
株の売買を題材にしたゲームをPCで遊びたい方向けに、Steamで買える作品を中心におすすめ3作品を紹介しています。
あわせて、「ゲームではなく実際の株価で練習したい」という方向けに、PCで使える無料の運用ゲームやデモ取引も後半で紹介しています。
PCで遊べる株シミュレーションゲームの結論
先に結論だけまとめておきます。
- ゲームとして一番おすすめなのは『STONKS-9800: 株式取引ゲーム』です。日本語対応で評価も高く、バブル期の投資家人生をそのまま遊べます
- 金融シミュレーションとしての本格度を求めるなら『Wall Street Raider』です。ただし日本語非対応で、UIも複雑です
- 実際の株価を使って練習したいなら、Steamのゲームではなく「株マップ.com」やmoomoo証券のデモ取引が向いています
株ゲームと言っても、遊びとして作られたものと、練習用に作られたものはまったく別物です。どちらを求めているかで選ぶものが変わってきます。
STONKS-9800: 株式取引ゲーム
最初の1本ならこれがおすすめです。
1980〜90年代の日本が舞台で、株の売買や配当の受け取り、会社の経営、不動産の購入まで行えます。自分の売買が市場の値動きに影響するので、大きな資金を動かすほど自分で相場を作ってしまう感覚があります。
体調管理や車・住宅の購入、パチンコや競馬まで入っていて、株だけを延々と売買するゲームではないです。バブル期の投資家として人生を進めていく作品です。
要求スペックが低く、ノートPCでも問題なく動きます。株ゲームを試してみたい方はまず体験版から触ってみて下さい。
Insider Trading
株価の値動きをゲームシステムに落とし込んだローグライクです。
カードを使って株価を上げ下げしながら、決められた資金目標を達成していきます。株価を上げすぎると自分でも買えなくなるため、意図的に下げてから買い集めるといった動きが必要になります。この駆け引きが本作の中心です。
『Balatro』のようなデッキ構築系が好きな方には合いますが、実際の株取引を学ぶ目的には向きません。あくまでゲームとして割り切って遊ぶ作品です。
Wall Street Raider
紹介した作品のなかで、もっとも本格的な金融シミュレーターです。
通常の株式売買や空売りに加えて、オプション、先物、債券、暗号資産、金利スワップ、銀行の経営、不動産金融、敵対的買収まで扱えます。企業を買収して支配権を握るところまで踏み込める作品は他にありません。
一方で、日本語非対応、早期アクセス、複雑なUI、バグが残るといった弱点があります。初心者が最初に選ぶ作品ではありませんが、本格度を重視する方には代わりがありません。
実際の株価で練習したい方向けのPCサービス
ここからは、ゲームではなく実在の銘柄を使って練習したい方向けです。
株マップ.com 株式運用ゲーム
このなかでもっとも「株のシミュレーションゲーム」に近い無料サービスです。
- 初期資金1,000万円
- 運用期間6か月(半年ごとに期が入れ替わります)
- 成績ランキングあり
- 無料の会員登録で参加可能
- 約定判定は1日1回
- PCブラウザから利用できます
実在の銘柄を仮想資金で売買して、他の参加者と成績を競います。約定は1日1回なので、細かい値動きを追うより銘柄選びを楽しむ内容です。ランキングがあるぶん、ゲームとしての面白さもあります。
半年ごとに期が区切られているため、参加するタイミングによっては次の期の開始を待つことになります。
moomoo証券のデモ取引
PC版にもデモ取引の機能があり、日本株は2,000万円、米国株やETFなどは100万米ドルの仮想資金が使えます。
リアルタイムの相場データを使えるので、ゲームより本番に近い練習ができます。注文の出し方や板の見方に慣れておきたい方はこちらが向いています。
TradingViewのペーパートレード
ブラウザで使えるチャートツールのペーパートレード機能です。株式、FX、暗号資産、先物などに対応しています。
チャート分析や注文方法の練習が中心になるので、「どの銘柄を買うか」よりも「どう売買するか」を鍛えたい方に向いています。
株ゲームとデモトレードの違い
同じ株の売買でも、目的が違います。
| 株ゲーム | デモトレード | |
|---|---|---|
| 市場 | 架空 | 実際の相場 |
| 目的 | 遊ぶ | 練習する |
| 時間 | 好きなだけ早送りできる | 現実の時間で進む |
| 数字 | ゲーム用に調整されている | 実際の値動き |
ゲームは何十年分もの相場を数時間で体験できる代わりに、値動きの仕組みがゲーム用に作られています。デモトレードは実際の値動きで練習できる代わりに、時間を早送りできません。
投資の勉強が目的ならデモトレード、株を題材にした遊びが目的ならゲーム、という分け方が分かりやすいかと思います。
よくある質問
まとめ
まとめると、目的別の選び方は次のようになります。
- 迷ったら『STONKS-9800』。日本語対応、高評価、体験版ありでおすすめです。
- ゲーム性を重視するなら『Insider Trading』
- 本格的な金融シミュレーションを求めるなら『Wall Street Raider』。英語と複雑さは覚悟が必要です
- 実際の株価で練習したいなら、株マップ.comの株式運用ゲームかmoomoo証券のデモ取引
体験版がある作品が多いので、まずは無料で触ってから決めるのが確実です。株ゲーム選びの参考にしてみて下さい。




