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「G-Tune HN-Z-6700XT」の実機レビュー RX6700XT搭載

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G-Tune HN-Z-6700XTレビュー

マウスコンピューターさんから「G-Tune HN-Z-6700XT」の実機をお借りしたのでレビューをしていきます。

「G-Tune HN-Z-6700XT」は、CPUに「Core i7-11700K」を搭載し、ゲームで重要なグラフィックスボードにはAMDの「Radeon RX 6700 XT」を搭載しているのでWQHD解像度の重量級ゲームを快適に楽しみたい方におすすめのゲーミングPCです。

144fps出して快適にFPS・TPSゲームを楽しみたい方にもおすすめのパフォーマンスも持っています。

目次

スペック

G-Tune HN-Z-6700XT
G-Tune HN-Z-6700XT CPU Core i7-11700K
グラフィック RX 6700 XT(12GB)
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe SSD
4TB HDD
無線 Wi-Fi 6+Bluetooth 5
ケース ミドルタワー

公式サイトはこちら

無線が搭載しているのでワイヤレス環境を構築したい方にもおすすめのゲーミングPCです。

執筆時のスペックになります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。

外観デザイン

外観

PCケースはミドルタワー型なので拡張性に優れています。右側側面には外気を取り込む為に通気孔があり、ケース内のエアフローに利用されます。

インターフェース

天板のインターフェースはUSB3.0×4、ヘッドフォン出力×1、マイク入力×1、SDカードリーダー、HDMI端子が配置されています。USBが4つも接続できるのは便利です。

背面

背面の映像出力端子は「HDMI端子、DisplayPort端子x3」となっています。複数のモニターを繋ぐ用途でも活用出来ます。

背面の上にあるケーブルを引っ張って映像端子のHDMIと接続する事で天板のHDMI端子が使用可能になります。

底面

底面にはダストフィルターが付いています。底面のダストフィルターはワンタッチで取り外せてメンテナンス性が高いです。

内観

内観

内部は右上にストレージの格納。電源が左上にあり、その下にマザーボードがあります。

CPUクーラーは冷却能力の高い水冷CPUクーラーが搭載されていました。

ストレージの増設

右側面のパネルを取り外すと2.5インチ(SSD)、3.5インチ(HDD)にアクセスする事が出来ます。右上は電源の格納スペースとなっています。

ストレージはSSD×3、HDD×2が搭載可能です。PCケースの特徴を以下にまとめました。

PCケースまとめ
  • ケースの質感が良い
  • ケースの拡張性が高い(SSD×3・HDD×2搭載可能)
  • コンソールパネルが天板前面に付いていてアクセスしやすい
  • コンソール部にHDMI端子が配置されている
  • 底面にダストフィルターが付いている

ゲーム性能

ベンチマークソフトを使用してゲームのパフォーマンスをチェックしました。

3DMARK

FireStrike

FireStrike

TimeSpy

TimeSpy

3DMARKのFireStrikeはDirectX 11、TimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークソフトです。

構成 3DMARK FireStrike
Ryzen 7 5800X
RTX3070Ti
30413
Core i7-11700K
RX6700XT
27237
Core i7-10700K
RTX3070
26139
Core i7-10700
RTX3060
19444

Radeon RX 6700XTのスコアの伸びが良くDirectX 11ベースのベンチマークで高スコアを記録しました。

構成 3DMARK TimeSpy
Ryzen 7 5800X
RTX3070Ti
13654
Core i7-10700K
RTX3070
12873
Core i7-11700K
RX6700XT
11402
Core i7-10700
RTX3060
8730

TimeSpyの参考スコア比較です。DirectX 12ベースのベンチマークではRTX3070よりは下のスコアですが、高スコアを記録しています。

ファイナルファンタジー15

FF15ベンチマーク

解像度 設定 スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
4846 / 48 fps
やや快適
WQHD
2560×1440
8487 / 84 fps
快適
フルHD
1920×1080
11161 / 111 fps
とても快適

