「DAIV-DGZシリーズの実機&性能レビュー」ゲーム性能・冷却性能・筐体デザイン良しでPCゲームに最適【マウスコンピューター】

公開日: : 最終更新日:2017/11/18

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マウスコンピューターさんからDGP2018において金賞を受賞したDAIVのDGZ510シリーズ、DAIV-DGZ520をお借りしたので実機レビューしていきます。

DAIVの特徴としては、クリエイター向けのPCなのでグラフィックボードが搭載されています。ゲームを視野に入れている場合は必然的にGeForceを選択する必要がありますが、ゲームをしないという場合にはQuadroを選択する事も可能です。

クリエイター向けではありますが、ゲームの利用でもゲーミングPCと全く遜色の無い性能を叩き出せるので、外観デザインやキャスターが付く可搬性などに魅力を感じたのなら購入検討する価値は十分あります。

2017/11/17:Core i7-8700K&GTX1080Ti構成のレビューを掲載

目次

スペック

シリーズ CPU GPU メモリ SSD
DAIV-DGZ520 Core i7-8700K GeForce GTX 1080 Ti 32GB 480GB
DAIV-DGZ510 Core i7-7700 GeForce GTX 1060 16GB 240GB

実機レビューした基本スペックはこちらになります。DAIVシリーズはBTOなので幅広いパーツから構成可能です。

外観をチェック

前面

ATX規格のミドルタワー型なのでサイズ的にはNEXTGEARと同等の大きさになります。反面拡張性が高く冷却性能に優れる特徴があります。

電源スイッチがボタン式では無くダイヤル式となっており、使えば使うほどにテンションが上がる部分だと思います。無駄に電源スイッチ押したくなります。

インターフェース類はケース上部に配置されているので、デスク下に収納して使用する場合には使い勝手が良い配置になります。また若干角度が付いているのでUSB等を差し込んだ時に挿しやすいように調整されています。

筐体デザインが落ち着いていて高級感のある佇まいとなっています。電源ボタンのアルミ感もカッコイイですよね。

フロントパネルの取り外しが簡単

フロントパネルはマグネット式で、付け外しが非常に簡単に行う事が可能になっているので、頻繁にカードリーダー等のアクセスをするという方でもストレスが無い仕様になっています。取った後の置き場所に困るという場合も下段に収納する事が出来るので作業が終わったら元に戻す事でほこり等から守る役割も果たしますし、ビジュアル的にも良いです。

本機には搭載されていないのでこのような外観ですが、光学ドライブやカードリーダーがカスタマイズオプションとなっているので、カスタマイズするとこちらからアクセスが可能になります。

ほこり対策もバッチリ

全てのフロントパネルを取り外すとフロント下部にメッシュのフィルターが付いています。メッシュも取り外し可能になっているので掃除する際には便利です。

フィルターを取り外すと更にメッシュ部分が露出します。吸気部分はほこりが非常に溜まりやすいので通気孔は無いと冷却効果が落ちてしまいますが、特にほこりが溜まりやすい部分に3重にも渡ってフィルターがあるのでかなり軽減出来ます。

左側面

左側面にはサイド部分がメッシュになっていて吸気をする役割があります。

右側面

右側面にはDAIVのロゴがプリントされています。

背面

背面には上部にケースファンが1基ついているのでこちらから排気されます。グラフィックボードの端子に関しては搭載されるグラボによっても変わってくるので、購入される際には公式サイトの仕様詳細ページから接続端子の確認が行えますのでチェックしてください。

ゲームをやる方だとDVI端子が無い場合、ゲームのディスプレイ側でDVIでしか144Hzのゲーミングモニターが動かないというような商品もあるのでそこの辺りが注目するポイントかと思います。

GTX1080Ti搭載機にはDVI端子が付いていません。ただHDMIからDVI変換ケーブルが付属していました。なので、そこの辺りまで確認するとなおいいかと思います。

底部

DAIVの特徴として底部にキャスターがカスタマイズオプションで付けられるという特徴があるのですが、ここは肝となる部分なので執筆時900円でカスタマイズ可能なので必ずカスタマイズした方がいいです。

前面上部にある取ってを持って浮かせるとキャスターが地面と接地するのでコロコロと転がすように動かす事が可能になります。

同梱物

同梱物にはキーボードとマウスが同梱されていましたが、モデルによっては違う商品だったり付属しない事もあると思うので購入する際には公式サイトの詳細ページでご確認下さい。

