444

CINEBENCH R23マルチスコア参考比較

表は「CINEBENCH R23」を当サイトでテストした比較になります。

Core i7-13700Fは16コア24スレッドの高性能モデルです。非常に高いCPUパフォーマンスを持っています。

ベンチマーク

PC MARK10

PC MARK10
スクロールできます
PCMark 10EssentialsProductivityDCC
8571110131059414643

パソコンの総合的なパフォーマンスを計測するベンチマークソフトが「PCMark 10」です。

Essentialsはアプリケーションの起動速度、Webブラウジング、ビデオ会議などのPCの基本性能を計測します。

Productivityはオフィスソフトの性能、Digital Content Creation(DCC)は写真編集、動画編集などのクリエイティブ系ソフト性能のスコアとなっています。

PC MARK10
Core i7 12700KF/RTX 3070 Ti
8639
Core i7-13700F/RTX 4060 Ti
8571
Core i7 12700K/RTX 3060
8536
Core i9-10900K/RTX 3070
7497
Core i7-11700/RTX 3070 Ti
7200
Core i7-12700/RTX 3060 Ti
7140
Core i7-10700/RTX 3060
6764
Ryzen 7 3700X/RTX 3060
6731

当サイトで計測したPC MARK10参考比較

Port Royal

Port Royal

Port Royalはレイトレーシング(DXR / DirectX Raytracing)のパフォーマンステストです。

RTX40シリーズは、リアルタイムレイトレーシングやNVIDIA DLSS 3などの先進的な映像技術に対応しています。

Port Royal
Ryzen 9 5900X/RTX 3080
10827
Core i7-11700/RTX 3070 Ti
8635
Core i9-11900K/RTX 3070
8300
Core i7-13700F/RTX 4060 Ti
8030
Core i7-12700/RTX 3060 Ti
6566
Ryzen 5 3600/RTX 3060
5013
Core i7-12700K/RTX 3050
3488

当サイトで計測したPort Royalの参考比較

ストレージの速度

ストレージ速度

ゲームではSSDにインストールするとロード時間が短縮される効果や、カクつきを抑える効果が見込めます。

「GALLERIA XA7C-R46T」には1TBのNVMe SSDが搭載されていました。 パソコンの動作がサクサクで、ゲームでもストレスフリーです。

消費電力

アイドル時高負荷時

消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。高負荷時は3DMARKのFireStrikeを開始した序盤の消費電力の計測です。数値の変動があるので参考程度に見てみて下さい。

温度

温度

室温27℃環境での計測になります。

計測ソフトは「HWMonitor-PRO」を用いて、アイドル時と3DMARKのFireStrikeおよびCINEBENCH R23を10分間実行した際の最大温度になります。

静音性

静音性
アイドル時3DMARK
40.2db42.4 db

アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に見てみて下さい。

FireStrike実行時の中で最も動作音の大きい数値です。環境の下限は40db前後です。

まとめ

GALLERIA XA7C-R46T
総合評価
( 5 )
メリット
  • Core i7搭載でCPU性能が高い
  • RTX 4060Ti搭載で最新ゲームも快適
  • ミドルタワー採用(歴代ガレリア最高の冷却機構)
  • 静音性が高い
デメリット
  • なし

「GALLERIA XA7C-R46T」は、ケースの質感がとても良く、コンソールパネルが斜めになっている部分も使いやすいです。

冷却性能の高いミドルタワー型なのも良い点です。静音性も高く、動作音が気になりません。

性能面では高性能グラフィックス「RTX4060Ti」を搭載しているので、最新の重量級ゲームや最新ゲームも快適に楽しめるモデルです。

こんな方におすすめ
  • 筐体の質感が良いモデルを探している方
  • 光るゲーミングPCが欲しい方
  • 快適に重量級ゲームや人気ゲームを楽しみたい方
  • eスポーツタイトルで高fps出したい方
  • 16コアCPU搭載で快適にゲームを楽しみたい方
あわせて読みたい
「GALLERIA RM5C-R46T」の実機レビュー RTX4060Ti搭載 サードウェーブさんから「GALLERIA RM5C-R46T」の実機をお借りしたのでレビューをしていきます。 「GALLERIA RM5C-R46T」は、CPUに「Core i5-13400F」を搭載し、ゲーム...
あわせて読みたい
「GALLERIA ZA9C-R4x 動画配信向けモデル」の実機レビュー RTX4090搭載 サードウェーブさんから「GALLERIA ZA9C-R4x 動画配信向けモデル」の実機をお借りしたのでレビューをしていきます。 「GALLERIA ZA9C-R4x」は、CPUに「Core i9-13900KF...
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次