フレームレートはスコアから算出した数値です。

ファイナルファンタジー15は重量級ゲーム。スコアの評価としては6,000スコア出ていれば快適評価です。12,000スコアで非常に快適になります。

フルHD解像度、WQHD解像度で6,000スコアを超えて快適評価が出ています。RX6700XTを搭載しているので重量級ゲームもWQHD解像度で快適に楽しめます。

製品名 FF15 高品質比較
Ryzen 7 5800X
RTX3070Ti
13511
Core i7-10700K
RTX3070
12197
Core i7-11700K
RX6700XT
11161
Core i7-10700
RTX3060
8801

フルHD解像度/高品質の参考スコア比較です。

ファイナルファンタジー14

FF14ベンチマーク

解像度 設定 スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
最高 9109 / 62 fps
快適
WQHD
2560×1440
最高 17303 / 120 fps
非常に快適
フルHD
1920×1080
最高 20746 / 150 fps
非常に快適

フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値です。

ファイナルファンタジー14は中程度の描画負荷のゲーム。暁月のフィナーレは15,000スコアで「非常に快適」評価となります。

4K解像度の最高画質設定でも快適に楽しめます。

製品名 FF14「暁月のフィナーレ」ベンチマーク
Ryzen 7 5800X
RTX3070Ti
25229
Core i7-11700K
RX6700XT
20746
Ryzen 7 3700X
RTX3060
16660

フルHD解像度/最高品質の参考スコア比較です。

Apex Legends


最高設定

Apex Legends


最低設定

Apex Legends


人気FPSゲームのApexLegendsでは最高画質150fps前後、最低では180fps前後を記録しました。

144Hzのゲーミングモニターと組み合わせて高画質設定でも安定して高FPSを稼ぐ事が出来そうです。

Apex Legendsで高フレームレートを出して快適に楽しめるゲーミングPCです。

解像度 設定 FPS
フルHD
1920×1080
最高
154
最低
181

計測場所:オリンパス「ドック」

フォートナイト


最高設定

フォートナイト


最低設定

フォートナイト


人気TPSゲームのフォートナイトは画質を上げると中程度の描画負荷のゲーム。画質を下げると軽いゲームです。

レイトレーシングやNVIDIA DLSSにも対応しているのですが、レイトレーシングを有効にすると重量級ゲームです。

最高画質では150fps前後。最低では230fps前後を記録しました。フォートナイトも高fpsを出して快適に楽しめます。

解像度 設定 FPS
フルHD
1920×1080
最高
136
223

計測場所:ホーリーハッチェリー、3D解像度は100%に変更

PSO2:NGS

PSO2:NGSベンチマーク

解像度 設定 スコア
4K
3840×2160
ウルトラ 3332
WQHD
2560×1440
ウルトラ 10113
フルHD
1920×1080
ウルトラ 13549

PSO2:NGSは10,001以上のスコアで「快適」評価です。設定は最高設定のウルトラ(設定6)です。WQHD解像度で快適に楽しめます。

製品名 PSO2:NGSベンチマーク
Ryzen 7 5800X
RTX3070Ti
35875
Core i7-10700
RTX3060
20100
Core i7-11700K
RX6700XT
13549
Core i7-10700
GTX1660
7764

フルHD解像度/最高設定の参考スコア比較です。

ドラクエ10

ドラクエ10ベンチマーク

解像度 設定 スコア
4K
3840×2160
最高 15410
フルHD
1920×1080
最高 16768

ドラクエ10は4K解像度でも「すごく快適」評価です。

ゲーム性能まとめ

ここまでをまとめます。

RX6700XT搭載モデルなのでWQHD解像度の最新ゲーム、オンラインゲーム、重量級ゲームにも対応する高性能モデルです。

FPS/TPSゲームで高フレームレートを出したい方にもおすすめの高性能ゲーミングPCです。

4K解像度
WQHD解像度
フルHD解像度
  1. 4K解像度:FF15のベンチマーク:最高設定でやや快適評価。PSO2:NGSのベンチマーク:最高設定でスコア5,000未満なので星1評価。
  2. WQHD解像度:FF15のベンチマーク:最高設定で快適評価。PSO2:NGSで快適評価。
  3. フルHD解像度:FF15のベンチマーク:最高設定でとても快適評価。PSO2:NGSのベンチマーク:最高設定で快適評価。

