ゲーミングPCのCPUの選び方

公開日: : 最終更新日:2018/05/12

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CPUはPCの中でもゲームの快適性に直結するパーツです。

その他にも様々な処理に関してCPUの処理能力が高いと作業が快適に行えます。

CPUはIntel社と、AMD社がそれぞれ出しています。

IntelとAMDのCPUの特徴

Intel社

安定と信頼のインテル

インテルは世界第一のCPUメーカーです。CMでもよく『インテル入ってる』的なCMをやっているので知っている人は多いと思いますが、インテルのCPUの特徴として高い処理能力と消費エネルギーの少なさという省エネ設計になっています。つまり、高パフォーマンスなんだけど電力消費が激しくないので凄くエコです。安心と信頼というのがピッタリな会社です。とりあえずパソコン初心者の人はインテルのCPUを選んでおけば間違いないです。

AMD社

低価格と内臓グラフィックが高い

AMD社のCPUの特徴はインテルと比べると低価格である事に加えて内蔵グラフィックの処理能力が高いのでグラフィックボード無しで遊べるゲームもあります。

インテルのCPUの解説

スペックの読み取り方

Core i7 5820Kを例として見てみます。

Core i7 5820K(Haswell E):先頭のCore i7はブランド名です。5820Kが型番で、厳密にいうと5820とKに分かれるのですがこの数字が大きいほど基本的に性能がいいです。

クロック周波数 3.3GHz(最大3.6GHZ):一秒間に発信する回数です。この数字が高い程基本的に性能がいい。

6コア12スレッド:コアとスレッドは多い程性能があがる。コアは物理的だけどスレッドは仮想な技術なのでコアの方が処理は速い。

キャッシュ8MB:キャッシュはCPUの記憶領域になります。 TDP140w:消費電力の目安だと思ってもらってOKです。正確に言うとフル稼働した時の最大放熱量。

そのCPUの性能が高いのか低いのかが名称と仕様が分かれば簡単に分かるようになります。

ブランド

ブランド名 内容
Xeon マルチGPUが出来たりしますが、一般人には必要ありません
Core-i7 一般的に売られているインテルの高性能CPU
Core-i5 HTが無い,i7よりクロック数が低いCPU
Core-i3 HT,TBが無くi5よりクロック数が低いCPU
Pentium HT,TBが無くグラフィックチップがiシリーズより弱い
Celeron 一般的に売られているインテルの低性能CPU
Atom 低価格&低性能

HT:ハイパースレッディングの略で1 個 のプロセッサー・コアを 2 個あるかのように見立てることで、より多くの処理を同時に実行できるようにした技術

TB:ターボブーストの略で必要なときに動作周波数を引き上げて文字通りターボ状態にする事が可能な技術

ゲームパソコンを購入するに当ってはIntelの製品が多いと思うので、ここではIntelのCPUの解説になります。

基本的にゲーム用パソコンとなると最低でもCorei3以上が望ましいです。海外ゲームのグラフィック性能の要求値が高いゲームとなるとメーカーのスペックの記載にもよりますが最低でもCorei5以上になるシーンが多いです。

Coreiシリーズの世代

発売年 世代 コードネーム
2009年 第一世代 Nehalem
2011年 第二世代 Sandy Bridge
2012年 第三世代 Ivy Bridge
2013年 第四世代 Hasewell
2015年 第五世代 Broadwell
2015年 第六世代 Skylake
2017年 第七世代 Kaby Lake
2017年 第八世代 Coffee Lake

他にもマイナーチェンジのHasewell-RefreshやハイエンドのHasewell-Eなどもあります。

core i7とcore i5のゲームにおける違いは?

