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Unreal Engine 5の推奨スペック【UE5.8対応】

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Unreal Engine 5の推奨スペック【UE5.8対応】

Unreal Engine 5(UE5)は、ゲームや3D映像をリアルタイムに作るための制作エンジンです。Epic Gamesが提供していて、個人から大手スタジオまで幅広く使われています。

この記事では、Unreal Engine 5(UE5)を始めたいけれど、自分のパソコンで動くのか、何を買えばいいのか分からない。そんな方向けに、UE5の推奨スペックをまとめました。

タップできる目次

Unreal Engine 5の必要スペック

まずは、Epic Gamesが公開している必要動作環境(最低スペック)から確認しましょう。

必要スペック
OSWindows 10 64bit または Windows 11
CPUIntel / AMD のクアッドコア(4コア)2.5GHz以上
メモリ8GB
GPUDirectX 11 または 12 対応のグラフィックボード

必要スペックは、あくまで「エディタが起動して動作する」ための最低ラインです。快適な制作を保証するものではありません。

軽いプロジェクトなら起動自体は可能ですが、NaniteやLumenを使った本格的な制作ではスペック不足を感じやすくなります。メモリ8GBも「ソフトが立ち上がる」ラインで、公式が推奨しているハードウェアではない点に注意してください。

なお、Windows 10はサポート期限を迎えているので、これから環境を整えるならWindows 11を選んでおくのが無難ですね。

Unreal Engine 5の推奨スペック

公式推奨と、2026年時点でこれから用意するならどの構成がいいかを解説します。

公式の推奨動作環境

推奨スペック
OSWindows 10 64bit または Windows 11
CPUクアッドコア以上
メモリ32GB
GPUDirectX 12対応のグラフィックボード(ドライバは最新版)
VRAM8GB以上

公式推奨は、NaniteやLumenを使って普通に開発するためのラインです。

ポイントは、UE5がCPUにもかなり依存するソフトだということ。マテリアルのコンパイル(描画用データの変換処理)やライティングのベイク(事前計算)など、CPUのコア数がそのまま作業時間に効いてきます。

ワークステーション例

なお、Epic Gamesが開発の目安として公式に掲載しているワークステーション例は、Threadripper PRO 7985WX・256GBメモリ・RTX 4080 16GBという非常に高いスペックです。

これはプロの制作現場向けの例なので、個人制作で必ず必要なスペックではありません。「ここまで揃えないと動かない」という意味ではない点だけ押さえておけば大丈夫です。

Nanite・Lumen・MegaLightsを使う場合の注意点

Nanite、Lumen、Virtual Shadow Maps、MegaLightsなどを使う場合は、通常のエディタ推奨スペックよりGPUの条件が重要になります。

  • LumenやMegaLights:DirectX 12・SM6(シェーダーモデル6)の有効化・対応GPUが必要
  • NaniteやVirtual Shadow Maps:DirectX 12+SM6(LinuxならVulkan)が前提

GPUの目安は、NVIDIAならRTX 2000シリーズ以降、AMDならRX 6000シリーズ以降、IntelならArc Aシリーズ以降。古いPCや内蔵グラフィックでは、これらの機能そのものが使えない場合があります。

UE5では、「エディタが起動するPC」と「UE5の主要機能を快適に使えるPC」は別物です。PCを選ぶときは最低スペックではなくある程度余裕を持った選び方が大切です。

Unreal Engine 5を快適に使うためのPCスペック解説

Unreal Engine 5を快適に使うためのPCスペック解説

CPUは8コア以上がおすすめ

最低ラインは4コアですが、UE5はコンパイルやライティングのベイクでマルチコアをよく使います。8コア以上あると、待ち時間が減ります。

「個人でゲームを作る」「映像を書き出す」といった作業が増えるほど、CPUのコア数が効いてきます。GPUばかり注目されがちですが、UE5ではCPUも同じくらい大事です。

メモリは32GB以上がおすすめ

UE5でいちばん効いてくるのがメモリです。32GBが実用上のスタートライン、大きなマップや映像制作なら64GBあると安心、というイメージで考えてください。

メモリが足りないと、エディタが固まったり、最悪プロジェクトが開けなくなったりします。

高品質な映像制作ならVRAM 12GB以上が安心

GPUは「VRAM(ビデオメモリ)の数字」で見るのが分かりやすいです。公式推奨は8GB以上ですが、本格的に作るなら12GB以上を見ておくと安心です。

高解像度のテクスチャや複雑なシーンを扱うほどVRAMを食います。Nanite(高密度ジオメトリ)やLumen(リアルタイム照明)を使うなら、VRAMには余裕を持たせておきたいところ。

