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【G-tune】GTX1060搭載NEXTGEAR i655SA6の実機&性能レビュー

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現在この商品は販売終了しています。

G-TuneのゲーミングPCの実機レビューまとめでレビュー記事をまとめているのでそちらをチェックしてみて下さい。

以下過去の記録記事になります。

↓↓↓

マウスコンピューターさんから『NEXTGEAR i655SA6』の実機を貸して頂けたので性能含めてレビューしていきます。NEXTGEAR i655SA6はGTX1060を搭載したNEXTGEARシリーズになります。

GTX1060は前世代でも低価格でコストパフォーマンスに優れている事からゲーマーだけでなく、グラフィックボードを必要としている方向けに無難なチョイスとして非常に人気だったGTX960の後継に当たるグラフィックボードになります。GTX960のグラフィックメモリは2GBでしたが、GTX1060のグラフィックメモリは6GBになっています。

※G-TuneのGTX1060搭載PCはメモリ3GBモデルに変更されました。価格もその分お安くなっています。

NEXTGEAR i655SA6

SnapCrab_NoName_2015-11-16_11-24-32_No-00

CPU:Core i7-6700K
メモリ:16GB
GPU:GeForce GTX1060(6GB)

目次

NEXTGEAR i655SA6の外観

IMG_0987_R

NEXTGEARのPCケースは前面が中世騎士の兜のようなデザインになっているのが特徴で、電源を点けるとこのように光ります。

IMG_0947_031116_061636_PM_R

前面のパネルは開閉式になっており、パカっと開けられるようになっています。そこを開閉すると中にDVDスーパーマルチドライブにアクセス出来る仕様になっています。

IMG_0921_R

また天板前面に電源やUSBなどのアクセス頻度の高いインターフェースが設置されているので、PCケースを机の下に設置される方は非常に便利です。

NEXTGEAR i655SA6の内部

IMG_1767_073016_124447_PM_R

ATXのケースにZ170のマザーボード、CPUはCorei7-6700K、メモリはDDR4の16GB、ストレージはSSDが240GB、HDDが2TB積んでいるので大容量ファイルやあまり使わないorストレージの速度が関係ないゲームをHDDに保存して、ストレージの速度に恩恵のあるゲームをSSDに保存するという手法を取れる2台体制。

電源は80PLUS BRONZEの700Wの電源を積んでいます。700WもあるのでUSBで電源を沢山とっても安心ですね。そして何より最新のグラフィクボードであるGTX1060が搭載されています。

GTX1060は上位のGTX1070やGTX1080と比べるとサイズ的に小さくてコンパクトな事が見て取れます。またGTX1060のTDPは120Wとなっているので消費電力も少なくエコですね。

GTX1060を選択する人の中にはゲーミングPC初心者でGTX1000番台の中では現状GTX1080、GTX1070、GTX1060しか出ていないので松竹梅的な事で言うと梅に当たる訳ですが、このGTX1060を選択する人が多いというのが予想出来ます。

初心者の方は今は上記の画像を見てもちんぷんかんぷんだと思いますが、ある程度PCスキルを付けて将来自分でPCの改造に取り組む事もあるかもしれません。その時でも配線を見てもらえば分かると思いますが、これだけガチガチに固定されているのでどれがどれかというのは凄く分かりやすくなっています。

例えばですが、メーカーの1年保証が切れて自分で自己責任で増設しようとなった時に2年位経ってグラフィックボードをもう少しいいものに交換しようと思い立ってもあの赤いケーブルがグラフィックボードの電源供給になっているので赤いケーブルを抜いてグラフィックボードを交換すれば基本的には交換可能です。

ちなみにですが、PCのケーブルって思った以上に固いです。なので初心者がこれだけガチガチにケーブルを固定するのはかなりの至難の業です。この辺りはやっぱりプロの技だなと感心する所です。

IMG_1768_R

左にうっすらとGTX1060という文字が印字されているのが見えるでしょうか?このGTX1060がこのPCのメイン所になります。スペックや性能については後述します。

スペック

SnapCrab_TechPowerUp GPU-Z 190_2016-7-28_17-14-21_No-00

OS Windows10
CPU Core i7-6700K
GPU GeForce GTX 1060(6GB)
メモリ 16GB(DDR4)
マザーボード Z170
HDD SSD 240GB+HDD 2TB

※情報は記事執筆時のものになります。最新の詳細は公式ページでご確認下さい。

各種ベンチマークを計測

ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド

SnapCrab_ファイナルファンタジーXIV 蒼天のイシュガルド ベンチマーク_2016-7-28_12-39-37_No-00

設定 画面サイズ DirectX スコア
最高品質 1920×1080 11 12834
高品質 1920×1080 11 14561
標準品質 1920×1080 11 21102
最高品質 1920×1080 9 15709
高品質 1920×1080 9 16272
標準品質 1920×1080 9 24434

ドラゴンクエストX

SnapCrab_ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver14k_2016-7-28_14-11-1_No-00

設定 画面サイズ スコア
最高品質 1920×1080 20516
標準品質 1920×1080 20936
低品質 1920×1080 21440

ドラゴンズドグマオンライン

SnapCrab_NoName_2016-7-28_14-42-25_No-00

設定 画面サイズ スコア
最高品質 1920×1080 12412
標準品質 1920×1080 13006
低品質 1920×1080 13445

モンスターハンター第三弾(大討伐)

