
2026年9月、かなりヤバいです。
「今月は何を買おうかな」と悩む月ではありません。 どのゲームを諦めるかを決めないと、時間が足りない月です。
9月3日『The Blood of Dawnwalker』、翌4日に20年ぶりの『鬼武者 Way of the Sword』。 9月24日は『SILENT HILL: Townfall』と『CONTROL Resonant』が同日発売。 月末30日には『Minecraft Dungeons II』と『Nivalis Nights』が重なります。
海外メディアでは、11月の『GTA6』を避ける動きで9〜10月が過密化していると指摘されています。10本すべてがその理由とは限りませんが、大型タイトルが秋の前半に寄ったのは事実です。
今回はその中から10本に絞って紹介します。
発売日カレンダー
| 発売日 | タイトル | ジャンル | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| 9月3日 | The Blood of Dawnwalker | オープンワールドRPG | 選択で物語が変わるRPGが好き |
| 9月4日 | 鬼武者 Way of the Sword | 剣戟アクション | 斬る手応え・パリィが好き |
| 9月9日 | Halloween: The Game | 非対称型ホラー | DbD系/映画『ハロウィン』好き |
| 9月11日 | WARDOGS(早期アクセス) | 大規模FPS | Battlefield・Squad系が好き |
| 9月17日 | 空の軌跡 the 2nd | ストーリーRPG | 軌跡シリーズが気になっている |
| 9月22日 | Rivage | SFパズルアドベンチャー | Portal系・宇宙ミステリー好き |
| 9月24日 | SILENT HILL: Townfall | サイコロジカルホラー | じわじわ来るホラーが好き |
| 9月24日 | CONTROL Resonant | 超常アクション | Remedy作品が気になっている |
| 9月30日 | Minecraft Dungeons II | アクションRPG | 気楽にハクスラしたい |
| 9月30日 | Nivalis Nights | 生活・経営シム | 世界を救わないゲームがしたい |
山は9月3〜4日、24日、30日の3か所。24日と30日は同日発売です。
1. The Blood of Dawnwalker
| 発売日 | 2026年9月3日 |
|---|---|
| ジャンル | ダークファンタジー・オープンワールドRPG |
| 対応機種 | PC / PS5 / Xbox Series X|S |
| 購入先 | Steamストアページ |
1347年。
黒死病がヨーロッパを飲み込んでいく時代。
カルパティア山脈の奥に、銀を産む土地「ヴェイル・サンゴラ」があります。
疫病で弱りきったその土地に、古代ローマの時代に生まれた吸血鬼ブレンシスが現れ、王を名乗って支配を始めます。
主人公はコーエン。家族を吸血鬼にさらわれた若者です。
そして彼自身も、人間のまま終われませんでした。
昼は人間。夜は吸血鬼。
これが「ドーンウォーカー」です。
太陽の下では剣で戦い、夜になれば人ならざる力を使う。同じ場所へ行っても、時間帯でできることが変わります。
このゲームの一番の売りは、選択の結果が本当に残ることです。
助けた人。見捨てた人。取り引きした相手。 それが世界の状態そのものを変えて、エンディングも大きく分岐します。しかもメインクエストに失敗しても、ゲームは終わりません。家族を救えなかった世界のまま、物語は続いていきます。
「正解ルートを外したらやり直し」ではない。 外した結果を、そのまま生きる。
だから1周では全部見られません。開発元も、すべてを見るには複数回のプレイが必要だと明言しています。
先行プレイした海外メディアの反応も上々で、4時間触った時点で「今年のGOTY候補」と書いているところもあります。
補足として、コーエンに与えられた時間は30日30夜。ただし探索しているだけでは時計は進まず、クエストを進めたときにだけ時間を消費する仕組みです。マップを歩き回るのが好きな人でも安心して遊べます。
戦闘は、方向補正が効く遊び方と、方向入力を使ったパリィ重視の遊び方を選べます。アクションが苦手でも入れる作りです。
開発は『ウィッチャー3』のスタッフが立ち上げたRebel Wolves。
中世東欧、吸血鬼、そして選択の重さ。 好きな人はこれだけで刺さるはずです。

2. 鬼武者 Way of the Sword
| 発売日 | 2026年9月4日 |
|---|---|
| ジャンル | 剣戟アクション |
| 対応機種 | PC / PS5 / Xbox Series X|S / Switch 2 |