本格的に制作を考えているなら、RTX 5070クラス以上(VRAM 12GB)を目安にすると安心です。

ストレージはSSD、できればNVMe SSDがおすすめ

UE5は読み込むデータ量が多く、HDDだと体感でかなり遅く感じます。SSD、できれば高速なNVMe SSDを選んでください。

容量は、エンジン本体・プロジェクト・キャッシュを合わせると100GBを超えることが普通です。1TBのSSDを基準にしておくと、容量に追われずに済みます。

用途別おすすめゲーミングPC

用途別おすすめスペック

目的別の目安と、参考になるおすすめBTOモデルをまとめます。

初心者・学習用

チュートリアルを進めたり、小さなシーンを作って学ぶなら、このあたりで十分始められます。CPUは4〜6コア以上、メモリは16〜32GB、VRAM 8GB以上のGPUを選定しよう。

THIRDWAVE AD-C5F56B-01W

スペック
CPUCore Ultra 5 225F
グラフィックRTX 5060 Ti(8GB)
メモリ32GB
ストレージ500GB NVMe SSD

ドスパラのTHIRDWAVE「AD-C5F56B-01W」は、Core Ultra 5 225FとGeForce RTX 5060 Tiを組み合わせたミニタワー型のモデルです。

RTX 5060 Tiは人気タイトルを快適に動かせる性能があります。Core Ultra 5 225Fは、6P+4Eの10コア構成のミドルクラスCPU。ゲームや普段使いを安定してこなせる性能です。コスパが良い一台です。

NEXTGEAR JG-A7G60

NEXTGEARケース
CPURyzen 7 5700X
グラフィックRTX 5060(8GB)
メモリ16GB
ストレージ500GB NVMe SSD

NEXTGEARの筐体は冷却性能が高いです。標準水冷の高冷却&安定稼働の製品クオリティや、標準3年保証、24時間の電話サポートも魅力。

Ryzen 7 5700X×RTX 5060の最新ゲームを楽しめる鉄板構成で、重量級タイトルでは8コア16スレッドのRyzen 7 5700Xは安心感があります。

個人ゲーム制作

ここがいちばんメインストリームです。Nanite・Lumenを使った制作も、この構成なら快適に進められます。CPUは8〜12コア以上、メモリ32GB以上、GPUはRTX 5070クラス(VRAM 12GB)が目安です。

GALLERIA XPC7A-R57-GD

ガレリア
スペック
CPUCore Ultra 7 265F
グラフィックRTX 5070(12GB)
メモリ32GB
ストレージ1TB NVMe SSD

GALLERIAのXシリーズのミドルタワー型です。ガレリアのスタイリッシュな筐体でデザインと、旧筐体からさらに進化した冷却性能が魅力です。

ななめ45度のコンソールパネルも使い勝手が良いです。 ゲーム用途では7800X3Dの方がfps適性が高く、ゲームコスパでは及ばないです。しかし、クリエイティブの安定性を重視する場合には非常におすすめの構成です。

G TUNE DG-I7G70

スペック
CPUCore Ultra 7 270K Plus
グラフィックRTX 5070(12GB)
メモリ32GB
ストレージ1TB NVMe SSD

G TUNE DG-I7G70は、高級感・冷却性・静音性をしっかり押さえた、G TUNEの新ミニタワーです。前面LEDが間接照明のように灯り、デスクに置いたときの存在感も魅力のひとつ。

GPUにはRTX 5070を搭載しているので、最新ゲームもWQHD解像度で気持ちよく動かせます。

CPUは「最高のオールラウンドCPU」とも評される高コスパモデル「Core Ultra 7 270K Plus」。ゲームに加えて動画編集や配信といった作業もこなせるため、これ1台でやりたいことが幅広くカバーできます。

大規模ワールド制作

広大なオープンワールドや、大量のアセットを扱う制作はPCへの要求が一段上がります。CPUは16コア前後、メモリは64GB以上、VRAM 16GB以上のハイエンドが目安です。

