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「G-Tune P6-I7G50BK-A」の実機レビュー RTX 4050搭載

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G-Tune P6-I7G50BK-Aの外観

マウスコンピューターさんから「G-Tune P6-I7G50BK-A」の実機をお借りしたのでレビューしていきます。

「G-Tune P6-I7G50BK-A」は、10コア16スレッドの「Core i7-12650H」と「RTX 4050」が搭載。人気ゲームも快適にプレイ出来るゲーミングノートPCです。

懸念点としては上位モデルと比較するとビデオメモリの容量が6GBなので、最新ゲームでその点がどう影響するのか気になる方も多いと思うので検証してみました。

気になった方はチェックしてみて下さい。

目次

G-Tune P6-I7G50BK-Aのスペック

スペック
CPUCore i7-12650H
グラフィックRTX 4050(6GB)
メモリ16GB
ストレージ500GB NVMe SSD
液晶16型 1920×1200
WUXGA(165Hz)
無線Wi-Fi 6
重量約2.34kg
動作時間 約 8時間

レビュー時のスペックになります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。

外観デザイン

G-Tune P6-I7G50BK-Aの外観

カラーはブラックで、WEBカメラは液晶上部に設置されています。液晶は16インチでWUXGA解像度(1920×1200)、リフレッシュレートは165Hzです。

WUXGA液晶なので、縦に少し長いのが特徴的です。インターネット閲覧や文章作成をする際に縦に情報量が多くなるため、作業効率アップに期待できます。

液晶はノングレアパネル採用なので、映り込みが少なく長時間のゲームや作業に最適です。

G-Tune P6-I7G50BK-Aの天板

天板にはG-Tuneのロゴが配置されています。天板の開閉は片手だと少しだけ浮いてしまいますが片手でも開閉可能です。

筐体はさらさらした材質で、指紋が付きにくいです。

入出力ポート

G-Tune P6-I7G50BK-Aの入出力ポート

左側面には、USB2.0、マイク/イヤホン出力端子があります。左側にイヤホン端子があると右利きの方は便利に感じます。

背面側には、miniディスプレイポート、USB3.1 Type-C、HDMI、有線LAN、電源入力があります。背面に映像端子があると接続する際にケーブルが邪魔にならないので良いです。

右側面にはSDカードリーダー、USB3.0×2があります。

外付けのSSDを接続してストレージを確保したり、外部モニターと接続してマルチディスプレイ化したり、マウスなどのUSB機器と接続する際にも過不足なく使える入出力ポートが装備されています。

キーボード

G-Tune P6-I7G50BK-Aのキーボード

キーボードはテンキーありです。日本語配列102キーボードとなっています。

複数のキーの同時押しに対応したNキーロールオーバー対応キーボードなので、FPS/TPSゲーマーにもおすすめのキーボードです。

また、視認性を高めるバックライトLEDが搭載しているので、場所を問わず快適に文字打ちが行なえます。

実際に操作すると、文字も打ちやすく、タッチパッドが大きいので使いやすいノートPCでした。

G-Tune P6-I7G50BK-AのキーボードLEDの変更方法

カラーの設定は付属ソフトの「mouse Control Center」で行う事ができます。4ゾーン設定対応のRGBLEDキーボードなので、レインボーカラーなどの設定が可能です。

重量

G-Tune P6-I7G50BK-Aの重量

本体が2336gで、ACアダプターの重量は649g(コンセント含む)でした。

ゲーム性能

「G-Tune P6-I7G50BK-A」のゲーム性能はどの程度快適なのかをチェックしました。計測は有線接続で行っています。

3DMARK

3DMARKTimeSpy

3DMARKのTimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークソフトです。

3DMARK TimeSpy
Core i9-12900H/RTX 3070 Ti
11074
Core i7-13700H/RTX 4060
10660
Core i7-11800H/RTX 3070
10088
Core i7-12650H / RTX 4050
8973
Core i7-12700H/RTX 3060
7794
Core i7-12700H/Arc A730M
7654
Ryzen 7 6800H/RTX 3050 Ti
6553
Core i7-13500H/RTX 3050
5945
Core i5-11400H/RTX 3050 Ti
5362
Core i7-11800H/RTX 3050
5234
Core i5-11400H/GTX 1650
3941
Core i7-1165G7/Iris Xe グラフィックス
1666
AMD Ryzen 5 5560U
665

表は当サイトでテストしたノートPCのTimeSpyの参考スコア比較です。

「G-Tune P6-I7G50BK-A」は、3DMARK TimeSpyでテストすると「8973」スコアとなりました。

他のグラフィックスボードと比較するとRTX 3060以上、RTX 3070未満の性能でした。

グラフィックススコアで比較するとRTX 3060が「8335」スコアでRTX 4050が「8644」スコア。RTX 3060以上の性能でビデオメモリも同じ6GB搭載。

