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Core i7-12700Kをベンチマークで性能比較

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Core i7-12700Kをベンチマークで性能比較

インテルの第12世代Coreプロセッサの「Core i7-12700K」のベンチマークと、他のCPUとの性能比較をしています。

目次

Core i7-12700Kのスペック

まずはスペックを確認してみましょう。

製品名Core i7-12700KCore i7-11700K
コア数 / スレッド数12 / 208 / 16
動作クロック3.6 GHz3.6 GHz
最大クロック(TB時)5.0 GHz5.0 GHz
対応メモリDDR5 4800
DDR4 3200
DDR4-3200
グラフィックスIntel UHD
Graphics 770
Intel UHD
Graphics 750
キャッシュ25MB16MB
TDP125W
Processor Base Power125W
Maximum Turbo Power190W
対応ソケットLGA1700LGA1200

インテル第12世代Coreプロセッサーは製造プロセスを更新し、更にアーキテクチャも更新しています。平均で19%の性能向上を果たしたという。

インテル第12世代Coreプロセッサーでは、ハイブリッド・アーキテクチャと呼ばれる高性能のPコアと高効率のEコアという2種類を組み合わせたCPUという特徴があります。

内訳としては、Pコアが8コア、Eコアが4コアになります。

また、Core i7-11700KまではTDPという名前が使われていましたが、第12世代CoreプロセッサーではProcessor Base PowerとMaximum Turbo Powerという名前が使われています。

『Processor Base Power』は、TDPやPL1(長時間の電力制限)とほぼ同じ意味です。

『Maximum Turbo Power』は、PL2(ごくわずかな時間の電力制限)に当たるものですが、第12世代CoreプロセッサーのMaximum Turbo Powerは可能な限り長時間維持する数値になります。

PL2はほんの少しの時間でしたが、Maximum Turbo Powerは可能な限り長時間持続するのでそこが違う点になります。

対応メモリもDDR5に対応し、PCI Express Gen 5.0にも対応。大きく変更があったインテルの最新CPUというスペックになっています。

検証機材のスペック

今回の検証に当たっての機材は以下の表の通りとなっています。

 検証環境
OSWindows 11
CPUCore i7-12700K
CPUクーラー水冷CPUクーラー(240mm)
CPUグリスダイヤモンドグリス 親和産業 OC7
グラフィックRTX 3080(10GB)
RTX 3070(8GB)
メモリ32GB(DDR4-3200)
マザーボードZ690

RTX 3080、RTX 3070の私物とCore i9-12900Kでデータを取得し、過去の実機レビューで取得したデータと合わせて比較していきます。

CINEBENCH R20


Core i7-12700K

Core i7-12700K


Core i7-11700K

Core i7-11700K


CINEBENCH R20はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。マルチの性能差は、コア数も違うのでかなりの差になっています。シングルのスコア差もかなりあります。

製品名CINEBENCH R20(マルチ)
Core i9-12900K
10412
Ryzen 9 3950X
9105
Core i7-12700K
8694
Ryzen 9 5900X
8368
Ryzen 9 3900X
7153
Core i9-10900K
6271
Core i9-11900K
6122
Ryzen 7 5800X
6020
Core i7-11700K
5550
Core i9-10900X
5530
Core i7-10700K
 4954
Ryzen 7 3700X
4734
Ryzen 5 5600X
4391
Core i7-10700
3603
Ryzen 5 3600
3453
Ryzen 5 3500
2573
Core i5-9400F
2389

当サイトで計測したCINEBENCH R20のマルチスコアのベンチマーク比較になります。

マルチのスコアで比較するとCore i7-12700Kは、非常に高いCPUパフォーマンスを持っています。

3DMARK

3DMARK

3DMARKのTimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークソフトです。

構成3DMARK TimeSpy
Core i9-12900K
RTX3080
17069
Core i7-12700K
RTX3080
17014
Core i9-11900K
RTX3080
16296
Core i9-10900K
RTX3080
16079
Core i7-11700K
RTX3080
15928
Core i7-10700K
RTX3080
15465
Ryzen 7 5800X
RTX3080
15289
Core i7-10700
RTX3080
14938
Core i9-12900K
RTX3070
13920
Core i7-12700K
RTX3070
13801
Core i9-11900K
RTX3070
13431
Core i9-10900K
RTX3070
13213
Core i7-11700K
RTX3070
13085
Core i7-10700K
RTX3070
12794

当サイトで計測した3DMARK TimeSpyのベンチマーク比較になります。

Core i7-12700Kは非常に高いスコアが出ています。

FF15ベンチマーク

FF15ベンチマーク

ファイナルファンタジー15は重量級ゲーム。スコアの評価としては6,000スコア出ていれば快適評価です。12,000スコアで非常に快適になります。

構成スコア
Core i9-12900K
RTX3080
16187
Core i7-12700K
RTX3080
16172
Core i9-11900K
RTX3080
15356
Core i9-10900K
RTX3080
14672
Core i7-11700K
RTX3080
14586
Ryzen 7 5800X
RTX3080
13922
Core i7-10700K
RTX3080
13449
Core i7-12700K
RTX3070
13463
Core i9-12900K
RTX3070
13295
Core i9-11900K
RTX3070
12971
Core i7-11700K
RTX3070
12655
Core i9-10900K
RTX3070
12577
Core i7-10700
RTX3080
12475
Core i7-10700K
RTX3070
12197

解像度はフルHD(1920×1080)、高設定比較になります。

Core i7-12700KはCore i7-11700Kより高いパフォーマンスが出ています。

FF14ベンチマーク

FF14ベンチマーク

ファイナルファンタジー14は中程度の描画負荷のゲーム。7,000スコアで「非常に快適」評価となります。

設定FPS
Core i9-12900K
RTX3080
27588
Core i7-12700K
RTX3080
27120
Core i9-12900K
RTX3070
26669
Core i7-12700K
RTX3070
25541
Ryzen 7 5800X
RTX3080
24841
Core i9-11900K
RTX3080
23852
Core i9-10900K
RTX3080
23383
Core i7-11700K
RTX3080
22872
Core i9-11900K
RTX3070
22382
Core i7-10700K
RTX3080
21804
Core i9-10900K
RTX3070
21434
Core i7-11700K
RTX3070
21339
Core i7-10700
RTX3080
21153
Core i7-10700K
RTX3070
20315

解像度はフルHD(1920×1080)、最高設定比較になります。

Core i7-11700Kと比較すると大幅なパフォーマンスの向上を確認できます。

まとめ

まとめ

前世代のCore i7-11700Kから順当にゲーム性能が進化しているので、Core i7-12700Kはゲーム用途としておすすめのCPUです。

性能だけでなく、PCI Express Gen 5.0の対応、DDR5メモリの対応などのメリットもあるので、インテル第12世代搭載モデルをチェックしてみて下さい。

第12世代インテルCPU搭載のおすすめゲーミングPC

最新の第12世代インテルCoreプロセッサー搭載のおすすめゲーミングPCもご紹介します。

ドスパラ

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マウスコンピューター

G-Tune

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マウスコンピューター(G-Tune)では第12世代インテルCoreプロセッサー搭載モデルのゲーミングPCが登場しています。

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コストパフォーマンスに優れるモデルが多く、品質やサポートにも定評があり人気が高いBTOメーカーがマウスコンピューターです。

パソコン工房

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パソコン工房さんでも第12世代インテルCoreプロセッサー搭載モデルのゲーミングPCが登場しています。

コストパフォーマンスに優れるモデルが多く、商品ラインアップも豊富です。人気も高いBTOメーカーがパソコン工房です。

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