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【G-Tune】NEXTGEAR i690PA4-SP-FGの実機レビュー( i7-9700K RTX2080 )

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マウスコンピューターさんのゲーミングPCブランド『G-Tune』から当サイトとのコラボモデルが3機種販売されておりますが、プラチナモデルとなる「NEXTGEAR i690PA4-SP-FG」の実機をお借りしたのでレビューをしていきます。

シルバー、ゴールド、プラチナモデルの3機種があり、ラインナップの中では一番スペックが高いモデルとなっています。

性能面の特徴はCPUがCore i7-9700Kを搭載しているのでリアル8コアで最大4.9GHz駆動のゲームに最適なCPU、グラフィックボードにはNVIDIAの最新アーキテクチャーのTuring採用のRTX2080が搭載します。

フルHD重量級、WQHD重量級、4K中量級が視野に入る高いパフォーマンス、SSD 500GBでアクティブなゲームのロード時間を短縮、大容量HDD 3TBで非アクティブなゲームを保管。メモリは32GBでストレスフリーな環境が魅力のハイクラスのゲーミングPCです。

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今回レビューするのはRTX2080が搭載されている当サイト限定のコラボモデルPCになります。

目次

スペック

NEXTGEAR i690PA4-SP-FG
OS Windows10 64ビット
CPU Core i7-9700K
グラフィック RTX2080(8GB)
メモリ 32GB
NVMe SSD 512GB
HDD 3TB
マザーボード Z390

価格・詳細はこちら

執筆時のスペックになります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。

外観をチェック

PCケースはNEXTGEAR専用のミドルタワー型になります。

側面には通気口があり冷却機構になっています。

インターフェース部は天板手前にあり、USB3.0×4、マイク入力×1、ヘッドフォン出力×1、SDカードリーダー、HDMI端子が並んでいます。

電源と光学ドライブは前面パネル上部にあります。

光学ドライブは非搭載なので必要な方はカスタマイズしましょう。

天板上部は完全にフラットでほこりの侵入も防ぎやすいです。スマホやヘッドセットなどが天板に気軽に置けるでしょう。

背面は上段に電源、中段にケースファンとマザーボードの端子類があります。背面のファンは12cmです。下段にグラフィックボードの接続端子が並びます。

DisplayPort×3、HDMI×1、USB Type-C×1が装備されていました。端子としては5つありますが、ディスプレイの最大出力は「4画面」となります。

内部パーツをチェック

内部はこのようになっています。マザーボード、配線ケーブル含めてブラックで統一されたカラーは高級感を感じさせます。右上にHDDのストレージの格納で2台に対応しています。SSDは背面側で3台に対応しています。

パネルを取り外すと確認できるのですがクッション性があるシールが貼られています。

CPUファンにはトップフロー型のCPUクーラーが搭載されていました。

ー画像は以前レビューした際のNEXTGEARー

CPUクーラーはカスタマイズ可能ですのでCooler Master Hyper 212 EVOが静音性や冷却性能を向上させる効果が見込めるのでおすすめです。予算に余裕があるなら水冷CPUクーラーなら尚良いでしょう。

また、CPU温度を下げる働きがあるのでCPUグリスはAINEX AS-05かダイヤモンドグリス 親和産業 OC7がおすすめです。

GPUはMSI製のNVIDIA GEFORCE RTX 2080が搭載されています。

マザーボードはMSIのZ390が装備されていました。

Western DigitalのNVMe SSDが搭載されていました。放熱性がUPするM.2 シールドをカスタマイズするのもおすすめです。

パーツのメーカーに関しては状況により変更される可能性があります。レビュー機ではこのメーカーのパーツが搭載されていましたという情報になります。

ゲーム性能をチェック

3DMARK

3DMarkは3Dゲームのパフォーマンスを計測する世界標準のベンチマークソフトです。

Fire StrikeはフルHD、Fire Strike ExtremeはWQHD、Fire Strike ULTRAは4Kのベンチとなっています。Time SpyはDirect12に対応したベンチマークテストになります。

