
NVIDIAとKRAFTONが、PUBGに新モード「Ally Duo」を期間限定で実装しました。AIの相棒「Ella」とDUOを組んで戦えるモードです。
遊ぶには条件としては、NVIDIAのRTX GPUが必須です。VRAMも8GB以上が必要です。
このページでは、Ally Duoの必要スペックと推奨スペックとAlly Duoに関する事をまとめていきます。
新モード「Ally Duo」って何?
先にまとめると、こんなモードです。
- AIの相棒「Ella」とDUOを組んで戦うPC向けの新モード
- マップはSanhok、視点はTPP
- 「プレイ」→「アーケード」→「Ally Duo」から開始
- 期間限定のベータ(2週間)
Ally Duoは、人間の相方の代わりにAIキャラクター「Ella」と2人組(DUO)を作って戦うモードです。マッチ自体はソロで始まり、試合に入るとEllaが相棒として加わります。
試合の最大人数は、プレイヤーとElla、それにボットを合わせて最大64人。マップはSanhok(サノック)に固定されています。
これまでもAIが操作する「ボット」はいましたが、今回は決められた動きをするだけのボットではなく、こちらの指示や戦況に合わせて動く相棒、という位置づけです。ここが新しいところですね。
いつまで遊べる?
Ally Duoは期間限定のベータです。日本時間で7月1日(水)16:00まで遊べます(PUBG公式の案内)。
ややこしいのが、NVIDIA側の告知では「6月30日まで」となっている点です。海外時間と日本時間のズレなので、日本のプレイヤーはPUBG公式のJST表記(7月1日16:00)を見ておけば大丈夫です。
2週間だけの限定モードなので、気になる方は早めに触っておくのがよさそうです。
Ellaは何ができる?
Ellaは、こちらの声やテキストでの指示を理解して動きます。
- 「あっちに行こう」「ここで守ろう」といった命令を聞いて移動する
- 敵を見つける、戦う、アイテムを拾うといった行動を自分で判断する
- PUBGの用語やマップの場所、アイテムの性能も理解している
NVIDIAは、Ellaを「状況に応じてプレイスタイルを変える、文脈を理解するAIの相棒」と説明しています。細かく指示を出さなくても、ある程度は自分で考えて動いてくれる、というイメージですね。
ひとつ注意したいのは、Ellaの知識はアップデート#41.1より前のゲーム情報がベースになっている点です。5月以降に追加された「傾斜型グリップ」や「ハイブリッドスコープ」といった新要素は、まだ十分に把握していない可能性があります。
日本語で話せる?
ここは現状、ちょっと厳しめです。
Ellaが話す言語は、ゲームの言語設定によって決まります。
| クライアントの言語 | Ellaの言語 |
|---|---|
| 韓国語 | 韓国語 |
| 中国語(簡体字) | 中国語(簡体字) |
| その他すべての言語 | 英語 |
つまり、日本語でプレイしていてもEllaは英語になります。さらにNVIDIAの説明によると、音声を聞き取る部分も、返事を作る部分も英語で処理されます。
なので、日本のプレイヤーがEllaに指示を出すときは、英語で話しかけるのが基本になりそうです。日本語対応は今のところ案内されていません。
遊ぶ前に知っておきたい注意点
ベータということもあって、通常のDUOとは違う制限がいくつかあります。
- 観戦、デスカメラ、リプレイは使えません
- 試合中に接続が切れると、再接続できません
- Ellaは単独で降下できず、必ずプレイヤーの降下についてきます
- プレイヤーが倒れたり離脱したりすると、Ellaも一緒に試合から抜けます
- 他のプレイヤーとのボイスチャットはできません。話せる相手はEllaだけです
- Ellaへの通話は「プッシュトゥトーク」(キーを押している間だけ話す方式)です
通常のDUO感覚で遊ぶと戸惑う部分があるので、先に知っておくと安心です。
なぜRTX GPUが必要なのか
そもそも、なぜRTX GPUが必須なのか。理由は、AIの処理をクラウド(ネット上のサーバー)ではなく、プレイヤーのPCの中で動かしているからです。
この「PC内でAIを動かす方式」をローカルAIと呼びます。応答が遅れにくい代わりに、PC側、特にGPUにそれなりの性能が必要になります。
仕組みとしては、役割を2つに分けています。
- ビヘイビアツリー:移動や照準、とっさの戦闘反応など、素早い動きを担当
- NVIDIA ACE:指示の理解や判断、音声での返事など、頭脳の部分を担当
NVIDIA ACEは、ゲームのキャラクターにAIで会話や判断をさせる技術のまとまりです。今回はEllaの認識・応答にあたる頭脳部分で、音声認識・小さな言語モデル(2Bパラメータ)・音声合成の3つが、RTX GPU上で動いています。
VRAM 8GB以上という条件は、このAI処理をPC内でこなすために必要、というわけですね。
Ally Duoを遊ぶのに必要なPCは?