CPU性能

Core i7-11700KのCPU性能をチェックしました。

CINEBENCH


CINEBENCH R23

CINEBENCH R23


CINEBENCH R20

CINEBENCH R20


「CINEBENCH R23」「CINEBENCH R20」はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。

CPU CINEBENCH R20
Core i9-11900K
6122
Ryzen 7 5800X
5815
Core i7-11700K
5421
Core i7-10700K
4921
Ryzen 7 3700X
4751

CINEBENCH R20マルチスコア参考比較

表はCINEBENCH R20を当サイトでテストした比較になります。Core i7-11700Kは8コア16スレッドの性能重視モデルです。高いCPU性能を持っています。

ベンチマーク

PC MARK10

PC MARK10

PCMark 10 Essentials Productivity DCC
7634 10122 9683 12318

パソコンの総合的なパフォーマンスを計測するベンチマークソフトが「PCMark 10」です。

Essentialsはアプリケーションの起動速度、Webブラウジング、ビデオ会議などのPCの基本性能を計測します。

Productivityはオフィスソフトの性能、Digital Content Creation(DCC)は写真編集、動画編集などのクリエイティブ系ソフト性能のスコアとなっています。

構成 PC MARK10
Ryzen 9 5900X
RX 6800 XT
8167
Ryzen 7 5800X
RTX3070Ti
7796
Core i7-11700K
RX6700XT
7634
Core i9-10900K
RTX3070
7497
Core i7-10700
RTX3060
6764
Ryzen 7 3700X
RTX3060
6731

PC MARK10参考比較

ストレージの速度

NVMe SSD HDD
NVMe SSD HDD

ゲームではSSDにインストールするとロード時間が短縮される効果や、カクつきを抑える効果が見込めます。

「G-Tune HN-Z-6700XT」には512GBのNVMe SSDが搭載されていました。 パソコンの動作がサクサクで、ゲームでもストレスフリーです。

消費電力

アイドル時 高負荷時
アイドル時 高負荷時

消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。高負荷時は3DMARKのFireStrikeを開始した序盤の消費電力の計測です。数値の変動があるので、参考程度に見てみて下さい。

温度

温度

室温28℃環境での計測になります。計測ソフトはHWMONITOR-PROを用いてアイドル時と3DMARKのFireStrikeおよびCINEBENCH R20を実行した際の最大温度になります。

冷却性能が高いゲーミングPCです。

静音性

静音性

アイドル時 3DMARK
41.7 db 44.6 db

アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に見てみて下さい。

FireStrike実行時の中で、最も動作音の大きい数値です。環境の下限は41db前後です。動作音が静かなゲーミングPCです。

まとめ

「G-Tune HN-Z-6700XT」は拡張性が高いミドルタワー型のケースなのでストレージを多く積み込みたい方におすすめです。

無線機能も最初から付いているので、ワイヤレス環境を構築したい方にもおすすめのゲーミングPCです。

ケースの質感もとても良く、冷却能力の高い水冷CPUクーラーが搭載している点も良いです。

性能面としては、FPSゲームを144FPSで快適に動作させたい方や、WQHD解像度で重量級ゲームを快適に楽しみたい方におすすめの高性能ゲーミングPCです。

こんな方におすすめ

  • 筐体の質感が良いモデルを探している方
  • WQHD解像度の重量級ゲームをプレイしたい方
  • eスポーツタイトルで高fps出したい方
  • 8コアCPU搭載で快適にゲームを楽しみたい方

G-Tune HN-Z-6700XTの詳細はこちら

G-Tune公式サイトはこちら

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