
Steamには数多くのホラーゲームが配信されていますが、その中でも本気で怖いおすすのホラーゲームを10個厳選してお届けします。
じわじわと怖さが迫る心理ホラーから、緊張感に満ちたサバイバルホラー、そして独特の世界観と不穏な空気で恐怖を描き出すインディー作品の中から『これだけは絶対プレイすべき』と言えるホラーゲームを集めました。ホラー好きの方は是非チェックしてみて下さい。
本気で怖いおすすめホラーゲーム10選
BIOHAZARD 7 resident evil(バイオハザード7 レジデント イービル)

『BIOHAZARD 7 resident evil』は、カプコンが2017年に発売したサバイバルホラーゲームで、シリーズ初の一人称視点を採用した作品です。
主人公イーサン・ウィンターズは、3年前に消息を絶った妻ミアから届いた謎のメッセージをきっかけに、ルイジアナ州の荒れた屋敷へと足を踏み入れます。
本作の最大の魅力は、閉ざされた空間で生まれる圧倒的な没入感と恐怖演出です。細部まで作り込まれたグラフィックスは凄く、まるで自分がその場にいるかのような感覚を味わえます。
そんな中で、強烈な個性を放つキャラクターに追いかけられる体験は本当に恐怖しかないです。
シリーズが得意とする怪物との戦いに加え、家族という身近な存在が狂気へと変わる物語がプレイヤーに強烈な印象を残します。従来のバイオハザードよりも一歩踏み込んだ、人間の恐怖を描いた作品です。
発売日 | 2017年1月26日 |
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Steamストアページ | BIOHAZARD 7 resident evil |
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SILENT HILL f

『SILENT HILL f』は、1960年代の日本を舞台にしたホラーゲームで、サイレントヒルシリーズの最新作です。舞台となるのは、「戎が丘(えびすがおか)」という小さな町。
主人公は、高校生としてごく普通の生活を送っていましたが、ある日を境に現実が歪み、恐怖と狂気に満ちた世界へと引きずり込まれていきます。
本作は、日本ならではの静けさと不気味さが入り交じる恐怖演出が特徴です。
どこか懐かしい風景が突然崩れていく描写や、雅楽が鳴っているのも独特の怖さがありました。
さらに、目を覆いたくなるような異形のクリーチャーの存在が、強烈な緊張感を生み出します。
発売日 | 2025年9月25日 |
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Steamストアページ | SILENT HILL f |
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狩野英孝さんの実況プレイが面白かったので、ゲーム本編をクリアした方にもおすすめです。敵キャラのネーミングセンスが抜群で、ホラーゲームなのに爆笑必須です。
ウツロマユ – Hollow Cocoon –

『ウツロマユ – Hollow Cocoon -』は、1980年代の日本を舞台にした一人称視点のホラーアドベンチャーゲームです。
プレイヤーは祖母の危篤を知らされ、十数年ぶりに母方の故郷を訪れた男子大学生「陣場湊(じんばみなと)」となり、化物から逃げ隠れしつつ謎を解き、隠された真実に迫ります。
和ホラーらしい雰囲気と昭和レトロな描写が特徴です。田舎の古い建物や家具、山間部の風景など、細部までこだわったグラフィックが、不気味さを引き立てています。
主人公は攻撃手段を持たず、逃げや隠れが中心なので化物との遭遇時には常に緊張感が高まります。和風ホラー好きにおすすめです。
発売日 | 2023年12月7日 |
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Steamストアページ | ウツロマユ – Hollow Cocoon – |
Home Sweet Home

『Home Sweet Home』は、タイの伝承や信仰をモチーフにした世界観を背景に、失踪した妻を探す男性「ティム」が異界へ足を踏み入れ、怨霊に追われながら謎を解いていく一人称ホラーアドベンチャーです。
タイ特有の宗教観や妖怪伝承を取り入れた独自の世界観が怖く、プレイヤーに理解できない怖さを与えます。
また、敵から隠れながら進むステルス要素や、緊張感ある追跡演出も大きな魅力です。ゲーム体験として記憶に残りやすい作品です。
発売日 | 2017年9月27日 |
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Steamストアページ | Home Sweet Home |
Five Nights at Freddy’s

