
GeForce RTX 5060(8GB)は、フルHDにおすすめのミドルレンジGPUです。実際のベンチマークや実際のゲームのフレームレートをもとに、実力を検証していきます。
スペックの解説や性能レビューもしているのでチェックしてみて下さい。
計測したタイトルは以下の目次からチェック可能です。
RTX 5060の性能評価
GeForce RTX 5060
Blackwell / 8GB GDDR7
RTX 5060のスペックと特徴
| RTX 5060 | RTX 4060 | |
|---|---|---|
| 発売日 | 2025年5月20日 | 2023年6月29日 |
| アーキテクチャ | Blackwell | Ada Lovelace |
| CUDAコア | 3840 | 3072 |
| ブースト クロック | 2.5 GHz | 2.46 GHz |
| メモリ容量 | 8 GB | 8 GB |
| メモリ速度 | 28Gbps | 17Gbps |
| メモリタイプ | GDDR7 | GDDR6 |
| メモリバス幅 | 128 bit | 128 bit |
| メモリ帯域幅 | 448 GB/秒 | 272 GB/秒 |
| L2キャッシュ | 32 MB | 24 MB |
| レイ トレーシングコア | 第 4 世代 58 TFLOPS | 第 3 世代 35 TFLOPS |
| Tensorコア | 第 5 世代 614 AI TOPS | 第 4 世代 242 AI TOPS |
| 消費電力 | 145 W | 115 W |
RTX 5060はRTX50シリーズの最新GPUです。アーキテクチャはBlackwell。DLSS 4に対応し、8GBのGDDR7メモリを搭載。フルHDにおすすめのスペック。
「詳細なスペックも見ていきましょう。コア数は着実に向上していて、コアクロックは微増ですが、注目はメモリ周りの進化です。高速なGDDR7に移行したことで、メモリ帯域幅は前世代から約2倍の448GB/秒に、メモリ速度も28Gbpsに向上しています。
ただしメモリバス幅は128ビットなので、フルHD〜WQHD解像度向けと考えるのが妥当です。
そして一番気になるのがVRAM 8GBという点です。2026年時点では正直心もとなく、12GBあれば評価はかなり変わっていたと思います。実際、フルHDでも重量級タイトルでは画質設定次第でまともに動かないケースが多々あります。
中画質まで落とせば遊べるタイトルも多いですが、8GB VRAMは人を選びます。Apex Legendsやストリートファイター6など特定タイトルがメインの方なら問題ありませんが、最新ゲームを高画質で遊びたい方はRTX 5060 Ti(16GB)以上を選ぶのがおすすめです。
性能
性能面もサクッと見ておきましょう。RTX 5050とはしっかり差がありつつ、RTX 5060 Tiに近い性能が出ています。
ApexLegendsのような軽めのゲームがメインでVRAM 16GBは別にいらないという方なら、RTX 5060 Tiよりも価格が抑えられるRTX 5060は十分アリな選択肢です。
ただしRTX 5050まで落とすとコスパが一気に悪くなるので、最低でもRTX 5060以上を選ぶのがおすすめです。
ベンチマーク実施時のテスト環境

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| グラフィック | GeForce RTX 5060(8GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
使用PCスペックになります。マウスコンピューターの「NEXTGEAR JG-A7G60」で検証を行っています。
NEXTGEAR JG-A7G60は、複数モデルがありますが、主な違いはCPUです。「Ryzen 7 7700」「Ryzen 7 5700X」搭載モデルがあります。
今回は最も導入コストが抑えられる「Ryzen 7 5700X」搭載モデルで検証を行っていきます。
ゲームのベンチマークをチェック
ゲームのベンチマークテストやFPS計測時の平均フレームレートをテストしました。
バイオハザードレクイエム|パストレーシング対応

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | パストレーシング最高画質 | – |
| レイトレ高画質 | – | |
| WQHD 2560×1440 | パストレーシング最高画質 | – |
| レイトレ高画質 | 85 fps | |
| フルHD 1920×1080 | パストレーシング最高画質 | 14 fps |
| レイトレ高画質 | 148 fps |
VRAM容量が求められるタイトルなので、最高画質を狙いたい方はVRAM 12GB以上のグラフィックスボードをおすすめします。
Cities: Skylines II|都市開発シミュレーション

