ハイエンドのゲーミングPCで出来る事やおすすめのハイエンドゲーミングPCを紹介しています。
ハイエンドのゲーミングPCでは何が出来るの?といった事や、ハイエンドゲーミングPCはどんな人におすすめなの?といった疑問に答えています。
ハイエンドのゲーミングPCが気になった方は参考にしてみて下さい。
ハイエンドゲーミングPCとは?
ゲーミングPCは価格帯によって性能が違うので明確に定義されている訳ではありませんが、「エントリーモデル」「ミドルレンジモデル」「ハイエンドモデル」などクラス分けされる事が多いです。
- ハイエンドモデル:最高のモデル(性能を最重視したい方におすすめのモデル)
- アッパーミドル:中の上のモデル(性能を重視したい方におすすめのモデル)
- ミドル:中間のモデル(多くの方におすすめのモデル)
- エントリー:入門向けのモデル(初心者向けのモデル)
コストパフォーマンスよりも性能を重視したい方や、やりたい用途が明確な方にハイエンドゲーミングPCがおすすめになります。
ハイエンドモデルだと高画質で美麗な画質でゲームを楽しめたり、高フレームレートを出して対戦シューターゲームを快適にプレイしたり、本格的な実況・配信を快適に行う事出来ます。
以下では具体的なハイエンドゲーミングPCの用途をご紹介しているので参考にしてみて下さい。
ハイエンドゲーミングPCはどこから?
グラフィック | CPU | |
---|---|---|
エンスージアストクラス | RTX 4090 | Core i9 / Ryzen 9 |
ハイエンドクラス | RTX 4080~RTX 4080 SUPER | Core i9 / Ryzen 9 |
アッパーミドルクラス | RTX 4070~RTX 4070 Ti SUPER | Core i7 / Ryzen 7 |
ミドルクラス | RTX 4060~RTX 4060 Ti | Core i5 / Ryzen 5~ |
エントリークラス | GTX 1650~RTX 3050 | Core i5 / Ryzen 5~ |
NVIDIAのグラフィクスボードでは後ろの型番が80番台以上ではハイエンドGPUと紹介される事が多いです。後ろの型番が90番ではエンスージアスト(熱狂的な方)向けと紹介される事もあります。
70番台ではアッパーミドルクラス、60番台ではミドルクラス、50番台がエントリークラスと続きます。
CPUの方は、Core i9 / Ryzen 9はハイエンドCPUと紹介される事が多いです。
Core i7が性能重視モデルですが、例えばCore i7×RTX 4060構成だとミドルクラスと紹介される事が多いので、CPUよりもグラフィックスの方がクラス分けとしては重要度が高い傾向があります。
ハイエンドゲーミングPCのメリットとデメリット
ハイエンドゲーミングPCのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
- 最高環境でゲームがプレイ出来る
- 将来性にも期待出来る
ハイエンドゲーミングPCのメリットは美麗な画質や高解像度、高フレームレートなど最高の環境でゲームがプレイできる事です。さらにスペックが高いので将来性にも期待出来るメリットがあります。
長く使う事を考えると、美麗グラフィックスのゲームを存分に快適に楽しめる恩恵はプライスレスの価値があります。
デメリット
- 価格が高額
- 消費電力が増える
価格が高額な点と、高性能なパーツが使用されているので消費電力が増える傾向があり、電気代が高くなるデメリットがあります。
ハイエンドゲーミングPCの主な用途
ハイエンドの具体的な主な用途は、高解像度やウルトラワイドなどの解像度に依存する用途や、実況・配信などのクリエイティブな用途などがハイエンドに適している用途になります。
トリプルディスプレイ
トリプルディスプレイは、横に伸びるので、臨場感や没入感の高い映像体験をする事が可能です。
特に1人称のアクションゲームではトリプルディスプレイだと、横も一緒に動くので単語で表現すると『ワサワサ』と言いますか、周りの環境も一緒に動いているような感覚になります。
例えば1920×1080のフルHD解像度のトリプルディスプレイでは、フルHDが3枚になるので5760×1080の解像度になります。