G TUNE FZ-I9G80

CPUCore Ultra 9 285K
グラフィックRTX 5080(16GB)
メモリ64GB
ストレージ2TB NVMe SSD

「G TUNE FZ-I9G80」は、Core Ultra 9 285KとRTX 5080を搭載。4K解像度の最重量級タイトルでも、画質を妥協せずに快適に遊べます。

32GBメモリと2TB SSD標準装備で、大容量ゲームを何本入れても余裕あり。ゲームの裏で配信や録画を回しても動作がもたつくことはありません。

冷却設計にも妥協がなく、長時間のプレイでも性能が落ちにくい構造。24時間サポートと標準3年保証付きで、高額モデルだからこそ安心して選べます。

GALLERIA SMR9E-R59-GL

スペック
CPURyzen 9 9950X3D2
グラフィックRTX 5090(32GB)
メモリ64GB
ストレージ2TB NVMe SSD

GALLERIA SMR9E-R59-GLは、GALLERIAの最上位帯にあたるハイエンドモデルです。RTX 5090(32GB)と16コア32スレッドのRyzen 9 9950X3D2を組み合わせた、現行のゲーミング・クリエイティブ用途で最高クラスの構成になります。メモリは64GB、ストレージは2TBのGen5 SSDと、各パーツも一切妥協のない仕様です。

4K最高設定でのAAAタイトルを高フレームレートで動かしたい方、配信・動画編集・3DCG・ローカルAI処理など並列負荷の重い作業を一台でこなしたい方に向きます。

GALLERIAは長年BTOシェア上位を維持しているブランドで、サポート・出荷スピードの安定感も含めて、初めてのハイエンド機としても選びやすいモデルです。

UE5用PCを選ぶ価値はある?今後の需要と学習しやすさ

ここまでUE5の推奨スペックや用途別のPC構成を見てきました。

ただ、「そもそも今からUE5を始める意味はあるの?」「高性能なPCを用意してまで学ぶ価値はあるの?」と感じる方もいると思います。

結論から言うと、UE5はこれから個人制作・ゲーム制作・リアルタイム3D制作で、さらに注目される可能性が高い分野です。

もちろん、UE5を覚えれば必ず仕事や収益につながるという単純な話ではないですが、動画編集やブログのように参入者が多い分野と比べると、UE5を使ったゲーム制作や3Dリアルタイム制作は専門性が残りやすいです。

ブログや動画編集は、すでに多くの個人や企業が参入している分野です。AIによる量産も進みやすく、差別化の難易度は年々上がっています。今からゼロで始めて伸ばすのは、なかなか競争が激しい世界です。

その点、UE5を使ったゲーム制作やリアルタイム3D制作は専門性が高く、企業が量産でサービス化しづらい領域です。

Unreal Engineの存在感は高まっている

実際、ゲーム業界でもUnreal Engineの存在感は高まっています。GDC 2026のState of the Game Industry調査では、回答者の42%が主力エンジンとしてUnreal Engineを挙げており、Unityの30%を上回りました。

また、Steamのゲームエンジン調査でも、2024年に1,000本以上売れたゲームを対象にすると、Unreal Engine製タイトルはリリース本数で28%、販売本数で31%を占めています。Unityはリリース本数では多い一方、Unreal Engineは販売本数ベースで存在感があり、中〜大型タイトルとの相性が強いエンジンだといえます。

UE5の需要が広がりやすい理由は、単にゲームが作れるからではありません。Nanite、Lumen、MegaLightsのようなリアルタイム描画機能により、ゲームだけでなく、映像制作、建築ビジュアライゼーション、バーチャルプロダクション、3Dコンテンツ制作にも使いやすいからです。

さらに、Epicのクリエイターエコシステムでは、UEFNを使ったFortnite開発者向けの累計支払いが10億ドルを超えています。個人や小規模チームがゲームや体験型コンテンツを作り、収益化を目指せる土壌も少しずつ広がっています。

希少性が残りやすい理由

一方で、「AIが進化したら、UE5を覚えなくてもよくなるのでは?」という疑問もあると思います。

現時点では、AIはUE5制作を丸ごと置き換えるというより、調べもの、アイデア出し、コード補助、試作、作業の自動化を助ける方向で使われています。

ゲームの仕組みを考える、操作感を調整する、素材を組み合わせる、負荷を最適化する、最終的な品質を判断する、といった部分は、人間の理解と判断が必要です。

そしてここが大事なのですが、ある程度のPC性能がないと、そもそも制作環境が成り立ちません。ここも参入障壁としてある程度機能する部分です。

ゲーム制作者がすぐ急増するかはわかりません。ただ、AIを調べものやアイデア出し、コード補助に使いながら、個人でゲーム制作や3D制作に挑戦する人は、これから増えていく可能性は高いです。

