ドスパラさんから『GALLERIA GCL2060RGF-T』の実機をお借りしたのでレビューしていきます。
「GALLERIA GCL2060RGF-T」の特徴は「Core i7-10750H」を搭載し、グラフィックカードには「GeForce RTX 2060」が搭載しているので最新ゲームを楽しみたい方におすすめのスペックとなっています。
液晶は高速リフレッシュレート144Hz搭載でRGBキーボード、Wi-Fi 6にも対応しています。筐体の重量がゲーミングノートPCとしては軽いのも特徴的です。
GALLERIA GCL2060RGF-Tのスペック
GALLERIA GCL2060RGF-T | ||
---|---|---|
OS | Windows10 64ビット | |
CPU | Core i7-10750H | |
グラフィック | GeForce RTX 2060(6GB) | |
メモリ | 16GB | |
SSD | 512GB NVMe対応 | |
液晶 | 15.6型 フルHDノングレア | |
解像度 | 1,920×1,080(144Hz) | |
無線 | Wi-Fi 6 | |
重量 | 約1.85Kg | |
動作時間 | 約3.8時間 |
執筆時のスペックになります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。
外観
天板はガレリアのロゴが入っています。色はグレー色です。天板は片手で開閉すると少し筐体が浮きます。厚みも薄く重量も軽い部類のノートPCなので持ち運びにも適したゲーミングノートPCです。
入出力ポート
左側面側には有線LAN、USB2.0、マイク入力、ヘッドホン出力があります。有線接続する方で左利きの方は気になる位置かもしれません。
右側面にはカードリーダー、USB3.2 Gen1 Type-A×2があります。
背面側にはminiDP1.2 x2、HDMI2.0、Type-C、電源の差し込み口があります。映像出力端子や有線LAN、電源が背面にあるのは便利です。
キーボード・タッチパッド
キーボードは10キー付きです。エンターキーが横長になっています。バックスペースも大きいです。Windowsロックキーが「Fnキー+F2キー」で有効・無効に出来るので便利です。
パフォーマンスモードの切り替えは付属ソフトでも可能ですが、右上に物理的なボタンも搭載されています。
バックライトLEDも付いており、カラーの変更は付属ソフトで行う事が可能です。
液晶
15.6型のフルHD(1920×1080)解像度で、ノングレア、144Hzの高速リフレッシュレート液晶です。狭額ベゼルでスッキリしています。
WEBカメラは液晶下についているので気になる方は対策が必要になるかもしれません。
FPSゲームをプレイしてみると滑らかで快適にゲームがプレイ出来ました。
60Hzと144Hzでは大きな違いがあるのと、144Hz対応ならそれ以下のフレームレートでも快適です。100FPS程度でも快適にゲームが行えている実感は大きいです。
ノートPCなら別途外部モニターを用意しても良いのですが、ゲームを快適にプレイしたいなら144Hz対応のモニターはおすすめです。
重量
本体が1,899gでACアダプターの重量は585gでした。本体とACアダプターを合計すると2,484gとなります。トータル重量としても軽い部類に入るゲーミングノートPCです。
ゲーム性能
3DMarkのFireStrikeはDirectX 11、TimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークソフトです。
【重量級】FF15
解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
---|---|---|
フルHD 1920×1080 |
高 | 6566 / 65 fps【快適】 |
標準 | 8607 / 86 fps 【快適】 | |
軽量 | 10815 / 108 fps【とても快適】 |
ベンチマークソフトを使用。フレームレートはスコアから算出した数値になります。
FF15のベンチマークではスコアが12,000を超えると最高評価の非常に快適になります。6,000で快適評価になるので6,000スコアを獲得していれば合格点でしょう。
高品質で6,000スコアを超えているので重量級ゲームも楽しめるスペックを持っています。
【中程度】FF14
解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
---|---|---|
フルHD 1920×1080 |
最高 | 14051 / 100 fps【非常に快適】 |
高 | 15665 / 122 fps 【非常に快適】 | |
標準 | 17237 / 144 fps【非常に快適】 |
ベンチマークソフトを使用。フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値になります。
こちらはFF14のベンチマーク実行時のスコア比較になります。7,000スコアを超えると最高評価の非常に快適になります。非常に快適に楽しめます。
【中程度】ApexLegends
最高で90fps程度出て、最低で120fps前後出ていました。快適にプレイする事が出来ます。
解像度 | 設定 | FPS |
---|---|---|
フルHD 1920×1080 |
最高 | |
低 |
計測場所:サルページ
フォートナイト
フォートナイトも快適にプレイ出来ていました。144fpsに固定にして画質をある程度下げて運用がおすすめです。
解像度 | 設定 | FPS |
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フルHD 1920×1080 |
最高 | |
高 | ||
中 | ||
低 |
計測場所:ソルティ・スプリングス、3D解像度は100%に変更
ドラクエ10/PSO2
軽いゲームであれば更に快適です。DQ10のベンチマークでは20,000スコアオーバーで最高評価、5,000スコアで快適とされているPSO2で35,000スコアオーバーを出しています。いずれも最高設定です。
ゲーム性能まとめ
重いゲーム | |
中程度のゲーム | |
軽いゲーム | |
FPS・TPSゲーム |
- 重量級:FF15のベンチマーク:FF15のベンチマーク:FF15の最高設定で快適評価です。最重量級だとRTX2070 SUPERやRTX2080がおすすめです。
- 中量級:FF14のベンチマーク:FF14の最高設定で非常に快適評価です。
- 軽量級:ドラクエ10や軽めのゲームの動作はかなり快適です。
- FPS・TPS:144Hz液晶を搭載しているので快適です。
CPU性能
CINEBENCH R20はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。高いCPUパフォーマンスです。
ストレージ速度
容量は512GBGBのNVMe対応のSSDが搭載されています。HDDでカクつくゲームもあるのでNVMe SSDはカクつきを抑制する効果があるでしょう。
消費電力
消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。
温度
筐体の温度
FF14のベンチマークを1時間ループさせた際の温度をチェックしてみました。室温は27℃。キーボード周辺の最高温度が49℃でWASD周辺は38℃でした。中央は熱いですが、WASD周辺ほんのり温かいです。
内部の温度
室温27℃環境での計測になります。計測ソフトはHWMONITOR-PROを用いてアイドル時と3DMARKのFireStrikeを実行した際の最大温度になります。
静音性
アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に見てみて下さい。ゲーム中はイヤホン・ヘッドホンの着用がおすすめです。
まとめ
高性能グラフィックス「GeForce RTX2060」搭載なのでゲームは快適に行う事が出来ます。CPUも「Core i7-10750H」搭載でゲームを快適にプレイ可能です。
執筆時ではメモリ32GBにカスタマイズも可能なので画像編集や動画編集を持ち出して作業したいといった使い方や、普段はパソコンとしての使い方も可能です。
ゲーミングノートPCの中では筐体が軽いというのとリフレッシュレート144Hz対応はおすすめポイントです。