MENU
はじめてゲームPC
ゲーミングPCやゲーミングノートPCの実機レビューを200台以上行いました。
最新ハードウェアのゲーム検証やベンチマーク検証もしているので、ゲーミングPC選びの参考にしてみて下さい。
はじめてゲームPCおすすめ限定モデル詳しくはこちら

「G-Tune EP-Z-FGPC」の実機レビュー RTX 3080搭載

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

G-Tune EP-Z-FGPCレビュー

マウスコンピューターさんから「G-Tune EP-Z-FGPC」の実機をお借りしたのでレビューをしていきます。

「G-Tune EP-Z-FGPC」は、CPUに「Core i7-12700K」を搭載し、ゲームで重要なグラフィックスボードにはNVIDIAの「GeForce RTX 3080」を搭載しています。

eスポーツタイトルで240fpsなどの高fpsを出したい方や、4K解像度でも快適なハイエンドゲーミングPCです。

目次

スペック

G-Tune EP-Z-FGPC
G-Tune EP-Z-FGPC CPU Core i7-12700K
グラフィック RTX 3080(10GB)
メモリ 32GB
ストレージ 1TB NVMe SSD
光学ドライブ DVDスーパーマルチ
ケース フルタワー

公式サイトはこちら

はじめてゲームPCおすすめモデルの中で「G-Tune EP-Z-FGPC」だけ無線機能とBluetooth機能が付いていないので必要な方はご注意下さい。

拡張カードのカスタマイズで無線LAN+ Bluetoothを搭載する事は可能です。(2022年4月調べ)

執筆時のスペックになります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。

外観デザイン

外観

PCケースはダーククロム強化ガラス、ヘアライン処理のアルミパネルが特徴的なフルタワー型です。

正面インターフェースはUSB3.0×2、ヘッドフォン出力×1、マイク入力×1、USB2.0×2が配置されています。USBが4つも接続できるのは便利です。

強化ガラスサイドパネル

オプションで強化ガラスサイドパネルや、LEDファンのドレスアップも可能です。ただ、部材状況によってはカスタマイズ出来ない場合もあります。

強化ガラスサイドパネルはワンプッシュで簡単にオープン可能で、メンテナンス性も大幅に向上します。

メンテナンス時に楽なので、強化ガラスサイドパネルはカスタマイズ出来る場合にはおすすめです。

背面

背面の映像出力端子は「HDMI端子、DisplayPort端子x3」となっています。複数のモニターを繋ぐ用途でも活用出来ます。

底面

底面は堅牢性の高い大型スタンドが搭載されており、ワンタッチで着脱ができるダストフィルターが標準装備です。

天板と前面はメンテンスする必要が無く、ほこりも溜まりづらいケースなので、総合的にメンテナンスが簡単なケースです。

内観

内観

内部は上部にCPUクーラーのファンとケースファンがあり、その下にマザーボード、右側にストレージの格納があります。

ストレージはSSD×2台が搭載可能です。CPUクーラーは冷却能力の高い水冷CPUクーラー(240mm)が標準搭載されています。

一日長時間ハードに使用する方でも安心して長く使えそうです。

グラフィックスカードホルダー

「G-Tune EP-Z-FGPC」には、グラフィックスカードホルダーも搭載されていました。

グラフィックスカードホルダーは、グラフィックスカードを固定し、輸送中の脱落や接触不良を防止する効果があります。

さらに、重量が重いグラフィックスボードで反りが出る事を防ぐ効果や、マザーボードの負担を軽減する効果も見込めます。

右側面

電源は右側面を開閉するとアクセス可能です。光学ドライブはこちらからアクセス出来ます。HDDを追加カスタマイズした場合には、こちら側にHDDが配置されます。

PCケースの特徴を以下にまとめました。

PCケースまとめ
  • フロントフェイスの高級感が高い
  • フルタワーなのでサイズは大きい
  • コンソールパネルが上部に付いていてアクセスしやすい
  • 底面にダストフィルターが付いている
  • 総合的にメンテンス性が高いケース

ゲーム性能

ベンチマークソフトを使用してゲームのパフォーマンスをチェックしました。

3DMARK

FireStrike

FireStrike

TimeSpy

TimeSpy

3DMARKのFireStrikeはDirectX 11、TimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークソフトです。

構成 3DMARK TimeSpy
Core i9-12900K
RTX 3090
18278
Ryzen 9 5900X
RTX 3080 Ti
17584
Core i7-12700K
RTX 3080
16599
Ryzen 7 5800X
RTX 3080
15289
Core i7-12700KF
RTX 3070 Ti
14652
Ryzen 7 5800X
RTX 3070 Ti
13654
Core i7-11700
RTX 3070 Ti
13008
Core i7-10700K
RTX 3070
12873
Core i7-11700F
RTX 3060 Ti
10794
Core i7-11700F
RTX 3060
8560
内蔵グラフィックス(i7-11700K)
769