ざっくり言うと、core i7とcore i5ではゲームにおける違いはあまり感じません。

ベンチマークの通りにスコアが上がったからと言っても体感出来るレベルで変化があるようには正直感じません。なのでゲーム用途だけ絞ればcore i5でも十分プレイする事は可能です。

ただ、core i7の方が余力があるので一概にcore i5で十分とはいえませんが、現状出ているゲームをプレイするのであれば十分で、先を見据えるならcore i7と言えます。

なぜこうなるのか

先にGPU(グラフィックボード)の性能の限界値が来てしまうからです。逆にGPUボトルネックが発生しないようなGPUに対して要求スペックが低い場合にCPUの性能が出てきます。

なので普通に遊ぶ分には気にしなくても、FPS値を低画質でとにかくフレームレートを稼ぎたいという場面ではCPU性能が高い方がかなり有利に働く傾向があります。

K付きの違いは?

具体的にCore i7-8700とCore i7-8700Kを比較してみます。

スペック Core i7-8700 Core i7-8700K
コア数 6 6
スレッド数 12 12
クロック周波数 3.2GHz 3.7GHz
最大周波数(TB) 4.6GHz 4.7GHz
Core i7-8700 Core i7-8700K

定格のクロック数が違うのと最大動作クロック周波数が違います。Cinebenchでベンチマークを取ってますが数値的にはほとんど変わらないです。

ですが最も大きな違いはオーバークロックが出来るか出来ないかです。

基本的にはCore i7-8700が無難です。オーバークロックをやるのは自作の方やパソコンの事が本当に好きな方なので一般的には全て自己責任になってしまうオーバークロックに手を出す人はリスクを考えると少ないと言えます。

ただ出来るのと出来ないのとでは違うという見方も出来るのでもしかしたらやるかもという方はCore i7-8700Kを選ばれるのをおすすめします。

オーバークロックをやる場合には対応マザーボードも必要になります。具体的にはZ370です。

CPU選びは長期的な目線が必要

core i5で十分という事を念頭に置いても実際にはCPUは性能がいい方がいいに決まっています。

実際にCPUとGPUが釣り合っていないと性能は発揮されません。後でCPUがネックになってGPUだけ最新のものに換装したいと思っても性能が発揮されないシーンもあります。

パソコンのパーツは自己責任ですが、増設や換装などを行ってしまえば価格を抑えながら運用する事が可能です。

しかしCPUの換装はかなりハードルが高い部類に入ります。CPUを最新のに交換する時は大抵の場合マザーボードやメモリなども一緒に交換という場合が多いのでそれなら全部新品にした方が早いとなるのでここの性能が低いと特にグラフィックボードの交換を視野に入れている場合はCore i7をおすすめします。

CPUからゲーミングPCのスペックを考える

マルチコアに対応したPCゲームの場合にはしっかりと全コア全スレッド使ってくれるタイトルもこれから増えていく傾向にあるとは思います。

ゲームをやりながら何か作業をするという場合にもCPU性能は重要になってきます。特にゲーム実況をやられる方やクリエイター的な使用を目的に考えられている方にはCore i7-8700/8700Kがおすすめです。

予算が厳しいという場合にはCore i5を選んで予算を抑えるのも手です。ほとんどのタイトルでミドルレンジクラスのGPUならCore i5でもCore i7でもそこまで大きなフレームレートには変化がないのでとりあえず今を考えるのであればGTX1060などのGPUと組み合わせるのであればCore i5はおすすめです。

まとめ

推奨スペックを見て考えた場合Core i7を指定してくるタイトルはかなり多いのですが、4年後まで見据えた場合今のCore i7が通用しないという事は今までの傾向から推察すると無いのでとりあえずCore i7を選択し、グラボの交換を2~3年後にして4~5年後にゲーミングPCを買い換えるというパターンで考えるとCore i7がおすすめになります。

ゲームタイトル別推奨スペック早見表

こちらのページで公式の推奨スペックのCPUをまとめています。最新ゲームでもCore i7-4790等が目立ちます。Core i7-4790は2014年に発売されたCPUです。最新ゲームでも推奨でこれという事は4~5年を見据えても通用するという事は過去のデータでは言えます。

ただしGPUが追いつかないのでそこだけ交換すると延命出来る場合が多いです。後はメモリも重要なので16GB以上あるとかなり安心出来るとは思います。

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