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ガラスパネルがクールなMASTERPIECE i1630シリーズの実機&性能レビュー

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マウスコンピューターさんからMASTERPIECE i1630の実機をお借りしたのでレビューしていきます。

今回レビューするのはG-Tuneの中でフラッグシップに当たるフルタワーのPCケースが採用されたモデルになります。

執筆時だと人気ランキング1位の商品がMASTERPIECE i1630シリーズのGTX1080Ti搭載機になっているので人気の高さが伺えます。

実際に実物を見てみると品質の高さを感じ、高級感のある筐体になっているのでさすがフラッグシップモデルだと感じます。

目次

MASTERPIECE i630の特徴

フルタワー型のゲーミングPC

(ガラスパネルにカスタマイズ済みのMASTERPIECE例)

PCケースにはフルタワー、ミドルタワー、ミニタワーなどありますがMASTERPIECEはフルタワー型のPCケースが採用されています。

剛性感が高くフルタワーなのでスペースにかなり余裕があるので裏配線もしやすいですし、冷却効率も良いです。執筆時(2018/04)では水冷に対応したモデルの販売もされています。

メンテナンス性という部分でも非常に考えられている作りなので底面のフィルターがワンタッチで外せたり、ガラスサイドパネルだと片手でサイドパネルを開閉できるなどメリットが多いです。

逆にデメリット部分では筐体の物理的な重量という部分で重いので一度設置したらあまり動かさないという方におすすめです。

製品名 奥行き 高さ 重量※1
MASTERPIECE 215 490 501 約 16.0kg
NEXTGEAR ※2 190 543 450 約 10.1kg
NEXTGEAR-MICRO 196 430 417 約 10.1kg
LITTLEGEAR ※3 178 395 330 約 7.8kg
  • ※1:GTX1070構成例での重量を公式ページより記載
  • ※2:フロントパネル着脱前
  • ※3:ハンドルを含む

カスタマイズでガラスサイドパネルに対応

中が透けるので実物は最高にカッコイイです。詳しい筐体の説明は後述しますが、全体的に高級感があり外観デザインにこだわりたいという方におすすめなのがMASTERPIECEです。

G-TuneのフラッグシップがMASTERPIECE

G-TuneにはデスクトップPCで最上位のi720シリーズもありますが、同じPCケースを使った製品なのでPCケースという括りではi630シリーズはG-Tuneの最上級のPCケースが採用されたシングルGPU最高の環境を構築出来るシリーズという事が言えます。

4K(3840×2160)を常用したかったりUWQHD(3440×1440)で120Hzのゲーミングモニターを動かしたいなどの理由でマルチGPUのSLIがどうしても必要だという方や、ゲーム実況をメインで使用する上でCorei7-8700Kでは毎日大量のエンコード処理があってCPU性能がもっと欲しいという方で無ければ十分実用的に使える性能を持ったシリーズです。

執筆時ではGTX1060~GTX1080Tiの範囲でGPUを選択する事が可能で水冷にも対応したモデルの販売もあるので様々な用途に対応した性能を選択する事が可能です。

スペック

MASTERPIECE i1630シリーズ
OS Windows10 64bit
CPU Core i7-8700K
グラフィック NVIDIA GeForce GTX 1060~1080Ti
メモリ 16GB~32GB
ストレージ SSD 480GB~
電源 700W

公式サイトはこちら

レビュー機のスペックになります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。
シリーズ CPU GPU メモリ SSD
MASTERPIECE i1630PA1-SMM(単体レビュー有り) Core i7-8700K GeForce GTX 1080 Ti 32GB 480GB
MASTERPIECE i1630GA1-SP Core i7-8700K GeForce GTX 1070Ti 16GB 480GB

実機レビューした基本スペックはこちらになります。BTOなので幅広いパーツから構成可能です。

ゲーム性能をチェック

ファイナルファンタジー XV《重量級》

(MASTERPIECE i1630GA1-SP:GTX1070Ti構成)

(MASTERPIECE i1630PA1-SMM:GTX1080Ti構成)

FF15のベンチマークではスコアが12,000を超えると最高評価の非常に快適になります。現状国産ベンチマークの中でも最も重いベンチマークになります。重量級のゲームをプレイされる方はこのベンチマークを指標にゲーミングPCを選択するのがおすすめになります。