SnapCrab_NoName_2016-7-28_15-5-2_No-00_R

設定 画面サイズ スコア
最高設定 1920×1080 25366

PSO2ベンチマーク ver.4

pso20160728_151623_000_R

設定 画面サイズ スコア
簡易設定6(最高設定) 1920×1080 44171
簡易設定5 1920×1080 70814

3DMark

Fire Strike

SnapCrab_3DMark Advanced Edition_2016-7-28_16-7-34_No-00_R

スコア Graphics score Physics score Combined score
11029 13032 12693 4695

Fire Strike Ultra

スコア Graphics score Physics score Combined score
2985 2904 12681 1542

Time Spy

スコア Graphics score CPU test
4068 3954 4866

今回からFire Strike UltraとTime Spyの項目を追加しております。Fire Strike Ultraに関しては4Kでのパフォーマンステストになります。Time SpyはDirectX 12に対応したグラフィックテストです。

SteamVRパフォーマンステスト

SnapCrab_SteamVR パフォーマンステスト結果_2016-7-28_17-6-56_No-00

平均忠実度 テストされたフレーム 90fps以下のフレーム CPUバウンドフレーム
8(非常に高い) 9773 0 0

実際に使ってみての評価・感想

GTX1060はベンチマークスコアを比較してみると性能的にはGTX980とほぼ同レベルです。GTX1000番台の3Dmarkスコアで比較すると以下のようになっています。

グラフィックボード Fire Strike スコア
GTX1080 17216
GTX1070 14443
GTX1060 11029

どれもマウスコンピューターさんからお借りしたNEXTGEARモデルのFire Strikeのスコア比較になります。スコアを見ると順当に価格分性能も上がっているという印象を受けます。

現状ではGTX980と同等の性能を持ったGTX1060ならフルHDの解像度ならほとんどのゲームで快適に動作します。それ以上の解像度になるとちょっと厳しいゲームも出てくるでしょう。

VRに関してはGTX970の性能を超えているので推奨スペックは満たしています。VRのベンチマークでもVRレディになっています。

ただ、SteamでVRタイトルでランキングに入ったとちょこっと話題になったRaw DataなんかだとGTX 980 Tiが推奨要件になっているのでGTX1060だとスペック的には少し不安要素があります。直近でガッツリVRタイトルを試す予定がある方はGTX1070やGTX1080を選択されるのがいいと思います。

タイトル 設定 FPS値
エルダースクロールズオンライン 最高設定(街中) 最低63FPS|平均75FPS|最高80FPS
FF14 最高設定(街中) 平均110FPS|最低100FPS前後|最高120FPS前後
GTA5 ベンチマーク(すべての値を超高&ウルトラ) 最低30前後|平均50前後|最高70前後
Fallout4 ウルトラ設定(ダイヤモンドシティ) 最低60前後|平均80~90前後|最高130前後
ダークソウル3 最高設定 60FPS
オーバーウォッチ 最高設定(エピック設定) 最低95FPS前後|平均110FPS前後|最高140FPS前後
ARK とても大きい(最高設定) 最低30FPS|平均40FPS|最高50FPS
高設定 平均55~60FPS前後|中設定65~70FPS
マインクラフト(影MOD) 描画距離8 最低45FPS前後|平均60FPS前後
描画距離12 最低40FPS前後|平均55FPS前後

試しに最高設定でFPS値を計測してみましたが、最高設定で60FPSが厳しいゲームはこの中だとGTA5、ARK、マインクラフトの影MODでした。GTA5に関しては最高設定だとFPS値が40FPSや50FPSになる事もありますがそれでも快適に動作します。設定をある程度妥協すれば余裕で60FPSで快適に動作します。ARKはGTX1070でも微妙に重いのでGTX1060だからという事でも無いです。マインクラフトの影MODに関してはVersionが10.2のoptifineにSEUSのv11.0を入れたものになります。

2016-07-29_13.43.23 2016-07-29_13.51.59

総評

GTX1060に関しては現状フルHDのゲームを楽しむ上では性能不足を感じる事は無いので安心して選択しても大丈夫です。これから控えている超大作ゲームラッシュに備えてBTOでゲーミングPCを新調しようという方にはGTX1060は性能面で前世代のハイエンドに匹敵し、価格は抑えられており、消費電力は少なく、Pascal世代のアドバンテージであるVR性能がアップするSMPが搭載されていたり、高フレームレートのティアリングで効くFastSyncがGTX1060なら恩恵を感じられたりする事を考えるとGTX960からの乗り換えでも十分恩恵があります。

今回レビューしたこの機種はマウスコンピューターさんのゲーミングPCモデルの中でも特に人気の高いNEXTGEARシリーズのケースを採用したモデルになっています。コスパの高いGTX1060を搭載したNEXTGEAR i655SA6は最新のPCゲームを価格を抑えて幅広くプレイしたいという方におすすめです。

NEXTGEAR i655SA6

SnapCrab_NoName_2015-11-16_11-24-32_No-00

CPU:Core i7-6700K
メモリ:16GB
GPU:GeForce GTX1060(6GB)

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