MENU
はじめてゲームPC
ゲーミングPCやゲーミングノートPCの実機レビューを200台以上行いました。
最新ハードウェアのゲーム検証やベンチマーク検証もしているので、ゲーミングPC選びの参考にしてみて下さい。
おすすめのゲーミングPC詳しくはこちら

GeForce RTX 5070のベンチマーク|実FPSと性能スコア検証

  • URLをコピーしました!
GeForce RTX 5070のベンチマーク|実FPSの検証

GeForce RTX 5070のゲーム性能をベンチマークや実際のゲームで動かしてどの位快適に動作可能なのかをチェックしました。

計測したタイトルは以下の目次からチェック可能です。

目次

RTX 5070のスペックと特徴

スクロールできます
RTX 5070RTX 4070
アーキテクチャBlackwellAda Lovelace
CUDAコア61445888
ブースト クロック2.51 GHz2.48 GHz
メモリ容量12 GB GDDR712 GB GDDR6X
12 GB GDDR6
メモリバス幅192 bit192 bit
レイ トレーシングコア第 4 世代
94 TFLOPS
第 3 世代
67 TFLOPS
Tensorコア第 5 世代
988 AI TOPS
第 4 世代
466 AI TOPS
消費電力250 W200 W

RTX 5070はRTX50シリーズの最新GPUです。アーキテクチャはBlackwell。DLSS 4に対応し、12 GBのGDDR7メモリを搭載。

RTX 5070はミドルクラス以上の性能を持っているので、ワンランク上のゲーム性能を求める方に最適です。より上位のRTX 5070 Tiと比較すると価格を落とす事が出来る点が魅力のグラフィックスカードです。

価格

  • GeForce RTX 5080:198,800~
  • GeForce RTX 5070 Ti: 148,800円~
  • GeForce RTX 5070:108,800~
  • GeForce RTX 5060 Ti: 69,800~
  • GeForce RTX 5060: 55,800~

価格はNVIDIA公式サイトより。RTX 5060 TiとRTX 5070 Tiの中間の価格です。

Stellar Blade Benchmark 4K
RTX 5080
111 fps
RTX 5070 Ti
96 fps
RTX 5070
75 fps
RTX 5060 Ti
55 fps

出典:Stellar Blade test GPU/CPU(https://gamegpu.com/action-/-fps-/-tps/stellar-blade-test-gpu-cpu)

性能面においても両者の中間性能を持っています。フルHD解像度ならRTX 5060 Tiで十分通用するタイトルが多いのでコスパが良いですが、WQHD解像度や4K解像度と言った、高解像度を視野に入れる場合にはRTX 5070のコストパフォーマンスが高いです。

ゲーム性能

RTX 5070の性能

出典:NVIDIA公式サイト(https://www.nvidia.com/ja-jp/geforce/graphics-cards/50-series/)

前世代のRTX 4070と比較すると特にDLSS4に対応したタイトルの数値の伸びが高くなっており、タイトルによっては2倍以上高いフレームレートを出すタイトルも見受けられます。

DLSS 4に対応していないタイトルに関しては、順当に持ってるポテンシャルの性能差が出ています。

RTX 4070はまだまだ現役ですが、GTX 1070以前のグラフィックスやRTX 2070をお使いの方だとそろそろ最新ゲームの動作に関して不満が出ている可能性がありますので、RTX 5070に買い替えると最高画質&高フレームレートを実感出来て満足度が高いと思います。

ベンチマーク実施時のテスト環境

NEXTGEAR
スペック
CPURyzen 7 7800X3D
グラフィックGeForce RTX 5070(12GB)
メモリ16GB
ストレージ1TB NVMe SSD
ケースミニタワー
RGBケースファン

使用PCスペックになります。マウスコンピューター様の「NEXTGEAR JG-A7G70」で検証を行っています。

執筆時のスペックになります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。

ゲームのベンチマークをチェック

ゲームのベンチマークテストやFPS計測時の平均フレームレートをテストしました。

Cities: Skylines II|都市開発シミュレーション

解像度設定FPS
4K
3840×2160
37 FPS
WQHD
2560×144
54 FPS
フルHD
1920×1080
63 FPS

フレームレートは7,000人都市で計測。パッチ:1.2.5F1。DLSSは自動設定。

フルHDなら60fps、WQHD解像度でも50fps前後のフレームレートを記録しました。数十万人都市の作成も可能なパフォーマンスを持っています。重量級のシミュレーションゲームもサクサク快適です。

サイバーパンク2077|DLSS 4&レイトレーシング

レイトレーシング&NVIDIA DLSS 4対応ソフトです。

サイバーパンク2077
解像度設定FPS / 非DLSS
4K
3840×2160
レイトレ:OD121  fps / 0 fps
WQHD
2560×1440
レイトレ:OD179 fps / 23 fps
フルHD
1920×1080
レイトレ:OD234 fps / 38 fps

