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RTX 5070搭載の高コスパゲーミングPC|NEXTGEAR JG-A7G70の実機レビュー

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「NEXTGEAR JG-A7G70」の実機レビュー RTX 5070搭載

マウスコンピューターさんから「NEXTGEAR JG-A7G70」の実機をお借りしたのでレビューをしていきます。

「NEXTGEAR JG-A7G70」は、CPUに「Ryzen 7」を搭載し、ゲームで重要なグラフィックスボードにはNVIDIAの「GeForce RTX 5070」を搭載したゲーミングPCです。

映像の美麗さにこだわるゲーミング環境を構築したい方や、ゲームで高fpsを出したい方におすすめです。

目次

NEXTGEAR JG-A7G70のスペック

NEXTGEARミニタワー
スペック
CPURyzen 7 7800X3D
グラフィックGeForce RTX 5070(12GB)
メモリ16GB
ストレージ1TB NVMe SSD
ケースミニタワー
RGBケースファン

NEXTGEAR JG-A7G70は、2025年6月時点では複数モデルがあります。主な違いはCPUです。「Ryzen 7 9800X3D」「Ryzen 7 7800X3D」「Ryzen 7 7700」「Ryzen 7 5700X」搭載モデルがそれぞれあります。

今回お借りしたモデルはAMD 3D V-Cache技術が採用されたゲーム特化型の「Ryzen 7 7800X3D」搭載モデルになります。

執筆時点で、Ryzen 7 5700Xモデルは229,900円~、より高性能なRyzen 7 7800X3Dモデルでも249,800円~と、非常にバランスの取れた価格帯です。

性能に対しての価格で考えるとコストパフォーマンスが高い1台です。はじめてのゲーミングPCとしても、ハイスペックユーザーの買い替えとしても安心して選べる1台となっているので、気になった方はチェックしてみて下さい。

レビュー時のスペックになります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。

NEXTGEARとは?

NEXTGEAとは?
  • 価格を抑えたブランド
  • AMD CPUのみ採用(執筆時点)

NEXTGEAR(ネクストギア)ブランドは、2023年7月26日に販売が開始されたマウスコンピューター「G-Tune」とは別のブランドになります。高いコストパフォーマンスが魅力のブランドです。

「NEXTGEAR」は初心者の方のはじめてのゲーミングPCや、コストパフォーマンスを求める方におすすめのブランドになります。

NEXTGEARの梱包箱

NEXTGEARと記載された専用箱で梱包されて届きます。

外観デザイン

NEXTGEAR専用ミニタワーケース
NEXTGEAR専用ミニタワーケース

PCケースはNEXTGEAR専用ミニタワーケースです。左側面は標準で強化ガラス仕様。カラーはブラックになります。

フロント中央に「NEXTGEAR」のロゴマークがあり、強化ガラス下にも「NEXTGEAR」という文字が入っています。

ネジの開閉
強化ガラスの開閉

強化ガラスの開閉は、ワンプッシュ式ではありません。ネジがあるのでドライバーで外す事で開閉が行なえます。

G-Tuneのミニタワーケースの場合にはワンプッシュで開閉可能なので、異なる点です。

前面インターフェース部
天板

前面インターフェース部は電源ボタン、USB3.0×2、ヘッドフォン出力×1、マイク入力×1が配置されています。

天板にはダストフィルターが付いています。ダストフィルターはワンタッチで取り外せてメンテナンス性が高いです。磁石のようにペタッとくっついているだけなので取り外しも簡単です。

背面

背面の映像出力端子は「HDMI端子、DisplayPort端子x3」となっています。複数のモニターを繋ぐ用途でも活用出来ます。背面にType-C端子が装備されているのも良い点です。

