「NEXTGEAR J6-A5G60GN-A」の実機レビュー｜コスパ重視の方におすすめ

マウスコンピューターさんから「NEXTGEAR J6-A5G60GN-A」の実機をお借りしたのでレビューしていきます。

「NEXTGEAR J6-A5G60GN-A」は、6コア12スレッドの「Ryzen 5 7535HS」と「RTX 4060」が搭載。

RTX 4060搭載ノートPCは、デスクトップPCと比較しても遜色の無いスペックが魅力です。コストパフォーマンスの高い「NEXTGEAR」のノートPCなので、学生さんや価格を抑えたゲーミングノートPCを探している方におすすめです。

NEXTGEAR J6-A5G60GN-Aのスペック

レビュー時のスペックになります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。

外観デザイン

カラーは緑みのある青色で、SNSで支持の多かった本体カラーを採用しているようです。

WEBカメラは液晶上部に設置されています。液晶は16インチでWUXGA解像度（1920×1200）、リフレッシュレートは165Hzです。

液晶はノングレアパネル採用なので、映り込みが少なく長時間のゲームや作業に最適です。

天板にはNEXTGEARのロゴが配置されています。天板の開閉は片手だと浮くので、両手で開閉する必要があります。

筐体はさらさらした材質で、指紋が付きにくいのは好印象です。

入出力ポート

左側面には、USB2.0、マイク端子、ヘッドセット端子があります。左側にイヤホン端子があると右利きの方は便利に感じます。

右側面にはカードリーダー、USB3.0×2があります。

背面側には、mini Display Ports端子、USB3.1（Type-C）端子、HDMI端子、有線LAN端子、電源端子があります。

背面に映像出力端子や電源があるので、接続する際に線が邪魔になりにくいため便利です。

キーボード

キーボードはテンキーありです。視認性を高める4ゾーン設定対応RGB LEDが搭載しているので、場所を問わず快適に文字打ちが行なえます。夜間の使用でも快適です。

カラーは付属ソフトの「Control Center」で行う事ができます。

重量

本体が2242gで、ACアダプターの重量は671g（コンセント含む）でした。

ゲーム性能

「NEXTGEAR J6-A5G60GN-A」のゲーム性能はどの程度快適なのかをチェックしました。計測は有線接続で行っています。

3DMARK

3DMARKのTimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークソフトです。

表は当サイトでテストしたノートPCのTimeSpyの参考スコア比較です。

「NEXTGEAR J6-A5G60GN-A」は、3DMARK TimeSpyでテストすると「9780」スコアとなりました。

同じNEXTGEARのデスクトップPC「NEXTGEAR JG-A5G60」が「9835」スコアだったので、比較すると遜色ないパフォーマンスが出ています。

ファイナルファンタジー15

フレームレートはスコアから算出した数値になります。

ファイナルファンタジー15は、6,000スコアで「快適」、12,000スコアで「非常に快適」評価になります。最高設定で「とても快適」評価です。

PSO2：NGS

解像度	設定	スコア / 評価
1920×1200	ウルトラ	15379【快適】
1920×1080	ウルトラ	16836【快適】

PSO2：NGSは「10,001以上」のスコアで「快適」評価です。「5,001～10,000」で標準的な動作、「5,000未満」で重い動作判定となります。最高設定で「快適」評価です。

BLUE PROTOCOL

解像度	設定	スコア / FPS / 評価
1920×1200	最高	16520 / 114 fps【極めて快適】
1920×1080	最高	16947 / 117 fps【極めて快適】

フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値になります。

BLUE PROTOCOLは、「8000～8999」スコアで「快適」、「10000スコア以上」で「極めて快適」評価になります。最高設定で「極めて快適」評価です。

ファイナルファンタジー14

解像度	設定	スコア / FPS / 評価
1920×1200	最高	16541 / 122 fps【非常に快適】
1920×1080	最高	16993 / 126 fps【非常に快適】

フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値になります。

ファイナルファンタジー14 暁月のフィナーレは、8,000スコアで「快適」、15,000スコアで「非常に快適」評価になります。最高設定で「非常に快適」評価です。

ストリートファイター6

解像度	設定	スコア / FPS / 評価
1920×1080	HIGHEST	100 / 59 fps【快適】

フレームレートはFIGHTING GROUNDの平均フレームレートの数値です。

ストリートファイター6は「90～100」スコアで「快適」評価です。最高設定で「快適」評価です。

ドラクエ10

解像度	設定	スコア / FPS / 評価
1920×1080	最高	20568【すごく快適】

ドラクエ10のような軽めのゲームは「すごく快適」に動作します。

サイバーパンク2077

解像度	設定	FPS
1920×1200	レイトレ：ウルトラ	80  fps
1920×1080	レイトレ：ウルトラ	85 fps

フレームレートはベンチマークの平均fpsです。フレーム生成＆DLSSクオリティを有効

サイバーパンク2077は、NVIDIA DLSS 3対応ゲームです。「NEXTGEAR J6-A5G60GN-A」は最新のRTX 40シリーズ搭載モデルなので、NVIDIA DLSS 3に対応しています。

