マウスコンピューターさんから『NEXTGEAR-MICRO im570GA5-SP』の実機を貸して頂けたので性能含めてレビューしていきます。NEXTGEAR-MICRO im570GA5-SPはGTX1070を搭載したNEXTGEAR-MICROシリーズになります。
NEXTGEAR-MICROシリーズではNEXTGEAR-MICRO im570GA5という同じGTX1070搭載のPCがありますが、違いはSSDが非搭載から搭載に変わり、とメモリの容量が8GB⇒16GBにアップしている事です。
NEXTGEAR-MICRO im570GA5-SPの外観
NEXTGEAR-MICROシリーズはメッシュなデザインが特徴的です。通気性が良く、外気を多く取り入れてくれるので熱対策とスタイリッシュなデザインが兼ね備えられています。
外観
目を引く前面のメッシュ以外にも左側面の大きなメッシュ以外にも反対側の下の方に矢印のようにデザインされた穴が開いていたり、天板にもメッシュになってファンが設置されています。
前面
前面のメッシュに関しては簡単に取り外し可能です。爪があるので簡単に取り外す事が可能です。掃除するときにも便利です。前面には電源ボタンもあります。電源が入るとLEDで青い光で光ります。上段にはUSBやオーディオ端子も備え付けられているので、アクセスはしやすいです。
底部
底面のゴム足にもこだわりが感じられます。ゴム足の周りにベアリングのような加工がされています。
NEXTGEAR-MICRO im570GA5-SPの内部
全体像はこのような形です。NEXTGEAR-MICROシリーズなのでマザーはMICROATX規格です。CPUはCore i7-6700、メモリは16GB、ストレージは右上にSSD、右下にHDDが積んであります。電源は80PLUSシルバーの500W、そしてGTX1070が搭載されています。
CPU周りとグラフィックボード周りになります。
右側面のサイドを開けるとこのような感じです。NEXTGEAR-MICROシリーズは全体的な黒とアクセントの黄緑のカラーが特徴的です。
NEXTGEAR-MICRO im570GA5-SPのスペック
OS | Windows10 |
---|---|
CPU | Core i7-6700 |
GPU | GeForce GTX 1070(8GB) |
メモリ | 16GB(DDR4) |
マザーボード | H110 |
HDD | SSD 240GB+HDD 2TB |
※情報は記事執筆時のものになります。最新の詳細は公式ページでご確認下さい。
NEXTGEAR-MICRO im570GA5-SPの各種ベンチマークを計測
ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド
設定 | 画面サイズ | DirectX | スコア |
---|---|---|---|
最高品質 | 3840×2160 | 11 | 5348 |
高品質 | 3840×2160 | 11 | 6300 |
標準品質 | 3840×2160 | 11 | 11563 |
最高品質 | 3840×2160 | 9 | 7186 |
高品質 | 3840×2160 | 9 | 7361 |
標準品質 | 3840×2160 | 9 | 14977 |
最高品質 | 1920×1080 | 11 | 15922 |
高品質 | 1920×1080 | 11 | 16819 |
標準品質 | 1920×1080 | 11 | 20827 |
最高品質 | 1920×1080 | 9 | 16940 |
高品質 | 1920×1080 | 9 | 17328 |
標準品質 | 1920×1080 | 9 | 21474 |
ドラゴンクエストX
設定 | 画面サイズ | スコア |
---|---|---|
最高品質 | 3840×2160 | 15962 |
標準品質 | 3840×2160 | 18125 |
低品質 | 3840×2160 | 19701 |
最高品質 | 1920×1080 | 19746 |
標準品質 | 1920×1080 | 19663 |
低品質 | 1920×1080 | 20561 |
ドラゴンズドグマオンライン
設定 | 画面サイズ | スコア |
---|---|---|
最高品質 | 1920×1080 | 10634 |
標準品質 | 1920×1080 | 12107 |
低品質 | 1920×1080 | 12005 |
モンスターハンター第三弾(大討伐)
設定 | 画面サイズ | スコア |
---|---|---|