フレームレートはベンチマークソフトを実行時の平均fpsになります。マルチフレーム生成4X&DLSS自動を有効。

サイバーパンク2077は、NVIDIA DLSS 4対応ゲームです。最新のRTX 50シリーズ搭載モデルなので、NVIDIA DLSS 4(マルチフレーム生成)に対応しています。

フルHD解像度、WQHD解像度では144fps以上で「快適」に楽しめます。レイトレーシング:オーバードライブモードでもフレーム生成と組み合わせれば、4K解像度/120fps以上で快適に動きます。

DLSSを適用しない最高設定だとフルHDでも40fps未満という驚異的な重さのゲームですが、DLSS&フレーム生成機能を有効にする事で圧倒的なパフォーマンスが期待出来ます。

エルデンリング|レイトレの動作検証

レイトレーシング対応ソフトです。

解像度設定FPS
4K
3840×2160
レイトレ最高39 FPS
最高60 FPS
WQHD
2560×1440
レイトレ最高56 FPS
最高60 FPS
フルHD
1920×1080
レイトレ最高59 FPS
最高60 FPS

計測場所:エレの教会。自動描画調整はOFF。画質は品質設定の最高。レイトレーシングの品質:最高。MAX60FPS。

エルデンリングは最高画質設定でも快適に動作。レイトレーシングの最高画質では4K解像度がやや重い結果でした。

バイオハザード RE:4|限界突破&4Kでも快適

レイトレーシング対応ソフトです。

解像度設定FPS
4K
3840×2160
限界突破65 FPS
画面品質重視80 FPS
WQHD
2560×144
限界突破140 FPS
画面品質重視129 FPS
フルHD
1920×1080
限界突破113 FPS
画面品質重視159 FPS

FSRオフ。限界突破はレイトレーシングが有効。画面品質重視はレイトレーシングオフになります。

バイオハザード RE:4の最高画質設定「限界突破」は、レイトレーシングを含むので重いです。それでも4K解像度で60fpsを達成。中程度のゲームなら最高画質でも4K解像度が狙えます。

レインボーシックス シージ エックス|人気FPSゲームは500fps over

レインボーシックス シージ エックス
解像度設定FPS
4K
3840×2160
ウルトラ+87 fps
183 fps
WQHD
2560×1440
ウルトラ+179 fps
363 fps
フルHD
1920×1080
ウルトラ+279 fps
534 fps
フレームレートはベンチマークの平均fpsです。レンダリングのスケーリングは100。非DLSS/FSR

レインボーシックス シージ エックスは、DLSSやFSRに対応しています。今回の設定ではどちらも適用していません。フルHD解像度なら最高画質でも240fpsを超えで、最低設定なら500fpsオーバーのフレームレートが出ています。

FF14 黄金のレガシー|王道人気MMORPG

FF14 黄金のレガシー
解像度設定スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
最高11407 / 80 fps【とても快適
WQHD
2560×1440
最高21671 / 150 fps【非常に快適
フルHD
1920×1080
最高30549 / 211 fps【非常に快適
フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値です。NVIDIA DLSSを有効。

ファイナルファンタジー14 黄金のレガシーは、15,000スコアで「非常に快適」評価となります。

ファイナルファンタジー XV|定番ゲームベンチの検証

NVIDIA DLSS対応ソフトです。

ファイナルファンタジー15
解像度設定FPS / スコア / 評価
4K
3840×2160
9148 / 91 fps【とても快適】
WQHD
2560×1440
15460 / 154 fps【非常に快適】
フルHD
1920×1080
19982 / 199 fps【非常に快適】

バージョン1.3:フレームレートはベンチマーク実行時の数値から算出した数値です。

フルHD解像度、WQHD解像度、4K解像度の最高設定で6,000スコアを超えて「快適評価」以上が出ています。

Forza Horizon 5|DLSS 3の検証

レイトレーシング&NVIDIA DLSS 3対応ソフトです。

解像度設定FPS
4K
3840×2160
DLSS&生成152 FPS
MSAA 2X107 FPS
WQHD
2560×1440
DLSS&生成220 FPS
MSAA 2X154 FPS
フルHD
1920×1080
DLSS&生成279 FPS
MSAA 2X182 FPS

フレームレートはベンチマーク実行時の数値になります。NVIDIA DLAAを有効。フレーム生成(NVIDIA DLSS 3):ON。画質は最高画質のエクストリーム。

Forza Horizon 5はフレーム生成に対応。有効にする事で大幅にフレームレートを向上させる事が出来ます。

Apex Legends|人気FPSゲーム

Apex Legends
解像度設定FPS
4K
3840×2160
最高149 FPS
最低218 FPS
WQHD
2560×1440
最高254 FPS
最低286 FPS
フルHD
1920×1080
最高285 FPS
最低300 FPS

