
AION2はUnreal Engine 5で作られたMMORPGで、広いフィールドを飛び回ったり、大人数で戦ったりする場面ではグラボにかなりの負荷がかかります。
そこで気になるのが、DLSSやフレーム生成でどこまで軽くできるのか、話題のDLSS 5は自分のPCで使えるのか、という点だと思います。
この記事では、AION2のDLSS 5、そしてDLSS 4.5とフレーム生成への対応状況をまとめます。
AION2のDLSS対応早見表
| 機能 | AION2の対応状況 | 使えるグラボ |
|---|---|---|
| DLSS 4.5 | 対応 | RTX 20〜50シリーズ |
| フレーム生成 | 対応 | RTX 40と50シリーズ |
| マルチフレーム生成 | 対応 | RTX 50シリーズ |
| DLSS 5 | 対応予定・実装時期は未発表 | RTX 50シリーズ(RTX 40も対応予定) |
AION2のDLSS 5対応は「予定あり・時期は未発表」
AION2は、NVIDIAが2026年3月にDLSS 5を発表したとき、対応予定タイトルのひとつとして名前が挙がっていました。
DLSS 5そのものは、すでに提供が始まっています。最初の対応タイトルは、2026年9月3日に発売された『NBA 2K27』です。
AION2への実装時期は、2026年9月20日時点では未発表です。

グローバル版はDLSS 4.5に対応
日本を含むグローバル版のAION2は、DLSS 4.5に対応しています。

AION2は9月30日にファウンダーズパック購入者向けの先行アクセスが始まり、10月5日に基本無料で正式サービスが始まる予定です。DLSS 4.5は、先行アクセスの初日から使えます。
DLSS 4.5で一番変わるのは、アップスケーリング(低い解像度で描いた映像を、AIで高解像度に仕上げる機能)の画質です。
AIモデルが新しくなったことで、動きの速い場面での残像やちらつきが減り、輪郭や細かい部分がくっきり見えるようになりました。
このSuper Resolutionは、RTX 20・30・40・50シリーズのすべてで使えます。
ただ、RTX 20・30シリーズを使っている方は、ひとつ注意しておきたい点があります。
この世代は新しいモデルの計算が苦手で、DLSS 4.5にすると動作が重くなりやすいと、NVIDIA自身が発表時に説明しています。FPSが下がったと感じたら、NVIDIAアプリのDLSS設定で従来のモデル(DLSS 4)に戻すのもひとつの手です。

フレーム生成は韓国版で既に搭載済み
AION2は、2025年11月19日に韓国・台湾でサービスが始まった時点で、DLSS Frame GenerationとNVIDIA Reflexを搭載していました。
12月24日のアップデートではMulti Frame Generationにも対応しています。NVIDIAは、グローバル版でもこれらの機能が最初から使えると案内しています。
DLSS 5とDLSS 4.5は何が違う?
名前だけ見ると4.5の上位版に見えますが、この2つは目的が違います。
DLSS 4.5までは「負荷を軽くして、FPSを上げるための技術」です。
Super Resolution、フレーム生成、Ray Reconstruction(レイトレーシングのノイズをAIで整える機能)がその中心です。
DLSS 5で加わったのは、3D-Guided Neural Renderingという技術です。
ゲームから受け取った形や質感、光、動きの情報をもとに、AIが肌や髪、布、光の当たり方などをよりリアルに描き直します。
「DLSS 5は映像の見た目をリアルにするための技術」です。


自分のグラボでAION2のDLSSはどこまで使える?
| グラボ | DLSS 4.5 | フレーム生成 | マルチ フレーム生成 | DLSS 5 |
|---|---|---|---|---|
| RTX 20シリーズ | ○ | × | × | × |
| RTX 30シリーズ | ○ | × | × | × |
| RTX 40シリーズ | ○ | ○ | × | △(対応予定・時期未定) |
| RTX 50シリーズ | ○ | ○ | ○ | ○(AION2への実装待ち) |
RTX 20・30シリーズでも、DLSS 4.5のSuper Resolutionで負荷を軽くできます。
フレーム生成まで使いたいならRTX 40シリーズ以降、マルチフレーム生成やDLSS 5をすぐに試したいならRTX 50 50シリーズが対象です。
DLSS 5は、NVIDIAがRTX 40シリーズへの対応も予定していると発表しています。時期は未定なので、RTX 40シリーズを使っている方は、今のグラボのまま続報を待つのがおすすめです。
AION2ではどう設定するのがおすすめ?
WQHDや4Kで遊ぶなら、DLSSはオンにしておくのがおすすめです。内部では低い解像度で描画するため負荷を軽減でき、見た目の画質を保ちながらFPSを上げやすくなります。
フレーム生成は、重いシーンで表示FPSを増やしたい場合や、高フレームレートで滑らかに遊びたい場合に有効です。
ただ、フレーム生成では実際に描画したフレームの間にAI生成フレームを挿入するため、表示FPSは上がっても入力遅延が完全になくなるわけではないです。
そのため、ソロプレイやPvEではオン、操作への反応速度を重視したいPvPや大規模戦闘ではオフにするのも推奨です。
まずは画質設定とDLSSで十分なFPSを確保し、そのうえでフレーム生成をオン・オフして操作感を比較してみてください。
まとめ
2026年9月20日時点のAION2は、DLSS 4.5とフレーム生成に対応していて、DLSS 5も今後のアップデートで入る予定です。
グラボ別に見ると、RTX 20と30シリーズはDLSS 4.5で負荷を軽く、RTX 40シリーズはフレーム生成対応、RTX 50シリーズはマルチフレーム生成に加えて、DLSS 5も実装され次第すぐに使えます。
これからゲーミングPCを選ぶなら、フレーム生成もDLSS 5も使えるRTX 50シリーズ搭載モデルを選んでおくと、AION2を長く快適に遊べます。