底面
ダストフィルター

底面には天板と同様のダストフィルターが付いています。こちらもワンタッチで取り外せてメンテナンス性が高いです。汚れたらそのまま水洗い可能です。

内観

内観

左側面を開けると内部にアクセス可能です。NEXTGEARの筐体の特徴としては、ファンの最大搭載数が多いです。

CPUクーラーも標準で水冷CPUクーラーが搭載されているので、高負荷をかけても安定したゲームプレイやPC作業を行う事が可能です。

今回お借りしたモデルは通常モデルですが、それぞれカスタマイズが可能です。

赤色LED

赤色LED

青色LED

青色LED

RGB

RGB

オプションで赤色LED、青色LED、RGBから選択する事が可能です。強化ガラスが搭載されているので、様々な色の変化を楽しめる製品になっています。

内部部分の注意点としては、メモリスロット数が最大で2であるため、増設することができない点です。後からメモリの容量を増やすためには、取り外して新しいメモリに換装する必要があります。32GBに増設する予定がある方は、最初からカスタマイズを行うことをおすすめいたします。

メモリスロット

メモリのスロット数を確認するには公式サイトの仕様詳細に記載されているのでご確認下さい。

SSD×2の搭載が可能

電源は右側面を開閉するとアクセス可能です。ストレージの格納もこちらにあります。SSD×2の搭載が可能です。HDDは搭載する事が出来ません。

PCケースの特徴を以下にまとめました。

  • ミニタワー型なのでコンパクト
  • 天板と底面にダストフィルターが付いている
  • オプションLED搭載&強化ガラス標準装備
  • ファンの搭載可能数が多い
  • 強化ガラスの開閉はネジを開ける必要がある

ゲーム性能

ベンチマークソフトを使用してゲームのパフォーマンスをチェックしました。

3DMARK

Steel Nomad

Steel Nomad

TimeSpy

TimeSpy

3DMARKのSteel NomadとTimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークソフトです。

3DMARK Steel Nomad DX12
RTX 5080
8138
RTX 4080
6478
RTX 5070
5146
RTX 3080
4417
RTX 4070
3835
RTX 2080
2601
RTX 4060
2275

Steel Nomadの参考スコア比較です。RTX 5070は、前世代と比較して高いパフォーマンスを持っており、「ARK Survival Ascended」や「Cities: Skylines II」の推奨動作要件以上の性能を持っています。

タイトルによってはRTX 3080が4K解像度の動作要件になっているタイトルも多いため、4K解像度でも快適に動作するタイトルもあります。

RTX 5070は高い性能と大容量のビデオメモリを持っているので、最新ゲームを快適に動作させたいと考えている方におすすめのグラフィックスです。

ファイナルファンタジー15

FF15
スクロールできます
解像度設定スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
9148 / 91 fps【とても快適
WQHD
2560×1440
15460 / 154 fps【非常に快適
フルHD
1920×1080
19982 / 199 fps【非常に快適
フレームレートはスコアから算出した数値です。

ファイナルファンタジー15は、スコアの評価としては6,000スコアで「快適」、12,000スコアで「非常に快適」になります。

フルHD解像度、WQHD解像度、4K解像度の最高設定で6,000スコアを超えて「快適評価」以上が出ています。

4K解像度の超高精細な映像体験も可能な高性能ゲーミングPCです。

PSO2:NGS

PSO2:NGS
スクロールできます
解像度設定スコア / 評価
4K
3840×2160
ウルトラ16111【快適
WQHD
2560×1440
ウルトラ40560【快適
フルHD
1920×1080
ウルトラ47778【快適

設定は最高設定のウルトラ(設定6)です。

PSO2:NGSは「10,001以上」のスコアで「快適」評価です。「5,001~10,000」で標準的な動作、「5,000未満」で重い動作判定となります。

フルHD解像度、WQHD解像度、4K解像度で「快適評価」です。

FF14 黄金のレガシー

FF14 黄金のレガシー
スクロールできます
解像度設定スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
最高11407 / 80 fps【とても快適
WQHD
2560×1440
最高21671 / 150 fps【非常に快適
フルHD
1920×1080
最高30549 / 211 fps【非常に快適
フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値です。NVIDIA DLSSを有効。

ファイナルファンタジー14 黄金のレガシーは、15,000スコアで「非常に快適」評価となります。

フルHD解像度、WQHD解像度、4K解像度の最高設定で「快適評価」です。

ストリートファイター6

ストリートファイター6
スクロールできます
解像度設定スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
最高100 / 59 fps【快適
WQHD
2560×1440
最高100 / 59 fps【快適
フルHD
1920×1080
最高100 / 59 fps【快適
フレームレートはFIGHTING GROUNDの平均フレームレートの数値です。

