
「フレーム生成をオンにしているけれど、もう少しfpsを伸ばしたい」という人に向けた新機能が登場しました。
NVIDIAは2026年10月13日、DLSSフレーム生成を軽くする新モード「Preset C」を発表しました。RTX 40シリーズでも使え、NVIDIAアプリのベータ版からすぐに試せます。
Preset Cとは?フレーム生成を軽くする新モード

Preset Cは、DLSSフレーム生成の処理を軽くするパフォーマンスモードです。
フレーム生成では、2つのAIモデルが働いています。1つはゲームの動きや奥行きの情報からオブジェクトの動きを読み取るモデル、もう1つはUIやレイトレーシングの効果の動きを計算するモデルです。
Preset Cは、この2つ目のAIモデルを軽いアルゴリズムに置き換えます。画質をわずかに譲る代わりに、フレーム生成にかかるGPUの負担を減らし、fpsを伸ばす仕組みです。
通常のフレーム生成、マルチフレーム生成、ダイナミック マルチフレーム生成のすべてで使えます。
RTX 5060でフレーム生成が最大35%高速に

NVIDIAによると、RTX 5060ではPreset Cでフレーム生成が最大35%速くなります。『サイバーパンク2077』での比較は次のとおりです。
| フレーム生成 | 従来モード | Preset C |
|---|---|---|
| オフ | 83fps | 83fps |
| 2倍生成 | 120fps | 132fps |
| 4倍生成 | 197fps | 244fps |
| 6倍生成 | 255fps | 348fps |
※GeForce RTX 5060 8GB、2560×1440、レイトレーシング中、DLSS Balanced。fpsはNVIDIA公表値。出典:NVIDIA
生成するフレームが多いほど、Preset Cの効果も大きくなります。6倍生成では255fpsから348fpsへ、約93fps伸びています。
Preset Cに対応するGPU
Preset Cを使えるのは、次のGPUです。
- GeForce RTX 50シリーズ(2倍生成〜マルチフレーム生成)
- GeForce RTX 40シリーズ(2倍生成)
- RTX Spark搭載ノートPC
フレーム生成はRTX 40シリーズから搭載された機能なので、Preset CもRTX 40シリーズ以降で使えます。
Preset Cの設定方法
設定はNVIDIAアプリのベータ版から行います。
- NVIDIAアプリを最新版に更新し、設定 →「説明」でベータ機能の利用にチェックを入れる
- ベータ版をインストールし、「グラフィックス」で対応ゲームを選ぶ
- 「ドライバ設定」→「DLSS オーバーライド – モデルプリセット」→「カスタム」を開く
- 「フレーム生成」のプルダウンで「プリセットC」を選び、適用する

fps重視ならPreset C、画質重視なら従来モード
Preset Cが向いているのは、画質よりもfpsの高さを優先したい人です。特にRTX 50シリーズで4倍・6倍のマルチフレーム生成を使っている人ほど、効果を実感しやすくなります。
普段遊んでいるゲームで従来モードとPreset Cを切り替えて、画質とフレーレート、そして操作感を見比べてみてください。