『Five Nights at Freddy’s(ファイブナイツ・アット・フレディーズ)』は、2014年に発表された伝説的ホラーゲームです。
シンプルなシンプルなメカニクスと不気味なキャラクターから想像力を刺激する恐怖体験として世界中で話題となり、今では映画化やスピンオフも展開される人気シリーズとなっています。
プレイヤーは夜間のピザレストランで警備員として働くことになり、深夜の時間帯に動き出すアニマトロニクス(機械人形)たちから生き延びなければなりません。
ゲームの基本ルールはシンプルで、監視カメラやドアの電力を管理しながら、夜を乗り切ることが目的です。しかし、限られた電力を使い切ってしまうと防御手段がなくなり、突如現れる人形たちに襲われてしまいます。
本作の恐怖は、派手な演出ではなく、「音」や「間」の使い方にあります。何も起きていない静かな時間が続いた後、突然モニターに映る機械人形たちの不気味な顔や、耳元で鳴る機械音。その緊張感こそが最大の魅力です。
発売日 | 2017年9月27日 |
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Steamストアページ | Five Nights at Freddy’s |
映画「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」は1に引き続き、2も公開予定です。
[Chilla’s Art] Night Security | 夜間警備
![[Chilla's Art] Night Security | 夜間警備](https://pcgamebto.com/wp-content/uploads/2025/10/2025-10-04-151359.jpg)
『夜間警備』は、日本のインディーゲームスタジオ Chilla’s Art(チラズアート) が手がける一人称視点のホラーゲームです。プレイヤーは深夜の施設で働く警備員として、異変に満ちた夜を体験します。
物語は、静まり返ったビルや施設を巡回するところから始まります。最初はただの夜勤の仕事のはずが、時間が経つにつれて説明のつかない出来事や不可解な音、監視カメラの異常が増えていき、次第に現実と幻覚の境界が曖昧になっていきます。
本作の魅力は、チラズアートらしい「日常の中に潜む違和感」とリアルな日本の深夜風景の再現度にあります。蛍光灯の光、自販機の音、誰もいない廊下。そんな何気ない要素が、プレイヤーに強い緊張感を与えます。
派手な演出やアクションではなく、じわじわと恐怖が積み重なっていく静かなホラーが特徴で、気づけば背後を振り返りたくなるような不気味さが続きます。シンプルながら、プレイ後も心に残る日本的ホラー体験を味わえる一作です。
発売日 | 2023年6月17日 |
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Until Dawn -惨劇の山荘-

『Until Dawn -惨劇の山荘-』は2015年8月に発売されたPlayStation 4用のシネマティックホラーアドベンチャーゲームです。
Steamで配信されている『Until Dawn -惨劇の山荘-』は、2024年10月4日に発売されたUnreal Engine 5で作り直されたリメイク版です。
『Until Dawn -惨劇の山荘-』の物語の舞台は、雪深い山中に建つ一軒の山荘。1年前に起きた事件をきっかけに再び集まった若者たちが、孤立した環境の中で次々と起こる怪異や惨劇に巻き込まれていくというストーリーです。
最大の特徴は、プレイヤーの選択によって物語が大きく変化する「バタフライエフェクトシステム」。誰を信じ、どの行動を取るかによって、生き残るキャラクターも、真相の展開もまったく異なります。プレイヤーの一つの判断が、仲間の運命を左右する緊張感を生み出しています。
また、映画のような演出とリアルなキャラクターモデルが恐怖を引き立て、スラッシャー映画(殺人鬼が刃物で相手を切り裂く)と心理ホラーを融合させた構成が高く評価されています。
『Until Dawn』は、自分の選択で惨劇を生むという新しい形の体験型ホラーであり、何度でもプレイしたくなる分岐型ホラーゲームの傑作です。
発売日 | 2024年10月4日 |
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Steamストアページ | Until Dawn -惨劇の山荘- |
Dead Space

