
「信長の野望を始めたものの、何をすればいいのかわからない」「内政や外交など覚えることが多くて難しい」という方に向けて、最初にやることから慣れてからの楽しみ方までまとめました。
基本は内政で国を豊かにし、外交で背中を守り、勝てる相手から攻めるという流れです。この流れをつかめば、あとは好きな大名で自由に戦国時代を動かせます。
信長の野望は何をするゲーム?

戦国大名のひとりとなって勢力を広げ、天下統一を目指す歴史シミュレーションゲームです。やることは大きく4つに分かれます。
- 内政:農村や市を発展させ、金銭と兵糧を増やす
- 外交:周りの大名と同盟を結び、攻められる心配を減らす
- 軍事:兵を整えて敵の城を攻め落とす
- 人材登用:優秀な武将を集めて国を強くする
この4つを繰り返しながら、少しずつ領地を広げていきます。
天下統一はあくまで最終目標です。織田家で美濃を取る、島津家で九州をまとめるといった身近な目標から始めると楽しみやすくなります。
初心者が最初にやる5つのこと
1. 周りの大名を確認する

ゲームが始まったら、まずは地図で周辺の勢力を見てみましょう。チェックしたいのは「自分より強い大名」と「攻め落とせそうな小勢力」の2つです。
武田家、上杉家、織田家、豊臣家、徳川家、北条家、毛利家のような強国が隣にいる場合、序盤に正面からぶつかると兵力差で負けて詰みます。
なので、城も兵も少ない勢力を、最初の攻略目標にしましょう。1~2城だけの勢力があれば積極的に狙いたいです。


視覚情報ではなくデータで確認したい方は、情報一覧を開き、勢力を確認するのも良い手でしょう。特に敵の兵力を確認しておくと、どこが強くて弱いのかがざっくりと一目で分かるので便利です。
誰と手を組み、どこを攻めるのか。この方針を最初に決めておくと、その後の判断がぐっと楽になります。
2. 内政で金銭と兵糧を増やす

戦をするにも兵を養うにも、金銭と兵糧が必要です。
新生PKでは、武将を城主や代官に任命すると、担当の土地を自動で開発してくれます。農村が育つと石高が上がって兵糧や兵力が増え、市が育つと商業が上がって金銭収入が増えます。
序盤は金銭が不足しやすいので、収入を増やすことを意識しましょう。
3. 強い大名とは同盟を結ぶ

序盤は「戦う相手」より先に「戦わずに済ませる相手」を決めると安定します。
新生PKでは、親善で信用を高めると同盟や援軍の交渉ができるようになります。自分より圧倒的に強い大名と同盟を組めば、その方面を気にせず別の方向へ進めます。同盟の期間は12カ月なので、切れる前に更新を考えておきましょう。
強い相手とは戦わず、弱い相手から攻略する。 これだけでも序盤の難易度は大きく変わります。
4. 勝てる相手から攻める

内政と外交が落ち着いたら、いよいよ出陣です。兵力が少し上回っている程度だと、思わぬ苦戦をすることもあります。出陣前に次の点を確認しておくと安心です。
- 敵の城までの距離
- 兵糧の残り
- 敵に援軍を出しそうな大名がいるか
- 複数の城から兵を集められるか
新生PKでは、軍事の「攻略目標」で城を指定すると、周辺の領主が軍備を始め、準備が整うと部隊が強化された「臨戦状態」になります。
戦場では敵部隊を複数の部隊で挟む「挟撃」で大きなダメージを与えられるので、兵の数と同じくらい部隊の動かし方も大切です。
5. 武将を集めて国を強くする