少なくともブログや動画編集をこれから副業で取り組むより、スキルとして残りやすいゲーム開発は長い目で見ると有益な投資という見方ができます。

BlueprintやAI活用で、個人もUE5に挑戦しやすい

UE5にはBlueprintというビジュアルスクリプティング機能もあります。処理をノードでつないでゲームのロジックを作れるため、すべてをC++で書かなくてもゲーム制作に挑戦できます。

将来的にはUE6でVerseやScene Graphへの移行が進む予定ですが、Epicは初期のUE6でもActorsやBlueprintsを残し、移行用の変換ツールも用意する方針を示しています。

なので、今のうちにBlueprintで「ゲームを動かす論理の組み立て方」を学んでおくことには、十分に意味があります。組み立ての考え方そのものは、言語やツールが変わっても無駄になりにくい部分だからです。

なのでUE5用のPCは「ソフトが起動するか」だけで選ぶより「将来的な本格制作までどれくらい快適に使えるか」で考えるのがおすすめです。

これから始めるなら、メモリ32GB、VRAM 8GB以上を最低限の実用ラインにして、余裕があるならVRAM 12GB以上のGPUを選んでおくと安心です。

Unreal Engine 5に関するよくある質問

今後はUE5の需要が広がる可能性がある

Unreal Engine 5はお金がかかりますか?

基本無料です。売り上げが100万ドル以上なら5%の使用料金が発生します。実質お金の心配は不要です。

Unreal Engine 5の対応プラットフォームは?

PS5 / Xbox Series X|S / Nintendo Switch / スマホなど様々な機種に対応しています。

Unreal Engine 5は低スペックPCでも動く?

「とにかく動くか」だけで言えば、最低要件を満たしていれば起動はできます。ブループリント中心の学習や、ごく小さなプロジェクトなら、控えめなPCでも触ること自体は可能です。

ただ、NaniteやLumenを有効にしたり、大きなマップを扱ったりすると、低スペックではすぐに頭打ちになります。「起動はできるが、快適には作れない」という状態になりやすいので、これから本格的に始めるなら、推奨〜実用ラインを目指すのがおすすめです。

ノートパソコンでUnreal Engine 5は使える?

ゲーミングノートPCなら使えます。UE5を動かすなら、最低でもRTX 5060クラス以上のGPU、メモリ32GB、SSDを搭載したゲーミングノートを選びましょう。

学習や小規模な制作なら、これで快適に進められます。ただ、本格的に作り込むなら、デスクトップの方が性能が高く、冷却性能も高いので性能低下(サーマルスロットリング)が起きにくいためおすすめになります。

Mac / MacBookでUnreal Engine 5は使える?

Macでも動きます。Apple Silicon搭載(M1以降)のMacにネイティブ対応していて、Intel Macでも動作します。ただし、Windows+RTXほど万能ではないです。

MacはDirectXではなくMetalという仕組みで動くので、NaniteやLumenの一部、特にハードウェアレイトレーシングを使う表現などで、Windows+RTX環境とは挙動が変わる場合があります。

高品質な制作を狙うなら、Windows+RTXの方が安心です。

まとめ

UE5.8のスペックは、3段階で考えると分かりやすいです。

  • 起動できる最低限:メモリ8GB・4コアCPU。ソフトが立ち上がるライン。
  • 公式の推奨スペック:メモリ32GB・VRAM 8GB以上。一般的に開発できるライン。
  • 本格制作の実用ライン:メモリ32〜64GB・VRAM 12GB以上・RTX 5070クラス以上。

判断の軸は、起動できるかどうかではなく、快適に制作できるかどうかです。これから始めるなら、メモリ32GB・VRAM 8GB以上を最初の基準値にしましょう。

自分の作りたいものに合わせて、無理のない範囲で構成を選んでみてください。

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この記事を書いた人

ゲーミングPC特化サイト運営歴12年(2014年〜)。
実機レビュー300台超、ゲーム推奨スペック調査300本以上をもとに、ゲーミングPC選びに参考になる情報を発信しています。
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