ストリートファイター6は「90~100」スコアで「快適」評価です。

フルHD解像度、WQHD解像度、4K解像度で「快適」に楽しめます。

Apex Legends

最高設定

Apex Legends

最低設定

Apex Legends

人気FPSゲームのApexLegendsでは最高画質280fps前後、最低では300fps前後を記録しました。

Apex Legendsで高フレームレートを出して快適に楽しめるゲーミングPCです。144Hz/240Hzなどの高リフレッシュレート液晶モニターと組み合わせるのがおすすめです。

ApexLegends/フルHD
最高
285 fps
最低
300 fps

計測場所:射撃訓練場。ジブラルタルのULT後に一定のコースを周回した際の平均fpsです。

レインボーシックス シージ エックス

スクロールできます
レインボーシックス シージ エックス
解像度設定FPS
4K
3840×2160
ウルトラ+87 fps
183 fps
WQHD
2560×1440
ウルトラ+179 fps
363 fps
フルHD
1920×1080
ウルトラ+279 fps
534 fps
フレームレートはベンチマークの平均fpsです。レンダリングのスケーリングは100。非DLSS/FSR

レインボーシックス シージ エックスは、DLSSやFSRに対応しています。今回の設定ではどちらも適用していません。フルHD解像度なら最高画質でも240fpsを超えで、最低設定なら500fpsオーバーのフレームレートが出ています。

モンスターハンターワイルズ

スクロールできます
モンハンワイルズベンチマーク
解像度設定FPS
WQHD
2560×1440
ウルトラ134 fps
フルHD
1920×1080
ウルトラ165 fps
DLSS&フレーム生成を有効。

モンスターハンターワイルズは、ベンチマークテストでは4K解像度がうまく動作しなかったので非表示にしています。

モンスターハンターワイルズベンチマーク
4Kの動作検証

しかし、ベンチマークテストではなく実際の製品版のゲームでは4K解像度で快適に動作しており、80fps前後で推移していました。

Cities: Skylines II

スクロールできます
解像度設定FPS
4K
3840×2160
37 fps
WQHD
2560×1440
54 fps
フルHD
1920×1080
63 fps
フレームレートは7000人都市で計測。パッチ:1.2.5F1。DLSSは自動設定。

Cities: Skylines IIは、最重量級タイトルのシミュレーションゲームです。

Cities: Skylines IIの動作検証

フルHDなら60fps、WQHD解像度でも50fps前後のフレームレートを記録しました。数十万人都市の作成も可能なパフォーマンスを持っています。

黒神話:悟空

スクロールできます
黒神話
解像度設定FPS / サンプリング解像度:100
4K
3840×2160
最高58 fps / 17 fps
WQHD
2560×1440
最高69 fps / 41 fps
フルHD
1920×1080
最高61 fps
フレームレートはベンチマークの平均fpsです。フレーム生成&DLSSを有効。フルレイトレーシング;超高。左が4K(サンプリング:50)、WQHD(サンプリング:75)、フルHD(サンプリング:100)
黒神話:悟空のサンプリング解像度について

黒神話:悟空では、デフォルト設定での4K解像度時、サンプリング解像度が50に設定されていました。これはDLSSモードで言うところの「パフォーマンス」に相当し、画質よりも動作の安定性を優先した設定。

ただし、このゲームはフルレイトレーシングを使用しており非常に重いため、サンプリング解像度を100(DLAA相当)に設定すると、4K環境では17fps程度しか出ず、快適なプレイは難しくなってしまいます。

4K環境でプレイする場合には、レイトレーシングの調整やDLSSモードの調整をおすすめします。

一方で、WQHD解像度ではサンプリング解像度が75(DLSSのクオリティ相当)に設定されており、比較的バランスの良い画質とパフォーマンスが両立できています。また、フルHDでは100設定でも60fps以上の快適な動作が可能でした。

サイバーパンク2077

スクロールできます
解像度設定FPS / 非DLSS
4K
3840×2160
レイトレ:オーバードライブ121 fps / 0 fps
WQHD
2560×1440
レイトレ:オーバードライブ179 fps / 23 fps
フルHD
1920×1080
レイトレ:オーバードライブ234 fps / 38 fps
フレームレートはベンチマークの平均fpsです。マルチフレーム生成4X&DLSS自動を有効。