『Dead Space(デッドスペース)』は、宇宙を舞台にしたサバイバルホラーの名作で、プレイヤーはエンジニアのアイザック・クラークとして、消息を絶った採掘船「USGイシムラ」の調査に向かいます。
しかし船内はすでにネクロモーフと呼ばれる異形の存在に支配されており、アイザックは限られた資源と知恵を頼りに、恐怖と混乱の中で生き延びなければなりません。
本作の特徴は、音・光・空間の使い方で恐怖を演出する没入感の高さにあります。
暗い通路で響く金属音、遠くから聞こえる悲鳴、照明が一瞬だけ点滅する瞬間など、そのすべてがプレイヤーを緊張状態に追い込みます。
さらに、弾薬や回復アイテムが限られているため、戦うよりも生き延びるという緊張感が常に付きまといます。
また、体力や弾数がスーツ背面に直接表示される独自のインターフェースは、画面上に情報を出さないことで没入感を一層高めています。
ストーリー面でも、感染や幻覚、宗教的テーマが絡み合い、単なるモンスターとの戦いを超えた心理的ホラーとして深い印象を残します。
リメイク版ではグラフィックや音響が大幅に強化され、現代的なプレイフィールと共に、よりリアルで息が詰まる恐怖を体験できる作品へと進化しています。
発売日 | 2023年1月28日 |
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Steamストアページ | Dead Space |
Outlast

『Outlast(アウトラスト)』は、一人称視点のサバイバルホラーゲームです。
プレイヤーはフリージャーナリストのマイルズ・アップシャーとして、山奥にある精神病院を調査することになります。
しかし、そこはすでに人間の狂気と異常が支配する場所でした。マイルズは武器を持たず、襲いかかる患者たちから逃げるか隠れるかで生き延びるしかありません。
暗闇の中を進む際は、ナイトビジョン機能付きのカメラだけが頼りですが、電池が限られているため、常に緊張が途切れません。
『Outlast』の恐怖は、単なる驚かしではなく、暗闇・静寂・狂気が作り出す心理的な圧迫感にあります。光の届かない廊下や遠くから響く足音が、想像力を刺激してプレイヤーの心を追い詰めていくのです。
シリーズを通して高い評価を受けており、何もできない怖さを極限まで突き詰めた作品として、多くのプレイヤーの記憶に残る名作です。
発売日 | 2013年9月4日 |
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Visage

『Visage(ヴィサージュ)』は、一人称視点の心理ホラーゲームです。プレイヤーは、過去に惨劇が起きた古い一軒家を探索しながら、そこで起きた出来事の真相を解き明かしていきます。
本作は、伝説的ホラー『P.T.』の精神的後継作とも呼ばれるほど、静かな恐怖と心理的圧迫感を重視しています。派手な演出や突然の驚かしよりも、照明の陰影や環境音、家の中に漂う何かがおかしいという違和感で恐怖をじわじわと積み重ねていきます。
プレイヤーは明かり(ライター)や薬(ピル)を管理しながら、現実と幻覚が交錯する空間を探索します。鏡に映る見知らぬ影、遠くで聞こえる声など、視覚と聴覚に訴える演出が秀逸で、常に息が詰まるような緊張感に包まれます。
『Visage』は、精神的な恐怖を極限まで追求した作品であり「何も起きていないのに怖い」という感覚を味わえる、現代ホラーの傑作です。
発売日 | 2020年10月30日 |
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Steamストアページ | Visage |
おまけ
還願 DEVOTION

『還願(Devotion)』は、1980年代の台湾を舞台にした一人称視点の心霊ホラーゲームです。
主人公は脚本家で、妻と娘と暮らしていますが、娘の謎めいた病や収入の減少、信仰への傾倒など、家庭は徐々に崩壊していきます。
ゲームは、家の各部屋が異なる年を表す部屋として時代を行き来しながら進み、プレイヤーは日記や手紙、映像を手がかりに謎を解いていきます。
特徴としては、台湾の文化・宗教的要素を取り入れた世界観、現実と幻覚が曖昧になる演出、静かな恐怖を積み重ねる演出が挙げられます。
ただし、Steamでのリリース後に、中国指導者に関する言及を含むタリスマン(お守り)が発見され、物議を醸したため、Steamから撤去されたという経緯があります。
Steamで販売されていないため、おまけ枠で紹介。現在はDRMフリー形式で16.99ドルで販売されています。
発売日 | 2020年10月30日 |
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ストアページ | RED CANDLE |
つぐのひ