解像度 設定 GTX1070Ti GTX1080Ti
3840×2160 高品質 3019 4358
1920×1080 高品質 6950 9282

参考比較

製品名 CPU GPU スコア
NEXTGEAR i670PA1-FF15 Core i7-8700K GTX 1080 7656

FF15のベンチマークの1920×1080(フルHD)高品質(ベンチマーク内最高設定)スコア比較になります。

ファイナルファンタジー XIV 紅蓮の解放者《中量級》

(MASTERPIECE i1630GA1-SP:GTX1070Ti構成)

(MASTERPIECE i1630PA1-SMM:GTX1080Ti構成)

FF14の紅蓮の解放者のベンチマークはスコアが7000を超えると非常に快適の評価が出ます。7000を超えているので、FF14は快適にプレイ可能です。中量級のゲームのプレイを想定してゲーミングPCを選択される方はFF14のベンチマークを指標にして選択するのがおすすめです。

解像度 設定 GTX1070Ti GTX1080Ti
3840×2160 最高品質 5994 8965
2560×1440 最高品質 11945 16299
1920×1080 最高品質 15829 18119

ドラゴンクエストX《軽量級》

すべての設定において最高評価の『すごく快適』評価が出ています。

解像度 設定 GTX1070Ti構成 GTX1080Ti構成
3840×2160 最高品質 18133 20801
1920×1080 最高品質 21628 21998

ドラゴンズドグマオンライン《軽量級》

スコアが7000を超えると最高評価「とても快適」の評価になります。最高設定において”とても快適”の評価が出ています。

解像度 設定 GTX1070Ti構成 GTX1080Ti構成
1920×1080 最高品質 14860 14546

モンスターハンター第三弾[大討伐]《軽量級》

モンスターハンターのオンラインでのベンチマークソフトではGTX1070Ti構成で41177というスコアが出ています。MHFは60FPS出ずMAX30FPSのゲームなので余裕を持っても15,000を超えていれば安心してプレイ可能です。つまり余裕です。

画面サイズ GTX1070Ti構成 GTX1080Ti構成
3840×2160 12172 19509
2560×1440 25392 39795
1920×1080 41177 63645

PSO2ベンチマーク ver.4《軽量級》

公式では5001以上の性能があれば快適という見解が出ていますが、最高設定でGTX1070Ti構成で76640というスコアが出ています。最高設定でも問題無く快適にプレイする事が可能です。

解像度 設定 スコア
1920×1080 簡易設定6 76640
簡易設定5 88517

3DMARK《世界標準》

3DMarkは3Dゲームのパフォーマンスを計測する世界標準のベンチマークソフトです。

Fire StrikeはフルHD、Fire Strike ExtremeはWQHD、Fire Strike ULTRAは4Kのベンチとなっています。Time SpyはDirect12に対応したベンチマークテストになります。

3D MARK 項目 GTX1070Ti GTX1080Ti
Fire Strike スコア 17555 22168
Graphics Score 19946 27784
Physics Score 19274 18859
Combined Score 8636 9841
Fire Strike EXtreme スコア 8894 12615
Graphics Score 9357 13478
Physics Score 19168 18528
Combined Score 4090 6442
Fire Strike Ultra スコア 4680 6827
Graphics Score 4560 6771
Physics Score 19095 18488
Combined Score 2421 3624
Time Spy スコア 6727 9107
Graphics Score 6666 9430
CPU Score 7102 7630

3DMARKのベンチマークは正確性が高い方ですが個体差や環境(ドライバ等)の影響等で多少の誤差はあるのでシビアにならずに大まかな性能の比較を心がけて下さい。以下実機でFireStrikeの性能比較になります。赤字の数字と照らし合わせてみて下さい。

3DMARKのFireStrikeで比較

参考比較

製品名 CPU GPU スコア
NEXTGEAR i670 Core i7-8700K GTX 1080Ti 22345
NEXTGEAR i670PA1-FF15 Core i7-8700K GTX 1080 18617
NEXTGEAR i660GA1-DL Core i7-7700K GTX 1070 14778
NEXTGEAR-MICRO im570SA10 Core i5-7500 GTX 1060 9381
NEXTGEAR-NOTE i5550 Core i7-7700HQ GTX 1060 8978
NEXTGEAR-MICRO am540SA1 Ryzen 7 1700 GTX 1060 10076
NEXTGEAR-NOTE i4400GA1 Core i7-7700HQ GTX1050Ti 6693
NEXTGEAR-NOTE i5320GA1 Core i7-7700HQ GTX 1050 5511