| 購入先 | Steamストアページ |
20年ぶりの完全新作。舞台は瘴気で異変が起きた江戸時代初期の京都、主人公は宮本武蔵です。
このシリーズが何で愛されていたのか、一言でいうとこれです。
斬った瞬間の爽快感。
敵の攻撃に合わせてボタンを押すと発動する「一閃」。うまく決まれば、雑魚は一撃で終わります。練習して上達するというより、タイミングが合った瞬間の快感で成立していたシリーズでした。
その手触りが、2026年のグラフィックで返ってきます。
すでに体験版が配信されていて、先行プレイした媒体の表現が的確でした。
「バッサリ感とねっとり感のバランス」 「人間味のある重さ」
スパスパ斬れるだけの軽いアクションではなく、刀を振り抜く重量がちゃんとある。この感触が新鮮だという評価です。
一方で、体験版の反応は割れています。
- 一閃が出しやすくなったぶん、特別感が薄れた
- 雑魚が弱くて、ボタン連打でも倒せてしまう
- 昔の鬼武者より、少しもっさりしている
「昔ながらの鬼武者」を求める人と、「軽快なアクション」として楽しむ人で、評価が分かれている状態です。
ここは体験版で確かめるのが早いです。ボス(佐々木小次郎)戦まで遊べます。
もうひとつ、PCゲーマー向けにありがたい話。

公式のPCベンチマークが無料公開されています。
7月14日にSteam / Epic Games Store向けに配布されたもので、発売前に自分のPCでどのくらい動くか確認できます。
なお発売日は当初9月25日でしたが、9月4日に前倒しされています。Dawnwalkerの翌日です。

3. Halloween: The Game
| 発売日 | 2026年9月9日 |
|---|---|
| ジャンル | 非対称型対戦ホラー |
| 対応機種 | PC / PS5 / Xbox Series X|S |
| 購入先 | Steamストアページ |
映画『ハロウィン』のマイケル・マイヤーズが、本気で追いかけてきます。
1対4の非対称型ホラー。4人の生存者が逃げ、1人がマイケルを操作して狩る側に回ります。
生存者側の手札が面白いです。
家にある日用品を武器にする。近所の住民に「殺人鬼が来ている」と知らせて回る。 ただ隠れてやり過ごすだけでなく、街全体を巻き込んで生き延びる動きが用意されています。
マイケル側は逆に、暗闇とステルスで距離を詰めていく。走って追い回すタイプの怖さではなく、気づいたら後ろにいる怖さです。
そして、ソロでも遊べます。
1978年の惨劇をマイケル視点で追う独立したストーリーモードがあり、マルチのマッチングを待たずに完結します。映画が好きで買う人には、こちらが本命かもしれません。
この手のゲームは発売直後が一番マッチングしやすいので、遊ぶなら早い方がいいです。

4. WARDOGS
| 発売日 | 2026年9月11日(早期アクセス) |
|---|---|
| ジャンル | 大規模タクティカルFPS |
| 対応機種 | PC |
| 購入先 | Steamストアページ |
最大100人が3チームに分かれて戦う大規模FPS。
2チームではないので、正面を撃っていれば勝てる戦場ではありません。車両、兵站(前線への物資・拠点の補給)、建築、破壊、ローカルボイスチャットを組み合わせて戦場を動かします。
そして一番面白いのがお金です。
プレイヤーは$10,000からスタート。リスポーンのたびに、その資金で武器・装備・車両を買って戦場へ出ます。キル、拠点確保、蘇生、味方の輸送で資金が増えます。
所持金は試合を跨いで持ち越されます。
無策に突っ込んで死に続ければ財布が痩せる。地味な貢献を積めば、次の試合で強い装備を持ち出せる。エイムに自信がなくても、蘇生や輸送で稼いで戦えるということでもあります。
Steamでは発売前に100万ウィッシュリストを達成し、注目度は高い。注意点は早期アクセスであること。開発側は期間を1〜2年ほど想定していて、価格はフルプライスより抑えた形で始まります。
5. 空の軌跡 the 2nd
| 発売日 | 2026年9月17日 |
|---|---|
| ジャンル | ストーリーRPG |
| 対応機種 | PC / PS5 / Switch / Switch 2 |
| 購入先 | Steamストアページ |
まず、ここが一番の疑問だと思います。
昔の『空の軌跡SC』と何が違うのか。
答えは「ほぼ別物として作り直されている」です。
原作は2006年のPCゲームで、見下ろし視点の2Dキャラクター+3D背景という当時の作り。今回はそれをフル3Dで丸ごと再構築しています。キャラクターの等身が上がり、表情も動くようになりました。
そしてフルボイス化。
原作を遊んだ人が一番反応するのはここだと思います。当時は文字で読んでいた名場面に、全部声が付きます。
戦闘も別物です。