3D MARK 項目 スコア
Fire Strike スコア 21490
Graphics Score 25403
Physics Score 18574
Combined Score 11195
Fire Strike EXtreme スコア 11333
Graphics Score 11915
Physics Score 18531
Combined Score 5817
Fire Strike Ultra スコア 6047
Graphics Score 5914
Physics Score 18580
Combined Score 3283
Time Spy スコア 9744
Graphics Score 10220
CPU Score 7710
Time Spy EXtreme スコア 4538
Graphics Score 4708
CPU Score 3769

3DMARK Fire Strikeスコア比較

実機で取得したFireStrikeのグラフィックカード別グラフィックスコアの比較

3DMARK TimeSpyスコア比較

実機で取得したTimeSpyのグラフィックカード別グラフィックスコアの比較

レイトレーシングの性能をチェック

Port Royalはリアルタイムレイトレーシングのベンチマークになります。どの程度レイトレーシングをリアルタイムで処理できるかを評価したベンチマークソフトです。

実機で取得したグラフィックカード別PortRoyalの比較

ファイナルファンタジー XV

FF15のベンチマークではスコアが12,000を超えると最高評価の非常に快適になります。現状国産ベンチマークで配布されている中ではかなり重いベンチマークになります。重量級のゲームをプレイされる方はこのベンチマークを指標にゲーミングPCを選択するのがおすすめになります。

解像度 設定 スコア 評価
3840×2160 高品質 4571 / 45 fps やや快適
標準品質 5282 / 52 fps
軽量品質 7436 / 74 fps 快適
2560×1440 高品質 7804 / 78 fps
標準品質 9645 / 96 fps とても快適
軽量品質 13023 / 130 fps 非常に快適
1920×1080 高品質 10262 / 102 fps とても快適
標準品質 13676 / 136 fps 非常に快適
軽量品質 17241 / 172 fps

 ファイナルファンタジー XIV 漆黒のヴィランズ

FF14の漆黒のヴィランズのベンチマークはスコアが7000を超えると非常に快適の評価が出ます。7000を超えているので、FF14が快適にプレイ可能です。中量級のゲームのプレイを想定してゲーミングPCを選択される方はFF14のベンチマークを指標にして選択するのがおすすめです。

解像度 設定 スコア 評価
3840×2160 最高品質 8430 / 61 fps 非常に快適
9691 / 70 fps
標準 16604 / 125 fps
2560×1440 最高品質 15585 / 116 fps
16481 / 127 fps
標準 19665 / 180 fps
1920×1080 最高品質 17879 / 150 fps
17917 / 158 fps
標準 21442 / 210 fps

ドラゴンクエストX

すべての設定において最高評価の『すごく快適』評価が出ています。

解像度 設定 スコア 評価
3840×2160 最高品質 21850 すごく快適
1920×1080 最高品質 23217

モンスターハンター第三弾[大討伐]

モンスターハンターオンラインでのベンチマークソフトでも非常に高いスコアが出ています。

画面サイズ スコア
3840×2160 16761 / 168 fps
2560×1440 33685 / 337 fps
1920×1080 53545 / 536 fps

PSO2ベンチマーク ver.4

公式では5001以上の性能があれば快適という見解が出ていますが、最高設定で10万超えのスコアが出ています。

解像度 設定 スコア
1920×1080 簡易設定6 102681 / 295 fps

アサシンクリードオデッセイ

アサシンクリードオデッセイ 解像度 設定 FPS
4K
3840×2160
最高 39
54
76
WQHD
2560×1440
最高 60
83
112
フルHD
1920×1080
最高 74
100
121

フレームレートはベンチマーク実行時の数値になります。重量級タイトルの参考としてチェックしてみて下さい。

メトロエクソダス

解像度 設定 RTX オン RTX オフ
4K
3840×2160
エクストリーム 29 30
35 41
42(中) 72
WQHD
2560×1440
エクストリーム 40 44
52 67
64(中) 122
フルHD
1920×1080
エクストリーム 44 53
60 89
76(中) 157