戦で捕らえた敵武将は、登用に成功すれば家臣にできます。浪人を探したり、各地の国衆を取り込んだりしても武将は増えていきます。
武将には統率・武勇・知略・政務の4つの能力があります。統率と武勇が高い武将は戦向き、政務が高い武将は城の運営向きです。戦上手と内政上手の両方をそろえると、領地が広がっても国が安定します。
| 統率 | 部隊の防御力、城の防御力、郡の掌握・制圧速度に影響する。 |
| 武勇 | 部隊の攻撃力、城の攻撃力に影響する。 |
| 知略 | 城を包囲時のダメージ量や城の包囲時の防御力、調略の成功率に影響する。 |
| 政務 | 収入への影響や、外交、登用の成功率に影響する。 |
初心者におすすめの大名
どの大名を選ぶかで、ゲームの難易度が変わります。最初は領地と家臣がある程度そろった勢力を選ぶと、ゲーム攻略が安定します。
![]() | 織田信長 | 家臣団が充実していて、京都にも近く、金銭的にも余裕がある。 天下統一を目指す王道プレイ向き |
![]() | 北条氏康 | 関東に広い領地を持ち、内政を固めながら堅実に広げられる |
![]() | 徳川家康 | 同盟を生かしながら着実に領地を広げられる |
![]() | 武田信玄 | 強力な武将がそろう、合戦中心で攻めたい人向き |
![]() | 島津義久 | 九州の南端から勢力を広げる地方統一が楽しい |
![]() | 毛利元就 | 外交を使って中国地方の統一を目指せる |
特に最初の1回目は、織田家か北条家がおすすめです。武田家や上杉家は武将が強い反面、周りにも有力大名が多く、シナリオによっては序盤から激しい戦いになります。
シナリオにもよりますが、上杉家より武田家の方がやや攻略難易度が低いと感じるので、初心者におすすめの大名として掲載しています。
難しいと感じたら、難易度を下げて遊ぶのもOKです。やり方を覚えてから難易度を上げた方が、結果的に長く楽しめます。
慣れてきたら弱小大名で下剋上を楽しもう
大勢力での進め方に慣れたら、ぜひ試してほしいのが弱小大名プレイです。城も兵も少ない状態から、外交と知略で大国を倒していく流れには、大勢力プレイとは別の面白さがあります。
臣従は負けではなく、生き残るための戦略

弱小大名で覚えておきたいのが「臣従」です。大国の家臣のような立場になることで、主家から攻められにくくなり、他の勢力に攻められたときは守ってもらえます。臣従中は主家に援軍も依頼できます。
その代わり、外交できる相手は臣従先だけになります。主家との関係を一方的に破棄すると、周辺勢力との関係悪化や家臣の忠誠低下が起きるので、独立のタイミングは慎重に選びましょう。
主家の力を借りて領地を広げ、強くなったら独立して、最後はかつての主家に挑む。この下剋上の流れを自分で作れるのが臣従プレイの醍醐味です。主家が先に周りを平らげると進出先まで取られてしまうので、主家と領地拡大のスピードを競う駆け引きも生まれます。
小田家で滅亡寸前から逆転を狙う

さらに歯ごたえを求めるなら、小田氏治の小田家がおすすめです。史実では居城の小田城を何度も奪われては取り返した武将で、常陸の不死鳥とも呼ばれています。ゲームでも関東の強国に囲まれた小勢力として登場します。
まずは北条家などの強国に臣従して安全を確保し、内政を進めながら援軍の力を借りて周辺の小勢力を攻めていくのが基本です。城が1つ増えるだけでも大きな前進なので、大勢力とはまったく違う達成感があります。
真田・黒田などの人気武将と歴史IF
信長の野望のいちばんの醍醐味は、史実と違う展開を自分の手で作れることです。なかでも、知略に優れた武将で大国を出し抜くプレイは、慣れてきた方にぜひ味わってほしい楽しみ方です。
真田昌幸で強国の間を渡り歩いて生き残る

真田家は北条・徳川・上杉といった強国に囲まれた状態で登場します。正面から戦うより、外交で敵を減らし、守りやすい城で敵の攻撃をしのぐ戦い方が中心です。
真田家は固有の特性や戦法、政策(六文銭之誓)を持ち、外交の破棄も気軽に使える勢力です。真田信幸や真田幸村(信繁)も合戦で頼りになり、少ない兵で大軍を食い止め、そのまま徳川家を倒すといった歴史IFも楽しめます。
黒田官兵衛で関ヶ原の混乱に乗じて九州を狙う

