
「10万円くらいでゲーミングPCを買いたいけど、本当に大丈夫?」と不安に思う方も多いと思います。
実は、予算10万円前後でも十分におすすめできるゲーミングPCがあります。
この価格帯は、はじめてゲーミングPCを購入する方や、低コストでゲームを楽しみたいライトゲーマーに特におすすめです。
人気のApexやフォートナイト、VALORANTなども快適にプレイできますし、グラフィックスカードをしっかり搭載していれば大幅なパフォーマンスアップも期待できます。
ここでは、そんな「予算10万円で買えるおすすめのデスクトップ型ゲーミングPC」を分かりやすく紹介していきます。
10万円でゲーミングPCは買える?相場を解説
「ゲーミングPCって高そう…」と思う人も多いですが、実は10万円くらいの予算でも買うことができます。
だいたいの目安はこんな感じです。
- 入門モデル(はじめての人向け) → 10万〜15万円くらい
- 中級モデル(多くのゲームを快適に遊べる) → 20万円前後くらい
- 上級モデル(最新ゲームを最高画質で遊べる) → 30万円以上
10万円のゲーミングPCは、この中でいうと「入門モデル」の位置づけです。
Apexやフォートナイト、VALORANTなどの人気ゲームなら快適に遊べますし、画質をちょっと調整すれば重いゲームもプレイ可能です。
10万円のゲーミングPCは、「これからPCゲームを始めたい人や、コスパよく遊びたい人」にピッタリな価格帯です。
10万円のゲーミングPCで出来る事と出来ない事

ゲーミングPCに10万円の予算を考えている方は、実際に「この価格帯でどこまでできるの?」と気になる方が多いでしょう。
結論からいうと、10万円前後のゲーミングPCは十分に実用的で、できることも多いですが、一方で限界もあります。
10万円のゲーミングPCでできること
- 人気のオンラインゲームを快適に遊べる
- 動画視聴や配信も可能
Apex、フォートナイト、VALORANT、マインクラフトなどは高画質でもサクサク動作。YouTubeやNetflixの動画視聴や、設定次第でゲーム実況や配信にも挑戦できます。
ゲーム実況は10年以上前から人気がありますが、当時のPCと比べると、今の10万円以下のゲーミングPCの方が圧倒的に高性能です。
もちろん、最近のゲームは昔よりも要求スペックが高くなっていますが、タイトルや画質設定を工夫すれば、動画編集や配信にも十分チャレンジできます。
10万円のゲーミングPCでできないこと
- 最新の重量級ゲームを最高画質で遊ぶのは難しい
- 長期的に最新ゲームに対応し続けるのは難しい
サイバーパンク2077や高画質設定のAAAタイトルで、快適プレイを目指すにはもう少し上の性能が必要。また、2〜3年後の最新タイトルを高設定で遊ぶのは厳しくなる可能性あるという点は注意です。
10万円のゲーミングPCはこんな人におすすめ
予算10万円のゲーミングPCは、はじめてゲーミングPCを購入する人や、コスパ重視のライトゲーマーに特におすすめです。
具体的には、こんな方にピッタリです。
- 人気オンラインゲームを手軽に楽しみたい人
-
→ Apexやフォートナイト、VALORANTなどを快適にプレイ可能。
- 低コストでゲーミングPCを始めたい人
-
→ 10万円前後なら、初めてでも無理なく購入できるおすすめ価格帯です。
- 動画編集やゲーム配信にも挑戦したい人
-
→ 過度な期待は禁物ですが、ゲームタイトルや設定を調整すれば、軽めの編集や配信も可能。
逆に、最新の重いゲームを最高画質で長く遊びたい人には物足りない場合があります。
しかし、10万円のゲーミングPCは、まずはゲームを楽しみたいライトゲーマーや、コスパ重視でPCを選びたい方に最適なおすすめモデルです。
予算10万円のゲーム性能
ゲーミングPCの購入前にどの程度の性能があるのかを知る事は大事です。予算10万円のゲーム性能はどの程度なのかチェックしていきましょう。
タイトル | FPS(フルHD最高) |
---|---|
Apex Legends | 120 fps |
Valorant | 305 fos |
フォートナイト | 65 fps |
Escape from Tarkof | 65 fps |
サイバーパンク2077 | 45 fps |
ホグワーツ・レガシー | 20 fps |
GTA 5 | 65 fps |
Forza Horizon 5 | 55 fps |
参照情報:ドスパラ公式サイト
ドスパラのRTX 3050モデルのフレームレートが以上になります。
フレームレートは動画やゲームにおける1秒あたりのフレーム数の事です。この数値が高いほど滑らかに描画されます。
60fpsだと実際にゲームをプレイした際に滑らかに動きます。フレームレートは変動するので、平均的に60fpsで動作するというのがPCゲームにおいては重要な指標になります。
この中で重いと実感する可能性のあるタイトルは「サイバーパンク2077」と「ホグワーツ・レガシー」です。どちらも画面の映像がきれいなため、重量級ゲームとして有名なタイトルです。
ただ、画質を調整すればある程度動作は見込めますし、中程度のゲームを中心にプレイ予定ならRTX 3050で十分快適に動作する性能を持っています。
予算10万円のパーツの選び方
予算10万円のパーツの選び方をじっくり見ていきましょう。
グラフィックスボード
予算10万円で手に入るRTX 3050の性能があれば、中程度のゲームなら快適に動作する性能を持っています。
普通のパソコンの例として内蔵グラフィックスで搭載されている「Intel UHD Graphics 770」のゲーム性能を確認してみるとRTX 3050やRX 6600との性能差は圧倒的。
最新の高性能モデルだと性能や最新機能が搭載されるメリットがありますが、その分価格は高額になります。
グラフィックスボードが搭載している、していないでは雲泥の差なので人気ゲームを楽しみたい方にRTX 3050はおすすめになります。
- RTX 5060は、省電力で中〜高画質ゲームも快適に動作。最新のレイトレーシングやDLSS 4機能に対応し、コスパの高いミドルクラスGPUです。
- RTX 4060は、フルHD解像度の重量級ゲームも快適に動作する性能が魅力的です。NVIDIA DLSS 3対応で将来性も高いです。
- RTX 3050は、RTX 30シリーズの最下位モデルで価格が安いのが特徴。NVIDIA DLSSやレイトレーシングに対応するのがメリットになります。
- Radeon RX 6600は、フルHDでゲームを楽しみたい人や、性能と価格のバランスを重視する人におすすめのGPUです。
個別タイトルのゲーム推奨スペックを確認したい方は「ゲームタイトル別推奨スペック早見表」でまとめていますのでチェックしてみて下さい。
CPU
CPUはパソコン全体の性能を決める重要なパーツです。ゲームやクリエイティブな作業で特に強みがあります。
- Core i9 / Ryzen 9は重量級ゲームをプレイする方におすすめのハイエンドモデルです。最高性能を求める方におすすめ。
- Core i7 / Ryzen 7は性能を重視したいい方におすすめの性能重視モデルです。最新重量級ゲームや、動画編集、実況・配信などにおすすめ。
- Core i5 / Ryzen 5は性能とコストを重視するミドルレンジモデルです。一般用途やビジネス用途、ゲーム用途におすすめ。
10万円の予算であれば、CPU性能はある程度抑えてグラフィックスボードに回した方が賢明です。Core i5 / Ryzen 5搭載モデルがおすすめです。
一般的なネット閲覧や、ビジネス用途(MicroSoft Officeの使用やビデオ会議)などの一般的なパソコン作業ではCore i5 / Ryzen 5は非常に快適です。
ゲームに関してもCore i5 / Ryzen 5でも快適にゲームをプレイ出来るタイトルは多いです。