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 高 | 24 fps |
| WQHD 2560×144 | 高 | 37 fps |
| フルHD 1920×1080 | 高 | 39 fps |
Cities: Skylines IIは非常に負荷の高いシミュレーションゲームですが、フルHD環境では平均30fps以上を確保しています。
サイバーパンク2077|DLSS 4&レイトレーシング

| 解像度 | 設定 | FPS / DLSS生成 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | レイトレ:オーバードライブ | 0 fps / 10 fps |
| WQHD 2560×1440 | レイトレ:オーバードライブ | 6 fps / 23 fps |
| フルHD 1920×1080 | レイトレ:オーバードライブ | 23 fps / 142 fps |
サイバーパンク2077は、NVIDIA DLSS 4対応ゲームです。最新のRTX 50シリーズ搭載モデルなので、NVIDIA DLSS 4(マルチフレーム生成)に対応しています。
Forza Motorsport|重量級レースゲーム

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高画質 | 7 fps |
| 最低画質 | 159 fps | |
| WQHD 2560×1440 | 最高画質 | 14 fps |
| 最低画質 | 156 fps | |
| フルHD 1920×1080 | 最高画質 | 20 fps |
| 最低画質 | 166 fps |
Forza MotorsportはVRAM容量とCPU性能の両方が求められるタイトルです。重量級レースゲームはこの傾向が強いです。RTX 5060 Ti(16GB)以上を選定し、できるだけ高性能なCPUを組み合わせるのがおすすめです。

FF16|映画のような重厚なダークファンタジー

| 解像度 | 設定 | FPS / DLSS生成 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | ウルトラ | 10 fps / 15 fps |
| WQHD 2560×1440 | ウルトラ | 25 fps / 36 fps |
| フルHD 1920×1080 | ウルトラ | 36 fps / 66 fps |
FF16はVRAMが最低8GBは必要なタイトルで、最高画質にするとかなり重いです。画質を落とせばRTX 5060でも動きますが、高画質・高フレームレートで快適に遊びたいならRTX 5060 Ti(16GB)以上がおすすめです。CPUもRyzen X3DシリーズやCore i7の最新モデルなど、しっかりしたものを選ぶのがおすすめ。
GTA5エンハンスト|代表的オープンワールド

| 解像度 | 設定 | FPS / DLSS生成 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高値レイトレーシング | 17 fps / 36 fps |
| WQHD 2560×1440 | 最高値レイトレーシング | 60 fps / 155 fps |
| フルHD 1920×1080 | 最高値レイトレーシング | 87 fps / 240 fps |
GTA5エンハンストの最高画質設定「最高値レイトレーシング」は、レイトレーシングを含むので重いです。それでもフルHD解像度で60fps以上を達成。フレーム生成を入れると240 fpsも出ています。
黒い砂漠|重量級MMORPG

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | ウルトラ | 24 fps |
| リマスター | 84 fps | |
| WQHD 2560×1440 | ウルトラ | 50 fps |
| リマスター | 151 fps | |
| フルHD 1920×1080 | ウルトラ | 76 fps |
| リマスター | 164 fps |
黒い砂漠はウルトラだとフレームレート的には重めですが、2015年サービス開始のタイトルなのでVRAM要件が低く、8GBのRTX 5060との相性が良好です。ウルトラモードでも60fpsを超えており、フルHDならカクつきなく快適に遊べます。
エルデンリング|レイトレ無しなら快適

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | レイトレ最高 | 29 FPS |
| 最高 | 51 FPS | |
| WQHD 2560×1440 | レイトレ最高 | 47 FPS |
| 最高 | 60 FPS | |
| フルHD 1920×1080 | レイトレ最高 | 57 FPS |
| 最高 | 60 FPS |
エルデンリングはフルHD~WQHDの最高画質設定でも快適に動作。レイトレーシングの最高画質では、フルHDは若干物足りない感じでした。
バイオハザード RE:4|最高画質は厳しい

