ゲーミングPCと一概に言っても小型のゲーミングPCも含まれてしまうので一概には言えないのですが、ミドルタワー型のPCケースの場合には物理的に干渉しないくらいのスペースが確保してある場合が多いので、その場合には可能です。
例えばドスパラで販売されている「ガレリア専用SKケース」やG-Tuneで販売されている「MASTER PIECE」ならケース自体が大きいので、CPUクーラーの高さがかなりある場合でも交換する事が可能な場合がほとんどでしょう。
CPUクーラーの交換の難易度は?
CPUクーラーにも色んな商品が販売されているので一概には言えないのですが、初心者さんでも購入したCPUクーラーの取扱説明書とにらめっこして格闘すればできると個人的には思います。
もちろん自己責任になってしまうので心配な方や不安な方は手を出さない方が無難なのは変わりませんが、CPUクーラーを交換して何かトラブルにあったという経験を管理人はした事が無いので、そこまでびびらなくても大丈夫だと個人的には思います。
作業自体の難易度はそこまで高くはないと思いますが、どんなクーラーを取り付けるか次第でしょう。
CPUクーラーのネジの締めすぎには注意が必要
CPUクーラーによっては説明書に「締めすぎないで下さい」と注意書きがある場合には、その指示に従って作業を行うのがベスト。あまり締めすぎると破損に繋がる可能性があります。
CPUクーラーの対応可否の確認方法
まずは自分のパソコンのCPUが何を使っているのかというのを把握する必要があります。
CPU-ZでCPUの情報やソケットの情報を見る事が可能です。
例えばCore i7-8700の場合にはLGA1151と記載されているのでLGA1151という事が分かりますし、Core i7-8700という情報も分かるのでそこでググってもいいかもしれません。
価格.comのクーラーの人気ランキングをチェックしてみると
執筆時だとこんな感じの画面になります。スペック情報というタブに切り替えるとIntelの対応ソケットという画面が出るので、LGA1151というのが○してあるので対応しているという事になります。
CPUクーラーを交換する時にはグリスも塗る必要がある
CPUクーラーを交換する時には、大抵の場合にはおいて2年以上使ったゲーミングPCのCPUクーラーを交換したいという場合が多いと思います。
それか新品でゲーミングPCを買ってきて自分でチューニングしたいという方もいらっしゃるとは思いますが、その際にはグリスも塗る必要があります。
グリスの塗り方に関しては米粒2~3粒分程度をセンターに盛るやり方と、ヘラ等で均等に伸ばすやり方の2つがあります。
初心者さんだと失敗する確率が減るのでセンター盛りがおすすめです。
CPUクーラーを取り外してCPUの真ん中にちょんとグリスを米粒2~3粒ぶんくらいのせて、その上からCPUクーラーをかぶせて押し広げるというやり方です。
CPUクーラーのメンテンスも兼ねてやってみるのも手です
CPUクーラーも時間が経つとほこりがたまっているという場合もあります。
これによって冷却性能が落ちるという事も考えられるので、定期的なメンテンナスをするのがおすすめです。
分解して取り外して、エアダスターなどでほこりをふいて飛ばしてしまえばメンテンスとしては十分効果が見込めます。
その際にCPUグリスの塗り直しもしてみましょう。2年くらいでグリスの塗り直しをする事が推奨されています。
ウェットティッシュなどでCPUのグリスを拭き取って上で紹介したやり方でグリスの塗り直しをする事でメンテナンスとしての効果は十分見込めます。
おすすめCPUクーラーとCPUグリス
AK400
低価格で選ぶならAK400がおすすめ。高いコストパフォーマンスが魅力のCPUクーラーです。
AS500
より冷却性能を求めるならAS500。高い冷却性能と静音性を持つ人気CPUクーラーです。
TUF Gaming LC 240 ARGB
ASUSの簡易水冷クーラーのエントリーモデル。エントリーモデルですが、安定した冷却性能なのでおすすめ。冷却にこだわるなら簡易水冷に挑戦してみるのもおすすめです。
ナノ・ダイアモンドサーマルグリス OC7
定番のグリスなのでおすすめです。
冷却性能が向上する事で温度が低くなります。温度が低いという事は、パーツの劣化スピードを遅らせる効果やサーマルスロットリング(自動保護機能などと呼ばれるCPUが危険を感じて性能を下げる)を防止する効果もあります。