GeForce RTX 2080 SUPERのゲーム性能をベンチマークや実際のゲームで動かしてどの位快適に動作可能なのかをチェックしました。
計測したタイトルは以下の目次からチェック可能です。
ゲームのベンチマークをチェック
60FPS以下の数値が薄い赤色になります。グレーは見やすくする為の色になっています。
ベンチマーク数値は『NEXTGEAR i690PA5-SP-FG』から出た数値になります。構成はCPU:Core i7-9700K / メモリ:32GB / GPU:ZOTACのRTX2080 SUPER / MB:Z390になります。グラフィックスドライバーは「436.48」になります。
ファイナルファンタジー XV
解像度 | 設定 | スコア | 評価 |
---|---|---|---|
フルHD 1920×1080 |
高品質 | 11185 / 111 fps | とても快適 |
標準品質 | 14964 / 149 fps | 非常に快適 | |
軽量品質 | 17860 / 178 fps | 非常に快適 | |
WQHD 2560×1440 |
高品質 | 8400 / 84 fps | 快適 |
標準品質 | 10592 / 105 fps | とても快適 | |
軽量品質 | 14122 / 141 fps | 非常に快適 | |
4K 3840×2160 |
高品質 | 4964 / 49 fps | やや快適 |
標準品質 | 5633 / 56 fps | やや快適 | |
軽量品質 | 7883 / 78 fps | 快適 |
FF15 ベンチマークのスコア比較
製品名 | スコア | 評価 |
---|---|---|
ガレリアZZ(RTX2080Ti) | 12930 | 非常に快適 |
i690(RTX2080 SUPER) | 11185 | とても快適 |
ガレリアZG(RTX2080) | 10897 | とても快適 |
i680(GTX1080Ti)W水冷 | 10711 | とても快適 |
ガレリア AZ(RTX2080Ti) | 10537 | とても快適 |
i690(RTX2080) | 10262 | とても快適 |
i690(RTX2070 SUPER) | 10075 | とても快適 |
ガレリアZF(RTX2070) | 8905 | 快適 |
ガレリアXF(RTX2070) | 8892 | 快適 |
i690(RTX2070) | 8942 | 快適 |
i690(RTX2060 SUPER) | 8768 | 快適 |
ガレリア XV(RTX2060 SUPER) | 8414 | 快適 |
i680(GTX1080) | 8214 | 快適 |
ガレリア AF(RTX2070) | 7953 | 快適 |
i690(GTX1070Ti) | 7571 | 快適 |
ゲームマスター GXF(GTX1070Ti) | 7347 | 快適 |
im620(GTX1660Ti) | 6812 | 快適 |
im620(GTX1070) | 6718 | 快適 |
am560(GTX1660Ti) | 6636 | 快適 |
ガレリア RJ5(GTX1660) | 5584 | やや快適 |
ガレリア RT5(GTX1060 6GB) | 4848 | やや快適 |
im610(GTX1060 3GB) | 4040 | 普通 |
ガレリア DH(GTX1650) | 3889 | 普通 |
ガレリア RH5(GTX1650) | 3790 | 普通 |
製品レビューで取得したフルHD解像度で高品質設定(最高設定)のスコアを比較した数値となっております。
モンスターハンターワールド
設定:フルHD×High Resolution Texture Pack
モンスターハンターワールドはRTX2080 SUPERなら高解像度&高画質で快適にプレイ可能です。
解像度 | 設定 | FPS |
---|---|---|
フルHD 1920×1080 |
最高 | 103 fps(73)※ |
高 | 133 fps(113)※ | |
低 | 139 fps(119)※ | |
WQHD 2560×1440 |
最高 | 103 fps(76) |
高 | 129 fps(104) | |
低 | 136 fps(120) | |
4K 3840×2160 |
最高 | 54 fps(45) |
高 | 71 fps(63) | |
低 | 104 fps(90) |
古代樹の森1-2を周回した時のフレームレートです。かっこ内は最小fps(1% Low fps)となっています。4K解像度、WQHD解像度はDLSS使用、フルHDは適用できません。
モンハンワールドのフレームレート比較
製品名 | FPS |
---|---|
ガレリアZZ(RTX2080Ti) | 130 fps |
i690(RTX2080 SUPER) | 103 fps |
i690(RTX2070 SUPER) | 91 fps |
i690(RTX2060 SUPER) | 77 fps |
am560(GTX1660Ti) | 58 fps |
フルHD最高設定の比較になります。実施時期が異なり、ゲームの性質上フレームレートの変動が大きいので参考程度に見てみて下さい。
ファイナルファンタジー XIV 漆黒のヴィランズ
FF14の漆黒のヴィランズのベンチマークはスコアが7000を超えると非常に快適の評価が出ます。フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値となっています。
解像度 | 設定 | スコア | 評価 |
---|---|---|---|
フルHD 1920×1080 |
最高品質 | 18384 / 143 fps | 非常に快適 |
高 | 18914 / 152 fps | ||
標準 | 22302 / 198 fps | ||
WQHD 2560×1440 |
最高品質 | 16203 / 112 fps | |
