
ゲーミングPC選びではGPUに目が行きがちですが、ゲームによってはCPUの差がフレームレートや安定感にしっかり表れます。この表では、各CPUのスペックや特徴をわかりやすく整理しました。
まずは全体の性能感をつかみ、そのあとに個別タイトルのFPS比較を見ることで、どのCPUが自分の遊び方に合っているか判断しやすくなります。
主要CPUスペック比較表
Intel
| CPU名 | コア/スレッド | 評価 |
|---|---|---|
| Core i9-14900K | 24 / 32 | 最上位 |
| Core Ultra 9 285K | 24 / 24 | 最上位 |
| Core i7-14700K | 20 / 28 | 上位クラスの性能 |
| Core Ultra 7 265K | 20 / 20 | 上位クラスの性能 |
| Core Ultra 7 265 | 20 / 20 | 上位クラスの性能 |
| Core i7-14700F | 20 / 28 | 上位クラスの性能 |
| Core i5-14600K | 14 / 20 | 標準より上の性能 |
| Core Ultra 5 245K | 14 / 14 | 標準より上の性能 |
| Core i5-14400F | 10 / 16 | 標準的な性能 |
| Core Ultra 5 225F | 10 / 10 | 標準的な性能 |
AMD
| CPU | コア/スレッド | 評価 |
|---|---|---|
| Ryzen 9 9950X3D2 | 16 / 32 | 最上位 |
| Ryzen 9 9950X3D | 16 / 32 | 最上位 |
| Ryzen 7 9850X3D | 8 / 16 | ゲーム向け最上位 |
| Ryzen 7 9800X3D | 8 / 16 | ゲーム向け最上位 |
| Ryzen 7 9700X | 8 / 16 | 上位クラスの性能 |
| Ryzen 7 7800X3D | 8 / 16 | ゲーム向け上位 |
| Ryzen 7 7700 | 8 / 16 | 標準より上の性能 |
| Ryzen 5 7500F | 6 / 12 | 標準な性能 |
| Ryzen 7 5700X | 8 / 16 | 標準的な性能 |
| Ryzen 5 4500 | 6 / 12 | 入門向けの性能 |
ゲーム別のCPU性能比較
マラソン

マラソンはBungie開発のエクストラクションFPSです。トップのRyzen 7 9800X3Dが245fpsと頭ひとつ抜け、3D V-Cacheの恩恵がはっきり出るタイトルです。
Ryzen 7 5700Xも164fpsを確保し、コスパ重視構成の有力候補となります。
旧世代のCore i7 10700K・Ryzen 7 3700Xは110〜140fps台に留まり、FPSの瞬発力を求めるプレイには物足りなさが残ります。
マラソンを快適に遊ぶならRyzen 7 7700X/Core i7 14700Kクラス以上、240Hz以上を狙うならRyzen 7 7800X3D以上のX3D系が目安です。
プラグマタ

プラグマタはアクション要素を含む3Dタイトルですが、CPU負荷は比較的穏やかで、最上位帯のRyzen 7 9800X3D・7800X3Dと、Core i9 14900K・Ryzen 9 9950Xクラスとの差は数fps程度に収まります。
Core i7 10700KやRyzen 7 3700Xといった旧世代CPUでは130〜150fps台まで落ち込み、240Hzモニターのポテンシャルを引き出しきれません。プラグマタを快適に遊ぶならRyzen 7 7700X/Core i7 14700Kクラス以上が無難な目安となります。
DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH

デス・ストランディング2では、Ryzen 7 9800X3Dが148fpsでトップとなりましたが、Ryzen 9 9950XやRyzen7-7800X3D、Corei9-14900Kも大きくは離れておらず、最新の上位CPU同士では比較的近い結果になっています。
一方で、Ryzen 7 5700XやRyzen 7 3700Xまで下がると差が大きく広がっており、このタイトルは旧世代CPUとの差が出やすいことがわかります。
デス・ストランディング2では9800X3Dが最上位ではあるものの、圧倒的というよりは、新しめの高性能CPUなら全体的に強く、旧世代CPUは不利になりやすい傾向です。
Microsoft Flight Simulator 2024

Microsoft Flight Simulator 2024では、Ryzen 7 9850X3Dが151fpsでトップとなり、僅差でRyzen 9 9950X3D2が150fps、Ryzen 7 9800X3Dが142fpsと続きました。
最新世代のX3Dシリーズが上位を独占する形となり、Microsoft Flight Simulator 2024はCPU性能の違いがかなり表れやすく、とくにX3D勢の強さが目立つタイトルです。
Core i9 14900KやCore i7 14700K、Core Ultra 7 270K Plus、Ryzen 7 7800X3D、Ryzen 7 9700Xも十分高い性能を出していますが、9850X3D・9950X3D2・9800X3Dの3モデルはその中でも一段抜けた結果になっています。
Flight Simulator 2024を重視するなら、CPU選びの優先度はかなり高く、最新世代のX3Dシリーズはとても有力な候補です。
FF14

FF14では、Ryzen 7 9800X3Dが213fpsでトップとなり、2位のRyzen 7 7800X3Dにも差をつけました。
FF14はX3D系CPUとの相性が良く、CPU性能差が出やすいタイトルといえます。FF14を重視するなら、9800X3Dはかなり有力です。
出典・引用元
- マラソン:gamegpu.com
- プラグマタ:gamegpu.com
- DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH:gamegpu.com
- Flight Simulator 2024:tomshardware.com
- FF14:tomshardware.com
※ fps値は引用元の平均fpsを記載しています。実際のプレイ環境ではシーンやマップにより変動します。
ゲームにおすすめのCPUランキング【2026年】

1位 AMD Ryzen 7 9800X3D / Ryzen 7 9850X3D
3D V-Cache搭載のゲーミング最強CPU。フルHDからWQHDまで、あらゆるタイトルで安定して高fpsを出せる。
ゲーム用途に絞るなら現状これ一択です。価格は高めですが、GPU性能を最大限引き出したいならこのCPUが最有力になります。

2位 AMD Ryzen 7 7800X3D
前世代の3D V-Cache搭載モデル。価格が落ちてきた今はコスパで光る。型落ちとはいえゲーム性能は依然トップクラスで、浮いた予算をGPUに回すという選択も合理的。
3位 AMD Ryzen 7 9700X
3D V-Cacheなしの Zen 5モデル。ゲーム性能はX3D勢に一歩譲るが、マルチスレッド性能とのバランスが良く、ゲーム+配信・動画編集も視野に入れるなら有力な選択肢。消費電力が低く、扱いやすい点もメリット。
4位 Intel Core Ultra 7 270K Plus
IntelのArrow Lake世代のアンロックモデル。Intel環境の有力候補。競合するRyzen 7 9700Xよりも総合的にはわずかに高いパフォーマンスを発揮。
ゲームもですが、作業もバランスよくこなすなら特におすすめのCPU。

5位 Core Ultra 7 265F
内蔵GPUなしのFモデルで、その分価格が抑えられている。ゲーミングPCはGPUを別途搭載するのが前提なので、内蔵GPUの有無はほぼ影響しない。Intel環境をコスト重視で選ぶならおすすめです。

