マウスコンピューターさんから「G-Tune DG-I5G6T」の実機をお借りしたのでレビューをしていきます。
「G-Tune DG-I5G6T」は、CPUに「Core i5-13400F」を搭載し、ゲームで重要なグラフィックスボードにはNVIDIAの「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載。
コスパ良く最新ゲームを楽しみたい方におすすめのゲーミングPCです。
G-Tune DG-I5G6Tのスペック
スペック | |
---|---|
CPU | Core i5-13400F |
グラフィック | RTX 4060 Ti(8GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー 強化ガラスサイドパネル 青色LED |
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外観デザイン
PCケースはG-Tune専用ミニタワーケース(MicroATX)です。質感の良い筐体で、左側面は標準で強化ガラス仕様になっています。
ワンタッチで開閉できるのでメンテナンス時に楽です。カラーはホワイトカラーになります。
ミドルタワー型と比較すると一回りコンパクトです。スタイリッシュな外観デザインで、マットな質感のゲーミングPCです。
右側面は六角形が特徴的な通気孔があります。
暗い部屋ではこの六角形からも透けて青色LEDがよく見えます。
右側面を開けるとカバー内部にクッション性のあるテープが貼られています。ブラックカラーでも同様に貼られているのですが、ホワイトカラーだとより分かりやすいですね。
前面インターフェース部は右からHDMI、USB3.0×2、ヘッドフォン出力×1、マイク入力×1、その下には光学ドライブ(オプション)、電源ボタンが配置されています。
斜めになっていてアクセスしやすいです。
背面の映像出力端子は「HDMI端子、DisplayPort端子x3」となっています。複数のモニターを繋ぐ用途でも活用出来ます。
前面インターフェースのHDMI端子を使用する場合は、ケース背面のHDMIケーブルをグラフィックスのHDMI端子に接続する事で使用可能になります。
底面にはダストフィルターが付いています。ダストフィルターはワンタッチで取り外せてメンテナンス性が高いです。
磁石のようにペタッとくっついているだけなので取り外しも簡単です。水洗いする事も可能です。
内観
左側面を開けると右上にストレージの格納で、HDD×1、SSD×2の搭載が可能です。
電源が左上にあり、その下にマザーボードがあります。
電源を投入すると青色LEDで光っているのが見えます。
背面×1と前面×2に青色LEDが配置されています。
電源は右側面を開閉するとアクセス可能です。
PCケースの特徴を以下にまとめました。
- ケースの質感が良い
- ミニタワー型なのでコンパクト
- コンソール部にHDMI端子が配置されている
- コンソールパネルが斜めで使いやすくて良い
- 底面にダストフィルターが付いている
ゲーム性能
ベンチマークソフトを使用してゲームのパフォーマンスをチェックしました。
3DMARK
FireStrike
TimeSpy
3DMARKのFireStrikeはDirectX 11、TimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークソフトです。
当サイトでテストしたTimeSpyの参考スコア比較です。
ファイナルファンタジー15
解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
---|---|---|
4K 3840×2160 | 高 | 5175 / 51 fps【やや快適】 |
WQHD 2560×1440 | 高 | 9382 / 93 fps【とても快適】 |
フルHD 1920×1080 | 高 | 12730 / 127 fps【非常に快適】 |
ファイナルファンタジー15は、スコアの評価としては6,000スコアで「快適」、12,000スコアで「非常に快適」になります。
フルHD解像度、WQHD解像度の最高設定で6,000スコアを超えて「快適評価」以上が出ています。
PSO2:NGS
解像度 | 設定 | スコア / 評価 |
---|---|---|
4K 3840×2160 | ウルトラ | 5930【標準的】 |
WQHD 2560×1440 | ウルトラ | 20695【快適】 |
フルHD 1920×1080 | ウルトラ | 34186【快適】 |
設定は最高設定のウルトラ(設定6)です。
PSO2:NGSは「10,001以上」のスコアで「快適」評価です。「5,001~10,000」で標準的な動作、「5,000未満」で重い動作判定となります。
フルHD解像度、WQHD解像度で「快適評価」です。
BLUE PROTOCOL
解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
---|---|---|
4K 3840×2160 | 最高 | 7712 / 54 fps【やや快適】 |
WQHD 2560×1440 | 最高 | 15877 / 109 fps【極めて快適】 |
フルHD 1920×1080 | 最高 | 22932 / 160 fps【極めて快適】 |
BLUE PROTOCOLは、「8000~8999」スコアで「快適」、「10000スコア以上」で「極めて快適」評価になります。
フルHD解像度、WQHD解像度で「極めて快適」に楽しめます。
ファイナルファンタジー14
解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
---|---|---|
4K 3840×2160 | 最高 | 9179 / 62 fps【快適】 |
WQHD 2560×1440 | 最高 | 18356 / 126 fps【非常に快適】 |
フルHD 1920×1080 | 最高 | 23065 / 166 fps【非常に快適】 |
ファイナルファンタジー14 暁月のフィナーレは、15,000スコアで「非常に快適」評価となります。
フルHD解像度、WQHD解像度で「非常に快適」に楽しめます。
ストリートファイター6
解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
---|---|---|
4K 3840×2160 | 最高 | 93 / 57 fps【快適】 |
