マウスコンピューターさんから「G-Tune E6-A7G70BK-A」の実機をお借りしたのでレビューしていきます。
「G-Tune E6-A7G70BK-A」は、8コア16スレッドの「Ryzen 7 7840HS」と「RTX 4070」が搭載。
グラフィックボードに「GeForce RTX 4070」が搭載しているので最新ゲームを快適に楽しみたい方におすすめのノートPCです。
G-Tune E6-A7G70BK-Aのスペック
スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 7 7840HS |
グラフィック | RTX 4070(8GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
液晶 | 16型 2,560×1,600 WQXGA(240Hz) |
無線 | Wi-Fi 6E |
重量 | 約2.19kg |
動作時間 | 約 6.5時間 |
外観デザイン
カラーはブラックで、WEBカメラは液晶上部に設置されています。液晶は16インチでWQXGA解像度(2,560×1,600)、リフレッシュレートは240Hzです。
高解像度&高速リフレッシュレート採用液晶なので、高精細な映像で極めて滑らかな描画で楽しむ事が出来ます。
液晶はノングレアパネル採用なので、映り込みが少なく長時間のゲームや作業に最適です。
天板にはG-Tuneのロゴが配置されています。天板の開閉は片手だと筐体が浮いてしまうため両手で開閉する必要があります。
筐体はさらさらした材質で、指紋が付きにくいです。
入出力ポート
左側面には、USB2.0、マイク/イヤホン出力端子があります。左側にイヤホン端子があると右利きの方は便利に感じます。
背面側には、miniディスプレイポート、USB3.1 Type-C、HDMI、有線LAN、電源入力があります。背面に映像端子があると接続する際にケーブルが邪魔にならないので良いです。
右側面にはSDカードリーダー、USB3.0×2があります。
外付けのSSDを接続してストレージを確保したり、外部モニターと接続してマルチディスプレイ化したり、マウスなどのUSB機器と接続する際にも過不足なく使える入出力ポートが装備されています。
キーボード
キーボードはテンキーありです。日本語配列102キーボードとなっています。
複数のキーの同時押しに対応したNキーロールオーバー対応キーボードなので、FPS/TPSゲーマーにもおすすめのキーボードです。
また、視認性を高めるバックライトLEDが搭載しているので、場所を問わず快適に文字打ちが行なえます。
実際に操作すると、文字も打ちやすく、タッチパッドが大きいので使いやすいノートPCでした。
カラーの設定は付属ソフトの「mouse Control Center」で行う事ができます。4ゾーン設定対応のRGBLEDキーボードなので、レインボーカラーなどの設定が可能です。
重量
重量を計測すると本体が2,185gで、ACアダプターの重量は664g(コンセント含む)でした。
ゲーム性能
「G-Tune E6-A7G70BK-A」のゲーム性能はどの程度快適なのかをチェックしました。計測は有線接続で行っています。
3DMARK
3DMARKのTimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークソフトです。
表は当サイトでテストしたノートPCのTimeSpyの参考スコア比較です。
「G-Tune E6-A7G70BK-A」は、3DMARK TimeSpyでテストすると「11820」スコアとなりました。
他のグラフィックスボードと比較するとRTX 3070Ti以上の性能でした。
ファイナルファンタジー15
解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
---|---|---|
2560×1440 | 高 | 8365 / 83 fps【快適】 |
1920×1080 | 高 | 11493 / 114 fps【とても快適】 |
ファイナルファンタジー15は、6,000スコアで「快適」、12,000スコアで「非常に快適」評価になります。最高設定で「とても快適」評価です。
PSO2:NGS
解像度 | 設定 | スコア / 評価 |
---|---|---|
2560×1600 | ウルトラ | 12639【快適】 |
1920×1080 | ウルトラ | 26802【快適】 |
PSO2:NGSは「10,001以上」のスコアで「快適」評価です。「5,001~10,000」で標準的な動作、「5,000未満」で重い動作判定となります。最高設定で「快適」評価です。
BLUE PROTOCOL
解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
---|---|---|
2560×1600 | 最高 | 13400 / 90 fps【極めて快適】 |
1920×1080 | 最高 | 20366 / 140 fps【極めて快適】 |
BLUE PROTOCOLは、「8000~8999」スコアで「快適」、「10000スコア以上」で「極めて快適」評価になります。最高設定で「極めて快適」評価です。
ファイナルファンタジー14
解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
---|---|---|
2560×1600 | 最高 | 15564 / 107 fps【非常に快適】 |
1920×1080 | 最高 | 20615 / 150 fps【非常に快適】 |
ファイナルファンタジー14 暁月のフィナーレは、8,000スコアで「快適」、15,000スコアで「非常に快適」評価になります。最高設定で「非常に快適」評価です。
ストリートファイター6
解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