RTX 3060を置き換えるようなモデルになっています。更にRTX 4050は、RTX 40シリーズなのでNVIDIA DLSS 3に対応している点もメリットですね。

エントリーモデルですが、ライトにゲームを楽しみたい方には必要十分な性能を持っています

ファイナルファンタジー15

FF15ベンチマーク
スクロールできます
解像度設定スコア / FPS / 評価
1920×10808128 / 81 fps【快適
1920×1080標準12182 / 121 fps 【非常に快適
1920×1080軽量15322 / 153 fps【非常に快適
FF15ベンチマーク

フレームレートはスコアから算出した数値になります。

ファイナルファンタジー15は、6,000スコアで「快適」、12,000スコアで「非常に快適」評価になります。最高設定で「快適」評価です。

PSO2:NGS

PSO2:NGSベンチマーク
スクロールできます
解像度設定スコア / 評価
1920×1080ウルトラ17668【快適
1920×108037081【快適
1920×1080最低48094【快適
PSO2:NGSベンチマーク

PSO2:NGSは「10,001以上」のスコアで「快適」評価です。「5,001~10,000」で標準的な動作、「5,000未満」で重い動作判定となります。最高設定で「快適」評価です。

BLUE PROTOCOL

BLUE PROTOCOLベンチマーク
スクロールできます
解像度設定スコア / FPS / 評価
1920×1080最高14573 / 101 fps【極めて快適
1920×108018893 / 133 fps【極めて快適
1920×108031403 / 224 fps【極めて快適
BLUE PROTOCOLベンチマーク

フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値になります。

BLUE PROTOCOLは、「8000~8999」スコアで「快適」、「10000スコア以上」で「極めて快適」評価になります。最高設定で「極めて快適」評価です。

ファイナルファンタジー14

FF14ベンチマーク
スクロールできます
解像度設定スコア / FPS / 評価
1920×1080最高17292 / 125 fps【非常に快適
1920×1080高(ノート)20296 / 152 fps【非常に快適
1920×1080標準(ノート)23537 / 178 fps【非常に快適
FF14ベンチマーク

フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値になります。

ファイナルファンタジー14 暁月のフィナーレは、8,000スコアで「快適」、15,000スコアで「非常に快適」評価になります。最高設定で「非常に快適」評価です。

ドラクエ10

ドラクエ10ベンチマーク
スクロールできます
解像度設定スコア / FPS / 評価
1920×1080最高23746【すごく快適
DQ10ベンチマーク

ドラクエ10のような軽めのゲームは「すごく快適」に動作します。

フォートナイト

最高設定

フォートナイトの最高設定フレームレート(fps)

最低設定

フォートナイトの最低設定フレームレート(fps)

人気TPSゲームのフォートナイトの最高画質では50fps前後。最低では150fps前後を記録。設定を下げると150fps前後のフレームレートで動作していました。

165Hz液晶を搭載しているので、滑らかな映像表示でフォートナイトを楽しめます。

フォートナイト/WUXGA
最高
52
最低
148

「スラッピーショア」周辺の平均fps。DLSS:クオリティを有効。ハードウェアレイトレーシング:オフ。DirectX12を有効。計測日:2023/05/23

Apex Legends

最高設定

ApexLegendsの最高設定フレームレート(fps)

最低設定

ApexLegendsの最低設定フレームレート(fps)

人気FPSゲームのApexLegendsでは最高画質120fps前後、最低では250fps前後を記録しました。ApexLegendsも快適なゲーム性能を持っています。

ApexLegends/WUXGA
最高
129
最低
251

計測場所:ワールズエッジ「ラバサイフォン」周辺の平均fps。計測日:2023/05/23

サイバーパンク2077

スクロールできます
サイバーパンク2077
解像度設定FPS
1920×1200レイトレウルトラ44 fps
1920×1200ウルトラ85 fps
1920×120097 fps
1920×1200131 fps
サイバーパンク2077ベンチマーク

フレームレートはベンチマークの平均fpsです。フレーム生成&DLSSクオリティを有効。

レイトレーシングウルトラを快適にプレイするのには性能不足です。設定を下げる必要があるでしょう。

ホグワーツ・レガシー

スクロールできます
解像度設定FPS
1920×1200レイトレ最高66 fps
1920×1200最高92 fps
1920×1200104 fps
1920×1200136 fps
サイバーパンク2077ベンチマーク

