MENU
はじめてゲームPC
ゲーミングPCやゲーミングノートPCの実機レビューを300台以上行いました。
最新ハードウェアのゲーム検証やベンチマーク検証もしているので、ゲーミングPC選びの参考にしてみて下さい。
【2026年最新】ゲーミングPCセール情報まとめ »

ゼルダの伝説 時のオカリナはPCで遊べる?発売2日で動作した非公式PC版を解説

※本サイトにはプロモーションが含まれています。
  • URLをコピーしました!

Switch 2で発売されたばかりの『ゼルダの伝説 時のオカリナ』が「もうPCで動いた」と話題になっています。PC版が出たのか、自分のPCでも遊べるのか、気になった方も多いと思います。

先に結論をお伝えすると、任天堂が発売しているのはNintendo Switch 2版のみ。PCで動いているのは有志による非公式の移植です。

タップできる目次

発売2日でPC動作

2026年11月5日、Switch 2向けにリメイク版『ゼルダの伝説 時のオカリナ』が発売されました。そこからわずか2日で、Windows上で動く非公式プロジェクト「Hookshot」が登場しています。

開発したのはNotRexed氏です。HookshotはSwitch 2版のゲームを、Windowsで直接動くアプリに作り変える仕組みで、最大4倍のフレーム生成やウルトラワイド表示まで用意されています。

PCではSwitch 2エミュレーター「Lichii」で動かす動きも進んでいます。こちらは発売前にゲームデータが吸い出され、エミュレーターで起動したと報じられていました。

エミュレーターとの違いは「先に翻訳するかどうか」

エミュレーターは、Switch 2の仕組みをPCの中で再現しながらゲームを動かします。外国語の本を、1行ずつ翻訳しながら読むイメージです。

Hookshotが使っているのは「静的再コンパイル」という方法です。Switch 2用に書かれたゲームのプログラムを、あらかじめWindows用にまとめて変換してから動かします。

先に翻訳を済ませた本を読むようなもので、再現の手間を省ける分、PCの性能を活かしやすい手法です。

PCでの動作状況は?RTX 4060 Tiで約50fps

開発者が公開している動作状況は、Ryzen 5 7600X / RTX 4060 Ti 16GBで約50fps(フレーム生成オフ)です。60fpsで安定させるのは今後の課題とされています。

フレーム生成「最大4倍」で変わるのは見た目のなめらかさ

Hookshotのメニューでは、フレーム生成をオフ・2倍・3倍・4倍から選べます。フレーム生成は、実際に描いた画面と画面のあいだに予測した画面を差し込み、表示上のfpsを増やす機能です。

画面の動きはなめらかになりますが、ゲームの処理や操作への反応は元の約50fpsが基準のままとなります。

ウルトラワイドは改善の途中

ウルトラワイド表示は、3Dの映像こそ正しい比率で表示されるものの、HUD(体力やアイテムなどの表示)が横に引き伸ばされ、画面全体もややぼやけると報告されています。

PCで遊ぶにはSwitch 2版が必要?

Hookshotに含まれるのは変換ツールだけです。付属の「Hookshot Builder」が、自分で用意したゲームデータからPC用の実行ファイルを作る仕組みになっています。

任天堂
¥7,182 (2026/11/08 09:52時点 | Amazon調べ)

つまり、Switch 2版のソフトを持っていることが前提です。とはいえ、Switch 2本体からゲームデータを取り出す作業は通常の遊び方の範囲外で、専門的な知識が必要です。ビルドにも時間と手間がかかります。

ネット上では、発売前に流出したゲームデータも出回っています。ただ、海賊版と知りながらダウンロードする行為は、2021年1月の著作権法改正により、ゲームを含むすべての著作物で違法です。

任天堂は非公式ツールに厳しい姿勢をとっていて、2024年にはSwitchエミュレーター「Yuzu」の開発元が任天堂との訴訟で240万ドルの支払いに合意し、配布を終了しています。Hookshotも、今後公開が続くかは不透明です。

DLSS 5で動かすデモも公開

YouTubeで、『時のオカリナ』をDLSS 5で動かすデモ映像が公開されています。DLSS 5の仕組みや対応GPUは、DLSS 5対応GPU一覧でまとめています。

Switch 2版はDLSSではなくFSR 1.0を採用

Switch 2はハードウェアとしてDLSSに対応していて、『時のオカリナ』ではAMDのFSR 1.0が使われています。

ゲームのライセンス表記にFSR 1.0とSMAA(輪郭のギザギザを抑える処理)が記載されていて、Digital Foundryの技術検証でも同じ組み合わせが確認されました。

Digital Foundryによると、Switch 2版は60fpsでほぼ安定していて、解像度はTVモードで1080p〜1440p、携帯モードで720p〜1080pです。輪郭のちらつきは指摘されたものの、動作の安定感は高く評価されています。

まとめ

『ゼルダの伝説 時のオカリナ』がPCで動いたのは事実で、その正体は有志による非公式の移植です。RTX 4060 Tiで約50fps、フレーム生成は最大4倍に対応。

今の段階は「遊べるPC版」というより、静的再コンパイルの技術デモに近い状態です。物語を最後まで楽しみたい方は、公式のNintendo Switch 2版で遊びましょう。

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ゲーミングPC特化サイト運営歴12年(2014年〜)。
実機レビュー300台超、ゲーム推奨スペック調査300本以上をもとに、ゲーミングPC選びに参考になる情報を発信しています。
ガレリア・G TUNE・パソコン工房・サイコム・NEC・DELL・レノボなどのPCを、実際に使ってきました。
詳しいプロフィールはこちら

期間限定セール

タップできる目次