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「G-Tune EM-B-FGPC」の実機レビュー RTX 3050搭載

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G-Tune EM-B-FGPCの実機レビュー

マウスコンピューターさんから「G-Tune EM-B-FGPC」の実機をお借りしたのでレビューをしていきます。

G-Tune EM-B-FGPCはCPUに「Core i5-12400F」を搭載し、ゲームで重要なグラフィックスボードにはNVIDIAの「GeForce RTX 3050」を搭載しています。

フルHD解像度のゲームを楽しめる性能を持っています。

目次

スペック

G-Tune EM-B-FGPC
G-Tuneミニタワー CPU Core i5-12400F
グラフィック RTX 3050(8GB)
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe SSD
無線 Wi-Fi 6 / Bluetooth
ケース ミニタワー

公式サイトはこちら

執筆時のスペックになります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。

外観デザイン

外観デザイン

PCケースはミニタワー型です。質感の良い筐体で、ミドルタワー型と比較すると一回りコンパクトです。標準で強化ガラスサイドパネルが搭載しています。

コンソール

前面インターフェース部は右からHDMI、USB3.0×2、ヘッドフォン出力×1、マイク入力×1、その下には光学ドライブ(オプション)、電源ボタンが配置されています。

斜めになっていてアクセスしやすいです。

背面

背面の映像出力端子は「HDMI端子、DisplayPort端子x3」となっています。複数のモニターを繋ぐ用途でも活用出来ます。

前面インターフェースのHDMI端子を使用する場合は、ケース背面のHDMIケーブルをグラフィックスのHDMI端子に接続する事で使用可能になります。

底面

底面にはダストフィルターが付いています。ダストフィルターはワンタッチで取り外せてメンテナンス性が高いです。

内観

内観

内部は左側面を開けると右上にストレージの格納があります。HDD×1、SSD×2の搭載が可能です。

電源が左上にあり、その下にマザーボードがあります。

電源

電源は右側面を開閉するとアクセス可能です。PCケースの特徴を以下にまとめました。

PCケースまとめ
  • ケースの質感が良い
  • ミニタワー型なのでコンパクト
  • コンソール部にHDMI端子が配置されている
  • コンソールパネルが斜めで使いやすくて良い
  • 底面にダストフィルターが付いている

ゲーム性能

ベンチマークソフトを使用してゲームのパフォーマンスをチェックしました。

3DMARK

FireStrike

FireStrike

TimeSpy

TimeSpy

3DMARKのFireStrikeはDirectX 11、TimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークソフトです。

構成 3DMARK TimeSpy
Core i7-12700F
RTX 3060 Ti
11121
Core i7-12700F
RTX 3060
8859
Core i5-12400F
RTX 3050
6342
Core i7-10700
GTX 1660 SUPER
6180
Core i5-9400
GTX 1650
3531

当サイトでテストしたTimeSpyの参考スコア比較です。RTX 3050はGTX 1660 SUPER辺りの性能となります。

RTX 30シリーズとGTX 16シリーズとの違いは、レイトレーシングやNVIDIA DLSSなどの先進的な映像技術に対応している点です。

ファイナルファンタジー15

FF15ベンチマーク

解像度 設定 スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
2810 / 28 fps
やや重い
WQHD
2560×1440
4920 / 49 fps
やや快適
フルHD
1920×1080
6764 / 67 fps
快適

フレームレートはスコアから算出した数値です。

ファイナルファンタジー15は重量級ゲーム。スコアの評価としては6,000スコアで「快適」、12,000スコアで「非常に快適」になります。

重量級ゲームのフルHDの高品質設定で快適評価です。

ファイナルファンタジー14

FF14ベンチマーク

解像度 設定 スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
最高 4983 / 33 fps
普通
WQHD
2560×1440
最高 10433 / 71 fps
快適
フルHD
1920×1080
最高 16341 / 111 fps
非常に快適

フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値です。

ファイナルファンタジー14は中程度の描画負荷のゲーム。暁月のフィナーレは8,000スコアで「快適」、15,000スコアで「非常に快適」評価になります。

フルHD最高設定で非常に快適評価です。

PSO2:NGS

PSO2:NGSベンチマーク

解像度 設定 スコア / 評価
4K
3840×2160
ウルトラ 1481【重い
WQHD
2560×1440
ウルトラ 5133【普通
フルHD
1920×1080
ウルトラ 11054【快適

PSO2:NGSは「10,001以上」のスコアで「快適」評価です。「5,001~10,000」で標準的な動作、「5,000未満」で重い動作判定となります。設定は最高設定のウルトラ(設定6)です。