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 限界突破 | 29 FPS |
| 画面品質重視 | 53 FPS | |
| WQHD 2560×144 | 限界突破 | 39 FPS |
| 画面品質重視 | 90 FPS | |
| フルHD 1920×1080 | 限界突破 | 53 FPS |
| 画面品質重視 | 94 FPS |
バイオハザード RE:4の最高画質設定「限界突破」は、レイトレーシングを含むので重いです。VRAM容量が求められるので画面品質重視がおすすめ。画面品質重視ならカクつきもなく快適に楽しめます。
モンスターハンターワイルズ|最適化アプデ対応版

| 解像度 | 設定 | FPS / DLSS生成 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | ウルトラ | 36 fps / 91 fps |
| WQHD 2560×1440 | ウルトラ | 56 fps / 137 fps |
| フルHD 1920×1080 | ウルトラ | 66 fps / 155 fps |
人気のハンティングアクションゲームのモンスターハンターワイルズは、フルHD最高画質で60fpsオーバー。フレーム生成適用で150fpsを記録。
モンスターハンターワイルズはアップデートによってVRAM使用量が抑えられ、最高画質(ウルトラ設定)でもレイトレーシングを無効にすれば、VRAM 8GB環境でも実用的な範囲でプレイ可能です。
真・三國無双 ORIGINS|一騎当千の爽快アクション

| 解像度 | 設定 | FPS / DLSS生成 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 高(最高) | 47 fps / 76 fps |
| WQHD 2560×1440 | 高(最高) | 79 fps / 108 fps |
| フルHD 1920×1080 | 高(最高) | 86 fps / 119 fps |
シリーズ史上最大規模の軍勢による圧倒的な戦場表現が魅力の真・三國無双 ORIGINS。VRAM 8GBでも快適に動作しています。
マインクラフト|影MOD

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 描画距離:16チャンク 演算距離:13チャンク | 56 fps |
| フルHD 1920×1080 | 描画距離:16チャンク 演算距離:13チャンク | 104 fps |
世界中で大人気のマインクラフト。影MODで遊びたい方も多いと思いますが、RTX 5060で十分実用的にプレイ可能です。
レインボーシックス シージ エックス|人気FPSゲームは144fps以上

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | ウルトラ+ | 59 fps |
| 低 | 117 fps | |
| WQHD 2560×1440 | ウルトラ+ | 109 fps |
| 低 | 220 fps | |
| フルHD 1920×1080 | ウルトラ+ | 178 fps |
| 低 | 229 fps |
レインボーシックス シージ エックスは、DLSSやFSRに対応しています。今回の設定ではどちらも適用していません。
FF14 黄金のレガシー|王道人気MMORPG

| 解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高 | 10321 / 68 fps【快適】 |
| WQHD 2560×1440 | 最高 | 12984 / 92 fps【とても快適】 |
| フルHD 1920×1080 | 最高 | 17647 / 127 fps【非常に快適】 |
ファイナルファンタジー14 黄金のレガシーは、15,000スコアで「非常に快適」評価となります。
フルHDでは15,000超のスコアを記録し、「非常に快適」評価となっています。WQHDでも「とても快適」評価を維持しており、高画質設定で安定したプレイが可能です。
ファイナルファンタジー 15|定番ゲームベンチの検証

| 解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 高 | 5872 / 58 fps【やや快適】 |
| WQHD 2560×1440 | 高 | 9987 / 99 fps【とても快適】 |
| フルHD 1920×1080 | 高 | 13794 / 137 fps【非常に快適】 |
ファイナルファンタジー15は、スコアの評価としては6,000スコアで「快適」、12,000スコアで「非常に快適」になります。フルHD解像度、WQHD解像度の最高設定で6,000スコアを超えて「快適評価」以上が出ています。
Forza Horizon 5|DLSS 3の検証

| 解像度 | 画質 | 設定 | FPS |
|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | エクストリーム | MSAA 2X | 61 FPS |
| DLSS&生成 | 62 FPS | ||
| 高 | MSAA 2X | 116 FPS | |
| DLSS&生成 | 127 FPS | ||
| WQHD 2560×1440 | エクストリーム | MSAA 2X | 97 FPS |
| DLSS&生成 | 96 FPS | ||
| 高 | MSAA 2X | 178 FPS | |
| DLSS&生成 | 202 FPS | ||
| フルHD 1920×1080 | エクストリーム | MSAA 2X | 128 FPS |
| DLSS&生成 | 128 FPS | ||
| 高 | MSAA 2X | 198 FPS | |
| DLSS&生成 | 281 FPS |
Forza Horizon 5はフレーム生成に対応しており、有効にするとフレームレートが大幅に伸びます。ただしVRAM超過の影響で、エクストリームや高解像度では思ったほど数値が伸びませんでした。一方で、フルHD高設定ではしっかり効果が出ていることを確認しています。
Apex Legends|人気FPSゲーム