高 | 16896 / 121 fps | ||
標準 | 20369 / 169 fps | ||
4K 3840×2160 |
最高品質 | 9038 / 60 fps | |
高 | 10430 / 69 fps | ||
標準 | 16991 / 118 fps |
FF14 ベンチマークのスコア比較
製品名 | スコア | 評価 |
---|---|---|
i690(RTX2080 SUPER) | 18384 | 非常に快適 |
i690(RTX2080) | 17879 | |
i690(RTX2070 SUPER) | 17560 | |
i690(RTX2060 SUPER) | 16458 | |
im620(GTX1660Ti) | 14830 | |
am560(GTX1660Ti) | 14356 |
製品レビューで取得したフルHD解像度で最高品質設定のスコアを比較した数値となっております。
ベンチマークデータに関しては過去の製品含めてこちらでまとめているので参考にしてみて下さい。
フォートナイト
設定:フルHD×エピック
フォートナイトは最高設定のエピックにしてもRTX2080 SUPERでは快適に動作していました。
解像度 | 設定 | FPS |
---|---|---|
1920×1080 | エピック | 187 fps |
低 | 394 fps |
場所:ダスティデボにて。3D解像度は100%に変更。
フォートナイトのフレームレート比較
製品名 | FPS |
---|---|
ガレリアZZ(RTX2080Ti) | 230 fps |
i690(RTX2080 SUPER) | 187 fps |
i690(RTX2070 SUPER) | 168 fps |
i690(RTX2070) | 157 fps |
i690(RTX2060 SUPER) | 147 fps |
i690(GTX1070Ti) | 126 fps |
am560(GTX1660Ti) | 110 fps |
im620(GTX1070) | 105 fps |
im610(GTX1060) | 77 fps |
フルHDエピック(最高設定)の比較になります。実施時期が異なり、ゲームの性質上フレームレートの変動が大きいので参考程度に見てみて下さい。
Apex Legends
設定:フルHD×最低
Apex Legendsの場合には画質設定を下げてプレイする場合には240Hzのゲーミングモニターを活かせるスペックです。
解像度 | 設定 | FPS |
---|---|---|
1920×1080 | 最高 | 149 fps(116) |
低 | 242 fps(191) |
仕分け工場にパラシュート降下した際のフレームレート。フルスクリーン、垂直同期:適用型(1/2レート)、かっこ内は最小fps(1% Low fps)となっています。
Apex Legendsは計測に関して変動が大きいので同一環境・同一計測方法を用いてGPU別に計測したデータがあるのでこちらの記事を参考にしてみて下さい。
レインボーシックス シージ
設定:フルHD×最高
レインボーシックス シージは最高設定にしても平均223fpsでしたので240Hzのゲーミングモニターを存分に活かせるスペックです。
解像度 | 設定 | FPS |
---|---|---|
1920×1080 | 最高 | 223 fps(81) |
低 | 358 fps(148) |
レンダリングのスケーリングは100に変更しています。ベンチマーク結果の全般の平均fpsと最小fpsになります。
レインボーシックスシージのフレームレート比較
製品名 | FPS |
---|---|
i690(RTX2080 SUPER) | 223 fps |
i690(RTX2070 SUPER) | 199 fps |
i690(RTX2060 SUPER) | 170 fps |
am560(GTX1660Ti) | 132 fps |
フルHD最高設定のベンチマークの比較になります。
CONTROL(レイトレーシング)
設定:フルHD×最高(レイトレ+DLSS)
シンプルに最高設定(NVIDIA DLSSを使用しない)を目指した場合には現状最重量級タイトルと言えるCONTROLですが、RTX20シリーズなのでNVIDIA DLSSを使用する事が可能です。最高設定でも60fpsを超えるので快適に動作しています。4K解像度は中間設定にしても60fpsに届かないので少し厳しいです。
解像度 | 設定 | FPS |
---|---|---|
フルHD 1920×1080 |
高(最高) | 81 fps |
中 | 109 fps | |
低(最低) | 176 fps | |
WQHD 2560×1440 |
高(最高) | 61 fps |
中 | 87 fps | |
低(最低) | 165 fps | |
4K 3840×2160 |
高(最高) | 34 fps |
中 | 49 fps | |
低(最低) | 92 fps |
高設定:高設定+レイトレーシング高設定、中設定:中設定+レイトレーシング中設定、低設定:低設定+レイトレーシングオフ。場所はディレクターズオフィスでNVIDIA DLSSを適用しています。
CONTROLに関してはゲーム内ベンチマークが無いのでNVIDIA公式サイトのベンチマークデータと合わせながらテスト機でフレームレート計測を行っているので参考にしてみて下さい。
ゴーストリコン ブレイクポイント
設定:4K×ウルトラ
おそらく60fps以上でA判定、120fps以上でS判定になるかと思われます。フルHDやWQHDなら快適、映像体験重視なら4K×高設定~非常に高い設定で快適でしょう。4Kの推奨スペックはRTX2080になります。
解像度 | 設定 | FPS | 評価 |
---|---|---|---|
フルHD 1920×1080 |
ウルトラ | 108 fps | A |
高 | 136 fps | S | |
