
「Phantom Blade Zero」はS-Gameが手掛ける暗黒武侠アクションアドベンチャーで、Unreal Engine 5を採用したタイトルです。
2026年8月12日に、通常の最低・推奨環境に加えてレイトレーシング用とパストレーシング用のGPU目安が公式公開されました。この2つを含めると、「設定次第で要求性能が大きく変わるタイトル」ということが見えてきます。
この記事では、Phantom Blade Zeroの必要・推奨スペックと、快適にプレイできるおすすめのゲーミングPCを解説しています。
結論:狙う画質で必要なGPUが3段階に分かれる
先に結論をまとめておきます。
- 通常設定でフルHD〜WQHD 60fps → RTX 5060クラスで視野に入る
- レイトレーシングを使ってフルHD 60fps → RTX 5060 8GB(公式推奨)
- パストレーシングを使って4K 60fps → RTX 5080 16GB(公式推奨)
ゲーム全体が最重量級というより、レイトレーシング関連の設定をどこまで使うかで必要なGPUが変わるタイプです。どの画質を狙うか決めてから、以下のスペックを見ていくと選びやすいかと思います。
Phantom Blade Zeroの必要スペック
まずは公式が発表している必要動作環境(最低スペック)を確認しましょう。
| 必要スペック | |
|---|---|
| OS | Windows 10/11 |
| CPU | Inter Core i7-8700K AMD Ryzen 5 3600 |
| メモリ | 16 GB |
| GPU | NVIDIA GeForce GTX 1660 (6 GB) AMD Radeon RX 5500 XT (8 GB) |
| ストレージ | SSDへのインストールが必須(容量の記載なし) |
| 解像度 / fps | 1080p / 30fps(アップスケール使用) |
Phantom Blade Zeroの最低限の動作環境の目安になります。
必要スペックはあくまで「起動して動作する」ための最低ラインです。しかも条件が1080p・30fps・アップスケール使用。快適なプレイを保証するものではありません。推奨スペック以上を用意しましょう。
Phantom Blade Zeroの推奨スペック
公式の推奨動作環境
| 推奨スペック | |
|---|---|
| OS | Windows 11 |
| CPU | Intel Core i5-10600K AMD Ryzen 5 5600X |
| メモリ | 16GB |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti (8 GB) Radeon RX 6700 XT (12 GB) |
| ストレージ | SSDへのインストールが必須(容量の記載なし) |
| 解像度 / fps | 1440p / 60fps(アップスケール使用) |
公式推奨環境が想定しているのは、「WQHD(2560×1440)、アップスケール使用で60fps」です。
推奨環境の基準がフルHDではなくWQHDに置かれている点は、他のタイトルと違います。フルHDで遊ぶ分には、公式推奨より少し軽い構成でも狙えるということですね。
レイトレーシング使用時の推奨スペック
S-GAMEは通常の推奨環境とは別に、レイトレーシングとパストレーシング使用時のGPU目安も公開しています。
| 描画条件 | 公式GPU | 想定動作 |
|---|---|---|
| レイトレーシング | RTX 5060 8GB | 1080p / 60fps(アップスケール使用) |
| パストレーシング | RTX 5080 16GB | 4K / 60fps(アップスケール使用) |
レイトレーシングを有効にしてフルHD/60fpsで遊ぶ場合は、RTX 5060 8GBが公式推奨です。さらに描画負荷の高いパストレーシングを使って4K/60fpsを狙う場合は、RTX 5080 16GBが指定されています。どちらもアップスケール使用が前提です。
つまり本作は、通常設定ならRTX 3060 TiクラスでWQHD/60fpsを狙える一方、最高クラスの描画機能まで使うとRTX 5080が必要になります。ゲーム全体が重いのではなく、レイトレーシング設定によって要求性能が大きく変わるタイトルです。
PC版はDLSS 4.5に対応
PC版はDLSS 4.5に対応し、マルチフレーム生成を利用できます。さらにPC版限定のレイトレーシング表現として、反射・影・コースティクス(水面などの光の屈折表現)が実装されます。
RTX 50シリーズならマルチフレーム生成も使えるので、高画質設定でフレームレートを伸ばしやすい点はメリットです。
当サイトの快適推奨スペック
以下は、公開済みの最小要件と近年のUE5採用タイトルの傾向から見た、当サイト推奨の快適目安です。
| 解像度 | GPU目安 | CPU目安 | メモリ |
|---|---|---|---|
| フルHD 60fps | RTX 5060 RX 9060 XT | Core i5 Ryzen 5 | 16 GB |
| WQHD 60fps | RTX 5060 Ti RX 9060 XT | Core i7 Ryzen 7 | 32GB |
| 4K 60 fps | RTX 5070 Ti RX 9070 XT | Core i7 Ryzen 7 | 32GB |
| 4K 60fps パストレーシング | RTX 5080(公式推奨) | Core i7 Ryzen 7 | 32GB |
公式推奨のRTX 3060 Tiは、現行世代でいえばRTX 5060より下の性能です。RTX 5060を選択しておけば快適に動作します。
なお、これらはいずれもアップスケール(DLSS / FSR)を使う前提です。UE5採用タイトルはネイティブ解像度でのフレームレートが伸びにくく、アップスケールを切ると要求スペックがはね上がります。
Phantom Blade ZeroにおすすめのゲーミングPC

