基本的にPCチェアは前傾用と後傾用に分かれています。どちらがいいのかはどんなジャンルのゲームをするのか、どの位のプレイ時間なのか、という所でも変わってきますが、基本的には後傾の椅子を選択する事で長時間のプレイを可能にします。
PCチェアの選び方
PCチェアを購入する前に抑えておきたいポイントを解説します。
ハイバック以上がおすすめ
ローバック、ミドルバック、ハイバック、ヘッドレスト付きでチェアの背の部分の高さが変わります。
ゲームはプレイ時間が非常に長いので出来るだけ体を預けられた方がリラックス出来ます。
注意点としてメーカーで特に決まりが無いのでハイバックなのにローバックの方が背が高いという製品もあるのでしっかりと仕様を把握しておく必要はあります。
特に海外メーカーの製品は大きめな事が多いので体格に合わせて選ぶ必要があります。
ヘッドレスト付きの方がいい?
人によると思いますが、個人的にはあった方がいいと思います。
キーボードでプレイしている時はヘッドレストは使わないと思いますが、パッドでプレイする場合などはヘッドレストがあった方が後傾姿勢でリラックスしながらプレイ可能です。
ゲーム以外でも映画などをPCで見る時もヘッドレストがあると便利です。後傾姿勢でヘッドレストが無い場合は、首の自重を自分で支えないといけないので疲れます。
ずっとPCチェアに座っていると疲れてくる場合もあるかと思いますが、ヘッドレストがあるとその場でリラックスする事が可能です。
疲れたら近くのベッドや布団に飛び込む派?もいると思うので好みは分かれる所だとは思います。
ヘッドレストがある事のデメリットは価格が高めになるのと部屋の圧迫感が増す事かと思います。
ランバーサポートはあるといい
クッションが付属しているのでは無く、背の背面に強弱がついているタイプのランバーサポートなら好きな強さで腰をサポートしてくれるので長時間のプレイを陰ながら支えてくれる機能です。また高級チェアになるとさらに位置調節も可能になります。
肘付きか肘無しか
よく言われるのが楽器を弾く人は肘無しがいいという点と、あぐらをかく人は肘無しの方がいいという点が言われます。
どちらも物理的に足なり楽器なりが当たってしまうので無い方がいいですね。
他にもよく席を着脱する人も肘なしの方がスムーズに移動出来るので肘無しの方がいいです。
また、机に当たってしまって机の下に入らないという物理的な問題もあるので肘有りの場合は注意が必要です。
机の上に肘をついてタイピングをする方は肘置きはあまり使わないかもしれません。
キーボードを手前に持ってきている人や物理的にテーブルの奥行きが狭い机だと肘付きの恩恵は大きいと思います。
PC作業以外で映画を見たり、リラックスする場合には肘置きが無いと長時間座っているのに不便でしょう。
おすすめのゲーミングチェア
ゲーミングチェアとは?
ゲーミングチェアと呼ばれるゲームに特化したPCチェアが販売されています。特徴としてはハイバックで肘掛けが付いているので肩こりや首の疲れを軽減してくれます。
人間工学設計のデザインになっているので長時間のゲームプレイやPC作業でも極力疲れを感じさせないように作られているのが特徴です。
DXRACER
DXRACERはアメリカで開発され、中国で製造されています。ゲーミングチェアのパイオニア的存在です。
DXR
DXレーサーというゲーミングチェアです。eSPORTSなどの大会にも採用されているのでゲーマーの中では非常に認知度が高いチェアになります。特徴としては最大150度倒れる事が可能なので寝れます。
そして通常だとヘッドレスト装着で頭部をカバーしますが、標準でヘッドレスト付きと同じ高さのハイバックになっています。
価格もゲーミングチェアの中では安く、コスパが高いです。身長165センチ~180センチが推奨されています。
AKRACING
AKRACINGは、中国で開発生産されています。AKRACINGはレーシングシートの開発をしてきたメーカーです。ゲームだけではなく、クリエイターやライターなどの長時間PC作業をする人にも推奨しています。
NITRO
ニトロはフィット感のある長時間PC作業をしても疲れないゲーミングチェアです。好き好きですが、価格もDXRACERのフォーミュラシリーズよりも高いので座り心地もより良いと感じる人もいます。最大で180度までリクライニング可能なのでDXRACERよりも倒せます。
WOLF
ウルフは通気性の良いファブリック生地になっています。夏場等でもムレにくいという特徴があります。
PRO-X
PRO-XはNITROやWOLFよりもよりゆったりしたサイズ感になります。ガッチリした方や身長が高い人向けのモデルです。PRO-Xではアームレストが前後左右に動きます。
Premium
PREMIUMはAKRACINGのハイエンドモデルです。シート部分の奥行は550mmとなっており、PRO-Xより狭いのでより日本人にマッチしたサイズ感です。
クッション部が極厚になっていてよりリッチなゲーミングチェアを求める方に最適です。
ローデスクタイプ
ローデスクテーブルをメインに使っているという方にはこちらのローデスクタイプのゲーミングチェアの販売もあるのでこちらを検討してみてもいいかもしれません。
AKRacing ゲーミング座椅子 極坐(ぎょくざ)
AKRACINGのゲーミング座椅子です。こちらはPRO-Xの座面をそのまま座椅子にしたような感じですが、アームレストもついているのでテレビで映画を見たりするのにはこちらの方が快適そうです。
今まで使っていたPCチェアを捨てるにはどうしたらいい?
一人暮らししてからPCチェアを買い換えた時に困ったのですが、各自治体の粗大ごみ収集受付センターで受け付けてもらえます。
詳しくは各自治体のホームページを参照して下さい。
後はコンビニなどでごみ処理券が売っているので購入して分かりやすい位置にシールを貼り付けてから指定された日時に搬出すればOKです。
店員さんに必要な金額のごみ処理券○○円下さいと言えば購入可です。ちなみに400円でした。
自治体によっては違う可能性もあるので各自治体の粗大ごみ収集受付センターのホームページを確認して下さい。