3DMARKのFireStrikeのスコア比較になります。CPUとGPUの組み合わせてでスコアが変化するのでi1630シリーズと比較してみて下さい。

ゲーム内ベンチマークを計測

Rise of the Tomb Raider《中量級》

解像度 設定 GTX1070Ti GTX1080Ti
3840×2160 最高 42 64
54 82
最低 82 127
1920×1080 最高 113 145
139 168
最低 178 195

中程度のゲームだとFF14などの国産オンラインゲームや数年前の重いゲームがこの位置に相当します。最高設定で60FPSを越えているので実用十分な性能を有しています。

 

Ghost Recom Wildlands《重量級》

解像度 設定 GTX1070Ti GTX1080Ti
3840×2160 ウルトラ 25 37
41 58
62 88
1920×1080 ウルトラ 53 70
97 125
146 181

重量級は最新の海外製の重いゲームなどが該当します。フルHDの最高設定だと60FPSには届きませんが設定を多少妥協する事で60FPSを突破する性能を持っているので価格性能比を考えるとコスパに非常に優れます。多くの方が妥協出来るポイントと価格面でのアドバンテージがあるのがGTX1060の大きな特徴です。

Far Cry5

解像度 設定 GTX1070Ti
3840×2160   最高 37
39
41
46
1920×1080   最高 98
103
110
123

ベンチマークとしてはGhost Recom Wildlandsよりも軽いです。

ゲームを実際にプレイしてチェック

タイトル 解像度 設定 FPS(平均)GTX1070Ti構成

FF15

3840×2160 最高 26
1920×1080 最高 62

FF12

3840×2160 画質重視 42
1920×1080 60※1

GTA5

3840×2160 最大※2 47
1920×1080 116

METAL GEAR SURVIVE

3840×2160 設定最大 44
1920×1080 60※1

プラネットコースター

3840×2160 ウルトラ 46
1920×1080 71

ニーアオートマタ

3840×2160 HIGH 27
1920×1080 57

二ノ国2

3840×2160 高水準 65
1920×1080 138
  • ※1:FPS上限
  • ※2:MSAAと高度なグラフィックスはオフで計測

VR性能をチェック

VRMARK《VR性能》

Orange、Blue共にスコアが5000を越えると「VR Ready」評価になります。Orange Roomは標準的なVR性能を評価するベンチマークで、Cyan RoomはDirect12、BlueRoomは将来用です。

VRMARK 項目 GTX1070Ti GTX1080Ti
Orange Room スコア 10817 11657
Avg FPS 235 fps 254 fps
Cyan Room スコア 5903 8441
Avg FPS 128 fps 184 fps
Blue Room スコア 2024 2997
Avg FPS 44 fps 65 fps

5000を越えるスコアなのでVRも楽しめるゲーミングPCになります。

参考比較

製品名 CPU GPU スコア
NEXTGEAR i670 Core i7-8700K GTX 1080Ti 11159
NEXTGEAR i670PA1-FF15 Core i7-8700K GTX 1080 11249
NEXTGEAR-MICRO im570SA10 Core i5-7500 GTX 1060 6379
NEXTGEAR-NOTE i5550 Core i7-7700HQ GTX 1060 5860
NEXTGEAR-MICRO am540SA1 Ryzen 7 1700 GTX 1060 6193
NEXTGEAR-NOTE i5320GA1 Core i7-7700HQ GTX 1050 2963

VRMARKのOrangeRoomのスコア比較になります。GTX1050だと推奨の5000を切ってしまいますが、それ以上だとOrangeRoomで5000を越えてくるのでVRredy評価になります。GTX1070Ti搭載機だとCyan Roomでも5000を超えます。

CPU性能をチェック

スペック
プロセッサ名 Core i7 8700K
(Coffee Lake-S)
ソケット形状 LGA1151
コア数 6 スレッド数 12
ベース動作周波数 3.7GHz 最大周波数(TB) 4.7GHz