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高 | 90 fps |
| 最低 | 147 fps | |
| WQHD 2560×1440 | 最高 | 157 fps |
| 最低 | 247 fps | |
| フルHD 1920×1080 | 最高 | 201 fps |
| 最低 | 284 fps |
Apex Legendsでは、フルHD最高画質で平均200fps前後を記録しました。画質を下げた場合は240fps超も狙えるため、高リフレッシュレート環境にも十分対応できます。
プロ野球スピリッツ2024-2025|スポーツゲームの検証

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高 | 37 fps |
| WQHD 2560×1440 | 最高 | 60 fps |
| フルHD 1920×1080 | 最高 | 60 fps |
実写級のグラフィックスで超リアルな大谷翔平を操作出来るプロ野球スピリッツ2024-2025では、フルHD/WQHD解像度の最高画質で60fps(最大値)を達成。4K解像度では44fpsを記録しています。
ストリートファイター6|対戦格闘ゲーム

| 解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高 | 100 / 59 fps【快適】 |
| WQHD 2560×1440 | 最高 | 100 / 59 fps【快適】 |
| フルHD 1920×1080 | 最高 | 100 / 59 fps【快適】 |
ストリートファイター6の公式ベンチマークでは「90〜100」のスコアを記録し、いずれも「快適」評価となりました。スコア的には出ているのですが、4Kではカクつきが酷かったのでフルHDやWQHDでの運用がおすすめです。
3DMARKのベンチマークのスコアまとめ
Steel Nomad

TimeSpy

Fire Strike

Speed Way

3DMarkのFireStrikeはDirectX 11、Steel NomadとTimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークテストです。
Port Royal、Speed Wayはレイトレーシングのパフォーマンスを計測するベンチマークテストです。
| 3D MARK | 項目 | スコア |
|---|---|---|
| Fire Strike | スコア | 32254 |
| Graphics Score | 38729 | |
| Physics Score | 29350 | |
| Combined Score | 15321 | |
| Time Spy | スコア | 12994 |
| Graphics Score | 13744 | |
| CPU Score | 9925 | |
| Port Royal | スコア | 8784 |
| Speed Way | スコア | 3573 |
| Steel Nomad | スコア | 3178 |
GeForce RTX 5060の性能レビューまとめ
- フルHD解像度:中~重量級ゲームにおすすめの性能
GeForce RTX 5060は、フルHD解像度で中〜重量級ゲームを楽しめる性能を持っています。DLSS4対応によりフレームレートの向上が期待できますが、VRAMがボトルネックになっている場面では効果が限定的でした。
最高画質にこだわらなければ、中画質で十分快適に遊べるタイトルが多く、価格を抑えたい方には魅力的な選択肢です。設定を調整すれば動かないゲームはないので、初めてのゲーミングPCにも安心しておすすめできます。
ただし、重量級タイトルを最高画質で遊びたい方は、VRAM 12GB以上のモデルを選んだ方が後悔しません。気になる方はRTX 5060 Ti(16GB)搭載モデルもチェックしてみてください。


RTX 5060搭載のおすすめゲーミングPC
ガレリア

「ガレリア」はドスパラのゲーミングPCブランドです。
豊富なラインアップから自分に最適な構成の1台を見つけやすいのが特徴です。
拡張性が高く、後からカスタマイズしたい方にも適しています。価格のコスパが良く、最短翌日出荷で届くのもドスパラの大きなメリットです。
マウスコンピューター

マウスコンピューターのゲーミングPCブランドがG TUNEとNEXTGEARです。
使いやすい筐体設計で、メンテナンス性の高さも魅力。セール時は大幅値下げモデルも展開。業界最安値級の価格が魅力的です。
さらに標準3年保証付きで長期間安心して使えるのがマウスコンピューターの強みです。

