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【DELL】13インチ・GTX1050Ti搭載「Alienware 13 R3」の実機&性能レビュー

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DELLさんから「Alienware 13  プラチナ」の実機をお借りしたのでレビューしていきます。

今回レビューするAlienwareの13インチ(ALIENWARE 13 R3)の特徴は、13インチでゲーミングノートPCである事です。

Alienwareの13インチは有機EL液晶のQHD(2560 x 1440 )、IPS液晶のフルHD(1920×1080)解像度やTNのHD(1366×768)解像度から液晶を選ぶ事が可能です。価格面のコスパで考える方はTN、普通のが良い方はIPS、美麗な液晶が良い方は有機ELを選択する事が可能です。

13インチのコンパクトなゲーミングノートPCというのはそもそも取り扱いが極端に少ないので持ち運びを重視して13インチを選びたいという場合には最有力候補になるのがAlienwareの13インチです。

購入を検討されている方は是非チェックしてみて下さい。

目次
1.スペック 5.消費電力
2.外観 6.温度
3.重量 7.ベンチマーク
4.静音性 8.まとめ
目次

スペック

Alienware 13 OLED VR
OS Windows10 64bit
CPU Core i7-7700HQ
グラフィック NVIDIA GeForce GTX 1050Ti(4GB)
メモリ 16GB
ストレージ SSD 180GB+SSD 180GB
液晶 13.3インチ FHD (1920 x 1080) IPS アンチグレア

価格・詳細はこちら

スペックに関しての注意点

※情報は執筆時点のものになります。商品の詳細や価格については上記リンクから詳細ページにて必ずご確認下さい。

外観をチェック

15.6インチのフルHDのノングレア液晶を搭載し、キーボードはLEDイルミ搭載で10キー無しです。外観的にはALIENWARE 15 R3よりはサイドのラインが光らない分多少落ち着きが感じられますが、それでも十分光ってます。

ALIENWARE 13 R3の液晶は有機EL(QHD)、IPS(FHD)、TN(HD)から選択可能です。予算や使い方や環境に合わせて選べるのは良いですね。

キーボードは非常に打鍵しやすいと感じました。カーソルキーも独立していますし、キーピッチやキーストロークも13インチのノートPCと考えると十分です。パームレストの部分もマットな質感になっていて高級感があります。

左側面

左側面にはUSB3.0、マイク、ヘッドホン端子があります。スピーカーは左右の側面に配置されています。

右側面

右側面にはUSB 3.0 Type-C、USB 3.0 Type-Aがあります。

背面

背面には排熱用の通気口があります。こちらから熱が排出される機構です。左から有線LAN、Mini-DisplayPort 1.2、HDMI2.0、USB3.1、Alienware Graphics Amplifier接続用ポート、ACアダプターがあります。

天板

天板にはALIENWAREのロゴが入っていて電源を入れると光ります。

カラーはプリインストールされているソフトで任意のカラーに変更可能です。

底面

冷却用のファンが見えます。

キーボード

13インチなので10キーはありません。カーソルキーが独立しているのが好印象で、パームレストはマットな質感で高級感があります。

キーピッチは実測約19mm、キーストロークは実測約2mmとなっているのでかなり打ちやすいです。

キートップは柔らかく、湾曲した形状になっているので指にもフィット感があり、打鍵した時の底打ちの衝撃も少ないので長時間タイピングしても疲れにくいと感じました。

ショートカットキーで「Fn」+「F7」同時押しで外部GPUと内臓GPUの切り替えが可能です。性能が出ないと感じたら内蔵GPUになっている可能性もあるので購入した方はそこは注意です。

キーボードのカラー、液晶下の「ALIENWARE」の英字ロゴ、キーボード右上のALIENWAREのロゴ、そしてタッチパッドのカラー変更が可能です。

タッチパッド

タッチパッドは触ると光ります。しばらく操作しないと消灯します。プリインストールされているソフトで感度等の変更も可能です。

液晶

液晶の開閉度はこのくらいです。特に問題無いかと思います。背面部分の出っ張りに関して気になる方もいるかもしれませんが、実際に使用してみると個人的には全く気にならなかったです。

重量をチェック

公式では仕様に平均重量: 2.6 kgとの記載がありました。計測してみると2465gでした。パーツ構成によっても変わってくると思います。レビュー機ではGTX1050Ti搭載機です。

ACアダプターは719gでした。

静音性のチェック

アイドル時 高負荷時(3DMARK 実行時)
44.7db 47.1db

アイドル時と3DMARKのFire Strike Ultraを実行した時の騒音デジベルを計測しました。数値は目安程度に考えて下さい。

消費電力のチェック

アイドル時 ベンチマーク実行時
18.4w 77.3w

消費電力を計測しました。※高負荷時は3Dmark(FireStrike)実行時の消費電力をワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。