当サイトでテストしたTimeSpyの参考スコア比較です。RTX 3080は非常に高いスコアが出ます。

RTX 3090 / RTX 3080 Tiクラスになるとコストパフォーマンスは度外視になるので、ハイエンドクラスの性能とコストパフォーマンスを重視する方にRTX 3080搭載モデルはおすすめです。

ファイナルファンタジー15

FF15ベンチマーク

解像度 設定 スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
7333 / 73 fps
快適
WQHD
2560×1440
12312 / 123 fps
非常に快適
フルHD
1920×1080
15673 / 156 fps
非常に快適

フレームレートはスコアから算出した数値です。

ファイナルファンタジー15は重量級ゲームです。スコアの評価としては6,000スコアで「快適」、12,000スコアで「非常に快適」になります。

RTX 3080を搭載しているので重量級ゲームも快適に楽しめます。

ファイナルファンタジー14

FF14ベンチマーク

解像度 設定 スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
最高 14312 / 96 fps
とても快適
WQHD
2560×1440
最高 24154 / 166 fps
非常に快適
フルHD
1920×1080
最高 29248 / 209 fps
非常に快適

フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値です。

ファイナルファンタジー14は中程度の描画負荷のゲームです。暁月のフィナーレは8,000スコアで「快適」、15,000スコアで「非常に快適」評価になります。

4K解像度の最高画質設定でもとても快適に楽しめます。

Apex Legends


最高設定

Apex Legends最高設定


最低設定

Apex Legends最低設定


人気FPSゲームのApexLegendsでは最高画質260fps前後、最低では300fps前後を記録しました。

200fps程度まで下がるような重い場所も少しあるのですが、最高設定でも安定して240fps前後が出せる印象です。最低設定ではApexLegendsの最大フレームレート300fps前後が常に出ている場面の方が多かったです。

240Hzのゲーミングモニターと組み合わせて高画質設定でも安定して高FPSを稼ぐ事が出来ます。

解像度 設定 FPS
フルHD
1920×1080
最高
264
最低
297

計測場所:ストームポイント「座礁区域」

フォートナイト


最高設定

フォートナイト最高設定


最低設定

フォートナイト最低設定


人気TPSゲームのフォートナイトは画質を上げると重い描画負荷のゲームです。画質を下げると軽いゲームです。

最高画質では170fps前後。最低では380fps前後を記録しました。フォートナイトも高fpsを出して快適に楽しめます。

フォートナイトも240Hzのゲーミングモニターと組み合わせても画質調整すれば安定して240FPSを稼ぐ事が出来ます。

解像度 設定 FPS
フルHD
1920×1080
最高
171
最低
387

計測場所:グリーシー・グローブ、3D解像度は100%に変更。レイトレーシング / NVIDIA DLSS無効で計測。DirectX12を有効。

PSO2:NGS

PSO2:NGSベンチマーク

解像度 設定 スコア
4K
3840×2160
ウルトラ 10926【快適
WQHD
2560×1440
ウルトラ 30605【快適
フルHD
1920×1080
ウルトラ 40603【快適

PSO2:NGSは「10,001以上」のスコアで「快適」評価です。「5,001~10,000」で標準的な動作、「5,000未満」で重い動作判定となります。設定は最高設定のウルトラ(設定6)です。

4K解像度の最高画質設定でも快適に楽しめます。

ゲーム性能まとめ

ここまでをまとめます。

RTX 3080搭載モデルなので非常に高いフレームレートが出ます。4K解像度や240fpsを出したい方におすすめです。

4K解像度
WQHD解像度
フルHD解像度
  1. 4K解像度:FF15:最高設定で快適評価。PSO2:NGS:最高設定で標準評価。
  2. WQHD解像度:FF15:最高設定で非常に快適評価。
  3. フルHD解像度:FF15:最高設定で非常に快適評価。

CPU性能

CPU性能をチェックしました。

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23

「CINEBENCH R23」はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。

製品名 CINEBENCH R23(マルチ)
Core i9-12900K
26849
Ryzen 9 5950X
24830
Core i7-12700K
22719
Ryzen 9 5900X
21369
Core i9-10900K
16350
Core i9-11900K
15913
Ryzen 7 5800X
15388
Core i7-11700K
14225