フルHDの最高設定で快適評価です。最新ゲームも快適に楽しめます。

Apex Legends


最高設定

Apex Legends最高設定fps


最低設定

Apex Legends最低設定fps


人気FPSゲームのApexLegendsでは最高画質90fps前後、最低画質では140fps前後を記録しました。

画質設定を落とすと滑らかな描画で快適です。ApexLegendsも快適に楽しめます。

解像度 設定 FPS
フルHD
1920×1080
最高
93
最低
152

計測場所:キングスキャニオン「キャパシター」

フォートナイト


最高設定

フォートナイト最高設定fps


最低設定

フォートナイト最低設定fps


人気TPSゲームのフォートナイトのフルHD解像度/最高画質では80fps前後。最低では320fps前後を記録しました。

フォートナイトも画質設定を調整すると非常に滑らかな描画で快適です。

解像度 設定 FPS
フルHD
1920×1080
最高
85
321

「TILTED TOWERS BENCHMARK」の平均fps。3D解像度は100%に変更。レイトレーシング / NVIDIA DLSS無効で計測。DirectX12を有効。

ゲーム性能まとめ

4K解像度
WQHD解像度
フルHD解像度
  1. 4K解像度:FF15のベンチマーク:最高設定でやや重い評価。
  2. WQHD解像度:FF15のベンチマーク:最高設定でやや快適評価。
  3. フルHD解像度:FF15のベンチマーク:最高設定で快適評価。

CPU性能

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23

「CINEBENCH R23」はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。

製品名 CINEBENCH R23(マルチ)
Core i7-12700K
22819
Ryzen 7 5800X
15388
Core i5-12400F
11852
Ryzen 5 5600X
11270
Core i5-11400F
8444
Ryzen 5 3500
6819

CINEBENCH R23マルチスコア参考比較

表はCINEBENCH R23を当サイトでテストした比較になります。

6コア12スレッドのCore i5-12400F搭載でビジネス用途や、趣味の画像や動画編集など、幅広く使える性能を持っています。普段使いのパソコン用途としてもおすすめの性能です。

ゲーム用途としてもコストパフォーマンスが高いので、コストパフォーマンスで選びたい方におすすめのCPUです。

ベンチマーク

PC MARK10

PC MARK10

PCMark 10 Essentials Productivity DCC
6731 9290 9725 9163

パソコンの総合的なパフォーマンスを計測するベンチマークソフトが「PCMark 10」です。

Essentialsはアプリケーションの起動速度、Webブラウジング、ビデオ会議などのPCの基本性能を計測します。

Productivityはオフィスソフトの性能、Digital Content Creation(DCC)は写真編集、動画編集などのクリエイティブ系ソフト性能のスコアとなっています。

ストレージの速度

ストレージの速度

ゲームではSSDにインストールするとロード時間が短縮される効果や、カクつきを抑える効果が見込めます。

1TBのNVMe SSDが搭載されています。 パソコンの動作がサクサクで、ゲームでもストレスフリーです。

消費電力

アイドル時 高負荷時
アイドル時 高負荷時

消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。

高負荷時は3DMARKのTimeSpyを開始した序盤の消費電力の計測です。数値の変動があるので参考程度に見てみて下さい。

温度

温度

室温26℃環境での計測になります。計測ソフトはHWMONITOR-PROを使用しています。アイドル時と3DMARKのFireStrikeおよびCINEBENCH R23を10分間実行した際の最大温度です。

CPUの温度もグラフィックスボードの温度も低いです。

静音性

静音性

アイドル時 3DMARK
40.2 db 41.2 db

アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に見てみて下さい。

FireStrike実行時の中で、最も動作音の大きい数値です。環境の下限は40db前後です。

まとめ

「G-Tune EM-B-FGPC」はケースの質感が良く、コンソールパネルが斜めになっている部分も使いやすいです。ミドルタワー型と比較してサイズも一回りコンパクトです。

性能面では最新のゲームタイトルや重いゲームタイトルでもフルHD解像度でコスパ良く楽しめる最新グラフィックス「RTX 3050」が搭載しています。

RTX 3050はRTX 30シリーズの中では最廉価モデルですが、様々なゲームに対応できるゲーミングPCです。PCゲーム初心者の方におすすめです。

こんな方におすすめ

  • 筐体の質感が良いモデルを探している方
  • フルHD解像度で様々なゲームを楽しみたい方

G-Tune EM-B-FGPCの詳細はこちら

G-Tune公式サイトはこちら

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