「ホグワーツ北門」周辺の平均fpsの数値になります。フレーム生成&DLSSクオリティを有効。

ホグワーツレガシーの実機検証

ホグワーツ・レガシーを計測するとDLSS 3の恩恵で60fps出ているのですが、実際にプレイするとビデオメモリの容量が足りない影響だと思いますが、高画質ではテクスチャがゲーム内に反映されないです。

ホグワーツ・レガシーの必要スペックは満たしているのですが、推奨スペックを満たしていないので高画質でプレイするのには力不足になります。

ホグワーツ・レガシーがノートPCで動いている事が凄い事ですが、最新重量級ゲームをプレイするならビデオメモリは8GB以上は欲しいです。

ゲーム性能まとめ

「G-Tune P6-I7G50BK-A」のゲーム性能は、Apex Legendsやフォートナイトなどの人気ゲームやMMORPGをプレイするのに非常におすすめの性能となります。

しかし、最新重量級タイトルのビデオメモリ消費が非常に大きいゲームを本格的にプレイするには力不足なシーンも感じるため、最新重量級ゲームを本格的にプレイしたい方はRTX 4060搭載の「G-Tune P6-I7G60BK-A」がおすすめになります。

重量級ゲームをあまりプレイしない方にとっては必要十分な性能を持っているので、人気ゲームを快適にプレイしたい方におすすめの性能です。

ゲーム評価
重いゲーム
中程度のゲーム
軽いゲーム

CPU性能

G-Tune P6-I7G50BK-AのCPU性能

CINEBENCH R23はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。

CINEBENCH R23(マルチ)
Core i7-13700H
18046
Core i9-12900H
17250
Core i7-12700H
14973
Core i5-13500H
14521
Ryzen 7 6800H
14075
Core i7-12650H
13362
Core i7-11800H
12727
Ryzen 7 5800H
12089
Core i5-11400H
9979
Core i7-11370H
7047
Core i7-1165G7
5868
Ryzen 5 5560U
5692

CINEBENCH R23マルチスコア参考スコア比較です。

「G-Tune P6-I7G50BK-A」には「Core i7-12650H」が搭載。「Core i7-12650H」のCPU性能は、Core i7-11800Hを超える性能でCore i7-12700H未満の性能となっています。

ビジネス用途からゲーム用途、趣味の画像・動画編集まで幅広く使える性能を持っています。

ストレージ速度

G-Tune P6-I7G50BK-Aのストレージ速度

容量は500GBのNVMe SSDが搭載されています。HDDでカクつくゲームもあるのでNVMe SSDにゲームをインストールするのがおすすめです。

消費電力

アイドル時高負荷時
40.4 W135 W

消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。高負荷時は「3DMark FireStrike」実行時の数値です。

温度

筐体の温度

G-Tune P6-I7G50BK-Aの筐体温度

「FF14 暁月のフィナーレ」ベンチマークをフルHD/最高品質で、1時間ループさせた際の温度をチェックしました。

室温は23℃。キーボード周辺の最高温度が35℃程度でWASD周辺は31℃前後でした。

全体的に温度が低いので、ゲームをプレイしていても気になる事は無いでしょう。

内部の温度

G-Tune P6-I7G50BK-Aの内部温度

計測ソフトは「HWMONITOR-PRO」です。「アイドル時」「3DMARKのFireStrike」「CINEBENCH R23」を10分間実行した際の最大温度になります。室温23℃環境での計測になります。

静音性

G-Tune P6-I7G50BK-Aの静音性
アイドル高負荷時
40.4 db53.7 db

アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。

無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に見てみて下さい。

まとめ

G-Tune P6-I7G50BK-A
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • WUXGA解像度でクリエイティブな用途も快適
  • 16インチの大画面液晶&165Hzの高リフレッシュレート搭載
  • RTX 4050搭載で人気ゲームも快適
  • NVIDIA DLSS 3&NVIDIA Reflex対応
  • nキーロールオーバー対応キーボード搭載
  • 標準3年保証&送料無料
デメリット
  • 最新重量級ゲームでVRAMが不足するタイトルがある

「G-Tune P6-I7G50BK-A」は、WUXGA解像度を搭載しているので縦に画面が大きいです。

縦の解像度が高いほどインターネット閲覧や文章作成、ゲームなど一度に表示出来る情報量が多くなるた作業が快適になります。

「G-Tune P6-I7G50BK-A」は、RTX 4050を搭載しているので人気ゲームを快適にプレイ出来るパフォーマンスを持っています。デメリットとしては最新重量級ゲームではビデオメモリが不足するタイトルがある点です。

こんな方におすすめ
  • 人気ゲームを快適にプレイしたい方
  • お子さんにノートPCをプレゼントしたい方
  • WUXGA液晶を搭載しているので作業も快適に行いたい方
  • 最新重量級ゲームはあまりプレイしない方
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