フィールドで直接殴るクイックバトルと、行動を指示するターン制コマンドバトルを、その場で切り替えながら戦えます。雑魚はサクサク処理して、強敵だけじっくり組み立てる。「軌跡は戦闘が長い」という印象を持っていた人ほど、ここは変わったと感じるはずです。
物語は、エステルが姿を消したヨシュアを追い、リベール王国を巡りながら秘密結社ウロボロスの陰謀に迫っていく本編。前作『the 1st』の直接の続きです。
初めての人へ。 順番としては『the 1st』→『the 2nd』なので、気になっているなら9月17日までに1本目を消化するのが現実的です。
6. Rivage
| 発売日 | 2026年9月22日 |
|---|---|
| ジャンル | SFパズルアドベンチャー |
| 対応機種 | PC / PS5 / Xbox Series X|S |
| 購入先 | Steamストアページ |
25世紀。宇宙ステーション「A.R.E.S.」。
目を覚ますと、クルーが全員消えています。
一人称視点のSFパズルアドベンチャーです。主人公ミランダとして、ここで何が起きたのかを探りながら脱出方法を見つけていきます。
このゲームで扱うパズルの題材が変わっています。
鍵でもスイッチでもなく、重力・磁力・時間そのもの。
物が落ちる方向を変える。引き寄せる。時間の流れをずらす。そうやって進めない場所に道を作っていきます。
そしてステーションは、時間のループに閉じ込められています。
ここで効いてくるのが「K9 System」。発見した情報や一部のパズルの解法を保持してくれる仕組みで、ループしても全部が白紙に戻りません。周回のたびに前より奥へ進めるので、やり直しゲー特有のストレスがかなり軽くなっています。
開発は2人体制のExnilo Studio、パブリッシャーはRaw Fury。当初は8月13日発売でしたが、9月22日へ延期されました。理由は「技術的にはもう完成していたが、体験版の反応を見て遊び心地を直したいから」というもの。
その体験版はSteamで公開中です。合うかどうかは先に確かめられます。圧倒的物量の大作でぶん殴ってくる9月に、発想で勝負してくるダークホースです。
7. SILENT HILL: Townfall
| 発売日 | 2026年9月24日 |
|---|---|
| ジャンル | サイコロジカルホラー |
| 対応機種 | PC / PS5 |
| 購入先 | Steamストアページ |
舞台は1996年のスコットランド。シリーズ長編作品では初の完全一人称視点です。
そして本作の中心にあるのがCRTVという装置。
サイレントヒルといえばラジオでした。敵が近づくとノイズが鳴る、あれです。
今作ではそれが、映像を映すブラウン管の携帯端末に進化しています。
信号を受信して画面に映すこの装置は、敵の接近を知らせるだけの道具ではありません。物語の見せ方、パズル、ステルス。すべてがこの小さな画面を通して成立するように設計されています。
開発のScreen Burnは「CRTVを成立させるために一人称視点が不可欠だった」と説明しています。
つまり順番が逆です。 一人称にしたから視界が狭いのではなく、手元の画面を覗き込ませるために一人称になった。
暗い廊下で、目の前の闇と、手の中のブラウン管。どちらを見ているべきか分からない。
これは怖いです。
エンディングは全5種類。メインの3種類は1周目から到達可能で、残りはクリア後に解禁されます。最後の選択で決まるのではなく、プレイ中の行動の積み重ねで分岐する方式です。
ボリュームはおおむね10〜14時間。長すぎず、周回もできる長さになっています。

8. CONTROL Resonant
| 発売日 | 2026年9月24日 |
|---|---|
| ジャンル | 超常アクションアドベンチャー |
| 対応機種 | PC / PS5 / Xbox Series X|S |
| 購入先 | Steamストアページ |
主人公は、前作のジェシーの弟ディラン・フェイデン。
前作は「オールデスト・ハウス」という不気味なビルの中だけで完結するゲームでした。
今作は、その中身が外に漏れます。
舞台は崩壊したマンハッタン。ビルの中で起きていた意味不明な現象が、そのまま街に出てくるわけです。閉じた場所の圧迫感と、開けた場所での戦闘、両方が入ってきます。
戦闘の目玉は「Aberrant」と呼ばれる変形武器。巨大なハンマーから二刀流へ形を変えながら戦えます。前作の「物を浮かせて投げる」超能力戦闘に、殴る選択肢が足された形です。
ボリュームはメインを追うだけで約30時間、やり込むなら約50時間と開発者が話しています。9月ではかなり重量級です。
そして前作の振り返りが用意されるので、CONTROL未プレイでも入れます。Remedy作品が気になっていたなら、ここから入るのはアリです。
PC版はNVIDIAの最新機能に対応していて、DLSS 4.5とパストレーシングが入ります。設定を上げるほど重くなるタイプなので、GPUに余裕があるなら見せ場になるタイトルです。