温度のチェック

アイドル時とベンチマーク実行時の温度

CPUやGPU等の構成内容によって温度は変化します。CPU温度は高め、GPUは低めです。

各種ベンチマークを計測

ファイナルファンタジー XIV 紅蓮の解放者

FF14の紅蓮の解放者のベンチマークはスコアが7000を超えると非常に快適の評価が出ます。7000を超えているので、FF14は快適にプレイ可能です。

解像度 設定 スコア
1920×1080 最高品質 7710
標準品質 11005
低品質 13369

ドラゴンクエストX

すべての設定や解像度においてすごく快適の評価が出ています。

解像度 設定 スコア
1920×1080 最高品質 16926
標準品質 17303
低品質 18836

ドラゴンズドグマオンライン

スコアが7000を超えると「とても快適」の評価になります。すべての設定や解像度においてとても快適の評価が出ています。

解像度 設定 スコア
1920×1080 最高品質 9967
標準品質 10404
低品質 10341

モンスターハンター第三弾(大討伐)

モンスターハンターのオンラインでのベンチマークソフトでは非常に高いスコアが出ています。快適にMHFもプレイする事が可能です。

画面サイズ スコア
1920×1080 14594

PSO2ベンチマーク ver.4

公式では5001以上の性能があれば快適という見解が出ていますが、最高設定で非常に高いスコアが出ています。最高設定でも問題無く快適にプレイする事が可能です。

解像度 設定 スコア
1920×1080 簡易設定6(最高設定) 21039
簡易設定5 37844

3DMARK

3DMarkは3Dゲームのパフォーマンスを計測する世界標準のベンチマークソフトです。

Fire StrikeはフルHD、Fire Strike ExtremeはWQHD、Fire Strike ULTRAは4Kのベンチとなっています。Time SpyはDirect12に対応したベンチマークテストになります。

3D MARK 項目 スコア
Fire Strike スコア 6712
Graphics Score 7656
Physics Score 10814
Combined Score 2692
Fire Strike EXtreme スコア 3495
Graphics Score 3621
Physics Score 10795
Combined Score 1537
Fire Strike Ultra スコア 1828
Graphics Score 1768
Physics Score 10741
Combined Score 919
Time Spy スコア 1151
Graphics Score 1076
CPU Score 1905

VRMARK

Orange、Blue共にスコアが5000を越えると「VR Ready」評価になります。Orange Roomは標準的なVR性能を評価するベンチマークで、Cyan RoomはDirect12、BlueRoomは将来用です。GTX1050TiではVRは厳しいという評価ですね。VRを視野に入れている場合はGTX1060以上を選択しましょう。

VRMARK 項目 スコア
Orange Room  スコア 4135
Avg FPS 90.14fps
Cyan Room  スコア 2177
Avg FPS 47.45fps
Blue Room  スコア 700
Avg FPS 15.27fps

CINEBENCH R15

CINEBENCH R15  
CPU 748 cb
CPU(Single Core) 154 cb

CPU性能の比較をする時に参考になるのがCINEBENCHになります。

SSD&HDDの速度

SSD SSD

SSDのデュアルストレージ構成でした。

ゲームのベンチマークを計測

Rise of the Tomb Raider(中量級)

解像度 設定 FPS
1920×1080 最高 43
59
最低 92

中程度のゲームだとFF14などの国産オンラインゲームや数年前の重いゲームがこの位置に相当します。中設定くらいで60FPSという事で場合によっては設定を妥協する必要があります。

Ghost Recom Wildlands(重量級)

解像度 設定 FPS
1920×1080 ウルトラ 24
43
69

重量級は最新の海外製の重いゲームなどが該当します。フルHDの低設定あたりで60FPSを越えているので最新ゲームだと最低設定辺りまで落とす必要がありますが、プレイ困難という事は無いです。

まとめ

メリット

  • キーボードイルミ、タッチパッドに加えてロゴ3箇所が光るのがカッコイイ
  • 持ち歩けるゲーミングノートPCのサイズ感とギリギリの重量
  • 13インチのゲーミングノートPCは希少
  • ファンが静か、CPU負荷をかけなければ通常用途ではほとんど気にならない(GTX1050Ti)
  • キーボードが打ちやすい

デメリット

  • 価格が若干高い
  • GTX1050Tiだと性能的に厳しいタイトルもある

持ち運ぶという事に重点を置くのならAlienwareの13インチは完成度が高いゲーミングノートPC

13インチの液晶のサイズは一般的なノートPCでは多いですが、ゲーミングノートPCとなると選択肢が激減します。13インチを選択するという事は持ち運びもある程度想定していると思いますが、実際に使った感想としてはバッグに入れて持ち運ぶ上で男性なら問題は無い重量かと思います。ACアダプターを込みにするとちょっと重い、もしくはかさばると感じる可能性がありますが、そこは個人差です。

サイズ的には15インチと比較したらコンパクトなのでバッグ等にも入りやすいと思います。GPUを積んでいない製品と比較するのは間違っていると思いますが、そちらと比較したら大きいです。

ACアダプターはゲーミングノートPCなのでグラボを積んでいるのでこちらも大きめです。出先でGPUをガシガシ使うような場合はバッテリーがモリモリ減っていくのでACアダプターかモバイルバッテリーが必須になると思います。

なのでデメリット部分では重量やサイズ感は一般的なノートPCと比較すると重め、大きめですが、ゲーミングノートPCなのでグラフィック性能が高いので外で例えばオンラインゲームをちょこっとインしたいとか、外部GPUが必要になるケースがある方にはその条件を満たすのはALIENWAREの13インチが最適だと思います。

今回レビューしたALIENWARE 13(R3)の詳細はこちら

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