低 | 142 fps | ||
WQHD 2560×1440 |
ウルトラ | 88 fps | A |
高 | 115 fps | ||
低 | 133 fps | S | |
4K 3840×2160 |
ウルトラ | 57 fps | B |
高 | 75 fps | A | |
低 | 90 fps |
ゲーム内ベンチマークを実行した際のフレームレートとなっております。
ゴーストリコン ブレイクポイントのフレームレート比較
製品名 | FPS |
---|---|
i690(RTX2080 SUPER) | 108 fps |
i690(RTX2070 SUPER) | 99 fps |
フルHDウルトラ設定のベンチマーク比較になります。
アサシンクリードオデッセイ(Assassin’s Creed ODYSSEY)
4K 3840×2160 |
最高 | 43 FPS |
高 | 56 FPS | |
低 | 78 FPS | |
WQHD 2560×1440 |
最高 | 63 FPS |
高 | 83 FPS | |
低 | 112 FPS | |
フルHD 1920×1080 |
最高 | 71 FPS |
高 | 101 FPS | |
低 | 121 FPS |
フレームレートはベンチマーク実行時の数値になります。
ゴーストリコンワイルドランズ(Ghost Recon Wildlands)
4K 3840×2160 |
ウルトラ | 40 FPS |
高 | 60 FPS | |
低 | 92 FPS | |
WQHD 2560×1440 |
ウルトラ | 62 FPS |
高 | 102 FPS | |
低 | 147 FPS | |
フルHD 1920×1080 |
ウルトラ | 77 FPS |
高 | 132 FPS | |
低 | 187 FPS |
フレームレートはベンチマーク実行時の数値になります。
ウォッチドッグス2
4K 3840×2160 |
最大 | 46 FPS |
高 | 60 FPS | |
低 | 95 FPS | |
WQHD 2560×1440 |
最大 | 67 FPS |
高 | 96 FPS | |
低 | 114 FPS | |
フルHD 1920×1080 |
最大 | 83 FPS |
高 | 95 FPS | |
低 | 104 FPS |
ランバートストリートで計測。
STEEP
4K 3840×2160 |
超高 | 51 FPS |
高 | 74 FPS | |
低 | 88 FPS | |
WQHD 2560×1440 |
超高 | 93 FPS |
高 | 129 FPS | |
低 | 147 FPS | |
フルHD 1920×1080 |
超高 | 130 FPS |
高 | 161 FPS | |
低 | 172 FPS |
フレームレートはベンチマーク実行時の数値になります。
World War Z
4K 3840×2160 |
ウルトラ | 69 FPS |
ミディアム | 79 FPS | |
ロー | 158 FPS | |
WQHD 2560×1440 |
ウルトラ | 121 FPS |
ミディアム | 136 FPS | |
ロー | 212 FPS | |
フルHD 1920×1080 |
ウルトラ | 165 FPS |
ミディアム | 174 FPS | |
ロー | 217 FPS |
フレームレートはベンチマーク実行時の数値になります。
ファークライ ニュードーン
4K 3840×2160 |
最高 | 61 FPS |
高 | 65 FPS | |
低 | 75 FPS | |
WQHD 2560×1440 |
最高 | 96 FPS |
高 | 106 FPS | |
低 | 120 FPS | |
フルHD 1920×1080 |
最高 | 101 FPS |
高 | 110 FPS | |
低 | 123 FPS |
フレームレートはベンチマーク実行時の数値になります。
PSO2 EPISODE4
1920×1080 | 設定6 | 225 FPS / 60225 |
ドラゴンクエスト X
3840×2160 | 最高 | 21858 |
1920×1080 | 最高 | 23087 |
3DMARKのベンチマーク結果
3DMARK
3DMarkは3Dゲームのパフォーマンスを計測する世界標準のベンチマークソフトです。
3D MARK | 項目 | スコア |
---|---|---|
Fire Strike | スコア | 22611 |
Graphics Score | 28057 | |
Physics Score | 18564 | |
Combined Score | 10622 | |
Time Spy | スコア | 10711 |
Graphics Score | 11359 | |
CPU Score | 8097 |
GeForce RTX 2080 SUPERの性能まとめ
フルHD(1920×1080)~UWQHD(3440×1440)なら快適にPCゲームを楽しむ事が出来る性能をRTX2080 SUPERは持っています。更にレイトレーシング、DLSS(Deep Learning Super Sampling)に対応。
4Kに関しては重量級のタイトルでは最高設定で常用というのは厳しいかもしれませんが、画質設定を下げる事で60FPSを目指せるパフォーマンスを秘めたスペックです。(対応タイトルであれば、Tensorコアが組み込まれており、ディープラーニングを利用したDLSSを使用する事が出来ます。)
RTX2080 SUPERは、人気のRTX2070 SUPERよりパフォーマンスが高いのでワンランク上を望む方におすすめのビデオカードです。
- レイトレーシング及びNVIDIA DLSS対応
- VRAMが8GBなので高画質設定もOK
- フルHD解像度なら高fpsに期待できる高いパフォーマンス
- タイトルによっては4K解像度も視野に入ります
- RTX2080Tiが高いと感じる方におすすめ