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GIGABYTE「AORUS 15P」の実機レビュー

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GIGABYTEさんから『AORUS 15P』の実機をお借りしたのでレビューしていきます。

「AORUS 15P」の特徴はMicrosoft Azure AIテクノロジーが搭載。最新のIntel 第10世代プロセッサを搭載。NVIDIA RTX20シリーズを搭載しているのでレイトレーシングやNVIDIA DLSSに対応しています。

液晶は高速リフレッシュレート144Hz搭載でRGBキーボード搭載です。高いゲーミングパフォーマンスを持つゲーミングノートPCなのでゲームを快適にプレイしたい方におすすめのモデルです。

目次

AORUS 15Pのスペック

AORUS 15P
CPU Core i7-10750H
グラフィック GeForce RTX 2070 Max-Q(8GB)
メモリ 16GB
SSD 512GB NVMe対応
液晶 15.6型 フルHDノングレア 
解像度 1,920×1,080(144Hz IPS)
無線 Wi-Fi 6
重量 ~2.0kg
動作時間  最長8時間

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お借りしたモデルのスペックとなっています。GIGABYTEAORUS 15P」:発売初期はAmazonのみ販売となります。

外観

天板はロゴが入っていてカラーはグレー色です。

入出力ポート





左側面側には画像右から有線LAN、オーディオ端子、USB 3.2 Gen1 (Type-A)、mini DP 1.4、HDMI 2.0があります。有線LANの位置が手前に来ているので左利きの方は不便に感じる位置かもしれません。

背面側には何もありません。

右側面には画像右から電源、フルサイズUHS-II SDカードリーダー、USB 3.2 Gen1 (Type-C)、USB 3.2 Gen1 (Type-A)×2があります。

キーボード・タッチパッド

キーボードは10キー付きです。Windowsロックキーーは付いていません。しかし、プリインストールされているソフトでWindowsのロックや解除が可能です。

AORUS Control Centerの「Manager」というタブの中に「Winkey Lock」という項目があるのでこちらでWindowsキーの有効・無効を切り替える事が出来ます。

初期ではWindowsキーが無効になっていたので購入された方はWindowsキーが効かないと思った時はこちらをご確認下さい。

キーボードのカラーの変更や色の光らせ方の変更もAORUS Control Centerにて行う事が出来ます。「Fusion」というタブにて変更可能です。

液晶

15.6型のフルHD(1920×1080)解像度で、ノングレア、IPS、144Hzの高速リフレッシュレート液晶です。「AORUS 15P」と「AORUS 15G」の違う点は「AORUS 15G」は最大300Hz対応モデルがある点です。

重量


筐体


ACアダプター


本体が2,071gでACアダプターの重量は864gでした。本体とACアダプターを合計すると2,935gとなります。ゲーミングノートPCとしては薄型軽量モデルです。

ゲーム性能

「AORUS 15P」は、Microsoft Azure AIテクノロジーでパフォーマンスが変わるというのが魅力になります。

検証としてファンを自分で調整する事が出来るので冷却を最大にした際の数値と、Microsoft Azure AIを有効にした際のパフォーマンス数値について見ていきます。

Microsoft Azure AIテクノロジー搭載モデルは自動で最適化してくれるので基本的にAIを有効にするのがおすすめです。


FireStrike(Microsoft Azure AI)


TimeSpy(Microsoft Azure AI)


3DMarkのFireStrikeはDirectX 11、TimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークソフトです。いずれも「Microsoft Azure AI」を有効にしています。


FireStrikeスコア比較


TimeSpyスコア比較


FanをMax(Fnキー+Escキーで放熱ファンの回転数が最大)にして計測すると最大のパフォーマンスとなります。Normalモードという静音面に優れたモードがあり、そちらで計測するとパフォーマンスとしては少し低下しています。

放熱ファンの回転数を最大にするとかなり音が大きいです。

「Microsoft Azure AI」を有効にすると最大のパフォーマンスに近いスコアが出ているので静音も重視しつつパフォーマンスも重視してくれているのでおすすめの設定です。

以下のベンチマークでは実際に運用する事を想定して「Microsoft Azure AI」を有効にしています。

【重量級】FF15

解像度 設定 スコア / FPS / 評価
フルHD
1920×1080
7106 / 71 fps【快適
標準 9180 / 91 fps 【とても快適
軽量 11053 / 110 fps【とても快適

ベンチマークソフトを使用。フレームレートはスコアから算出した数値になります。

FF15のベンチマークではスコアが12,000を超えると最高評価の非常に快適になります。6,000で快適評価になるので6,000スコアを獲得していれば合格点でしょう。

重量級ゲームもプレイ可能な高いゲーミングパフォーマンスを持っています。

【中程度】FF14

解像度 設定 スコア / FPS / 評価
フルHD
1920×1080
最高 14515 / 104 fps【非常に快適
16093 / 128 fps 【非常に快適
標準 17411 / 146 fps【非常に快適

ベンチマークソフトを使用。フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値になります。

こちらはFF14のベンチマーク実行時のスコア比較になります。7,000スコアを超えると最高評価の非常に快適になります。最高設定で7,000スコアを大きく超えています。

ドラクエ10/PSO2




軽いゲームであれば更に快適です。DQ10のベンチマークでは19,000スコアオーバーで最高評価、5,000スコアで快適とされているPSO2で3万スコアオーバーを出しています。いずれも最高設定です。

ゲーム性能まとめ

重いゲーム
中程度のゲーム
軽いゲーム
  1. 重量級:FF15のベンチマーク:FF15の最高設定で快適評価です。最重量級だとRTX2070 SUPERやRTX2080がおすすめです。
  2. 中量級:FF14のベンチマーク:FF14の最高設定で非常に快適評価です。
  3. 軽量級:ドラクエ10やマインクラフト(非影MOD)を動作させるのであればかなり快適です。

CPU性能




CINEBENCH R20はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。マルチ「3077」、シングル「461」を記録。上記画像は当サイトで計測した参考数値になります。

ストレージ速度

容量は512GBGBのNVMe対応のSSDが搭載されています。HDDでカクつくゲームもあるのでNVMe SSDはカクつきを抑制する効果があるでしょう。

消費電力


アイドル時


3DMARK


消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。

温度

筐体の温度

FF14のベンチマークを1時間ループさせた際の温度をチェックしてみました。室温は23℃です。熱い所でも38℃程度だったのでほんのり温かい程度でした。WASD付近は低い温度だったのでゲーム操作も快適です。

内部の温度

室温23℃環境での計測になります。計測ソフトはHWMONITOR-PROを用いてアイドル時と3DMARKのFireStrikeを実行した際の最大温度になります。

静音性



アイドル時 41.1 db
Microsoft Azure AI 50.8 db
Fan Max 59.5 db


アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に見てみて下さい。

Fan Maxの動作音はかなり大きいので「Microsoft Azure AI」運用がおすすめです。高負荷をかけると冷却を行い、高負荷をかけなければアイドル時と同様の静音性の高さになるのでおすすめです。

まとめ

最新のIntel 第10世代プロセッサを搭載し、NVIDIA RTX20シリーズを搭載しているので「AORUS 15P」はゲームを快適にプレイしたいという方におすすすめのモデルです。

リフレッシュレート144Hz液晶を搭載しているので人気FPS・TPSゲームをプレイしたい方にもおすすめです。

「AORUS 15P」は「AORUS 15G」というモデルのライトバージョン的な位置付けです。販売価格は税込みで190,080円(執筆時)となっており、価格もお求めやすいのが魅力です。

購入はこちら

GIGABYTEAORUS 15P」:発売初期はAmazonのみ販売です。

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