CINEBENCH R15

CINEBENCH R15 Corei7-8700K
GTX1070Ti
Corei7-8700K
GTX1080Ti
CPU 1434 cb 1430 cb
CPU(Single Core) 195 cb 197 cb

CPU性能の比較をする時に参考になるのがCINEBENCHになります。Core i7-8700は物理6コア12スレッドのCPUなのでゲーム以外の用途でも強いです。ゲーム実況や動画編集など他の作業時でも快適に動作します。

参考比較

製品名 CPU マルチコア シングルコア
NEXTGEAR-MICRO am540SA1 Ryzen 7 1700 1413 cb 147 cb
NEXTGEAR i660PA1-SP4 Core i7-7700K 971 cb 191 cb
NEXTGEAR-NOTE i5550 Core i7 7700HQ 748 cb 154 cb

CPU性能ではRyzenがCPUコアが多いので動画編集のエンコード等がメインという方にはおすすめになりますが、ゲーム用途ではインテルの方がパフォーマンスが高いのでゲームをメイン、もしくはゲームもやるという場合はインテル製CPUを搭載したゲーミングPCがおすすめになります。

第7世代と第8世代では物理コア数は違うので多コアが使える場面だと性能差をやはり感じます。

ストレージの速度をチェック

SSD HDD

(GTX1070Tiのストレージ構成)

ゲームタイトルによってはHDDが原因でスタッタリング(カクつき)が発生する場合もあります。そういう意味でSSDは必須ですが240GBが最低限、500GBあれば少し余裕が出てくるという印象です。

タイトル 容量
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION 100GB
Grand Theft Auto V 72GB
NieR:Automata 50GB
Far Cry 5 40GB

大作ゲームの場合はストレージ容量も大きい傾向にあります。それらのタイトルを都度SSDからHDDに、またはHDDからSSDに移動させれば100GB越えのタイトルであっても怖くは無いです。

ストレージ容量に関しては変更がある項目なので必ず公式ページでご確認をお願いします。

静音性のチェック

  アイドル時 高負荷時(3DMARK 実行時)
GTX1070Ti構成 45.9db 47.3db
GTX1080Ti構成 46.1db 47.9db

アイドル時と3DMARKのFire Strike Ultraを実行した時の騒音デジベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に考えて下さい。

消費電力のチェック

  アイドル時 ベンチマーク実行時
GTX1070Ti構成 36.2w 225w
GTX1080Ti構成 38.1w 257w

消費電力を計測しました。※高負荷時は3Dmark(FireStrike)実行時の消費電力をワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。

温度のチェック

  アイドル時とベンチマーク実行時の温度
GTX1070Ti構成
GTX1080Ti構成

CPUやGPU等の構成内容によって温度は変化します。3DMARKのFire Strikeのベンチマークを複数回回した後に計測した温度になります。

外観をチェック

前面はダーククロム強化ガラスでインターフェース部分はヘアライン加工がされているアルミ素材がその横に配置されているのでかなり実物は高級感があります。

インターフェース部のアップです。電源ボタン、USB3.0×2、マイク入力端子、ヘッドホン端子、USB2.0×2が並んでいます。

光学ドライブが搭載されています。

サイドパネルがガラスパネル仕様だと見た時の印象がまるで違うのでガラスパネルがおすすめです。

ガラスパネル仕様では無い通常モデルだとこのようなデザインになります。サイドパネルは上にあるネジ2つを外すと外せます。

GTX1070Ti搭載の背面になります。ほこりが溜まりやすいDisplayPort端子の部分が窪んでいるのでほこりが入りにくいです。

GTX1070Ti構成の外部出力になります。DisplayPort×3、HDMI×1、DVI×1となっています。

底部には取り外し可能なメッシュを装備しているので掃除の際はさっと抜き出してメンテナンスする事が可能です。吸気は底部から行われる仕様なのでほこり等が溜まっても掃除が簡単なのは便利です。

ガラスパネルカスタマイズ例

クリアパネルが反射してしまったので付属で付いてきた布を引いています。この布も高級感があります。ライトを当てて中が何となく見えるようにしました。スモークガラスなので照明を当てないと実際にはこんなに中は見えません。