こういうような環境を構築しようとなると縦の解像度は同じですが、横の解像度が3倍になるので、グラフィックス性能が要求されます。
ウルトラワイド
PCゲームの場合には解像度が自由に設定する事が出来ます。3440×1440解像度など21:9のアスペクト比に対応したゲームタイトルもあります。
ウルトラワイドのメリットは、トリプルディスプレイのように横に長すぎないので普段使いのしやすさや、一画面である程度の事を済ませたいという方、ベゼルが気になるという方にもおすすめです。
デメリットとしては臨場感が強すぎて人によっては酔う事です。逆に言うとそれだけ臨場感がありすぎるという事も言えます。しかし、視野角の調整をすれば酔いは軽減出来るでしょう。
オープンワールドゲームや大作ゲームならウルトラワイドに対応している事が多いです。
4K・8K解像度
4K解像度は一般的な解像度のフルHD画質の4倍にあたる画面解像度です。8K解像度は4K解像度の4倍にあたる画面解像度です。
4K解像度や8K解像度は非常に高精細な画質という特徴があります。高解像度でゲームを滑らかに描画する為にはハイエンド製品が最適です。
ゲームに美麗グラフィックスを求める方は高解像度がおすすめです。
MOD
画像出典:WesterosCraft
MODはゲームに要素を追加する事が出来るものです。グラフィックスを向上させるものだと性能が必要になります。
フルHD解像度やWQHD解像度で、パフォーマンス重視のグラフィック向上系のMODを探したりすればミドルクラスのゲーミングPCでもタイトルにもよりますが十分対応する事は可能です。
しかし、解像度を4K解像度などの高解像度にする場合にハイエンドゲーミングPCが必要になります。
レイトレーシング
レイトレーシングは最先端のリアルなグラフィックスを実現する技術です。
4K解像度やウルトラワイドにリアルタイムレイトレーシングを組み合わせて使用すると、ハイエンドのゲーミングPCが必要になります。
FPS・TPSゲーム
対戦シューターゲームなどの競技性の高いタイトルでは一瞬の勝負で勝敗が決するのでより滑らかな描画である事が重要視されます。
描画負荷が低い対戦シューターゲームも多いので必ずしもハイエンドPCが必要とも限らないのですが、描画負荷が高いゲームや高フレームレートを出して快適にプレイするという観点からハイエンドゲーミングPCはおすすめです。
実況・配信
ゲーム実況・配信を本格的にやるならハイエンドのゲーミングPCがおすすめです。
ハイエンドのゲーミングPCはグラフィックスの性能だけでなくCPU性能が高く、メモリの容量が多いもしくはカスタマイズ出来るモデルも多いです。
PCゲームは細かく画質設定を調整出来る特徴があるので、録画・配信する際のゲームの画質を上げてプレイしたい方にもハイエンドのゲーミングPCがおすすめになります。
ハイエンドゲーミングPCはこんな方におすすめ
- 高解像度&高画質でゲームをプレイしたい方
- 長く使うから性能に妥協したくない方
- 本格的なゲーム実況・配信を快適に行いたい方
一般的にはフルHD解像度ならミドルレンジで十分快適にゲームや作業する事は可能です。
最新ゲームを最高峰のビジュアルでゲームをプレイしたい方や、本格的なゲーム実況・配信をされる方はハイエンドのゲーミングPCがおすすめです。
ハイエンドゲーミングPCの選び方
ハイエンドゲーミングPCの選び方は、とにかく性能を重視したい方はCPUとグラフィックスボードの性能が高いモデルを選びましょう。ゲーム目的ならグラフィックスボードの性能を重視して選ぶのがおすすめです。
CPUのグレードを落とす事でゲームではコストパフォーマンスの高い1台となるのでおすすめです。
BTOショップでは上記のように分かりやすくグラフィックスボードから選べるようになっているので、価格やデザインなどで選びましょう。
こちらをベースにしながら自分に必要な用途に合わせてカスタマイズしてもOKですし、カスタマイズなしでもOKです。
グラフィックスの性能比較
こちらの表はゲームで重要になるグラフィックスボードのゲーム性能目安です。本格的に4K解像度でゲームを楽しみたい方はRTX 4070Ti以上がおすすめです。
重量級タイトルでもフレームレートを確保できて最新のRTX対応タイトルにもRTX 4090 / RTX 4080は最高クラスの快適性を持っているのでおすすめです。