フレームレートはベンチマークソフトを実行した時の数値になります。DX12,全ての値のShading Rateを100%に変更。

【EXTREME】Texture filtering:AF 16X,Motion Blur:Low,Tesselation:Full,Advanced Physx:On,Ray Trace:Off,DLSS:Off,Hairworks:On。

【High】高設定にして他はEXTREMEと同じです。

【Low】Texture filtering:AF 4X,Motion Blur:Low,Tesselation:Off,Advanced Physx:Off,Ray Trace:Off,DLSS:Off,Hairworks:Off。

RTXオンはこれにRay Trace:Ultra,DLSS:ONにした数値になります。RTXは低では無く中設定での表記になります。

バトルフィールド5

解像度 設定 RTX オン RTX オフ
4K
3840×2160
最高 48 52
50 54
62 75
65 85
WQHD
2560×1440
最高 70 94
76 99
90 132
96 148
フルHD
1920×1080
最高 85 128
90 138
110 175
120 200

DirectX12、『祖国の為に』の開始地点になります。DXRとDLSSをオンとオフにした際のフレームレートになります。

World War Z

解像度 設定 FPS
4K
3840×2160
ウルトラ 66
ミディアム 76
ロー 156
WQHD
2560×1440
ウルトラ 116
ミディアム 130
ロー 209
フルHD
1920×1080
ウルトラ 162
ミディアム 175
ロー 216

フレームレートはベンチマーク実行時の数値になります。中程度のゲームであれば4K / 60fpsを達成できるので4Kの下限としてはRTX2080が相当します。

プラネットコースター

解像度 設定 FPS
4K
3840×2160
ウルトラ 54
77
最低 136
WQHD
2560×1440
ウルトラ 80
114
最低 183
フルHD
1920×1080
ウルトラ 97
142
最低 186

キャプテンロックジョーの埋められた財宝「海賊の戦い」のMAPで計測。Frontier Developmentsの新作『Planet Zoo』が2019年11月5日に発売予定です。

Devil May Cry 5

解像度 設定 FPS
4K
3840×2160
最高 55
最低 86
WQHD
2560×1440
最高 105
最低 159
フルHD
1920×1080
最高 150
最低 200

最高設定内訳:画面モード:フルスクリーン、フレームレート:可変、垂直同期:オフ、レンダリング方式:通常、イメージクオリティ:100%、テクスチャ品質:最高、テクスチャフィルタリング品質:最高、メッシュ品質:最高、アンチエイリアス:FXAA+TAA、モーションブラー:オフ、エフェクト品質:高、影品質:最高、影のキャッシュ:オン、アンビエントオクルージョン種類:HBAO+(可変)、ブルーム:オン、レンズフレア:オン、ボリュームライト品質:高、スクリーンスペースリフレクション:可変、サブサーフェイススキャッタリング:可変、色収差:オン、色空間:SRGB。

最低設定内訳:画面モード:フルスクリーン、フレームレート:可変、垂直同期:オフ、レンダリング方式:通常、イメージクオリティ:100%、テクスチャ品質:最低、テクスチャフィルタリング品質:最低、メッシュ品質:低、アンチエイリアス:FXAA+TAA、モーションブラー:オフ、エフェクト品質:低、影品質:最低、影のキャッシュ:オフ、アンビエントオクルージョン種類:オフ、ブルーム:オフ、レンズフレア:オフ、ボリュームライト品質:なし、スクリーンスペースリフレクション:オフ、サブサーフェイススキャッタリング:オフ、色収差:オフ、色空間:SRGB。

プリセットが存在しないので手動で高い設定と低い設定にし計測しました。最も重い画質設定や最も軽い画質設定を保証する内容ではありません。ミッション1のムービーを一度スキップした後の2回目のムービーをMSI Afterburnerを用いて計測した際のフレームレートになります。

フォトグラメトリーにより制作された魅力的なキャラクターに、自然な演技のフェイシャルキャプチャ。スタイリッシュなアクションも健在でフォトリアルなグラフィックになった、からこそ不自然にならないようにアクション部分もより徹底して作り込まれていると感じます。