ガラスのサイドが枠で覆われていないのでかなりシャープな印象があります。

後ろの背景と比べると何となくグレーっぽいスモークがかった色をしているのが確認出来ると思います。この画像が実際の見え方に近い印象です。

右下にG-Tuneのロゴが入っています。

パネルの開閉は非常に手軽に行う事が可能です。ワンタッチで押して開けるだけでサイドパネルが開閉する機構になっています。

閉じる時も下に差し込んで上を閉じるだけでサイドパネルを閉じる事が可能です。よく内部にアクセスする場合でもこれなら楽です。

内部パーツをチェック

以下はMASTERPIECE i1630GA1-SP(GTX1070Ti構成)の内部パーツチェックになります。GTX1080Tiに関してはMASTERPIECE i1630PA1-SMMをチェックしてみて下さい。

内部は電源が上に配置されている点と左側側面のスペースがフルタワーという事もあり広く取られているので裏配線がしやすいケースという印象があります。

左電源下にマザーが配置されていて、左側にSSDが配置されています。隣にもう一台追加スペースがあります。NEXTGEARと比較するとストレージの多さという点ではNEXTGEARに軍配が上がりますが、ストレージ類を拡張しないという場合には問題ないでしょう。

左側側面の上部には電源が格納されているのでケーブル等もそちらに収納出来るという利点があります。HDDや光学ドライブはこちら側からアクセス可能です。

CPUファンはリテールです。自分で換装しないのであればカスタマイズも視野に入れた方がいいかもしれませんが、温度をチェックするとそこまで熱くならないですしPCケースがフルタワーという事もあり静音性も気にならないレベルだと思うのでこのままでも問題は無いと思います。

メモリはSAMSUNG製が採用されていました。

GPUはZOTAC製のGTX1070Tiのグラフィックボードが採用されていました。

SSDはGigastone製が搭載されていて、HDDはseagate製が搭載されていました。

パーツのメーカーに関しては状況により変更される可能性があります。レビュー機ではこのメーカーのパーツが搭載されていましたという情報になります。

まとめ

メリット

  1. SSDとHDDのデュアルストレージでストレスフリーな環境
  2. ガラスパネル仕様は見た目的な部分だけでなく実用面でも選ぶ価値あり
  3. 冷却性能や静音性もフラッグシップだけあって高い
  4. パーツ構成の幅が広い

デメリット

  1. ストレージが2.5型のSSD2台と3.5型のHDDが1台という事でストレージをガンガン積みたいという方には不向きです(外部ストレージという手はあります)
  2. デスクトップPCなので頻繁に移動させたり持ち運んだりする事が無いと思うので実用上は問題無いと思いますが、重量が重い

構成内容的にはMASTERPIECE i1630 シリーズ (Z370) は執筆時GTX1060~GTX1080Tiまでとなっており、更に性能を求めたいという方はMASTERPIECE i1720 シリーズ (X299) だと Core i9-7900X&GTX1080Ti SLIのW水冷構成を選択可能なのでそれがG-TuneのMAX級スペックとなっています。

一般的な使用だとi1630 シリーズ (Z370) で困るシーンはほとんど無いと思いますが、動画編集作業(ゲーム実況含む)を中心にCPU性能を極限まで上げたいという方はi1720 シリーズ (X299)、ゲーム用途だとi1630 シリーズ (Z370) という棲み分けになると思います。

ただ、ゲーム用途でも4Kで運用していてGTX1080Tiだと性能が足りないと感じるシーンもあるので例えばFF15の4K最高設定&NVIDIAの設定も全部ONにした状態でMASTERPIECE i1630 シリーズ (Z370) のGTX1080Ti構成の実機でベンチマークを取ると最小30FPS、平均38FPS、最大45FPSという結果になりました。

4K60FPSを目指す場合にはマルチGPUに対応しているタイトルの場合はFPS値も1.5倍以上伸びるタイトルもあるので超高解像度でのゲームプレイを期待される方はMASTERPIECE i1720 シリーズ (X299)も検討してみて下さい。

GTX1080TiだとFHD、WQHD、UWQHDが適正な解像度だと思います。4Kを常用となるとSLIに手を出したくなると思います。

G-Tuneのフラッグシップという事で非常に高級感のある筐体に仕上がっているので最上級を求める方におすすめです。気になった方はチェックしてみて下さい。

公式サイトはこちら

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