RTX 3060とRTX 3050の実際のゲームにおける性能比較や、特徴についてまとめています。
RTX 3060とRTX 3050どちらにしようか迷っているという方は参考にしてみて下さい。
RTX 3060とRTX 3050の比較
お忙しい方向けにRTX 3060とRTX 3050の違いをざっくりと簡潔に書きます。
- RTX 3060の特徴:パフォーマンスが上でビデオメモリ12GB搭載
- RTX 3050の特徴:パフォーマンスが下でビデオメモリ8GB搭載
RTX 30シリーズなので、どちらもレイトレーシングやNVIDIA DLSSにも対応しています。NVIDIAのグラフィックスボードなので、NVIDIA Reflexにも対応しています。
高画質重視の方や、FPS / TPSゲームをプレイしたい方にもRTX 30シリーズは先進的な映像技術の対応が充実しているのでおすすめのグラフィックスボードです。
スペック比較
RTX 3060 | RTX 3050 | |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ampere | |
CUDAコア | 3,584 | 2,560 |
ブースト クロック (GHz) | 1.78 | 1.78 |
メモリ容量 | 12 GB GDDR6 | 8 GB GDDR6 |
メモリバス幅 | 192 bit | 128 bit |
消費電力 | 170W | 130W |
スペックを見るとCUDAコア、メモリ容量、メモリバス幅、消費電力が違います。
性能面やビデオメモリの容量の違いがあります。
ビデオメモリは超過するとゲームが重い動作感になる事もあるのでRTX 3060の12GBは魅力的です。
メモリバス幅は解像度を上げる場合にはより広い帯域が必要になる事もあるので、フルHD解像度を超える場合にはRTX 3060の方がおすすめです。
消費電力的にはRTX 3050の方が低い消費電力になります。
RTX 3060とRTX 3050の性能比較
DirectX 12の定番ベンチマークソフトが3DMARKのTimeSpyになります。RTX 3060はミドルクラスで、RTX 3050はエントリーモデルという位置付けです。
ただ、RTX 3050はGTX 1660TiやGTX 1660 SUPER程度の性能を持っているので、エントリーという感覚のゲーマーは少ないと思います。
『エントリーモデルだと性能的に厳しいタイトルが多いのかな?』と思われる方も多いと思うのですが、実際にはRTX 3050でもかなり快適にゲームを楽しむ事が出来ます。
一部最重量級クラスの重いゲームだと推奨でRTX 3060が指定されているので、フルHD重量級を存分に楽しむならRTX 3060の方がおすすめではあります。
実ゲームでのパフォーマンス比較
解像度:1920×1080 | 情報元:RTX30シリーズのベンチマーク
- 重量級レイトレにはどちらも少し物足りない
- RTX 3060で重量級も快適
- RTX 3050でも画質を少し落とせば60fpsが狙える
高画質な美麗グラフィックスが際立つレイトレーシングを本格的に楽しむにはRTX 3070程度の性能が欲しいです。
ーサイバーパンク2077ー
レイトレ以外の重量級ゲームはRTX 3060の性能があればほとんど快適にプレイ可能です。
RTX 3050でも最高画質を最重視しなければ60fpsが狙える性能を持っています。最高は少し厳しめですが、高~中画質程度であれば快適にゲームを楽しめます。
eスポーツ系のFPSゲームで144fps出してゲームをプレイしたい方はRTX 3060がおすすめです。
Apex以外のVALORANTやレインボーシックスシージなどもっと軽いゲームもあるので、RTX 3060があれば快適にプレイ出来ます。
まとめ
今回はRTX 3060とRTX 3050はどっちが買い?という事でスペック面や実際のゲームのフレームレートなどを見ていきました。
どっちが買い?と聞かれたら個人的にはRTX 3060の方がおすすめかなと思います。
ただ、ライトにゲームを楽しみたい方にはRTX 3050という新しい選択肢が出たので、魅力的に感じる方も多いかもしれません。
グラフィックスボード選びの参考にしてみて下さい。
- RTX 3060は重量級の最高画質やレイトレもある程度楽しみたい方におすすめ。eスポーツ系のFPSで144fps出したい方にもおすすめです。
- RTX 3050はレイトレやDLSSなどを体験してみたい方や、ライトにゲームを楽しみたい方にもおすすめです。
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