ここが一番気になるところだと思います。
まず大前提として、Ally DuoはNVIDIAのRTX GPUが必須です。RTX GPUが見つからないと、モードにアクセスできず「プレイ」ボタンも押せません。RadeonやIntel Arcは対象外です。
PUBG本体はもともと軽めのゲームですが、このAI機能(Ella)の部分にだけ、しっかりした要件がかかる形ですね。
公式の必要スペックは以下のとおりです。
| 最低スペック | 推奨スペック | |
|---|---|---|
| GPU | RTX 2080 Ti または RTX 3060 | RTX 4070 |
| VRAM | 8GB | 12GB |
| メモリ | 16GB | 24GB |
| ドライバー | 555.85以上 | 555.85以上 |
あわせて、Windowsの「ハードウェアアクセラレータによるGPUスケジューリング」を有効にして、PCを再起動しておく必要があります(設定 → システム → 表示 → グラフィック → デフォルトグラフィック設定)。一部のWindows 10では最初オフになっているので、忘れずにチェックしておきましょう。
これから新しくグラボを選ぶ場合、現行のRTX 50シリーズなら以下が目安になります。
▶とりあえずAlly Duoを動かしたい(最低ライン)|VRAM 8GBのRTX
→ RTX 5060搭載のおすすめゲーミングPC
→ RTX 5060 Ti搭載のおすすめゲーミングPC
▶快適に遊びたい(公式推奨のRTX 4070相当以上)|RTX 5070
→ RTX 5070搭載のおすすめゲーミングPC
▶PUBG以外の重量級も見据えるなら|RTX 5070 Ti以上
→ RTX 5070 Ti搭載のおすすめゲーミングPC
→ RTX 5080搭載のおすすめゲーミングPC
公式の推奨がRTX 4070なので、Ally Duoを遊ぶならRTX 5070が最適です。今後登場するNVIDIA ACEもここが基準値になるでしょう。
今後どうなる?
Ally Duoは今のところ期間限定のベータで、恒久的な実装は発表されていません。
KRAFTONとNVIDIAは、このベータで集めたプレイヤーの反応を、今後のゲーム内AIの開発に役立てるとしています。AIの相棒と遊ぶ体験がこの先どう広がっていくのか、その試金石になるモードと言えそうですね。
まとめ
最後に、Ally Duoのポイントをまとめます。
- AIの相棒「Ella」とDUOを組む期間限定モード(日本時間7月1日16:00まで)
- マップはSanhok固定、「プレイ」→「アーケード」から参加
- NVIDIAのRTX GPU+VRAM 8GB以上が必須。推奨はRTX 4070 / VRAM 12GB
- Ellaは英語ベース。日本語での会話は今のところ非対応
一言でいえば、「AIの相棒と組んで遊べる、ちょっと未来っぽい期間限定モード」です。ただ、遊ぶ条件がRTX GPU必須とハッキリしているので、まずは自分のPCが要件を満たしているかをチェックするのが先決です。
RTX GPU搭載機を持っている方は、2週間限定のうちに一度試してみて下さい。
画像出典:NVIDIA公式サイト / PUBG公式サイト