内部パーツをチェック

Core i7 8700K&GTX1080Ti

Core i7 7700&GTX1060

マザーボードにZシリーズを採用したATX規格で拡張性が高く、大型のグラフィックボードも搭載可能です。エアフロー的にはフロントパネルに細かな通気孔が開いているので前面からとサイド部分がメッシュになっているのでフロントとサイドから吸気して背面から排出されるという流れになっています。

冷却性能は十分高いと言えるのでゲームがメインという方でも安心して使う事が可能です。

CPU

CPUファンはオプションでカスタマイズする事が可能なので、更に冷却性能を上げたいという方はカスタマイズするのがいいかと思います。冷却性能だけでなく騒音性という部分でも効果があります。

グラボ

MSI製のGTX1080Tiが搭載されていました。

MSI製GeForce GTX1060が搭載されていました。

電源

評判の良いFSPの電源(500Wの80PLUS SILVER)

700W(80PLUS BRONZE)の搭載例。

ストレージ

ストレージにはSSDとHDDが搭載されていますが、まだまだ搭載可能です。

静音性のチェック

スペック Core i7-8700K&GTX1080Ti Core i7-7700&GTX1060
アイドル時 44.6db 46.8db
ベンチマーク時 46.9db 49.4db

アイドル時と3DMARKのFire Strike Ultraを実行した時の騒音デジベルを計測しました。数値は目安程度に考えて下さい。

消費電力のチェック

スペック Core i7-8700K&GTX1080Ti  Core i7-7700&GTX1060
アイドル時 37.6W 27.8W
ベンチマーク時 313W 167W

消費電力を計測しました。※高負荷時は3Dmark(FireStrike)実行時の消費電力をワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。

温度のチェック

Core i7-8700K&GTX1080Ti
Core i7-7700&GTX1060

CPUやGPU等の構成内容によって温度は変化します。GTX1060搭載機だとCPU・GPU共に温度は低めでした。

各種ベンチマークを計測

ファイナルファンタジー XIV 紅蓮の解放者

Core i7-8700K&GTX1080Ti Core i7-7700&GTX1060

FF14の紅蓮の解放者のベンチマークはスコアが7000を超えると非常に快適の評価が出ます。

解像度 設定 Core i7-8700K&GTX1080Ti Core i7-7700&GTX1060
3840×2160 最高品質 8880 3543
標準品質 10458 4147
低品質 16530 8567
1920×1080 最高品質 17981 11701
標準品質 18806 13051
低品質 21353 16771

ドラゴンクエストX

Core i7-8700K&GTX1080Ti Core i7-7700&GTX1060  

すべての設定や解像度においてすごく快適の評価が出ています。

解像度 設定 Core i7-8700K&GTX1080Ti Core i7-7700&GTX1060
3840×2160 最高品質 20459 11858
標準品質 21235 14562
低品質 22434 18261
1920×1080 最高品質 22037 20053
標準品質 22376 20166
低品質 22971 21240

ドラゴンズドグマオンライン

Core i7-8700K&GTX1080Ti Core i7-7700&GTX1060

スコアが7000を超えると「とても快適」の評価になります。すべての設定や解像度においてとても快適の評価が出ています。

解像度 設定 Core i7-8700K&GTX1080Ti Core i7-7700&GTX1060
1920×1080 最高品質 14669 12444
標準品質 15141 12754
低品質 15145 12847

モンスターハンター第三弾(大討伐)

Core i7-8700K&GTX1080Ti Core i7-7700&GTX1060

モンスターハンターのオンラインでのベンチマークソフトでは非常に高いスコアが出ています。快適にMHFもプレイする事が可能です。

解像度 Core i7-8700K&GTX1080Ti Core i7-7700&GTX1060
3840×2160 19474 6702
2560×1440 39790 14153
1920×1080 63738 23497

PSO2ベンチマーク ver.4

Core i7-8700K&GTX1080Ti Core i7-7700&GTX1060

公式では5001以上の性能があれば快適という見解が出ています。最高設定でも問題無く快適にプレイする事が可能です。

解像度 設定 Core i7-8700K&GTX1080Ti Core i7-7700&GTX1060
1920×1080 簡易設定6(最高設定) 95331 50445
簡易設定5 119971 69506

3DMARK

3DMarkは3Dゲームのパフォーマンスを計測する世界標準のベンチマークソフトです。

Fire StrikeはフルHD、Fire Strike ExtremeはWQHD、Fire Strike ULTRAは4Kのベンチとなっています。Time SpyはDirect12に対応したベンチマークテストになります。