サイバーパンク2077は、NVIDIA DLSS 4対応ゲームです。最新のRTX 50シリーズ搭載モデルなので、NVIDIA DLSS 4(マルチフレーム生成)に対応しています。

サイバーパンク2077ベンチマーク

フルHD解像度、WQHD解像度では144fps以上で「快適」に楽しめます。レイトレーシング:オーバードライブモードでもフレーム生成と組み合わせれば、4K解像度/120fps以上で快適に動きます。

DLSSを適用しない最高設定だとフルHDでも40fps未満という驚異的な重さのゲームですが、DLSS&フレーム生成機能を有効にする事で圧倒的なパフォーマンスが期待出来ます。

ゲーム性能まとめ

解像度評価
4K解像度
WQHD解像度
フルHD解像度

RTX 5070は、フルHD/WQHD解像度の重量級ゲームを快適に楽しめる性能を持っています。

DLSS対応ゲームでは高解像度で優れたパフォーマンスに期待出来るので、高精細なWQHD解像度で最重量クラスのゲームでも快適に楽しめます。

4K解像度に関しては、最重量級ゲームをより快適に動作させたいと考えている方は性能面や、ビデオメモリの容量面からRTX 5070 Ti以上がおすすめ。

ただ、RTX 5070でも超高精細な4K解像度や、横に長いウルトラワイドモニターを快適に楽しむ事が出来るタイトルも多いです。

評価基準
  • ★★★★★:非常に快適にプレイ可能
  • ★★★★☆:快適にプレイ可能
  • ★★★☆☆:普通にプレイ可能
  • ★★☆☆☆:プレイはやや厳しい
  • ★☆☆☆☆:プレイ困難

CPU性能

CPU性能をチェックしました。

CINEBENCH 2024

CINEBENCH 2024

「CINEBENCH 2024」はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。

CINEBENCH 2024(マルチ)
Core i9-14900KF
2065
Core i7-14700KF
1728
Ryzen 7 9800X3D
1314
Core i7-14700F
1077
Ryzen 7 7800X3D
1048
Ryzen 7 7700X
1049
Core i7-13700F
1004
Ryzen 7 5700X
788
Core i5-14400F
715
Ryzen 5 4500
533

CINEBENCH 2024マルチスコア参考比較

表は「CINEBENCH 2024」を当サイトでテストした比較になります。

NEXTGEAR JG-A7G70では、2025年6月時点で選択可能なCPUは「Ryzen 7 9800X3D」「Ryzen 7 9700X」「Ryzen 7 7800X3D」「Ryzen 7 7700」「Ryzen 7 5700X」搭載モデルになります。

いずれも8コア16スレッドのCPUで、3Dゲームや、写真や動画の負荷の高い作業も快適に行える性能重視のCPUです。

AMD Ryzen 7 9800X3DとRyzen 7 7800X3Dの特徴としては、AMD 3D V-Cache技術が採用されたRyzenだけが利用できるゲーム特化型のCPUになります。グラフィックスボードの性能を最大限引き出したい方におすすめの高性能モデルです。

Ryzen 7 7700は、Ryzen 7000シリーズの性能重視モデルです。Ryzen 5000シリーズと比較すると飛躍的に性能が向上しています。高性能CPUを求める方におすすめです。

Ryzen 7 5700Xは、8コア搭載で重量級ゲームも快適にプレイ出来ます。FPS/TPSゲームで画質を下げてフレームレートを出したいシーンでも高フレームレートが出せます。コスト重視の方におすすめのモデルです。

ベンチマーク

PC MARK10

PC MARK10
スクロールできます
PCMark 10EssentialsProductivityDCC
74038147803116826

パソコンの総合的なパフォーマンスを計測するベンチマークソフトが「PCMark 10」です。

Essentialsはアプリケーションの起動速度、Webブラウジング、ビデオ会議などのPCの基本性能を計測します。

Productivityはオフィスソフトの性能、Digital Content Creation(DCC)は写真編集、動画編集などのクリエイティブ系ソフト性能のスコアとなっています。

