
Epic Gamesが、現行のEpic Games Launcherを土台から作り直す「Launcher V2」の計画を発表しました。2026年6月のUnreal Festで示されたもので、起動の高速化やストアの刷新など、今後12か月の改善内容がまとめて公開されています。
「Epic Games Launcherは重い」「Steamより使いにくい」と感じてきた方には朗報です。この記事では、V2で何が変わるのかについてまとめました。
Epic Games Launcher V2で変わる主なポイント

コールドスタートが平均5倍、トレイ復帰が平均6.5倍高速化
V2の目玉は、起動の速さです。Epicの計画では、PCを立ち上げてから初めてランチャーを開く「コールドスタート」が平均で約5倍、Windows右下の常駐領域(システムトレイ)から呼び戻す動作が平均で約6.5倍速くなるとされています。
現行ランチャーは、クリックするたびに裏側でサーバーへの問い合わせが走り、数秒待たされることがありました。V2では裏側の仕組みそのものを作り直すので、この待ち時間の短縮が期待できます。
ストアフロントの刷新とパーソナライズ
見た目と使い勝手も大きく変わります。新しいストアは、自分の好みやプレイスタイルに合わせてゲームを提案する作りになる予定です。ゲームのページも、価格やタイトルを並べるだけでなく、もう少し情報量のある形を目指すとされています。
プロフィール・レビュー・コントローラー対応の追加
機能面の追加も多めです。アバター付きのプレイヤープロフィール、ユーザーが文章で書けるレビュー、開発者がストア内に直接載せられるパッチノート、そして幅広いコントローラーへの対応などが計画に含まれています。Steamに近い使い勝手になっていく方向ですね。
いつ使える?12か月ロードマップ

V2は一度に全部出るわけではなく、12か月かけて段階的に配信される計画です。ロードマップは「Up First」「Up Next」「On Deck」の3段階に分かれています。
まず登場するもの
最初の段階では、Fortniteを分割して入れられるチャンク式インストール、地域をまたいでギフトを贈れるクロスリージョンギフト、そしてLauncher V2のプライベートベータ(一部ユーザー向けの先行テスト)が予定されています。
その後に登場するもの
続く段階では、誰でも試せる公開版が登場します。さらに後半では、刷新されたストアフロントや幅広いコントローラー対応、開発者向けの新しい機能などが登場する見込みです。
初心者向け:Epic Games Launcherは何に使うアプリ?
そもそもEpic Games Launcherって何のアプリ?という方向けに、簡単に補足しておきます。
購入済みゲームの管理
Epic Games Launcherは、Epic Games Storeでゲームを買ったり、インストールして起動したりするためのPC向けアプリです。

それだとSteamと同じですが、Epicは定期的にゲームを無料で配布しているのが大きな特徴です。期間中に受け取れば、有料ゲームを無料で遊べます。これ目当てでEpic Games Launcherを使っている方も多いと思います。
受け取ったゲームはライブラリ(自分のゲーム一覧)に入り、期間が終わってもずっと遊べます。一度もらってしまえば、あとは自分のものとして使い放題です。過去にはGTA Vのような大作が無料で配られたこともありました。
魅力的なプラットフォームなので、定期的にのぞいて、気になるゲームが配布されていないかチェックしてみてください。
今ランチャーが重い人ができる一般的な対処
V2を待たずに今できることもあります。ランチャーの動作が不調なときは、アップデートの確認、システム要件の確認、キャッシュの削除、管理者として実行、再インストールといった基本的な対処が公式でも案内されています。劇的には変わらないことが多いですが、ひとまず試す価値はあります。
まとめ:V2は「重いランチャー」改善の本命アップデート
Epic Games Launcher V2は、長く言われてきた「重い・遅い」という不満に、土台から手を入れる本命のアップデートです。
起動の高速化に加えて、ストアの刷新やプロフィール・レビューなどの機能追加も予定されていて、Steamとの使い勝手の差は縮まっていきそうです。