レイトレーシング：ウルトラ設定でも「快適」に楽しめます。

Cities: Skylines II

解像度	設定	FPS
1920×1080	高	21 fps
1920×1080	中	30 fps
1920×1080	低	79 fps

フレームレートは7000人都市で計測。パッチ：1.0.14F1。

Cities: Skylines IIは、最重量級タイトルのシミュレーションゲームです。30fpsは欲しい所ですが最高画質は少し厳しいです。中画質程度ならカクツキも無くプレイ可能になります。

フォートナイト

人気TPSゲームのフォートナイトの最高画質では70fps前後。最低では140fps前後を記録。設定を下げると快適にフォートナイトを滑らかな描画で楽しめます。

「リテイル・ロー」周辺の平均fps。DLSS：クオリティを有効。ハードウェアレイトレーシング：オフ。DirectX12を有効。

Apex Legends

人気FPSゲームのApexLegendsでは最高画質150fps前後、最低では230fps前後を記録しました。ApexLegendsも快適なゲーム性能を持っています。

計測場所：射撃訓練場。ジブラルタルのULT後に一定のコースを周回した際の平均fpsです。

ゲーム性能まとめ

「NEXTGEAR J6-A5G60GN-A」のゲーム性能は、サイバーパンク2077やFF15などの重めのゲームでも最高画質で60fps超えの性能です。

最重量級タイトルのCities: Skylines IIの最高画質を快適にプレイしたい方は、もうワンランク上の性能がおすすめになりますが、画質を少し落とせば快適にプレイが可能です。

また、RTX 40シリーズ専用機能のNVIDIA DLSS 3対応のゲームなら高いフレームレートを出せるので、様々なゲームを快適にプレイしたい方におすすめのゲーム性能です。

ゲーム	評価
重いゲーム
中程度のゲーム
軽いゲーム

CPU性能

CINEBENCH R23はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。

CINEBENCH R23マルチスコア参考スコア比較です。

「NEXTGEAR J6-A5G60GN-A」には「Ryzen 5 7535HS」が搭載。6コア12スレッド最大動作クロック4.55GHzのモデルで、性能とコストのバランスを重視する方におすすめのCPUです。

ビジネス用途からゲーム用途、趣味の画像・動画編集まで幅広く使える性能を持っています。

ベンチマーク

PC MARK10

PCMark 10	Essentials	Productivity	DCC
6366	7777	9170	9822

パソコンの総合的なパフォーマンスを計測するベンチマークソフトが「PCMark 10」です。

Essentialsはアプリケーションの起動速度、Webブラウジング、ビデオ会議などのPCの基本性能を計測します。

Productivityはオフィスソフトの性能、Digital Content Creation（DCC）は写真編集、動画編集などのクリエイティブ系ソフト性能のスコアとなっています。

ストレージ速度

容量は500GBのNVMe SSDが搭載されています。HDDでカクつくゲームもあるのでNVMe SSDにゲームをインストールするのがおすすめです。

マウスコンピューターのゲーミングノートPCはカスタマイズが豊富に選択出来るのが魅力です。SSDは最大4TBまで選択可能なので、用途に合わせて選択可能です。

消費電力

アイドル時	高負荷時

消費電力はワットチェッカー（REX-BTWATTCH1）で計測しています。高負荷時は「3DMark FireStrike」実行時の数値です。

温度

筐体の温度

「FF14 暁月のフィナーレ」ベンチマークをフルHD/最高品質で、1時間ループさせた際の温度をチェックしました。

室温は23℃。キーボード周辺の最高温度が41℃程度でWASD周辺は32℃前後でした。

キーボードの温度が低いので、ゲームをプレイしていても気になる事は無いでしょう。

内部の温度

計測ソフトは「HWMONITOR-PRO」です。「アイドル時」「3DMARKのFireStrike」「CINEBENCH R23」を10分間実行した際の最大温度になります。室温23℃環境での計測になります。

静音性

アイドル	高負荷時
40.5 db	52.7 db

アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。

無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に見てみて下さい。

まとめ

「NEXTGEAR J6-A5G60GN-A」は、、最新ゲームをプレイするのに十分な性能を持つ、最新の高性能グラフィックス「RTX 4060」を搭載しています。DLSS 3対応で165Hzに対応した液晶が付いています。

CPU性能を抑えてグラフィックスが高いので、タイトルによってはCore i7搭載のRTX 4050搭載モデルの方が高いパフォーマンスとなる場合もあります。

しかし、重量級タイトルに関してはグラフィックス性能が高い方がフレームレートが高い場合がほとんどなので、ゲーム性能のコスパを考えた時に非常に優秀です。

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