
20万円はゲーミングPCの「ちょうどいいライン」です。10万円台だと妥協が目立ち、30万円超は予算オーバー。20万円前後なら、フルHD〜WQHDの主要タイトルを快適にプレイできる構成が無理なく手に入ります。
ただ、この価格帯には「20万円出したのに微妙」という失敗パターンも存在します。CPUが古い、メモリが足りない、SSDが小さい。どれか一つでも当てはまると、せっかくの予算が活きません。
この記事では、2026年の最新相場を踏まえつつ、予算20万円前後で後悔しないゲーミングPCの選び方とおすすめモデルを解説していきます。
管理人こんな人が書いています
ゲーミングPC特化サイト運営歴12年(2014年〜)。
実機レビュー300台超、ゲーム推奨スペック調査は300本以上。
予算20万円前後でどのくらいのゲーム性能が出る?
20万円前後のゲーミングPCは、GPUがRTX 5060 / RX 9060 XTが狙えます。性能は以下のとおりです。
| RX 9060 XT | RTX 5060 Ti | RTX 5060 | |
|---|---|---|---|
| Apex Legends | 220 fps | 220 fps | 220 FPS |
| Valorant | 300 fps | 300 fps | 300 fps |
| Fortnite | 85 fp | 115 fps | 105 fps |
| サイバーパンク2077 | 110 fps | 150 fps | 140 fps |
| Forza Horizon 5 | 105 fps | 105 fps | 95 FPS |
RTX 5060なら、ApexやフォートナイトはフルHDで100fps前後、VALORANTなら300fps以上を狙えます。コスパで選ぶなら、まずRTX 5060が基準になります。
もう少し性能に余裕がほしい場合は、RTX 5060 Ti 8GBが候補です。RTX 5060より処理能力が高く、重いゲームでもフレームレートを伸ばしやすくなります。ただしVRAM(映像処理用のメモリ)は8GBで、超重量級のゲームや高解像度の設定では余裕が少ない点に注意が必要です。
VRAMの多さを重視するなら、RX 9060 XT 16GBも見逃せません。映像をなめらかにする機能(DLSS4)や、配信・動画編集での安心感を求める方にはRTXシリーズが向いていますが、コスパ重視でゲームを楽しみたい人には、VRAM 16GBを積むRX 9060 XTも選択肢です。

20万円前後のおすすめゲーミングPC
20万円前後のコスパ抜群のおすすめのゲーミングPCをご紹介します。
| 製品 | 構成 | 特徴 | 価格 | リンク |
|---|---|---|---|---|
![]() MDL.make | Ryzen 7 5700X RTX 5060 16GB/500GB | コスパ | 16万円台〜 | 公式サイト |
![]() THIRDWAVE | Ryzen7 5700X RTX 5060 Ti 16GB/500GB | コスパ | 20万円台〜 | 公式サイト |
![]() OZgaming | Ryzen 7 7700 RTX 5060 Ti 16GB/1TB | コスパ | 20万円台〜 | 公式サイト |
![]() NEXTGEAR | Ryzen 7 5700X RTX 5060 16GB/1TB | 保証重視 | 21万円台〜 | 公式サイト |
![]() パソコン工房 | Ryzen 7 7700 RX 9060 XT 16GB/500GB | コスパ | 19万円台~ | 公式サイト |
特徴タグの見方
- コスパ:価格に対して性能のバランスが良く、お得なモデル
- 保証重視:標準3年保証(マウスコンピューター/FREX∀R)
MDL.make

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| グラフィック | RTX 5060(8GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD |
| 価格 | 16万円台~ |
Ryzen 7 5700X × RTX 5060を搭載した、フルHDの人気ゲームを安定して動かせるバランス構成のゲーミングPC。
Ryzen 7の8コア16スレッドで配信や軽い動画編集にも対応します。16万円台に収めながらも妥協のない構成で、初めての一台にも、買い替えにも選びやすいスタンダードモデルです。
THIRDWAVE AD-R7X56B-01W

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| グラフィック | RTX 5060 Ti(8GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD |
| 価格 | 20万円台~ |
「THIRDWAVE AD-C5F56B-01W」は、GALLERIAシリーズより安い価格設定でありながら、コンパクトな筐体を特徴としており、設置性に配慮された設計が魅力です。
強化ガラスパネルを採用し、ケースはホワイトの他にも「ブラック」も展開。価格を抑えてゲームを楽しみたい方におすすめの一台です。
Ozgaming

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 7700 |
| グラフィック | RTX 5060 Ti(8GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
| 価格 | 20万円台~ |
AMD Ryzen 7 5700X(8コア16スレッド)とNVIDIA GeForce RTX 5060 Ti(8GB)を搭載した、性能と価格のバランスに優れたミドルレンジ向けゲーミングPCです。
筐体にはZALMAN Z1 Icebergを採用。氷山をイメージしたフロントデザインが特徴で、ミニタワー型のコンパクトなサイズながら、おしゃれで設置しやすいケースとなっています。この構成でこの価格は最安値級のコストパフォーマンスと言えます。
NEXTGEAR JG-A7G60

