
ドスパラでコンパクトなゲーミングPCを探していると、GALLERIAの新しい「Eシリーズ」と、価格の安い「THIRDWAVE」の両方が候補に出てきます。
どちらもRTX 50シリーズを積めて、どちらも普通のタワー型より小さめ。でも値段はEシリーズの方が高い。どっちを選べばいいのか迷いますよね。
この記事では、置き場所・価格・冷却の3つの視点で、2つの違いをわかりやすく整理します。
まずは違いをひと目で
| GALLERIA Eシリーズ | THIRDWAVE | |
|---|---|---|
| どんなPC? | GALLERIAの小型モデル | 価格重視のスタンダードPC |
| 本体の形 | 約19Lの小型ケース | ミニタワー |
| サイズ(幅×奥行×高さ) | 173×382×290mm | 210×401×422mm |
| マザーボード | Mini-ITX(小型PC用) | MicroATX |
| 標準CPUクーラー | 240mm水冷 | 空冷が中心 |
| 選べるGPU | RTX 5070 Tiまで | RTX 5070まで |
| 価格 | 高め | 安め |
| 向いている人 | 小ささ・静かさ・作りの良さ重視 | コスパ重視 |
GALLERIAとTHIRDWAVEは、どちらもドスパラを運営する株式会社サードウェーブのブランドです。
GALLERIAはゲームや動画編集など、重い作業をしっかりこなすための高性能ブランド。THIRDWAVEは普段使いからゲームまで、幅広い用途を手ごろな価格でカバーするブランドです。
同じ会社のPCなので、「高い方が良くて、安い方が悪い」という関係とは少し違います。お金をかけている場所が違う、と考えるとスッと理解できます。
置き場所に困っているならEシリーズ

ゲーミングPCを買うとき、意外と悩むのが置き場所です。
「足元に置くとホコリが気になる」
「机の上に置きたいけど、ミニタワーでも大きすぎる」
こんな悩みがあるなら、Eシリーズがぴったりです。
| サイズ(幅×奥行×高さ) | |
|---|---|
| GALLERIA Eシリーズ | 173×382×290mm |
| THIRDWAVE(ADシリーズ) | 210×401×422mm |
| GALLERIA Xシリーズ(ミニタワー) | 220×442×443mm |
特に差が大きいのは高さです。Eシリーズは290mm、THIRDWAVEは422mmなので、Eシリーズの方が約13cm低くなります。
大きさの順に並べると、次のイメージです。
GALLERIA Eシリーズ < THIRDWAVE < GALLERIA Xシリーズ

THIRDWAVEも十分コンパクトなミニタワーです。床やデスク下に置くなら、このサイズで困る場面はほぼないでしょう。
Eシリーズは、最初からデスクの上に置くことを考えて作られています。モニターの横に置いても圧迫感が少なく、LEDも電源ボタンのランプだけなので、リビングや寝室にもなじみます。


できるだけ安く買いたいならTHIRDWAVE
予算を優先したいなら、THIRDWAVEがおすすめです。
同じRTX 5060を積んだモデルで比べると、価格差がよくわかります(2026年9月時点)。
| モデル | CPU | GPU | メモリ | SSD | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| THIRDWAVE AD-R5A56A-01B | Ryzen 5 7500F | RTX 5060 | 16GB | 1TB | 198,980円 |
| GALLERIA EGR5I-R56 | Ryzen 5 7500F | RTX 5060 | 16GB | 1TB | 239,980円 |
同じ構成で比較すると4万円ほどの価格差があります。
ガレリアEシリーズの方は電源容量が多かったり、標準水冷CPUクーラーだったりという点はありますが、コスパで選ぶならTHIRDWAVEの方が最適です。
「RTX 5060でゲームが快適に遊べればそれでOK」という方なら、THIRDWAVEで満足できるはずです。浮いたお金でゲームソフト代に当てたり、モニターやゲーミングマウスをそろえる、という選び方もアリです。
Eシリーズの差額は「小さく・静かに冷やす」ために使われている
では、Eシリーズはなぜ高いのでしょうか?
いちばん大きな理由は、小さな箱の中で高性能なパーツをしっかり冷やすための作りにあります。

PCは小さくなるほど、中に熱がこもりやすくなります。そのぶん、空気の通り道や冷却パーツにしっかりお金をかける必要があるんです。
| GALLERIA Eシリーズ | THIRDWAVE | |
|---|---|---|
| CPUクーラー | 240mm水冷(全モデル) | 12cmサイドフロー空冷 |
| 冷却ファン | 合計6基 | 12cmケースファン×5 |
| 空気の流れ | 前面2基・側面2基で吸気、背面2基で排気、天面から自然排熱 | 一般的なミニタワーの構成 |
ドスパラはEシリーズの搭載GPUをRTX 5070 Tiまでに絞っています。ケースにはもっと大きなグラフィックボードも入るものの、高負荷時の動作音60dB、内部温度60℃前後を基準に決めた、とのことです。
「入るから載せる」ではなく「静かに冷やせる範囲で載せる」という考え方ですね。
THIRDWAVEもミニタワーとしてファンを5基積んでいて、冷却は十分しっかりしています。
Eシリーズは、それをさらに小さな箱で実現するために、水冷や専用のエアフローへ追加でコストをかけている、というイメージです。
結局どっちがいい?
GALLERIA Eシリーズがおすすめな人
- PCを机の上に置きたい
- 部屋にすっきり置ける、小さなゲーミングPCが欲しい
- RTX 5070 Tiクラスまで視野に入れている
- 価格だけでなく、PC全体の作りの良さも大事にしたい
これまでGALLERIAでいちばん小さいのはXシリーズのミニタワーでした。Eシリーズが出たことで、「GALLERIAの品質で、もっと小さいPCが欲しい」という願いがかなうようになりました。
THIRDWAVEがおすすめな人
- できるだけ安くゲーミングPCを買いたい
- ブランドより、中身と価格を重視したい
- 置き場所は足元やデスク下でOK
- 同じ予算なら、GPUのランクを優先したい
THIRDWAVEにはRTX 5070までの選択肢があり、人気のTHIRDWAVE AD-R7A57A-01Bなど、コスパが良いモデルが揃っています。
まとめ
Eシリーズが登場したことで、GALLERIAとTHIRDWAVEのサイズ面が逆転しました。サイズで選ぶならTHIRDWAVEではなく、GALLERIA Eシリーズに。
違いをひと言でまとめると、こうなります。
予算を抑えて、同じ金額でいい性能を選びたいならTHIRDWAVE。
机の上に置ける小ささと、作りの良さを重視するならGALLERIA Eシリーズ。
Eシリーズの価格差は、単なるブランド代というより、約19Lの小さな箱で高性能パーツを静かに冷やすためのコストです。
これからを踏まえてGALLERIA EシリーズとTHIRDWAVEのどちらにしようか迷っている方は参考にしてみてください。