計測場所:射撃訓練場、垂直同期:適用型(1/2レート)、視野(FOV):90。最大フレームレートは300fpsです。

フルHD解像度なら240fpsを安定して出す事が可能です。

PSO2:NGS|定番ゲームベンチの検証

PSO2:NGS
解像度設定スコア / 評価
4K
3840×2160
ウルトラ16111【快適
WQHD
2560×1440
ウルトラ40560【快適
フルHD
1920×1080
ウルトラ47778【快適

設定は最高設定のウルトラ(設定6)です。PSO2:NGSは「10,001以上」のスコアで「快適」評価です。「5,001~10,000」で標準的な動作、「5,000未満」で重い動作判定となります。

プロ野球スピリッツ2024-2025|スポーツゲームの検証

解像度設定FPS
4K
3840×2160
最高60 fps
WQHD
2560×1440
最高60 fps
フルHD
1920×1080
最高60 fps

プロ野球スピリッツ2024-2025では、最高画質で60fps(最大値)を達成。

ストリートファイター6|対戦格闘ゲーム

ストリートファイター6
解像度設定スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
最高100 / 59 fps【快適
WQHD
2560×1440
最高100 / 59 fps【快適
フルHD
1920×1080
最高100 / 59 fps【快適
フレームレートはFIGHTING GROUNDの平均フレームレートの数値です。

ストリートファイター6は「90~100」スコアで「快適」評価です。フルHD解像度、WQHD解像度、4K解像度で「快適」に楽しめます。

3DMARKのベンチマークのスコアまとめ

3DMarkのFireStrikeはDirectX 11、Steel NomadとTimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークテストです。

Port Royal、Speed Wayはレイトレーシングのパフォーマンスを計測するベンチマークテストです。

3D MARK項目スコア
Fire Strikeスコア43362
Graphics Score57326
Physics Score32202
Combined Score18796
Time Spyスコア19660
Graphics Score21915
CPU Score12421
Port Royalスコア13958
Speed Wayスコア5614
Steel Nomadスコア5146

過去に取得したTimeSpyのGraphicsスコアでRTX 5070のグラフィックス性能を比較していきます。

3DMARK TimeSpyの性能比較

RTX 5070は、RTX 4070 Ti SUPERより下でRTX 3080 Ti以上という性能でした。前世代のRTX 4070の性能からは約20%の性能向上です。

更に旧世代の製品で比較していくと、大きく差があるのでRTX 2070、GTX 1070をお使いの方は買い替えを検討するのがおすすめです。

Blender Benchmarkの結果

Blender Benchmarkの結果

「Blender Benchmark」は、3DCG制作ソフト「Blender(ブレンダー)」の開発元が提供している3DCG・レンダリング向けのベンチマークテストになります。

Blender Benchmarkの比較

公式サイトに記載されているベンチマークスコアとの比較になります。

GeForce RTX 5070の性能まとめ

  • WQHD解像度/重量級ゲームにおすすめの性能
  • レイトレーシング対応タイトルも快適
  • タイトルによっては4K解像度を十分狙える性能

RTX 5070は、フルHD(1920×1080)、WQHD(2560×1440)解像度の重量級ゲームに対応し、レイトレーシング対応タイトルにも快適な性能を持っています。

高フレームレートを出してゲームを楽しみたいFPS / TPSゲーマーの方も、高画質で快適にゲームが楽しめます。

一部重いゲームもあるかと思いますが、多くのタイトルの4K解像度も狙える性能です。

RTX 5070搭載のおすすめゲーミングPC

ガレリア

ガレリア

『BREAK THE NOMAL』をコンセプトに2020年に筐体が一新。新筐体は正面部分が光ります。

ドスパラのゲーミングPCは配送が速いので、すぐに自宅にゲーミングPCが届きます。コスパが良いゲーミングPCを多数揃えるBTOメーカーです。

金利手数料0%キャンペーンも開催中。

NEXTGEAR

コスパが高いマウスの『NEXTGEAR』。初心者の方のはじめてのゲーミングPCや、コストパフォーマンスを求める方におすすめのブランドになります。

コンパクトなサイズ&LEDで光る点も魅力。(カスタマイズ)

3年保証が標準で付いているので総合的にコスパが良いです。

ドスパラもマウスコンピューターもどちらも高い信頼性のあるショップで、知名度も高く、コストパフォーマンスも良いです。

キャンペーンセールも実施されてる事が多いので、公式サイトのトップページからチェックしてみて下さい。

あわせて読みたい
ガレリア(ドスパラ)vs G-Tune(マウスコンピューター)徹底比較 ゲーミングPCのBTOショップとして2大勢力のドスパラのガレリアとマウスコンピューターのG-Tuneを比較していきます。どちらも日本eスポーツ連合(JeSU)の正会員です。 ど...
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次