Phantom Blade ZeroにおすすめのゲーミングPCをご紹介します。
THIRDWAVE AD-R7A56C-01B

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 7700 |
| グラフィック | RTX 5060 Ti(16GB) |
| メモリ | 16GB→ 32GB推奨 |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD→ 1TB推奨 |
| ケース | ミニタワー |
| 価格 | 21万円台~ |
フルHDからWQHDまで幅広く遊びたい。高画質設定やMODも考えて、VRAMには余裕を持たせたい。そんな方に向いた一台です。
Ryzen 7 7700とRTX 5060 Ti(16GB)を搭載。16GBのVRAMがあることで、高解像度テクスチャを使う重量級ゲームやMOD環境でも、VRAM不足を抑えやすくなります。DLSS 4やフレーム生成にも対応し、フルHDの高fpsからWQHDまで幅広く狙える構成です。
GALLERIA XPR7A-R57-GD

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 7700 |
| グラフィック | RTX 5070(12GB) |
| メモリ | 16GB→ 32GB推奨 |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミドルタワー |
| 価格 | 29万円台~ |
GALLERIAのXシリーズのミドルタワー型です。ガレリアのスタイリッシュな筐体でデザインと、旧筐体から進化した冷却性能。ななめ45度の使い勝手の良いコンソールパネルが魅力です。
Ryzen 7 7700とRTX 5070(12GB)を搭載し、多くのゲームをWQHD&高画質設定で快適に楽しめます。4Kでは画質調整が必要になる場面もありますが、WQHDならRTX 5070の性能を活かしやすく、高画質とフレームレートを両立できます。
G TUNE DG-I7G70

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 270K Plus |
| グラフィック | RTX 5070(12GB) |
| メモリ | 16GB→ 32GB推奨 |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD→ 1TB推奨 |
| ケース | ミニタワー |
| 価格 | 29万円台~ |
G TUNE DG-I7G70は、高級感・冷却性・静音性をしっかり押さえた、G TUNEの新ミニタワーです。前面LEDが間接照明のように灯り、デスクに置いたときの存在感も魅力のひとつ。
GPUにはRTX 5070を搭載しているので、最新ゲームもWQHD解像度で気持ちよく動かせます。
CPUは「最高のオールラウンドCPU」とも評される高コスパモデル「Core Ultra 7 270K Plus」。ゲームに加えて動画編集や配信といった作業もこなせるため、これ1台でやりたいことが幅広くカバーできます。
2026年8月のSteam調査ではRTX 50シリーズで最も使用ユーザーが多いのはRTX 5070、次点でRTX 5060となっています。みんな買っている人気GPUなので、その辺りで選ばれる事をおすすめします。
Phantom Blade ZeroにおすすめのノートPC

Phantom Blade ZeroにおすすめのノートPCをご紹介します。
G TUNE H6-A9G7TBK-C

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 9 8945HX |
| グラフィック | RTX 5070 Ti(12GB) |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| 液晶 | 16型 2,560×1,600 WQXGA(300Hz) |
| 価格 | 49万円台~ |
「G TUNE H6-I9G7TBK-C」は、RTX 5070 Ti Laptop GPUと300Hz液晶を搭載。最新のAAAタイトルを最高画質設定のまま、残像感のない滑らかな映像で遊べます。
液晶の色再現性も高く、ゲームだけでなく動画編集や写真現像にも活きるので、クリエイティブ用途との兼用にも向いています。ノートPCで画質もフレームレートも妥協したくない人におすすめです。