ただし、最新重量級ゲーム、本格的な動画編集や実況配信を快適に行いたい方には向いていないので、Core i5 / Ryzen 5はゲームをコスパ良く楽しみたい方におすすめのCPUです。
メモリは何GB必要?
最新ゲームの推奨スペックを見ると、16GBのメモリを推奨するタイトルが多いです。そのため、現状のゲームをメインに楽しむ場合は16GBで十分快適にプレイできます。
ただし、最新ゲームをより高画質で長く楽しみたい場合や、同時に配信・動画編集なども行いたい場合は、32GBあると安心です。
予算10万円前後のゲーミングPCでは、メモリを16GBに抑えてグラフィックスボードやCPUに予算を回すのが賢い選択です。これにより、コスパを重視しつつ快適なゲーム環境を作ることができます。
ストレージは何GB必要?

予算をオーバーしてしまうかもしれませんが、長期的に使う際にストレスに感じやすいポイントでもあるので、2~3本程度常時ゲームをインストールしたい方は1TBのNVMe SSD搭載モデルがおすすめです。
500GB搭載モデルを狙うのもアリですが、新しいゲームをインストールする際にこまめにゲームをアンインストールする必要性があるので、面倒に感じる方は1TBがおすすめです。
「ストレージの選び方」の記事内で各ゲームに必要なストレージ容量についてまとめているので気になる方はチェックしてみて下さい。
予算10万のおすすめゲーミングPC
予算10万円のコスパ抜群のおすすめのゲーミングPCをご紹介します。
Lightning-G AV5W Ryzen5 4500搭載

スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラフィック | RTX 3050(6GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー |
価格 | 9万円台~ |
「Lightning-G AV5W」は、「Ryzen 5 4500」&「RTX 3050」搭載のゲーミングPCです。ガレリアの「ゲート」をイメージしたガレリア専用 SKMケース採用モデルと比較するとリーズナブルな価格が魅力です。
強化ガラスパネルを採用し、カスタマイズでLEDデコレーションも可能です。ケースはホワイトの他にも「ブラック」も展開。
1TB SSDへのアップグレードなど、ニーズに合わせたカスタマイズが可能です。
iiyama PC LEVEL-M1P5-R45-LAX

スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラフィック | RTX 3050(6GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー |
価格 | 9万円台~ |
「iiyama PC LEVEL-M1P5-R45-LAX」は、パソコン工房のミニタワー型モデルです。
ダストフィルターが標準搭載でメンテナンス性も高い筐体になります。「RTX 3050」搭載で人気ゲームを快適に楽しめる性能です。
パソコン工房では、LEVELθ(レベル シータ)ピラーレスモデルが新登場しています。
iiyama PC LEVEL-M1P5-R45-DPX

スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラフィック | Radeon RX 6600(8GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー |
価格 | 8万円台~ |
「iyama PC LEVEL-M1P5-R45-DPX」はグラフィックスボードに「Radeon RX 6600」が搭載されているので、ビデオメモリは8GB搭載です。
ゲーム性能とコスパに優れたCPUとグラフィックスボードが採用されたゲーミングPCなので、フルHD解像度の中程度の重さのゲームなら快適にゲームが楽しめます。

まとめ
10万円前後で手に入るおすすめのコスパ抜群のモデルを厳選してご紹介しました。
10万円前後のゲーミングPCでも、中程度のゲームや重量級ゲームでも設定を調整する事で様々なゲームを楽しむ事が出来ます。
最適なモデルを見つけて、ゲームの世界に没頭しましょう!良きPCゲームライフを!