黒田官兵衛は、戦国時代を代表する軍師として知られる武将です。新生PKには1600年の「関ヶ原の戦い」シナリオがあり、天下分け目の戦いの裏側で黒田家による九州制覇を目標にする遊び方ができます。
島津・大友・鍋島など周りの勢力の動きを見ながら領地を広げていく展開は、全国統一まで進めなくても十分な満足感があります。
ほかにもおすすめの武将と目標
真田・黒田と同じくらい物語性のある武将はほかにも沢山います。一例としては以下です。
| 武将 | どんな人物? | おすすめの目標 |
|---|---|---|
| 上杉謙信 | 「越後の龍」と呼ばれた戦国屈指の軍神 | 織田信長を倒して上洛する |
| 伊達政宗 | 奥州に一大勢力を築いた「独眼竜」 | 東北を統一し天下を狙う |
| 明智光秀 | 本能寺の変で信長を討った知将 | 本能寺の変のあと羽柴秀吉を退け、天下を固める |
| 武田勝頼 | 信玄の後を継ぎ、武田家の存続に挑んだ悲運の当主 | 長篠の戦いで織田・徳川軍を破り、武田家の滅亡を回避する |
| 上杉景勝 | 後継者争いを勝ち抜き、五大老に上り詰めた大名 | 直江兼続とともに東北から天下を狙う |
| 宇喜多直家 | 謀略と下剋上で備前を支配した戦国屈指の策士 | 浦上家から独立し、毛利・織田を利用して中国地方の覇者になる |
| 前田利家 | 「槍の又左」から五大老へ出世し、加賀百万石の礎を築いた名将 | 北陸から天下を狙う |
| 最上義光 | 知略と外交で57万石の大名となった「出羽の虎」 | 上杉の侵攻を退け、伊達家も倒して東北を統一する |
| 立花宗茂 | 関ヶ原で改易されながら旧領に復帰した「西国無双」 | 関ヶ原で西軍を勝たせ、立花家が九州の覇権を握る |
| 松永久秀 | 三好家の重臣から大和の支配者へ成り上がった梟雄 | 三好・織田に従いながら力を蓄え、最後は畿内を制する |
| 山中鹿介 | 尼子家再興に生涯を捧げた「山陰の麒麟児」 | 尼子勝久を擁して毛利家から出雲を奪還し、中国地方で尼子家を復興する。 |
| 加藤清正 | 賤ヶ岳七本槍の一人で、熊本城を築いた築城の名手 | 熊本から豊臣家を守り、徳川の天下を阻む |
| 蒲生氏郷 | 最大92万石を領した文武両道の名将 | 秀吉亡き後、東北から天下を狙う |
| 長宗我部元親 | 土佐の小勢力から四国の大部分を制した「土佐の出来人」 | 四国を統一し、豊臣秀吉の侵攻を退けて畿内へ進出する |
| 長野業正 | 箕輪城を拠点に西上野で勢力を築いた名将 | 武田信玄・北条氏康を退け、上野から関東を統一する |
| 佐竹義重 | 「鬼義重」の異名を持ち、北条・伊達と争った猛将 | 北条家を倒して関東を統一し、伊達家にも対抗する |
| 朝倉宗滴 | 長年にわたり越前朝倉家を支えた歴戦の名将 | 宗滴が朝倉家を率い、織田信長より先に上洛する |
| 鍋島直茂 | 龍造寺家を支え、佐賀藩の礎を築いた知勇兼備の名将 | 龍造寺家を立て直し、島津・大友を破って九州を統一する |
※『新生PK』は大名家を操作するゲームなので、シナリオによっては家臣の立場で登場し、大名として選べない武将もいます。ほかの『信長の野望』シリーズをプレイする際にも参考にしてください。
熟練者が楽しむ面白プレイ・縛りプレイ
最高難易度にも慣れてきたら、自分でルールを足して遊ぶ方法もあります。
| 遊び方 | 内容 | 難易度 |
|---|---|---|
| AI観戦プレイ | 武将の能力や勢力配置を編集し、歴史の変化を観察する | |
| 国替・新勢力プレイ | 武将や大名の配置を変更して新しい戦国時代を作る | |
| 登用禁止 | 新しい武将をほとんど雇わず、初期の家臣で戦う | |
| 本拠移転禁止 | 最初の本拠を動かさずに全国統一を目指す | |
| 籠城特化 | 防衛拠点で何倍もの大軍を迎え撃つ | |
| 兵糧制限 | 家宰の効果で腰兵糧を大幅に減らして攻略する | |
| 低能力武将縛り | 能力が一定以下の武将だけを使う | |
| 臣従・外交禁止 | 臣従や同盟を使わずに勢力を広げる | |
| 姫武将限定 | 女性武将だけの勢力で天下統一を目指す |
ゲーム内の編集機能で武将の能力や勢力の配置を変え、AI同士の天下取りを眺めて楽しむ遊び方から、制約を利用した高難度プレイまで幅広いです。
まとめ
信長の野望で何をすればいいかわからない場合は、まず次の流れを覚えましょう。
- 周辺勢力を確認して、戦う相手を決める
- 内政で金銭と兵糧を増やす
- 強い大名とは同盟を結び、安全を確保する
- 勝てる相手から攻略して領土を広げる
- 武将を増やし、さらに勢力を強化する
最初は織田家や北条家などの大大名で基本を覚え、慣れてきたら真田家や黒田家、小田家などの中小勢力に挑戦するのがおすすめです。
大国に臣従しながら機をうかがうもよし、少数精鋭で強敵に挑むもよし。史実では天下を取れなかった大名で全国を統一するなど、自由に歴史を書き換えられることこそ信長の野望の醍醐味です。