Phantom Blade Zeroを快適に遊ぶためのPCスペック解説

CPUの性能目安
最低要件がCore i7-8700K、推奨がCore i5-10600K。世代は違いますが、どちらも6コア12スレッドで、性能差はそれほど大きくありません。
最低から推奨に上げてもCPU要求はほとんど変わらないということです。負荷はGPU側に寄るタイプと考えていいでしょう。
現行モデルならRyzen 5 / Core i5クラスで要件を満たします。ただし配信や録画を同時に回すなら、Ryzen 7 / Core i7クラスに上げておくと安心です。
グラフィック(GPU)の性能目安
公式が指定しているRTX 3060 Tiは8GB、Radeon RX 6700 XTは12GBです。レイトレーシング用に指定されているRTX 5060も8GBなので、公式要件上はVRAM 8GBで対応できる設計になっています。
ただしUE5タイトルはテクスチャとレイトレーシング関連でVRAMを使います。高画質設定やレイトレーシングを積極的に使いたい方、数年先まで使いたい方は、12〜16GBのモデルを選んでおくと安心です。
▶フルHD中心で予算重視|ミドル帯(5060 / RTX 5060 Ti)
→ RTX 5060搭載のおすすめゲーミングPC
→ RTX 5060 Ti搭載のおすすめゲーミングPC
▶WQHD・高画質重視|ミドルハイ帯(RTX 5070)
→ RTX 5070搭載のおすすめゲーミングPC
▶最新作を4Kで遊ぶなら|ハイエンド帯(RTX 5070 Ti以上)
→ RTX 5070 Ti搭載のおすすめゲーミングPC
→ RTX 5080搭載のおすすめゲーミングPC
メモリ容量の目安
公式の最低・推奨はどちらも16GB。この点は緩めです。すでに16GBのPCを持っているなら、そのままでOK。
これから新規で購入されるなら32GB搭載モデルをおすすめします。UE5タイトルは今後も増えますし、配信ソフトやブラウザを同時に開いたときの余裕が違います。
ストレージ容量の目安
公式にはSSDへのインストールが必須と明記されていますが、必要容量の記載がありません。
HDDでは要件を満さないので、SSDは必須と考えてください。
容量が未確定な以上、UE5採用のアクションアドベンチャーとして100GB前後は空けておきたいところです。1TB以上のNVMe SSDがあると安心できます。
Phantom Blade Zeroとは?発売日・対応機種・ゲームの特徴

発売日と対応機種
発売日は2026年10月29日。対応機種はPlayStation 5、PC(Steam / Epic Games Store)です。エディションはスタンダード版とデラックス版の2種類が用意されています。
開発・販売はS-Game。Steam版は日本語インターフェースと日本語字幕に対応していますが、日本語音声は収録されていません。
Phantom Blade Zeroの特徴
『Phantom Blade Zero』は、中国のS-GAME Studioが開発している武侠アクションRPGです。「カンフー・パンク」という独自の世界観を掲げていて、剣戟とカンフー、そこに機械仕掛けの要素が混ざった見た目になっています。
主人公は、主君殺しの濡れ衣を着せられて心臓に深手を負った剣客。残された命は66日だけで、その中で自分を陥れた者への復讐と、武林に渦巻く陰謀の真相を追っていく話です。
戦闘では30種類以上の主要武器と、敵から獲得できる20種類以上の「Phantom Edges」を使用可能。武器の切り替えと連続攻撃を重視した、コンボ主体の戦闘になっています。
映像面では、アクション俳優のドニー・イェン氏が2023年からクリエイティブコンサルタントとして参加していることが正式発表されました。主人公Soulの父「Mó Yuan」のフェイシャル・モーションキャプチャーも担当しています。
開発元はソウルライクとは異なる作品だと説明していて、難易度選択も用意されています。パリィを軸にした高難度アクションが好きな方や、グラフィックの綺麗なゲームを探している方に向いたタイトルです。
Phantom Blade Zeroに関するよくある質問
まとめ

Phantom Blade Zeroの推奨スペックとおすすめのゲーミングPCをご紹介しました。
まとめると、狙う画質で基準が3段階に分かれます。
- 通常設定なら、RTX 5060でフルHD〜WQHDまで視野に入る
- フルHDでレイトレーシングを使うなら、RTX 5060が公式推奨
- 4Kでパストレーシングまで使うなら、RTX 5080が必要
公式推奨がWQHD基準で設定されているタイトルなので、予算があればRTX 5060 Ti以上を選んでおくと、発売後に画質を上げたくなったときに困らないです。
逆に、レイトレーシングを切ってフレームレート優先で遊ぶなら、RTX 5060でも十分楽しめます。
こちらの記事で「おすすめのゲーミングPC」「おすすめのゲーミングノートPC」も紹介しているので、合わせてゲーミングPC選びの参考にしてみて下さい。