最高設定 | 3840×2160 | 10354 |
最高設定 | 1920×1080 | 35039 |
PSO2ベンチマーク ver.4
設定 | 画面サイズ | スコア |
---|---|---|
簡易設定6(最高設定) | 1920×1080 | 60901 |
簡易設定5 | 1920×1080 | 65530 |
3DMark
Dmark | スコア | Graphics score | Physics score | Combined score |
---|---|---|---|---|
Fire Strike | 13374 | 16057 | 11691 | 6567 |
Fire Strike Ultra | 4084 | 4059 | 11712 | 2116 |
Time Spy
スコア | Graphics score | CPU test |
---|---|---|
5296 | 5412 | 4725 |
SteamVRパフォーマンステスト
平均忠実度 | テストされたフレーム | 90fps以下のフレーム | CPUバウンドフレーム |
---|---|---|---|
10.9(非常に高い) | 11965 | 0 | 2 |
実際に使ってみての評価・感想
実際に様々なゲームをNEXTGEAR-MICRO im570GA5-SPで動かしてプレイしてみました。
マインクラフト
マインクラフトに影MODのSEUS-v11.0を入れました。現時点で最新のSEUSの影MODなのでかなり重いです。GTX1070は最新の重いFPSゲームでも快適に動作可能なレベルのスペックですが、描画距離12程度で60FPS前後でした。影MODは水の表現が素晴らしく、中に入って潜ったり「ぷはー」と水中に出たりと無駄にしたくなる美しさです。水中都市などを作成するのと幸せになれるかもしれません。ゲームの性質上そこまでシビアなゲームでは無いマインクラフトなら60FPS出れば実用十分です。
オーバーウォッチ
オーバーウォッチのウルトラ設定でFPS値をFrapsで計測するとフルHD(1920×1080)で平均122FPSでした。実測にはクイックマッチで計測しております。なのでim570GA5-SPならゲーミングモニターを持っている方も120FPSを超えてくるので恩恵が得られると言えるかと思います。設定を高設定にすればさらにFPS値が上がるので常用出来るレベルです。
4Kでも計測してみました。こちらもウルトラ設定で平均70FPSでした。なのでim570GA5-SPは4K60Hzのモニターで快適にオーバーウォッチが楽しめるスペックです。
バトルフィールド1(オープンベータ)
BF1のオープンベータでプレイしてみましたが、フルHDなら最高設定でも100FPS前後という感じです。爆発等で一時的な落ち込みがあっても10~20FPS程度落ち込む程度なので実用上は全く問題無いかと思います。
BF4
BF4は4K(3840×2160)で60FPSを超えるスペックです。
ARK
特に重いゲームとして知られる恐竜サンドボックスゲームのARKだと4Kとかは無理です。フルHDでも高設定位でもきつい場面もあります。ゲーム自体最適化されていないので仕方ない部分ですが普通にプレイする事は可能です。
Fallout4
Fallout4はフルHDでダイヤモンドシティで100FPS前後という感じです。スクリーンショット撮影の関係でウィンドウモードだと60FPS張り付きになっているだけでフルスクリーンだと100FPS前後出ていました。
GTA5
あGTA5はフルHDで最高設定に近い設定で120FPS前後Frapsで計測すると出ていました。GTA5は場所によってFPS値が変わってきますが、街中でドライブした感じだと100FPS前後出ていました。
まとめ
NEXTGEAR-MICRO im570GA5-SPはGTX1070を搭載していて最新の環境に耐えうる性能を持っています。メモリも最近のゲームでは要求値が高くなっている傾向にあるので16GBあると安心ですし、CPUもCorei7なので長く不満無く使うことが可能でしょう。ゲーム以外の作業でも快適に使う事が可能です。
もちろんゲームでもGTX1070のパワーをふんだんに使えるので非常に快適にゲームライフを送る事が可能です。お家でまったり快適にPCゲームをプレイしたいという方にはぴったりな商品だと思います。
GTX1060やGTX1080で悩んだらGTX1070はちょうどいい性能なので特におすすめです。性能が低くて最新の環境に対応出来ないという事も無く、性能が高すぎてオーバースペック過ぎるという事も無くバランスが良くコスパが高いと感じます。