『つぐのひ』は、日常の中にじわじわと恐怖が忍び寄る横スクロール型ホラーゲームシリーズです。
プレイヤーはただ左に歩くだけというシンプルな操作で、少しずつ変化していく風景や不穏な出来事を体験します。
派手な演出よりも、静かな違和感や日常の崩壊を描く演出が特徴で、「気づいたときにはもう遅い」という心理的な怖さが魅力です。
短時間で遊べる手軽さと、強烈な印象を残す恐怖演出で人気を集めています。
発売日 | 2021年8月13日 |
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Steamストアページ | つぐのひ |
BIOHAZARD VILLAGE(バイオハザード ヴィレッジ)の赤ちゃん

『BIOHAZARD VILLAGE(バイオハザード ヴィレッジ)』の赤ちゃんもおまけ枠で紹介させて下さい。
バイオハザード ヴィレッジに登場する赤ちゃんは多くのプレイヤーに強烈な恐怖を与えた名シーンとして知られています。
暗い地下室で突如現れる巨大な赤ん坊の怪物は、泣き声と不気味な動きで主人公を追い詰める存在です。
直接的な戦闘はできず、逃げ場のない緊張感と圧迫感が続く演出は、シリーズでも屈指のトラウマ級ホラーとして語り継がれています。
発売日 | 2021年5月8日 |
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Steamストアページ | BIOHAZARD VILLAGE |
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今後発売の注目ホラータイトル
零 ~紅い蝶~ REMAKE

『零 ~紅い蝶~ REMAKE』は、2003年に発売された和風ホラーアクションアドベンチャー『零 ~紅い蝶~』を、グラフィック、操作性、システムまで一新したフルリメイク作品です。
物語は、双子の姉妹・天倉澪と繭が「地図から消えた村」で永遠に夜が明けない異界に迷い込むところから始まります。
そこには忌まわしい霊や儀式の闇が待ち構えており、姉妹は射影機(しゃえいき)というカメラを使って霊を写し、封じつつ脱出を試みます。
リメイク版では、射影機の基本システムを残しつつ、探索と戦闘の両面で射影機を活用する遊びが強化されます。また、姉妹の絆を表現する新アクション「繭と手を繋ぐ」が追加され、物語性もより深められています。
リメイク版では、懐かしさと新鮮さを併せ持った恐怖体験が期待されており、『零』シリーズ既存ファンだけでなく、新規プレイヤーにも刺さる設計が意図されています。
発売日 | 2026年初頭 |
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Steamストアページ | 零 ~紅い蝶~ REMAKE |
BIOHAZARD requiem(バイオハザード9)

『バイオハザード レクイエム(BIOHAZARD requiem)』は、『バイオハザード』シリーズのナンバリング第9作にあたる、待望のサバイバルホラー最新作です。
主人公はFBI分析官のグレース・アッシュクロフト。彼女は、8年前に死亡した母の事件と、原因不明の感染が広がる都市の謎を追う中で、再び「バイオハザード(生物災害)」の真実に迫っていきます。
本作では、一人称視点と三人称視点のリアルタイム切り替えシステムを採用。臨場感のある探索と、従来のカメラ演出を両立させています。三人称視点と一人称視点の切り替えはゲーム内のオプションから、いつでも切り替えることが可能。

また、最新のRE ENGINEにより、表情・汗・肌の質感までリアルに描かれるグラフィックが恐怖をさらに引き立てます。シリーズファン待望の完全新作として注目を集めています。
発売日 | 2026年2月27日 |
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Steamストアページ | BIOHAZARD requiem |
まとめ

最後まで読んで頂きありがとうございました。今回は「本気で怖いおすすめホラーゲーム」をご紹介しましたが、気になる作品は見つかりましたでしょうか。
ホラーが苦手な方は、友人や家族と一緒にプレイすると、怖さよりも楽しさが勝って良い思い出になるかもしれません。
一方で、ホラーが得意な方は一人で集中しながらヘッドホンやイヤホンをつけてプレイするのがおすすめです。
音の迫力や細かな環境音がよりリアルに感じられ、まるでその場にいるかのような臨場感で恐怖を存分に味わえます。
今回ご紹介したタイトルは、恐怖だけでなくゲームとしての面白さも十分にあります。気になったタイトルがあれば是非チェックしてみて下さい。