CINEBENCH R23マルチスコア参考比較

表はCINEBENCH R23を当サイトでテストした比較になります。

Core i7-12700Kは12コア20スレッドの非常に高い性能を誇る高性能モデルです。極めて高いCPUパフォーマンスを持っています。

ベンチマーク

PC MARK10

PC MARK10

PCMark 10 Essentials Productivity DCC
8817 10884 11189 15275

パソコンの総合的なパフォーマンスを計測するベンチマークソフトが「PCMark 10」です。

Essentialsはアプリケーションの起動速度、Webブラウジング、ビデオ会議などのPCの基本性能を計測します。

Productivityはオフィスソフトの性能、Digital Content Creation(DCC)は写真編集、動画編集などのクリエイティブ系ソフト性能のスコアとなっています。

「G-Tune EP-Z-FGPC」はパソコンの総合的なパフォーマンスも非常に高いモデルです。

構成 PC MARK10
Core i7 12700K
RTX 3080
8817
Core i7 12700KF
RTX 3070 Ti
8639
Core i7 12700K
RTX 3060
8536
Ryzen 9 5900X
RTX 3080 Ti
8401
Ryzen 7 5800X
RTX 3070 Ti
7796
Core i7-11700F
RTX 3060
7339
Core i7-11700F
RTX 3060 Ti
7313
Core i7-10700
RTX 3060
6764
Ryzen 7 3700X
RTX 3060
6731

PC MARK10参考比較

ストレージの速度

ストレージの速度

ゲームではSSDにインストールするとロード時間が短縮される効果や、カクつきを抑える効果が見込めます。

「G-Tune EP-Z-FGPC」には1TBのNVMe SSDが搭載されていました。 パソコンの動作がサクサクでゲームでもストレスフリーです。

消費電力

アイドル時 高負荷時
アイドル時 高負荷時

消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。高負荷時は3DMARKのFireStrikeを開始した序盤の消費電力の計測です。数値の変動があるので参考程度に見てみて下さい。

構成 高負荷時
Ryzen 9 5900X
RTX 3080 Ti
478 W
Core i7-12700K
RTX 3080
428 W
Core i7-12700KF
RTX 3070 Ti
372 W
Core i7-11700F
RTX 3060 Ti
282 W
Core i7-11700F
RTX 3060
246 W

消費電力比較

RTX 3080を搭載したハイエンドモデルなので、高負荷時の消費電力は高いです。

温度

温度

室温23℃環境での計測になります。計測ソフトはHWMONITOR-PROを使用しています。アイドル時と3DMARKのFireStrikeおよびCINEBENCH R23を10分間実行した際の最大温度です。

CPUの温度もグラフィックスボードの温度も低いです。

静音性

静音性

構成 アイドル時 3DMARK
Ryzen 9 5900X
RTX 3080 Ti
43.2 db 48.2 db
Core i7-12700K
RTX 3080
40.8 db 44.1 db
Ryzen 7 5800X
RTX 3070 Ti
42.2 db 44.8 db
Core i7-12700KF
RTX 3070 Ti
41.7 db 44.0 db

G-TuneフルタワーモデルのdB(デシベル)比較

アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に見てみて下さい。

FireStrike実行時の中で、最も動作音の大きい数値です。環境の下限は40db前後です。動作音は静かなゲーミングPCです。

まとめ

まとめ

「G-Tune EP-Z-FGPC」は最新のゲームタイトルや重いゲームタイトルでも快適に楽しめる高性能グラフィックス「GeForce RTX3080」搭載。

最新ゲーム、動画編集、実況配信などの重いゲームや重い作業にも使える高い処理能力を持ったパソコンです。

また、ケースの質感がとても良く、冷却能力の高い水冷CPUクーラーが搭載しているのが良い点です。

こんな方におすすめ

  • 冷却性能の高いゲーミングPCを探している方
  • 4K解像度でも快適に使えるモデルを探している方
  • eスポーツタイトルで高fps出したい方
  • 12コアCPU搭載で快適にPCゲームを楽しみたい方

G-Tune EP-Z-FGPCの詳細はこちら

G-Tune公式サイトはこちら

あわせて読みたい
「G-Tune EP-A-3070Ti」の実機レビュー RTX3070Ti搭載 マウスコンピューターさんから「G-Tune EP-A-3070Ti」の実機をお借りしたのでレビューをしていきます。 「G-Tune EP-A-3070Ti」は、CPUに「Ryzen 7 5800X」を搭載し、ゲ...
あわせて読みたい
「G-Tune HP-A-3080Ti」の実機レビュー RTX3080Ti搭載 マウスコンピューターさんから「G-Tune HP-A-3080Ti」の実機をお借りしたのでレビューをしていきます。 「G-Tune HP-A-3080Ti」は、「GeForce RTX 3080Ti」を搭載した最...
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次