『BREAK THE NOMAL』をコンセプトにガレリアが新ケースにリニューアル。GALLERIA新筐体&新プロジェクト記者発表会で公開された新ケースについてまとめています。
7年ぶりにケースデザインがリニューアル
7年ぶりにケースデザインがリニューアルし、操作性、信頼性、質感という普遍的な価値観を主眼に置き、幅広いユーザーに末永く愛用して頂ける製品の佇まいを目指したそうです。
キーワードは「相棒-sidekick-」で、ゲーマーライフを側で支えるような存在になれるようなデザインと機能を併せ持つ製品に生まれ変わる事がコンセプト。
名前はSKケース
- SK-Premium(アルミパーツ採用)
- SK-Standard(ガンメタリック塗装)
SK-Premium(プレミアム)は外装金属部分に高品質ヘアライン加工を施したアルミ製パーツを纏った高級感のあるデザイン。
SK-Standard(スタンダード)はガンメタリック塗装で重厚な質感をもつデザインとなっています。
新ケースは光る!フルカラーに対応
従来のケースと大きく違う点として新筐体は正面部分が光ります。そしてソフトウェアで色の変更やLEDのオン・オフが可能です。
色の変更に関しては気分によって色を変えたり、大会などの場合にはチームカラーによって色を変えたりできる事で観る楽しみが生まれるメリットがあります。
LEDを消す事もできるので光らせたくない状況ではオフにする事も可能です。
斜めコンソールパネルデザイン
コンソール部分はアクセス頻度が高いので使いやすく、デスクの上下左右どこに置いた時でも、電源スイッチやUSBポート、オーディオジャックの集まるコンソール部分にアクセスしやすくするために、斜めのコンソールパネルに全ての機能を集約。
天板は機能とデザインの融合
天板はフラットで物を置けるのですが、排熱もされます。物を動かしたりすると内部にほこりが落ちてしまいますが、間にメッシュフィルターがあるので物も置けるし、排熱もできるという機能とデザインの融合を果たしています。
アクリルウィンドウの標準化
歴代のモデルではカスタマイズで対応であったり、一部の製品で採用されていたアクリルウィンドウを全てのモデルに標準化。
歴代GALLERIAの中で最高性能を持つ冷却機構
歴代モデルの正面吸気から両サイド吸気に変更した事で吸気面積が約3倍に。
標準ファンが12cmから14cmにサイズアップした事で送風量アップと静音性能の向上の効果に貢献。
歴代GALLERIAの中で最高性能を持つ冷却機構になった。
18年ぶりにシリーズの名称が変更
2002年から続いた製品名の名前はアルファベットの1文字から3文字で構成されていました。インテル製のATXなら「Zシリーズ」と「Xシリーズ」、MicroATXなら「Mシリーズ」や「Dシリーズ」、AMDなら「AXシリーズ」や「Rシリーズ」です。ノートPCなら「GCR」など。
この体系が18年ぶりに変更されます。性能が分からなかったり、どういった事ができるの?という部分でもっと分かりやすい略称になるそうです。
- 「Uシリーズ-Ultimate-」至高にして究極
- 「Zシリーズ-Zealot-」熱狂のゲームスタイルを追求
- 「Xシリーズ-eXtend-」プレイスタイルを様々な方向性に
- 「Rシリーズ-Refine-」洗練された性能
究極を目指す「Uシリーズ」、熱狂のゲームスタイルを追求「Zシリーズ」、プレイスタイルを様々な方向性に伸ばす「Xシリーズ」、洗練された性能を持つ1台「Rシリーズ」となるようです。
ユーザーがどういう風にゲームをプレイしたいのかという部分と製品が結びつくようなシリーズに見直しを行ったそうです。
まとめ
- 正面がLEDで光る(色の変更とオン・オフもできる)
- 斜めのコンソールパネルデザインになった
- 天板は物が置ける
- アクリルウィンドウが標準化
- 歴代GALLERIAの中で最高性能を持つ冷却機構になった
- 標準ファンが12cmから14cmに
新筐体のSKケースは機能性とデザイン性を両立した新筐体となっています。New GALLERIAは2020年7月10日発売。