3D MARK 項目 Core i7-8700K&GTX1080Ti Core i7-7700&GTX1060
Fire Strike スコア 21989 10304
Graphics Score 27519 11904
Physics Score 18676 12825
Combined Score 9812 4475
Fire Strike EXtreme スコア 12584 5426
Graphics Score 13427 5652
Physics Score 18732 12812
Combined Score 6410 2508
Fire Strike Ultra スコア 6787 2792
Graphics Score 6728 2701
Physics Score 18689 12804
Combined Score 3592 1454
Time Spy スコア 9073 3942
Graphics Score 9365 3807
CPU Score 7714 4943

VRMARK

Orange、Blue共にスコアが5000を越えると「VR Ready」評価になります。Orange Roomは標準的なVR性能を評価するベンチマークで、BlueRoomは将来用です。

VRMARK 項目 Core i7-8700K&GTX1080Ti Core i7-7700&GTX1060
Orange Room  スコア 11207 6697
Avg FPS 244.31 146.01
Blue Room  スコア 3027 1171
Avg FPS 66.00 25.52

CINEBENCH R15

CINEBENCH R15 Core i7-8700K Core i7-7700
CPU 1422cb 888cb
CPU(Single Core) 204cb 182cb

CPU性能の比較をする時に参考になるのがCINEBENCHになります。

SSD&HDDの速度

SSD(240GB) HDD(2TB)
SSD(480GB) HDD(3TB)

BTOなのでストレージに関してはカスタマイズする事が可能です。HDDとハイブリッド構成だと頻繁に使わないデータを使い分ける事が出来て便利です。ストレージには変更がある場合が多いので公式サイトでよくご確認下さい。

ゲームのベンチマークを計測

Rise of the Tomb Raider

解像度 設定 Core i7-8700K&GTX1080Ti Core i7-7700&GTX1060
3840×2160 最高 64 22
81 32
最低 126 48
1920×1080 最高 148 65
171 93
最低 202 139

Ghost Recom Wildlands

解像度 設定 Core i7-8700K&GTX1080Ti Core i7-7700&GTX1060
3840×2160 ウルトラ 37 8
58 24
87 38
1920×1080 ウルトラ 69 32
127 65
182 105

重量級のゲームとなるとGTX1060だと厳しい場合もあります。特に4Kになるとパワー不足が否めないのでハイエンドGPUが必要になります。それでもフルHD解像度なら中設定で60FPSに届くので重量級のゲームでもある程度妥協する事でプレイ可能と考えるとコスパは抜群です。

DAIVは高い?ゲーミングPC代表のG-Tuneと比較してみた

DAIVはクリエイター向けのブランドなので価格が高いイメージがあるかもしれませんが、NEXTGEARと変わらない価格です。つまりゲーミングPCと変わりません。

構成内容が全く同じ製品が無いので執筆時で本機と同じ構成内容にカスタマイズするとNEXTGEARが132,600円、DAIVが129,800円と試算出来ました。

むしろDAIVの方が安くなっています。その逆もあると思うのでこればっかりはその時の状況によりけりですがDAIVの方が高いという事は少なくとも無いので価格面で選択肢から外れるという事はあり得ないです。

ただ、構成内容的にG-Tuneだと標準構成でメモリの容量やストレージの容量的に最小構成で売られているという点で「メモリは8GBがいい」とか、「ストレージにSSDは要らない」という場合にはG-Tuneの方が適しているという面はあると思います。

ただ、現実的に考えた場合その選択肢を選ぶ方の方が今は少ないと思います。メモリ16GBは今のPCゲームのスタンダードになりつつある構成で、OSのインストール先にSSDを搭載しないという考え方も少数派です。

そういう観点からもゲームを視野に入れてDAIVを選択して後悔するという事は無いです。

G-Tuneでは無くDAIVを選択する事のメリット

G-Tuneでは無く、あえてDAIVを選ぶメリットは傷や指紋が目立ちにくいという点と、キャスターがカスタマイズで追加出来るので模様替えや掃除に便利だという点です。

模様替えや掃除の時などの移動するシーンでストレスが激減する

普通のデスクトップPCだと掃除する際には結構な労力がかかります。重くて大きいデスクトップPCを動かすのが面倒くさいからそのまま放置なんて事はよくある事ですが、その結果底面からほこりが吸気され内部に蓄積してパフォーマンスが低下するという事にも繋がるので掃除はPCにおいては必須ですが、その面倒をキャスターが付く事によりラクラク移動出来て掃除機でサッと掃除するだけで大分結果は違ってくると思います。

他にも引っ越しする時や違う部屋に移動して環境を変えたいなと思う事は突発的に思う事ですが、その時にキャスターが付いているから便利だと実感するシーンは思ったよりも多いと思うのでここは凄く評価ポイントが高い部分です。

指紋など長期使用で気になる汚れを軽減出来るマットな質感はGood!