PC MARK10
Core i7-14700KF/RTX 4080 SUPER
9617
Core i7-14700F/RTX 4070 SUPER
9280
Core i7 12700KF/RTX 3070 Ti
8639
Core i7-13700F/RTX 4060 Ti
8571
Core i7 12700K/RTX 3060
8536
Ryzen 7 7800X3D/RTX 5070
7403
Core i7-11700/RTX 3070 Ti
7200
Core i7-10700/RTX 3060
6764
Ryzen 7 3700X/RTX 3060
6731

当サイトで計測したPC MARK10参考比較

Speed Way

Speed Way

Speed Wayはレイトレーシング(DXR / DirectX Raytracing)のパフォーマンステストです。

Speed Way
Ryzen 7 9800X3D/RTX 5080
8925
Core i9-12900K/RTX 4080
7144
Core i7-14700KF/RTX 4070 Ti SUPER
 6230
Ryzen 7 7800X3D/RTX 5070
5614
Ryzen 7 7800X3D/RTX 4070 SUPER
5251
Core i9-12900K/RTX 3070
3437
Core i7-14700/RTX 4060
2670
Core i9-12900K/RTX 3060
2161

当サイトで計測したSpeed Way参考比較

ストレージの速度

ストレージの速度

ゲームではSSDにインストールするとロード時間が短縮される効果や、カクつきを抑える効果が見込めます。

「NEXTGEAR JG-A7G70」には1TBのNVMe SSDが搭載されていました。 パソコンの動作がサクサクで、ゲームでもストレスフリーです。

消費電力

アイドル時高負荷時
高負荷

消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。高負荷時は3DMARKのFireStrikeを開始した序盤の消費電力の計測です。数値の変動があるので参考程度に見てみて下さい。

温度

温度

室温27℃環境での計測になります。計測ソフトは「HWMonitor」を用いて、アイドル時と3DMARKのFireStrikeおよびCINEBENCH 2024を実行した際の最大温度になります。

静音性

静音性
アイドル時3DMARK
39.6 db49.3 db

アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に見てみて下さい。

FireStrike実行時の中で最も動作音の大きい数値です。環境の下限は40db前後です。

動作音に関しては、個人的には気になりませんでした。CPUに負荷がかかった際にファンが鳴るので、人によっては気になる方もいるかもしれません。

まとめ

NEXTGEAR JG-A7G70
総合評価
( 5 )
メリット
  • ミニタワーでサイズがコンパクト
  • オプションLED搭載&強化ガラス標準装備
  • RTX 5070搭載で最新ゲームも快適
  • コストパフォーマンスに優れている
デメリット
  • マルチタスクで高負荷なPC作業を行う方はハイブリッドアーキテクチャ採用のインテルCPUががおすすめ

「NEXTGEAR JG-A7G70」はミニタワー型でサイズがコンパクトでお部屋に置きやすいのがメリットです。筐体のデザイン性も良く、側面には強化ガラスがありLEDで光っている様子が映えます。

性能面ではCPUに「Ryzen 7」が搭載し、WQHD向け「RTX 5070」が搭載されているので、多くのゲームをWQHD解像度で快適に楽しめるモデルとなっています。

コスパという観点からもRTX 5070は優れており、大容量のビデオメモリ搭載でWQHD環境までなら十分すぎる性能を持っている点や、RTX 5080/5090クラスと比べて消費電力が低く価格も抑えられる点が優れています。

動画の編集をしつつ他の作業もマルチタスクで行うなどの用途でお考えの方は、コア数の多いインテルCPUも検討してみましょう。

ただ、シングルタスクなら動画編集も十分可能ですので、ゲームメインで考えている方は高いパフォーマンスが出る「Ryzen 7 7800X3D」搭載モデルはおすすめです。

このPCが向かない人
  • 20万円以下のPCを探している方
  • ハイエンドを求める方にはやや物足りない
このPCがおすすめな人
  • コンパクトなサイズを求める方&LEDで光るゲーミングPCを探している方(カスタマイズ)
  • Ryzen 7 7800X3D×RTX 5070搭載で高いゲームパフォーマンスを求める方
  • WQHD解像度で最新ゲームを快適に楽しみたい方
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