最新ゲームならではの多数の技術が詰まった2019年上半期の注目ゲームもこれだけ快適にプレイできるのは安心感のあるスペックと言えるでしょう。

RTX2080の性能的には4Kの中程度のタイトルまで快適に、重量級も設定次第で視野に入るパフォーマンスが魅力のハイクラスのビデオカードです。

フルHD運用の場合にはスペックの余裕を強く感じられるので先々まで見据えてスペックを確保しておきたいゲーマーの方にもおすすめです。

FPSゲーマーの方もCPU性能が高いので設定下げ運用でも高いフレームレートが期待できます。

RTX20シリーズの中でもハイクラスのビデオカードなのでレイトレーシング技術にも対応し、直近だとRemedy EntertainmentのControlがRTX対応タイトルとして発売予定です。

VR性能をチェック

VRMARK《VR性能》

VR性能をスコア化するソフトがVRMARKです。スコアが5000を越えると「VR Ready」評価になります。

Orange Roomは標準的なVR性能を評価するベンチマークで、Cyan RoomはDirect12、BlueRoomは将来用です。

VRMARK 項目 スコア
Orange Room スコア 12715
Avg FPS 277 fps
Cyan Room スコア 10629
Avg FPS 231 fps
Blue Room スコア 3349
Avg FPS 73 fps

重量級のVRゲームも快適に動作するスペックになります。

CPU性能をチェック

CINEBENCH R20

CINEBENCH R20はCinebenchの最新バージョンになります。レンダリングに必要な演算能力が約8倍、メモリ消費量も4倍に引き上げられたそうです。また、CINEBENCH R15とは比較出来ません。CPU 3370cb、CPU(single-Core) 499cbを記録しました。

CINEBENCH R15

CPU 1466cb、CPU(single-Core) 208cbを記録しました。 ゲームにおいてはフレームレートが伸びたと実感できるシーンも多いのでCore i7-9700Kはおすすめです。

 

CINEBENCH R15スコア比較

実機で取得したスコアの比較表になります。

ストレージの速度をチェック


SSD


HDD


容量が500GBのSSDと3TBのHDDが搭載されているので普段使っていないゲームはHDDに、アクティブなゲームはSSDに入れておけばアクティブなゲームがある程度多くても対応可能な容量です。

静音性のチェック

アイドル時 3DMARK FireStrike実行時
43.5 db 47.8 db

アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デジベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に考えて下さい。

消費電力のチェック


アイドル時


3DMARK


消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。アイドル時83.1W、3DMARKのFire Strike実行時には297Wでした。

温度のチェック

室温24℃環境での計測になります。計測ソフトはHWMONITOR-PROを用いてアイドル時と3DMARKのFire Strikeのベンチマークを実行した温度になります。CPU・GPU共に普通でしょう。

まとめ

プラチナモデルはRTX2080の性能を有しているので中程度のゲームなら4Kも視野に入る高いパフォーマンスが魅力なモデルです。最新の人気タイトルから重量級のタイトル、RTX対応タイトルに、4Kゲーミング(重量級だと設定の調整は必要)に至るまでPCゲームを堪能する事が出来るスペックを持っています。

CPUはCore i7-9700Kを搭載しているのでFPS等のゲームで画質よりもフレームレートを優先した設定下げ運用も快適です。メモリは32GB搭載なのでゲーム実況やマルチタスク時などで活躍してくれるでしょう。NVMe SSD搭載、大容量HDDが搭載し、自分で追加できる方はSSDを更に3基追加可能です。

総合的に快適にPCゲームがプレイできるスペックや拡張性を持っているゲーミングPCなのでおすすめです。

プラチナモデルはこんな方におすすめ

  • 拡張性の高いPCケースが欲しい方
  • インターフェース部にHDMI端子が欲しい方
  • レイトレ対応のゲーミングPCが欲しい方
  • 4Kゲーミングをしたい方(重量級タイトルだと設定の調整は必要)
  • FPSやTPSなどの人気ゲームで144FPSを余裕を持って狙いにいきたい方

プラチナモデルの詳細はこちら

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