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| グラフィック | RTX 5060(8GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
| 価格 | 21万円台~ |
「NEXTGEAR JG-A7G60」は、Ryzen 7 5700XとGeForce RTX 5060を搭載。Apex Legendsなどの人気タイトルをフルHDで快適に遊べる構成です。
標準で水冷クーラーが搭載し、本体の筐体も冷却性が高い点が魅力です。標準3年保証と24時間サポート付きなので、初めてのゲーミングPCでも安心。価格を抑えてしっかり遊びたいなら、この一台から始めるのがおすすめです。
LEVEL-M1AM-R77-RRX

| CPU | Ryzen 7 7700 |
| グラフィック | RX 9060 XT(16GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
| 価格 | 19万円台~ |
\ 50,000円オフ(6月12日まで) /
LEVEL-M1AM-R77-RRXは、Ryzen 7 7700+VRAM 16GBのRadeon RX 9060 XT搭載の、コストパフォーマンスに優れたミニタワーゲーミングPCです。
CPUは8コア16スレッドのRyzen 7 7700。配信・動画編集・CPU依存度の高いゲームまで対応できる定番CPU。価格を抑えながら重量級タイトルやMODにも備えたい方におすすめの一台です。
20万円前後のPC選びで重要なポイント

CPUの目安
20万円帯のBTOで採用されることが多いCPUは以下のとおりです。
| CPU | コア/スレッド | 特徴 |
|---|---|---|
| Ryzen 7 7700X | 8C/16T | バランス重視。予算的にOKなら最もおすすめ。 |
| Ryzen 7 5700X | 8C/16T | 安定の鉄板。重量級でもCPUボトルネックが起きにくい |
| Ryzen 5 7500F | 6C/12T | Zen4世代で性能高め。コスパ枠としておすすめ |
| Core Ultra 5 225F | 6P+4E/10T | Intel派のコスパ選択肢 |
| Ryzen 5 4500 | 6C/12T | 20万円帯では避けたい |
無難に選ぶならRyzen 7 7700X / Ryzen 7 5700Xです。8コア16スレッドで重量級にも余裕があり、価格もこなれています。
Ryzen 5 7500FとCore Ultra 5 225Fはコスパ重視の選択肢です。どちらも現行世代のアーキテクチャで、ゲーム用途なら十分機能します。ただし、重量級の最高設定や配信併用では、8コア以上と比べて余力がなくなります。
GPU選びは解像度で選ぼう
20万円前後で選べるゲームが快適に遊べるGPUは、豊富な選択肢から選べます。
| GPU | VRAM | 得意な用途 |
|---|---|---|
| RTX 5060 | 8GB | フルHD |
| RTX 5060 Ti 8GB | 8GB | フルHD、コスパ重視 |
| Radeon RX 9060 | 8GB | フルHD、AMD派 |
| RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | フルHD~WQHD |
| Radeon RX 9060 XT | 16GB | フルHD~WQHD |
フルHDでゲームだけをプレイするならRTX 5060やRX 9060で十分です。WQHD環境を視野に入れる、あるいは配信・録画を並行するならRTX 5060 Tiが安心です。
RTX 5060 Ti 8GBと16GBの違い:GPU性能自体は同等で、VRAM容量だけが異なります。「画質調整前提で快適に動けばいい」なら8GBで問題ありません。
ただ、2026年の重量級タイトルはVRAM 12GB以上を要求するものが増えており、数年使う前提なら16GB版のほうが安心になります。
Radeon RX 9060 / 9060 XTという選択肢:AMDのRadeon RX 9060はRTX 5060と同価格帯で競合するGPU。9060 XTはRTX 5060 Tiと競合します。
レイトレーシングやDLSSを重視するならRTX系、レイトレやフレーム生成を使わない前提やAMD環境で揃えたいならRX 9060 / 9060 XTが選択肢になります。
メモリは32GBも検討
Apex LegendsやVALORANT、フォートナイト、マインクラフトなど、競技系FPSや軽めのゲーム中心なら16GBでも快適に動きます。
サイバーパンク2077のような重量級のオープンワールドや最新AAAタイトルを遊ぶなら、32GBが必須級です。
配信や動画編集もやりたい人も、32GBがおすすめになります。
SSD 500GBは実質ゲーム2〜3本しか入らない
最近のAAAタイトルは1本100GB超が当たり前です。500GBのSSDだと、OSとアプリを入れた時点で残り350GB程度。AAAタイトルの場合ゲームは実質1~2本しかインストールできません。
遊ぶたびにインストール・アンインストールを繰り返すのは現実的ではないですし、SSDの寿命にも良くありません。1TBあれば5本程度は常駐できるので、1TB以上がおすすめです。
よくある質問(FAQ)

まとめ

20万円帯は、コスパと快適さのバランスが取れる「ちょうどいいライン」です。フルHD〜WQHDを快適に遊べる構成が、無理のない予算で手に入ります。
ただし、この価格帯でも避けたい落とし穴が3つあります。
- Ryzen 5 4500は選ばない
- メモリ・SSDは容量に余裕を持たせる
- 無線環境ならWi-Fiオプションを必ず付ける
この3点さえ押さえれば、「失敗した…」と後悔することはほぼないでしょう。
Wi-Fiカードで対応できます。
取り付け方は別記事で初心者向けに解説しているので、参考にしてみてください。
→ Wi-Fiカード(PCIe)の取り付け方を初心者向けに解説
とはいえ、PC内部を開ける作業に不安を感じる方も多いはずです。自分で取り付けるのが難しそうだと感じたら、無理せずメーカーに相談するのが安心です。
マウスコンピューターのようにサポートが手厚いメーカーであれば、有償でWi-Fiカードの追加対応をしてくれる可能性があります。電話一本で相談できるので、迷ったらまず問い合わせてみましょう。



