
TikTokやYouTubeで見かける、実写のようにリアルなMinecraft。その見た目を再現できるリソースパックのひとつが「Chill Mod」です。
実際にChill Mod 1.3を導入してみたところ、単体でも草木や地面の表現は大きく変化しますが、シェーダーを組み合わせることでグラフィックが一気に化けました。
この記事では、Minecraft 1.21.1+Fabric環境にChill Modを導入し、Complementary Unboundを使ってリアルなグラフィックにするまでの手順を、実際の画面を使って解説します。
Chill Modとは?

Chill Modは、Minecraftのブロックや草木、装備などの見た目を高精細なグラフィックに変更できるリソースパックです。
名前には「Mod」と付いていますが、128xの高解像度テクスチャを使用した複数のリソースパックで構成されています。
実際に導入すると、草原には細かな草花が敷き詰められ、木や植物もバニラとは大きく異なる見た目になります。特に自然の表現が強く、Minecraftらしいブロック感を残しながら、情報量の多い景色を作れるのが特徴です。
Chill Modの導入手順
今回はMinecraft 1.21.1+Fabricで新しい環境を作成し、Chill ModとComplementary Unboundを組み合わせて導入しました。
Minecraft 1.21.1+Fabric環境を作成
まずはChill Mod用に新しいMinecraft環境を作成します。

今回はCurseForgeを使用し、新しいMODパックを作成しました。Minecraftのバージョンは1.21.1、Mod LoaderにはFabricを選択します。Cill Modと名前を付けておきます。
既存のMOD環境へ追加することもできますが、導入済みMODとの競合やバージョン違いが発生すると原因を特定しにくくなります。Chill Modや影MODを初めて試す場合は、新しい環境を作成しておくのがおすすめです。
CurseForgeでは「カスタムプロファイルを作る」からMinecraft 1.21.1とFabricを指定すれば、Chill Mod用の環境を簡単に作成できます。
必要なMODをインストール
Fabric環境を作成したら、Chill Modとシェーダーを使用するために以下のMODを追加します。
- Fabric API
- Sodium
- Iris Shaders
- Continuity
Fabric APIはFabric系MODを動作させるための共通ライブラリ、Sodiumは描画処理を最適化するMODです。
さらに、影MODを利用するためのIris Shadersと、リソースパックのテクスチャ表現を補助するContinuityを導入します。

CurseForgeで作成したプロファイルを開き「コンテンツを追加する」からそれぞれ検索してインストールできます。
注意点としては、IrisとSodiumはバージョンの組み合わせによって起動できない場合があります。

今回も互換性エラーが表示されました。

IrisをSodiumを最新バージョンへ更新することで正常に起動しています。
必要なMODを入れたら、一度Minecraftを起動してタイトル画面まで正常に進めることを確認しておきましょう。
Chill Mod 1.3をダウンロードする

続いてChill Mod本体をダウンロードします。

Chill Mod 1.3 Free Versionは、The Art of Blocksの公式サイトから無料でダウンロードできます。
無料版では128xの高解像度リソースパックが配布されています。
ダウンロードしたZIPファイルは、そのままMinecraftへ入れるのではなく、一度解凍します。
今回ダウンロードしたChill Mod 1.3には、以下の4種類のリソースパックが収録されていました。
- Basicpackage
- Equipmentpack
- OtherBlockOverlays
- Plantpackage
それぞれ役割の異なるリソースパックとなっており、4種類を組み合わせてChill Modのグラフィックを構成します。
Chill ModをMinecraftに導入する
ZIPファイルを解凍したら、中にある4つのリソースパックをMinecraftのresourcepacksフォルダへ移動します。

CurseForgeの右上にあるModdingフォルダを開くを押します。
CurseForge → Instances → 作成したプロファイル(Cill Mod) → resourcepacks
と進み、Chill Modの4つのフォルダをコピーします。

コピー後にMinecraftを起動し、設定 → リソースパックを開きます。

Chill Modの4つのリソースパックが表示されたら、どれか1つを選ぶのではなく、4つすべてを有効化します。
今回の環境では古いバージョン向けのリソースパックとして警告が表示されましたが、Minecraft 1.21.1でも正常に読み込むことができました。
有効化した時点でも草木や地面のテクスチャは大きく変わりますが、Chill Modだけでは光や影の表現は追加されません。
影MODを導入する
Chill Modだけでもバニラより高精細なグラフィックになりますが、TikTokやYouTubeで見かけるようなリアルな映像にするには影MODとの組み合わせが重要です。
影MODを導入すると、太陽光や影、木漏れ日、水面、雲、霧などの表現が追加され、Chill Modの高精細なテクスチャが一気に映えるようになります。
今回はリアル寄りのグラフィックを狙うため、Complementary Shaders – Unboundを使用しました。
Complementary Unboundを導入する
CurseForgeのChill Mod用プロファイルを開き「コンテンツを追加する」からShader Packsを選択します。

検索欄でComplementary Shaders – Unboundを探し、インストールします。

インストール後にMinecraftを起動し、設定 → ビデオ設定 → シェーダーパックからComplementary Unboundを選択します。
Chill Modだけの状態と比較すると、影や光の表現が加わることで見た目は大きく変化します。
特に草原や森林では木漏れ日や植物の陰影が加わり、Chill Mod単体よりもはるかにリアルな景色になります。
Chill Modにおすすめのシェーダー設定

Complementary Unboundは初期設定のままでも十分きれいですが、Chill Modのリアルなグラフィックを活かすなら設定を少し変更するのがおすすめです。
今回使用した設定では、まずVisual Styleを「Unbound」、画質設定のProfileを「Ultra」にしました。

さらに、Atmosphere → Fog → Light Shaft ModeからScene Awareを選択しています。
Light Shaftは木漏れ日や霧の中を通る光を表現する機能です。Extremeにするとさらに強い光の表現になりますが、負荷も大きく、通常プレイには向いていません。
Scene Awareでは場面に応じて光の強さが調整されるため、見た目と負荷のバランスが取りやすいです。

スクリーンショットや動画を撮影する場合は、Depth of Field(被写界深度)を有効にするのもおすすめです。手前にピントを合わせて背景をぼかせるため、通常のMinecraftとはかなり違った映像になります。
Chill Modはどれくらい重い?

今回の設定はかなり重くしていますが、SEUS v11.0と比較すると3倍くらい重いです。
SEUS v11.0ならRTX 4070 Ti SUPERで4K / 100fps出ますが、Chill Modならウルトラワイド(3840×1600)で35~40fps前後程度でした。
フルHDで遊ぶと考えてもRTX 5060以上。欲を言えばRTX 5070クラスが欲しいレベルです。


まとめ
Chill Modは、バニラより情報量の多いグラフィックになりますが、Complementary Unboundのような影MODと組み合わせることで、一気にリアルな雰囲気へ変わります。
リアル系のMinecraftを楽しみたい人や、スクリーンショット・動画撮影で見栄えを重視したい人には、かなり相性の良い組み合わせです。

