
2026年10月22日配信のアップデート2.5で、DLSS 4.5がゲームに正式実装されました。RTX 50シリーズは最大6倍のフレーム生成、RTX 20シリーズ以降は新しいAIモデルによる画質向上が使えます。
アップデート2.5で追加されたDLSS 4.5の機能
アップデート2.5(Edgerunners 2 Update)で、ゲームに搭載されているDLSSの機能がすべてDLSS 4.5へ更新されました。
| 機能 | アップデート2.5での変化 |
|---|---|
| DLSS Super Resolution(超解像) | 第2世代Transformerモデルに更新 |
| DLSS Ray Reconstruction(レイ再構成) | 第2世代モデルに更新 |
| DLSS Multi Frame Generation | 最大6倍に対応、第2世代モデルに更新 |
| Dynamic Multi Frame Generation | 新たに追加。目標fpsに合わせて倍率を自動調整 |
これまではNVIDIA AppのDLSSオーバーライドで新しいモデルを適用する必要がありました。2.5以降はゲーム側が正式に対応したため、ゲーム内の設定だけで使えます。
DLSS 4.5が使えるグラフィックボード
使える機能はGPUの世代で変わります。
| GPU | 超解像・レイ再構成(第2世代) | フレーム生成 |
|---|---|---|
| RTX 50シリーズ | 対応 | 最大6倍・Dynamic対応 |
| RTX 40シリーズ | 対応 | 通常のFrame Generation |
| RTX 30シリーズ | 対応 | 対象外 |
| RTX 20シリーズ | 対応 | 対象外 |
画質を高める超解像とレイ再構成はRTX 20シリーズから使えます。最大6倍のフレーム生成とDynamic Multi Frame GenerationはRTX 50シリーズ専用の機能です。
RTX 20・30シリーズでフレーム生成を使いたい場合は、ゲーム内に残っているAMD FSR 3.1 Frame Generationが選択肢になります。
DLSS 4.5で画質はどう変わる?
超解像は遠景と反射がくっきりする
第2世代Transformerモデルは、細部のシャープさと、カメラを動かしたときの映像の安定性を高めたモデルです。
反射の描写と遠くの建物の解像感が向上します。この効果が出やすいのはDLSSのパフォーマンスモードとウルトラパフォーマンスモードで、新モデルもこの2つに合わせて調整されています。
レイ再構成も新モデルで動く
レイトレーシングやパストレーシングのノイズを取り除くRay Reconstructionも、第2世代モデルに切り替わりました。
NVIDIA Appのオーバーライドで使っていた時期は、レイ再構成をオンにすると旧モデルに戻る仕様でした。正式対応によって、パストレーシング環境でも超解像とレイ再構成の両方が新モデルで動きます。
RTX 50シリーズは最大6倍のフレーム生成に対応
1フレームから最大5フレームを追加生成
6倍モードでは、ゲームが描画した1フレームに対して、AIが最大5フレームを追加で作ります。生成前が60fpsなら、表示上は最大360fps相当です。
操作の反応速度は、生成前のフレームレートが基準のままです。遅延が気になる方は2倍や3倍などに調整した方がいいでしょう。
表示を滑らかにする機能なので、240Hz以上の高リフレッシュレートモニターと組み合わせると効果を実感しやすくなります。
Dynamic Multi Frame Generationは倍率を自動で調整
従来のマルチフレーム生成は、2倍・3倍・4倍のように倍率を固定して使う仕組みでした。
Dynamic Multi Frame Generationは、モニターのリフレッシュレートに合わせて必要な分だけフレームを生成します。描画が重い場面では倍率を上げ、軽い場面では倍率を下げるので、設定を細かく切り替える手間が減ります。

サイバーパンク2077でDLSS 4.5を有効にする手順
- 『サイバーパンク2077』をバージョン2.5に更新する
- GeForce Game Readyドライバーを「621.01 WHQL」以降に更新する(10月20日公開)
- ゲーム内のグラフィック設定で DLSS Super Resolution をオンにする
- 必要に応じてRay Reconstructionとフレーム生成を設定する
- NVIDIA AppでDLSSオーバーライドを設定していた場合は、その内容も見直す
ドライバーはNVIDIA Appか、NVIDIA公式サイトから入手できます。
DLSS以外の主な変更点
アップデート2.5では、グラフィック関連でも次の改善が入っています。
- レイトレーシングを中心にパフォーマンスを最適化
- HDR表示の色・明るさ・コントラストを改善
- AMD FSRの選択肢を整理(FSR 3のアップスケーリングを削除し、FSR 4・FSR 2.1・FSR 3.1 Frame Generationを継続)
RadeonでFSR 3のアップスケーリングを使っていた人は、FSR 4かFSR 2.1への切り替えが必要です。
まとめ
| GPU | 設定の目安 |
|---|---|
| RTX 50シリーズ | DLSS 4.5+Dynamic Multi Frame Generation。高リフレッシュレートモニターと好相性 |
| RTX 40シリーズ | DLSS 4.5の超解像+通常のFrame Generation |
| RTX 20・30シリーズ | 品質・バランスはPreset K、パフォーマンス以下はDLSS 4.5のプリセットが基本 |
RTX 50シリーズは画質向上とフレーム生成の両方を活かせるアップデートです。
RTX 20・30シリーズは、まずDLSS 4.5で画質とfpsを確かめて、下がり幅が大きい場合はPreset Kに戻すのが無理のない使い方です。