---|---|---|
2560×1600 | 最高 | 100 / 59 fps【快適】 |
1920×1080 | 最高 | 100 / 59 fps【快適】 |
ストリートファイター6は「90~100」スコアで「快適」評価です。最高設定で「快適」評価です。
ドラクエ10
解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
---|---|---|
1920×1080 | 最高 | 21746【すごく快適】 |
ドラクエ10のような軽めのゲームは「すごく快適」に動作します。
フォートナイト
最高設定
最低設定
人気TPSゲームのフォートナイトの最高画質では70fps前後。最低では140fps前後を記録。滑らかな描画でフォートナイトを楽しむ事が出来ます。
解像度 | 設定 | FPS |
---|---|---|
2560×1600 | 最高 | 53 fps |
最低 | 134 fps | |
1920×1200 | 最高 | 71 fps |
最低 | 144 fps |
Apex Legends
最高設定
最低設定
人気FPSゲームのApexLegendsでは最高画質160fps前後、最低では230fps前後を記録しました。ApexLegendsも快適なゲーム性能を持っています。
解像度 | 設定 | FPS |
---|---|---|
2560×1600 | 最高 | 119 fps |
最低 | 171 fps | |
1920×1200 | 最高 | 158 fps |
最低 | 234 fps |
Starfield
解像度 | 設定 | FPS |
---|---|---|
2560×1600 | ウルトラ | 38 fps |
高 | 47 fps | |
1920×1200 | ウルトラ | 48 | fps
高 | 58 fps |
サイバーパンク2077
解像度 | 設定 | FPS |
---|---|---|
2560×1600 | レイトレ:ウルトラ | 54 fps |
1920×1200 | レイトレ:ウルトラ | 92 | fps
アーマードコア6
解像度 | 設定 | FPS |
---|---|---|
2560×1600 | レイトレ:最高 | 69 fps |
1920×1200 | レイトレ:最高 | 107 | fps
Forza Horizon 5
解像度 | 設定 | FPS |
---|---|---|
2560×1600 | エクストリーム | 99 | fps
1920×1200 | エクストリーム | 106 | fps
ゲーム性能まとめ
「G-Tune E6-A7G70BK-A」のゲーム性能は、サイバーパンク2077やFF15などの重めのゲームでも最高画質で60fps超えの性能です。
StarfieldのようなDLSS 3非対応の最新重量級ゲームだとWUXGA(1920×1200)解像度の高設定辺りで60fps前後なので、ネイティブのWQXGA(2,560×1,600)解像度だと少し重いゲームもあると感じました。
余力があるタイトルはWQXGA(2,560×1,600)解像度で楽しんで、性能的に厳しいタイトルはWUXGA(1920×1200)解像度でゲームを楽しむのなら快適な性能を持つ一台です。
Starfieldのような劇的に重いゲームタイトルも快適に楽しめる性能を持っています。
ゲーム | 評価 |
---|---|
重いゲーム | |
中程度のゲーム | |
軽いゲーム |
CPU性能
CINEBENCH R23はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。
「G-Tune E6-A7G70BK-A」には「Ryzen 7 7840HS」が搭載。8コア16スレッドで最大5.1GHzの高性能CPUです。8コアCPUなので重量級ゲームでも快適に使えます。
ストレージ速度
容量は1TBのNVMe SSDが搭載されています。HDDでカクつくゲームもあるのでNVMe SSDにゲームをインストールするのがおすすめです。
消費電力
アイドル時 | 高負荷時 |
---|---|
消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。高負荷時は「3DMark FireStrike」実行時の数値です。
温度
筐体の温度
「FF14 暁月のフィナーレ」ベンチマークをフルHD/最高品質で、1時間ループさせた際の温度をチェックしました。
室温は27℃。キーボード周辺の最高温度が44℃程度でWASD周辺は40℃前後でした。
内部の温度
計測ソフトは「HWMONITOR-PRO」です。「アイドル時」「3DMARKのFireStrike」「CINEBENCH R23」を10分間実行した際の最大温度になります。室温27℃環境での計測になります。
静音性
アイドル | 高負荷時 |
---|---|
40.7 db | 53.7 db |
アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。
無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に見てみて下さい。
まとめ
- 最新重量級ゲームを快適に動作可能なパフォーマンス
- NVIDIA DLSS 3&NVIDIA Reflex対応
- 滑らかな240Hz液晶搭載
- 暗所でも快適なLEDによる光るキーボード搭載
「G-Tune E6-A7G70BK-A」は、最新の「Ryzen 7 7840HS」&「RTX 4070」搭載。最新のゲームタイトルや重いゲームタイトルでも快適に楽しめるパフォーマンスを持ったゲーミングノートPCです。
NVIDIA DLSS 3にも対応しているので、最新ゲームを高フレームレートで快適に楽しめます!