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GTX1660Tiでレイトレが使えるのか実際にプレイしてみた

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GTX1660Tiでもリアルタイムレイトレーシングが出来るドライバー『GeForce 425.31 Driver』が配信されたので実際にレイトレ対応のゲームをプレイしてみました。

目次

対応GPU

DXRに対応したのはPascal GPU(GTX10シリーズ)とTuring GPU(GTX16シリーズ)などで、下限がGTX1060(6GB)以上という形になります。

ですのでGTX1660Tiだと対応したという事になります。

実際にプレイ

環境はCPU:Core i7-9700K / GPU:GTX1660Ti / メモリ16GB / マザーボードがZ390構成になります。

BFV(バトルフィールド5)

BFVですが、設定画面に行ってみるとDXRをオンにできます。DLSSは選択不可。

解像度 画質 DXR
4K
3840×2160
最高 5 FPS
7 FPS
20 FPS
21 FPS
WQHD
2560×1440
最高 24 FPS
35 FPS
55 FPS
60 FPS
フルHD
1920×1080
最高 47 FPS
55 FPS
75 FPS
84 FPS

DirectX12、『祖国の為に』の開始地点

フルHDの中設定辺りで常用出来そうな感じがします。

実際にプレイしている最中も60fpsを超えてくれていましたがレイトレですのでせっかくならと画質設定を上げてプレイしようとするとFPSゲームですのでかなり厳しいと感じました。

シャドウオブザトゥームレイダー

グラフィックの項目のレイトレースシャドウクオリティにも『最高』『高』『中』『オフ』とありますので最高設定基準のレイトレ『最高』、中設定基準のレイトレ『高』、最低設定基準のレイトレ『中』で計測しました。

シャドウオブザトゥームレイダー
4K
3840×2160
最高 10 FPS
12 FPS
最低 31 FPS
WQHD
2560×1440
最高 23 FPS
27 FPS
最低 60 FPS
フルHD
1920×1080
最高 38 FPS
43 FPS
最低 91 FPS

TAA,Direct X12

レイトレースシャドウクオリティの高設定からが重い感じを見受けます。

フルHD最高設定にしてレイトレースシャドウクオリティを最高にすると上記の場所で23fps。

レイトレースシャドウクオリティをオフにすると66fps出ていたので40fpsもガツンと下がるとなると画質を高めての常用は実質的に厳しい。

画質を下げてレイトレ運用するのであれば満足に体験出来ているのか?という疑問も残るので、レイトレを切って画質設定を上げてプレイした方が満足度的には高いでしょう。

メトロエクソダス

グラフィック設定にNVIDIA RTXのオンが有効にできる事を確認。ベンチマークを起動してfpsを計測しようとしたのですが、ベンチマークソフトがうまく起動しませんでした。

NVIDIAさんが計測した画像を出しておきます。GTX1660Tiだと19fpsなので実質的に厳しいです。


レイトレ有効


レイトレ無効


字幕が出てしまっていたので一部黒塗りしています。設定は中設定でこDXRは高にしています。テクスチャフィルタリングはAF 4X、上級物理演算やテッセレーション、ヘアワークなどは切っているので出来るだけ軽くしていますが、序盤で重いポイントを見つけてフレームレートを見てみると10fps…。

レイトレをその場で切ってみると112fpsまでフレームレートが上がりました。グラフィックが綺麗でもまともにプレイ出来ないのであればさすがにフレームレートを優先したくなりますね。

まとめ

レイトレがGTX16シリーズやGTX10シリーズでも使えるようになったけれど実質的にはその状態でゲームをプレイするにはフレームレートが足りず満足にゲームがプレイ出来ない感じでした。

ですのでレイトレを本格的にプレイしたい場合にはやはりRTX20シリーズが必要だなと感じます。

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