WQHD 2560×1440 | 最高 | 100 / 59 fps【快適】 |
フルHD 1920×1080 | 最高 | 100 / 59 fps【快適】 |
ストリートファイター6は「90~100」スコアで「快適」評価です。
フルHD解像度、WQHD解像度、4K解像度で「快適」に楽しめます。
サイバーパンク2077
解像度 | 設定 | FPS |
---|---|---|
4K 3840×2160 | レイトレウルトラ | 32 fps |
WQHD 2560×1440 | レイトレウルトラ | 73 fps |
フルHD 1920×1080 | レイトレウルトラ | 115 fps |
サイバーパンク2077は、NVIDIA DLSS 3対応ゲームです。「G-Tune DG-I5G6T」は最新のRTX 40シリーズ搭載モデルなので、NVIDIA DLSS 3に対応しています。
サイバーパンク2077でもフルHD解像度、WQHD解像度で「快適」に楽しめます。
Apex Legends
最高設定
最低設定
人気FPSゲームのApexLegendsでは最高画質190fps前後、最低では260fps前後を記録しました。
Apex Legendsで高フレームレートを出して快適に楽しめるゲーミングPCです。144Hz/240Hzなどの高リフレッシュレート液晶モニターと組み合わせるのがおすすめです。
フォートナイト
最高設定
最低設定
人気TPSゲームのフォートナイトは、最高画質では80fps前後。最低では140fps前後を記録しました。フォートナイトも高fpsを出して快適に楽しめます。
ドラクエ10
解像度 | 設定 | スコア / 評価 |
---|---|---|
3840×2160 | 最高 | 24015【すごく快適】 |
1920×1080 | 最高 | 24661【すごく快適】 |
ドラクエ10のような軽めのゲームは「すごく快適」に動作します。
ゲーム性能まとめ
RTX 4060 Tiは、描画負荷の高い重いゲームや、FPS/TPSゲーム等で高フレームレートを出したい場面で活躍する高性能グラフィックスを搭載しています。
性能的にはフルHD/WQHD解像度の重量級ゲームも楽しめる性能を持っています。
解像度 | 評価 |
---|---|
4K解像度 | |
WQHD解像度 | |
フルHD解像度 |
CPU性能
CPU性能をチェックしました。
CINEBENCH
「CINEBENCH R23」はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。
表は「CINEBENCH R23」を当サイトでテストした比較になります。
10コア16スレッドのCore i5-13400F搭載でビジネス用途や、趣味の画像や動画編集など、幅広く使える性能を持っています。普段使いのパソコン用途としてもおすすめの性能です。
ゲーム用途としてもコストパフォーマンスが高いので、コストパフォーマンスで選びたい方におすすめのCPUです。
ベンチマーク
PC MARK10
PCMark 10 | Essentials | Productivity | DCC |
---|---|---|---|
7671 | 8188 | 11424 | 13100 |
パソコンの総合的なパフォーマンスを計測するベンチマークソフトが「PCMark 10」です。
Essentialsはアプリケーションの起動速度、Webブラウジング、ビデオ会議などのPCの基本性能を計測します。
Productivityはオフィスソフトの性能、Digital Content Creation(DCC)は写真編集、動画編集などのクリエイティブ系ソフト性能のスコアとなっています。
第13世代Core i7の性能はさすがの一言ですが、RTX 3070とRTX 4060 Tiの性能は同程度なので、3世代前のハイエンドモデルの「Core i9-10900K」と比較しても高いパフォーマンスが出ています。
同じRTX 4060 Tiを搭載しているRyzen 7 5700Xと比較すると、総合的なパソコンのパフォーマンスではCore i5-13400Fの方が上という結果になりました。
ストレージの速度
ゲームではSSDにインストールするとロード時間が短縮される効果や、カクつきを抑える効果が見込めます。
「G-Tune DG-I5G6T」には1TBのNVMe SSDが搭載されていました。 パソコンの動作がサクサクで、ゲームでもストレスフリーです。
消費電力
アイドル時 | 高負荷時 |
---|---|
消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。高負荷時は3DMARKのFireStrikeを開始した序盤の消費電力の計測です。数値の変動があるので参考程度に見てみて下さい。
RTX 40シリーズは消費電力面の改善が大きく進歩しており、RTX 30シリーズ搭載モデルと比較しても消費電力が低い点が特徴的です。
温度
室温26℃環境での計測になります。
計測ソフトは「HWMonitor-PRO」を用いて、アイドル時と3DMARKのFireStrikeおよびCINEBENCH R23を10分間実行した際の最大温度になります。極めて高い冷却性能です。
静音性
アイドル時 | 3DMARK |
---|---|
40.6 db | 42.8 db |
アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に見てみて下さい。
FireStrike実行時の中で最も動作音の大きい数値です。環境の下限は40db前後です。
非常に高い静音性です。空調がある環境なら動作している事すら気づかない静音性の高さでしょう。
まとめ
- コストと性能のバランスに優れる構成
- RTX 4060Ti搭載で最新ゲームも快適
- ミニタワーでサイズがコンパクト
- 冷却性能が高い
- 静音性が高い
- なし
「NEXTGEAR JG-A7G6T」は、ミドルタワー型と比較してサイズが一回りコンパクトでお部屋に設置しやすいです。
コンパクトですが、冷却性能や静音性も高いです。筐体の品質も高く、コンソールパネルが斜めになっている部分も使いやすいです。ホワイトカラー&青色LEDは暗い部屋に設置すると青い光が見て取れてカッコいいです。
性能面では高性能グラフィックス「RTX4060Ti」を搭載しているので、最新の重量級ゲームや最新ゲームも快適に楽しめるモデルです。
- 筐体の質感が良いモデルを探している方
- 快適に重量級ゲームや人気ゲームを楽しみたい方
- LEDで光るゲーミングPCを探している方