9. Minecraft Dungeons II
| 発売日 | 2026年9月30日 |
|---|---|
| ジャンル | アクションRPG(ハック&スラッシュ) |
| 対応機種 | PC / PS5 / Xbox Series X|S / Switch / Switch 2 |
| 購入先 | Steamストアページ |
マイクラの世界で、掘らずに剣を振るアクションRPG。装備を集めて強くなる、ハック&スラッシュ寄りの作りは前作と同じです。
ただ、続編で構造が変わりました。
ミッションを選んで出撃する形をやめています。
前作はステージを選んで、クリアして、拠点に戻るの繰り返しでした。今作はそれをやめて、ひとつながりの広い世界を探索する形に変わっています。マップも大幅に広くなりました。
協力プレイは自分+3人の最大4人。前作にはなかったマッチメイキングが追加され、フレンドだけでなく、知らないプレイヤーとも気軽に遊べるようになりました。異なるプラットフォーム間のクロスプレイにも発売時点から対応予定です。
そしてXbox Game Passに初日対応予定。
9月は他にお金のかかるタイトルが多いので、まずGame Passで触ってみるという選択肢が使えるのは大きいです。
Diabloほど重くなく、複雑なスキルツリーとにらめっこする必要もないのに、装備集めはしっかり楽しいタイトルです。
10. Nivalis Nights
| 発売日 | 2026年9月30日 |
|---|---|
| ジャンル | サイバーパンク生活・経営シミュレーション |
| 対応機種 | PC |
| 購入先 | Steamストアページ |
正直、個人的に一番待たされたのがこれです。
最初に発表されたのは2021年。当時から『Cloudpunk』と同じ世界を舞台にした新作として名前だけは知られていて、そこから2024年、2025年と発売予定がずれ、ようやく2026年9月29日にたどり着きました。
タイトルも途中で『Nivalis』から『Nivalis Nights』へ変更。ただし開発元は「方向転換でもリブートでもなく、ずっと作ってきた同じゲームです」と明言しています。5年待たされた側としては、ここは信じたいところです。
そんな作品が、どんなゲームなのか。
ネオンに包まれたサイバーパンク都市「ニヴァリス」で、ラーメン屋を始めます。
銃も撃たないし、世界も救いません。
小さな店から始めて、レストランやナイトクラブまで手を広げる。家を買う。部屋を作る。船で街を巡る。釣りをする。人と出会う。恋愛する。ついでにライバル店へ妨害工作もできます。
雰囲気だけのゲームかというと、経営はけっこう硬派です。
料理は肉、魚介、サラダ、サンドイッチ、ピザ、スープ、デザート、ドリンクといったカテゴリに分かれていて、レシピを覚え、材料を仕入れ、調理設備を揃えてメニューを組み立てます。何を出すかで客の満足度も売上も変わる、ちゃんと店を育てるゲームです。
開発は『Cloudpunk』のION LANDS。あの立体都市を、今度は配達する側ではなく、そこで暮らす側から描きます。
ウィッシュリストに『Nivalis』のまま入れていた人は、名前が変わっているので探すときは注意して下さい。AAA級アクションが並ぶ9月だからこそ、この緩さが逆に刺さります。
除外したタイトル(延期に注意)
- Phantom Blade Zero:以前は9月9日発売予定でしたが、現在Steamでは2026年10月29日発売予定に変更
- Warhammer 40,000: Dawn of War IV:9月から12月へ延期
どちらも注目度が高いぶん、古い情報が出回っています。9月のリストに入れると間違いになるので注意しましょう。
2026年9月、結局どれを遊ぶ?
1本だけ選ぶなら、僕ならまず『The Blood of Dawnwalker』『鬼武者 Way of the Sword』『CONTROL Resonant』の3本を最優先でチェックします。
用途別ならこうなります。
- じっくり物語を追いたい → The Blood of Dawnwalker / 空の軌跡 the 2nd
- アクションの手応えが欲しい → 鬼武者 Way of the Sword / CONTROL Resonant
- 怖いゲームが遊びたい → SILENT HILL: Townfall / Halloween: The Game
- FPSで撃ち合いたい → WARDOGS
- 頭を使いたい → Rivage
- 気楽に遊びたい → Minecraft Dungeons II
- 他とまったく違うゲームがいい → Nivalis Nights
問題は遊びたいゲームが多すぎることです。
全部は無理なので、まずは一番遊びたいジャンルで1本決めて、残りはセールや評価を見てから追いかける。これが一番現実的だと思います。