おすすめのハイエンドゲーミングPC
パソコン工房(iiyama LEVEL-R779-LC147KF-VL5X)
スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-14700KF |
グラフィック | RTX 4080(16GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミドルタワー |
パソコン工房の「iiyama LEVEL-R779-LC147KF-VL5X」は、ミドルタワー型のモデルです。インテル第14世代CPU「Core i7-14700KF」&「GeForce RTX 4080」を搭載。
4K解像度でゲームを楽しみたい方におすすめのゲーミングPCです。
ドスパラ(GALLERIA ZA7C-R48)
スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-14700KF |
グラフィック | RTX 4080(16GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミドルタワー |
「GALLERIA ZA7C-R48」は、CPUに「Core i7-14700KF」を搭載し、高性能グラフィクス「GeForce RTX 4080」を採用。
4K解像度のゲームプレイ、4K動画編集、実況配信などの重いゲームや重い作業も快適な強力なパフォーマンスを発揮するゲーミングデスクトップパソコンです。
フロンティア(FRGBLB650E/SG3)
スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 9 7950X3D |
グラフィック | RTX 4090(24GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | フルタワー |
価格 | 54万円台~ |
フロンティアの「FRGBLB650E/SG3」は、AMDのRyzen 9シリーズ「Ryzen 9 7950X3D」&最新のハイエンドグラフィクス「RTX 4090」搭載。4K解像度の重量級ゲームも快適に楽しめる性能を持っています。
フロンティアのGBLシリーズは、強化ガラスサイドパネルを採用し、前面と背面に光るケースファンが搭載されているLEDゲーミングPCです。
マウスコンピューター(G-Tune FZ-I9G90)
スペック | |
---|---|
CPU | Core i9-14900KF |
グラフィック | RTX 4090(24GB) |
メモリ | 64GB |
ストレージ | 2TB NVMe SSD |
ケース | フルタワー |
価格 | 63万円台~ |
「G-Tune FZ-I9G90」は、マウスコンピューターのフラッグシップモデルのフルタワー型です。ダーククロム強化ガラスとアクセントのヘアライン処理アルミパネルが特徴的な高品質のモデルです。
冷却性能が極めて高く、大型の水冷CPUクーラー搭載でゲーミングPCの性能を引き出し、安定したパフォーマンスにも期待出来ます。3年間の無償保証&24時間365日のアフターサポートで購入後も安心です。
ドスパラ(GALLERIA ZA9C-R4x 動画配信向けモデル)
スペック | |
---|---|
CPU | Core i9-14900KF |
グラフィック | RTX 4090(24GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミドルタワー |
ドスパラの「GALLERIAZA9C-R4x 動画配信向けモデル」は、インテル第14世代CPU「Core i9-14900KF」&「GeForce RTX 4090」を搭載。配信者向けのマザーボードの「ASRock LiveMixer」を採用し、23基のUSBを備えています。
GALLERIAは多くのストリーマーが使用しているので、これから配信を始める方にも既に始めている方にもおすすめのモデルとなっています。
2023年12月に最も視聴されたTwitchストリーマー「SHAKA」さんもGALLERIAとのコラボモデルを販売されています。