G-Tuneの中だとNEXTGEAR-MICROシリーズが傷や指紋は目立ちにくいですが、NEXTGEARは前面パネルが光沢デザインとなっているのでマットな質感が欲しい方はあえてNEXTGEARでは無くDAIVという選択がベストになると確信しています。

CPUファンに違いアリ、NEXTGEARとNEXTGEAR-MICROのCPUファン問題に終止符

NEXTGEAR-MICROとNEXTGEARだとCPUファンのカスタマイズに違いがあり、NEXTGEAR-MICROはトップフロー型、NEXTGEARだとサイドフロー型のCPUファンが搭載可能です。

一般的にはサイドフロー型の方が冷却性能が優れているので、例えば指紋等の事を考えてNEXTGEARでは無く、NEXTGEAR-MICROを選択したいが、拡張性やCPUファンなどのカスタマイズで悩むという場合の選択肢としてDAIVがベストという状況もあり得るという事になります。

NEXTGEARはATX規格が採用され、拡張性が高い特徴があります。しかし、前面パネルに光沢デザインが採用されている事で、そこを懸念する方も少なからずいると思います。

DAIVはNEXTGEARと同じATX規格を採用し、CPUファンのカスタマイズも少なくとも執筆時ではNEXTGEARと同じ「Cooler Master Hyper 212 EVO」がカスタマイズする事が可能です。

CPUファンをカスタマイズするのであればDAIVはより冷却性能の高いCPUファンが搭載可能です。

あえてDAIVを選ぶ理由

  • キャスターが付けられるので移動がラクラク!持ち運び・引っ越し・模様替え・掃除に便利
  • フロント、サイドに吸気口が空いているので冷却性能が高く、ゲーム用途に最適
  • 傷や指紋が目立ちにくいマットな質感なので長期使用に向いている
  • CPUファンにG-TuneのNEXTGEARと同じCPUファンがカスタマイズする事が出来る

DAIV-DGZ510シリーズのメリット

  • DGP(デジタルカメラグランプリ)2018において金賞を受賞、品質は折り紙付き
  • DAIVはクリエイター向けのブランドなのでプロが使うというイメージがあり、価格が高いのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、ゲーミングPCと変わらない
  • 構成内容もゲーミングPCと同じなのでゲーム用途に適している
  • 筐体がシンプルながらもカッコイイデザイン
  • 傷や指紋が目立たないマットな質感
  • 電源スイッチにこだわりがあり、毎日使う部分に高揚感をプラス
  • ハンドルとキャスターのおかげて室内移動がラクラク!模様替え・掃除など可搬性が高い事のメリットは想像以上に大
  • 前面インターフェースが配置されている部分に傾きがありUSB機器を挿入しやすい

「デジタルカメラグランプリ」とは、写真家・評論家・販売店の3者が審査員に加わり、メーカーや販売店より推薦されたデジタルカメラや関連商品を対象に、優れた製品を選出するアワードです。

DAIV-DGZ510シリーズのデメリット

  • クリエイター用PCとして販売されている事による先入観で、ゲームとして適さないのでは?という部分
  • ラインアップの中にクリエイター向けのQuadroもありますが、そちらはゲームには適さない(OpenGL(マインクラフトなど)には適していますが、ほとんどのPCゲームはDirectXなのでGeForceが無難です)

まとめ

PCゲーマーの方でデスクトップPCが欲しいという方にはまず選択肢の候補の中に入れるべき存在だと個人的には思います。

メインはクリエイター作業を快適にと考えている方でMac Pro買うのはコスパ的に微妙だなという方が辿り着くだろうPCだと思いますが、ゲーム実況や配信をメインを考えている方とも親和性が高いジャンルがクリエイターPCなのでクリエイター作業をする方はもちろんですが、純粋にPCゲームだけという方でも十分検討する価値はあります。

他社製品でもクリエイターPCの販売はありますが、デザイン面や使い勝手を考えた時にDAIVはかなり魅力的に映ると思います。

実際に使用してみて何台もゲーミングPCの実機レビューしていますが、それを踏まえても「これ、良い!」としか思わなかったので高品質を求める20代後半か30代以上の方だと筐体のデザイン的にも使い勝手的にもかなり好印象に映ると思います。実際管理人は今30歳ですが、ATX規格ならコレ選ぶと思います。それ位好印象です。

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