
ドスパラでゲーミングPCを探していると、同じCPUとGPUを積んだモデルがGALLERIA XシリーズとTHIRDWAVEの両方に並んでいて、価格は数万円違う、という場面によく出会います。
「ゲームの動きが同じなら、安い方でいいのでは?」と迷いますよね。
この記事では、2つのシリーズがどこにお金をかけているのかを整理して、自分に合う方を選べるように解説しています。
GALLERIA XシリーズとTHIRDWAVEの違いを一覧で比較
| GALLERIA Xシリーズ | THIRDWAVE(GPU搭載モデル) | |
|---|---|---|
| 位置づけ | GALLERIAの中心シリーズ | ドスパラのコスパ重視ライン |
| ゲーム性能 | 同じ構成ならほぼ同じ | 同じ構成ならほぼ同じ |
| 価格 | 高め | 安め |
| ケース | ミニタワー/ミドルタワー | コンパクトなミニタワー |
| 冷却 | 大型の吸気口、360mm水冷を選べる | 12cmファン5基を標準搭載 |
| 選べるGPU | エントリー〜ハイエンドまで幅広い | エントリー〜ミドルクラスが中心 |
| 向いている人 | 長く使いたい、増設したい | 同じ性能を安く手に入れたい |
同じCPU・GPUならゲーム性能はほぼ同じ
ここが一番大事なポイントです。
どちらにも「Ryzen 7 7700+RTX 5070」の構成があるので、基本構成で並べてみます。
| 画像 | ![]() | ![]() |
|---|---|---|
| CPU | Ryzen 7 7700 | Ryzen 7 7700 |
| GPU | RTX 5070 12GB | RTX 5070 12GB |
| メモリ | 16GB | 16GB |
| SSD | 1TB | 500GB |
| ケース | ミニタワー | ミニタワー |
| ベンチマーク | 20,258 | 20,258 |
| 価格 | 299,980円 | 229,980円 |
| リンク | 公式サイト | 公式サイト |
この例では、基本モデル同士で7万円の差があります。THIRDWAVEのSSDを1TBにそろえても、差は約5万円です。この差額が、次に紹介するケース・冷却・拡張性の違いにあたります。
価格差はケース・冷却・マザーボードに出る
冷却:標準のファン数はTHIRDWAVE、伸びしろはXシリーズ

THIRDWAVEのADシリーズは、コンパクトなケースに12cmファンを多めに積んでいます。ミドルクラスのGPUをそのまま使うなら、冷却面の心配は少ないです。

Xシリーズの強みは、前面の左右に設けた大きな吸気口と、360mm水冷を選べる点です。GALLERIAは従来ケースと比べて、空気の入り口の面積を265%、吸気量を313%まで増やしています。
フィルターは前面と天面がマグネット式、底面が引き出し式で、手で外してホコリを掃除できます。
後から高性能なCPUや上位GPUに換装して熱が増えたときに、余裕が出るのはXシリーズです。
拡張性:マザーボードの仕様で決まる
増設のしやすさは、シリーズ名よりも搭載マザーボードで決まります。同じシリーズでもモデルごとに違うので、候補の仕様表で次の3点を見比べるのが確実です。
| 確認する項目 | 見る場所 | 選び方の目安 |
|---|---|---|
| チップセット | 仕様表の「マザーボード」 | CPU交換も考えるなら上位チップセットが安心 |
| メモリスロット数 | 同上 | 4スロットあると大容量化しやすい |
| M.2スロット数 | 同上 | SSDを何枚も足すなら多い方が便利 |
たとえば上の比較例のTHIRDWAVEは、メモリスロット2・M.2スロット2のMicroATXマザーボードです。
ゲームをするだけならこの構成で十分で、たくさん増設したい方はスロットの多いモデルを選ぶのがおすすめです。
サイズ:置き場所を抑えるならTHIRDWAVE

THIRDWAVEのADシリーズは幅210×奥行401×高さ422mmのミニタワーで、デスク下にも収めやすいサイズです。Xシリーズは吸気口や拡張性に余裕を持たせているぶん、一回り大きくなります。
前面のUSB端子の数や種類もケースによって違うので、Type-Cをよく使う方は仕様表でチェックしておくと安心です。
さらに小さいゲーミングPCが欲しい場合は、GALLERIA Eシリーズも候補になります。

どっちを選ぶ?3つの質問で決める
| 質問 | Xシリーズ向き | THIRDWAVE向き |
|---|---|---|
| 狙っているGPUは? | ハイエンドクラス | エントリー〜ミドルクラス |
| 数年以内にパーツ交換や増設をする? | する予定がある | メモリやSSDを少し足す程度 |
| 優先したいのは? | 冷却の余裕、使い勝手 | 価格、設置スペース |
コスパ重視ならTHIRDWAVE
- 同じGPUならできるだけ安く買いたい
- ミドルクラスまでのGPUで考えている
- PCをコンパクトに置きたい
同じCPU・GPUならゲーム性能はXシリーズとほぼ同じなので、性能に対する価格の安さではTHIRDWAVEが有利です。
長く使うならGALLERIA Xシリーズ
- 将来的にCPUやGPUの載せ替えも考えている
- 360mm水冷で冷却に余裕を持たせたい
- ハイエンドGPUも候補に入れている
- ホコリ掃除を手軽に済ませたい
- GALLERIAのケースデザインが好き
Xシリーズは、数年先の使い方まで余裕を持たせた作りになっています。

GALLERIA XシリーズとTHIRDWAVEの違いまとめ
GALLERIA XシリーズとTHIRDWAVEは、どちらもドスパラのPCで、お金をかけている場所が違います。
ゲーム性能と価格を最優先するならTHIRDWAVE。
冷却の伸びしろや拡張性まで含めて長く使うならGALLERIA Xシリーズ。
同じCPU・GPUならゲーム性能はほぼ同じなので、価格差を払ってXシリーズを選ぶかどうかは、ケースや拡張性にその価値を感じるかで決めるのがおすすめです。




